琉球新報のコラム【<金口木舌>「立ち入り禁止」の札】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-833755.html)。
《▼「アメリカでは、春がきても、自然は黙りこくっている」。農薬乱用に警鐘を鳴らした米生物学者レイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」の一節だ。公園から子どもたちの声を消してはならない。「立入禁止」の札をつるした規制線を見て思う》
今から7、8年前か、アレはSilent Springだったのかな? 空地に除草剤散布…唖然とした。
枯葉剤(枯れ葉剤)、遺伝子組み換えと除草剤ラウンドアップ、そして、(コモンズを私物化する)遺伝子特許による種子支配に加えて、「世界の水支配」を目論むモンサント社。
先日、衝撃的なニュースが流れた。
日刊ゲンダイの記事【外資の餌食 日本の台所が危ない/外国籍の種子企業参入 農薬まみれの米が日本にあふれる?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/240752)によると、《種子法廃止によって心配されるのが、「種」とセットで販売される農薬などの安全性の問題だ。世界の種子市場は、米モンサントを傘下に置く独バイエル、米ダウ・デュポン、スイスのシンジェンタなど多国籍の種子企業7社で8割を占める…モンサントの除草剤「ラウンドアップ」は、日本でもポピュラーだ。100円ショップで気軽に手に入れることができ、農業関係者の間でも流通しているという。しかし、「ラウンドアップ」の安全性を巡って、米国では多額の損害賠償を求める裁判が起きている。主成分であるグリホサートに「おそらく発がん性がある」と世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関が指摘しているからだ。例えば、米カリフォルニア州の末期がんの男性が、がんの原因が、学校の校庭管理の際に使用していた「ラウンドアップ」だとして訴えを起こした裁判。今年8月、陪審は男性の訴えを認め、モンサントに対し、2億8900万ドル(約320億円)の支払いを命じる評決を下した。これを不服としてモンサントは別途、提訴したが、10月22日、裁判所は8月の陪審評決を維持し、賠償金取り消しを求めるモンサントの申し立てを退けたのである。モンサント側は徹底的に争う姿勢だ。日本モンサントはホームページを見て欲しいと話す。そこには、8月の判決について、グリホサートに発がん性がないとする研究結果と共に、「安全性に関する結論を覆すものではありません」「科学が勝つと確信しています」などと明記されている》。
ニッポンは呑気だね~。与党自公・癒党お維キト国民の支持者の皆さん、ホントに保守なの? 世界は公営化回帰の中で、周回遅れで、水道私企業化(水道民営化)なんてやっている場合なのか?
『●『National Geographic, Vol.30, No.10』読了』
『●TPP、呆れた一側面』
「悪名高き、あのモンサント社というのが嫌になる。」
《住友化学は昨年10月、アメリカのモンサント社という
バイオ会社と提携しています。モンサント社は、
強力な除草剤『ラウンドアップ』と、ラウンドアップに
負けない遺伝子組み換えの種子をセットで売っている。
遺伝子組み換え種子ビジネスの大手です。ベトナム戦争で
使われた枯れ葉剤を作っていました。要するに、
遺伝子組み換え食品が広まると、モンサント社が儲かり、
ビジネスパートナーの住友化学もウハウハというわけです》
《TPPに参加したら、日本の食の安全は崩壊しかねません。
たとえば日本は大豆の90%を輸入に頼っている。産地は
アメリカが70%で、アメリカの大豆の90%が
遺伝子組み換えです。いまは表示を見れば遺伝子組み換えか
どうか判断がつくが、表示義務が撤廃されたら、
消費者は判断がつかなくなる。多くの消費者は、
強力な除草剤をまいても枯れない大豆、人為的に作った
大豆が本当に無害なのか不安なはずです》
『●『ウォーター・マネー/「水資源大国」日本の逆襲』読了(4/5)』
「あのモンサントまで、あ~あ。「…種子の次に重要なターゲットになるのは
水である。なぜなら、水がなければ生命は維持できないからだ。
確かにモンサントは、世界各地の水関連企業や水源地の利権確保に
余念がない。モンサントが世界の水支配に本格的に取り組み始めたのは、
1999年のことである。…最初のターゲットになったのは、インドとメキシコ
である」…。「計算高いモンサント」」
『●『自然と人間』(2012年11月号、Vol.197)についての
つぶやき+α(元〝ト〟知事の小説)』
「安田節子氏「多国籍企業モンサントの種子支配」」
『●「ダムを壊したら魚がもどってきた」『週刊金曜日』
(2013年5月10日、942号)について』
「矢崎泰久さん【発言2013】、「『モンサントの不自然な食べ物』を観た…
ベトナム戦争…「枯葉剤」…TPP…日本はモンサント漬け…もう二度と
純度の高い農作物は蘇ることはない」。種子支配…
「第二弾『世界が食べられなくなる日』が…公開…
原発と遺伝子組み換えというテクノロジーは同一なもの
と思って間違いない」。モンサントは水も支配しようとしているようだ」
『●「きみ、もっと驚きたまえよ」『週刊金曜日』
(2013年6月14日、947号)についてのつぶやき』
「【くらしの泉/食 見逃したあの映画も、この機会にぜひ!
「食べもの映画祭」で〈食〉を知ろう】、『世界が食べられなくなる日』
『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』
『パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう』『フード・インク』、等々」
『●『自然と人間』(2013年11月号、Vol.209)についてのつぶやき』
「安田節子氏【TPPの現段階と食品の安全】、「ホゴにされる安倍自民党公約」
「米国のTPP交渉官はモンサント出身者」。
「ウソはつく。TPP交渉参加。ブレる。」、そしてあのモンサントとは!」
『●「極右化する欧州」 『週刊金曜日』
(2014年6月27日、997号)についてのつぶやき』
「山口正紀さん【「〈いのち〉を食うもの」との闘い 木下昌明・映画論集】、
「『放射線を浴びた[X年後]』…『100,000年後の安全』…NHKの
「ネットワークでつくる放射能汚染地図」シリーズ…
『モンサントの不自然な食べ物』…『標的の村』…」」
『●『DAYS JAPAN』(2014,DEC,Vol.11,No.11)の
最新号についてのつぶやき』
「「特集 遺伝子組み換えの犠牲者たち 遺伝子組み換えのタブー」。
『モンサントの不自然な食べ物』は何をもたらしたか?」
「J.L.ブルソン氏【1 遺伝子組み換え種子はこうして生まれた
モンサント研究所内部】、「「持続可能な農業の実現」を謳う同社だが、
除草剤「ラウンドアップ」などその製品による被害の報告も後を絶たない」。
TPPとも絡んだりしていて胸くそ悪い」
「ザベル・ジップフェル氏【2 インド・遺伝子組み換えコットンの悲劇】、
「モンサントが商品化した綿の遺伝子組み換え種子「ボールガード」…
そこでは、長年受け継がれてきた独自の栽培技術と伝統が消滅し、
農民らの自殺も報告」」
「シルビナ・エグイ氏ら【3 アルゼンチン 農薬に蝕まれる子どもたち】、
「モンサントの種子工場もあり、遺伝子組み換え大豆などの栽培が
盛んなアルゼンチンでは、その経済成長の裏で、農薬被害が牙を
むいている……犠牲になる子供たち」」
「安田節子氏【種子の独占と、自由貿易協定は日本に何をもたらすのか。】、
「ターミネーター・テクノロジー…モンサントの損害賠償ビジネス…
特許種子は農家を支配する道具となり得る……TPPが危機を促進する」。
パーシー・シュマイザー氏事件
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a0dd7966152018926ae56829ee5d6f48)」
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-833755.html】
<金口木舌>「立ち入り禁止」の札
2018年11月14日 06:00
除草剤 金口木舌
見慣れていた建物が突然なくなり、驚くことがある。先日も散歩道にある老舗の理髪店が取り壊された。空き地を取り囲む規制線のロープの前で、しばしあぜんとした
▼洗面台に使っていたのだろう。タイルの破片が地面に落ちていた。理髪店の外観を思い出そうにも、記憶はあいまいだ。見ているつもりで、実はしっかり見ていなかった。規制線の前で気付いたことだ
▼浦添市の公園に張られた規制線によって、市民は想定外の出来事を知った。指定管理者が除草剤を使っていたのだ。散布から日がたっているのに、今さら立ち入り禁止にしても市民は困る
▼「発がん性があり、危険だ」「雑草処理には必要だ」。除草剤を含む農薬をめぐる議論はこれからも続くだろう。そんな議論の前に、指定管理者は除草剤の散布を公にせず、市役所も知らなかったという事実に驚く
▼立ち入りを制限する規制線のおかげで見えてきたことがある。利用者の安全を守り、憩いの場を管理するという公園管理の原則が顧みられなかったということだ。とばっちりを食うのは利用者である
▼「アメリカでは、春がきても、自然は黙りこくっている」。農薬乱用に警鐘を鳴らした米生物学者レイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」の一節だ。公園から子どもたちの声を消してはならない。「立入禁止」の札をつるした規制線を見て思う。
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『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、山口正紀さん【「〈いのち〉を食うもの」との闘い 木下昌明・映画論集】と岩本太郎さん【理由は大学の意向か、事務的手続きか? 明大が会場使用拒否】。
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■①『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 「極右化する欧州 台頭する「反移民」と「反EU」」。高田久代氏【原発製造「メーカーとして支えていきたい」 日立製作所が株主総会】、「ライバル社である米国GE・・・・・・は原発事業を「hard to justify」(正当化するのが困難)・・・・・・シーメンス社も・・・・・・撤退」
■②『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 【村岡和博の政治時評/立憲主義を破壊する猫だまし 集団的自衛権行使容認へ向け落としどころを探る自民・公明】、「憲法解釈変更の閣議決定は、立憲主義と議会制民主主義の命運にとって決定的な一打になりかねない」。戦争狂(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ec7aaf8cd8791e28c2116b8c0d4e9d96)
■③『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 横田一さんら【右派からも沸き起こる集団的自衛権反対の声 米国のためにこの国の若者が死なねばならぬのか!】、「新聞・テレビの罪・・・・・・公明幹部の二枚舌・・・・・・安倍利権族の暗躍」。戦争絶滅受合法案の制定の矜持・意気地もなし(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/886dbf36d6f593b6bf984f670d401486)
■④『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 野中大樹氏【原発事故から3年 喪失した「国富」 福島の実相を歩く】、「東電の所業は「犯罪」だ・・・・・・宅地を除染しても、1週間もすれば数値は元に戻ってしまう・・・・・・アリバイづくりのようなものです・・・・・・あらゆる生物の〝権利〟」。内在的価値(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ba81cad971a91108269e4a1ba8870cf7)
■⑤『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / まさのあつこ氏【所管を譲り合う経済産業省と原子力規制委員会 福島第一原発に送電する変電所は液状化を起こしていた 川内原発も無策のまま再稼働?】、「「新規制基準には、変電所をめぐる新たな規制は求められていない」(九電広報)」!!
■⑥『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 山口正紀さん【「〈いのち〉を食うもの」との闘い 木下昌明・映画論集】、「木下さんの映画批評は、現実を見据えつつ、常に理想を手放さない。原発、TPP、米軍基地、労働・・・・・・。〈3・11〉後、私たちが直面する現実、それとどう向き合うか、映画を通して探り、考えていく」
■⑦『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 山口正紀さん【「〈いのち〉を食うもの」との闘い 木下昌明・映画論集】、「『放射線を浴びた[X年後]』・・・『100,000年後の安全』・・・NHKの「ネットワークでつくる放射能汚染地図」シリーズ・・・『モンサントの不自然な食べ物』・・・『標的の村』・・・」
■⑧『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 岩本太郎さん【理由は大学の意向か、事務的手続きか? 明大が会場使用拒否】、「「明大が使えなくなったことで、私も危険人物になったのかと(笑)」(三上智恵さん・映画『標的の村』監督)、「街宣車やヘイトスピーチの団体が来るかもという・・」」
■⑨『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 岩本太郎さん【理由は大学の意向か、事務的手続きか? 明大が会場使用拒否】、「・・・・・・ことで会場を貸さないなら先方の思うツボ。建学の精神として「権利自由、独立自治」を理念に謳う大学がおそらくはことなかれ主義で使用を拒むのは・・」
■⑩『週刊金曜日』(2014年6月27日、997号) / 岩本太郎さん【理由は大学の意向か、事務的手続きか? 明大が会場使用拒否】、「「・・・・・・大学存亡の危機では」(青木理さん・ジャーナリスト)・・・・・・大学の審査によりハネられる可能性が高まり申請の際により一層気をつける必要が出てきた・・」
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CMLに出ていた記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-June/009863.html)です。
前回の放送(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f662ba86c7405e9be211b727cbbc7dc9)に続き、放射能汚染地図について再び。福島第一原発の敷地以外でも、少量ながら、かつ、一ヶ所ながらプルトニウムが検出された。核燃料が溶融しなければ出てこない核種も検出。調査地点を広げて、濃厚に汚染された地点を探すべき、と。より細かな汚染地図が必要。各戸レベルで汚染レベルを知る必要があり・・・。
今中哲二さんも出演。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-June/009863.html】
[CML 009992] ETV特集:続報 放射能汚染地図 6月5日(日) 夜10時
2011年 6月 3日 (金) 13:48:14 JST
・・・・・・。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0605_02.html
2011年6月5日(日) 夜10時
続報 放射能汚染地図
ETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~』
(5月15日放送)では、福島第一原発正門から1キロ地点の住宅地の一画の土壌を科学者の木村真三氏が採取。サンプルは、プルトニウムの有無を調べるため放射線解析の第一人者、金沢大学の山本政儀教授のもとに送られた。
番組放送後、結果を知りたいという問い合わせが殺到したが、この度ようやく解析結果が出る見通しとなった。果たしてプルトニウムは検出されるのか?
さらに、木村氏のその後の調査で、計画的避難区域や緊急時避難準備区域から外れた福島県南部のいわき市で新たなホットスポットが発見され、その実態が序々に明らかになってきた。
新たにわかった汚染の実態を続報として伝える。
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下記ETV特集をご覧になる前に、まず、ポット出版(http://www.pot.co.jp/)WPでの松沢呉一さんの論説(http://www.pot.co.jp/matsukuro/20110518_211804493923933.html)を見てみてください。
「松沢呉一の黒子の部屋/お部屋2212/放射能を見せる[追記あり]」
【http://www.pot.co.jp/matsukuro/20110518_211804493923933.html】
このETV特集は、WP『小出裕章(京大助教)非公式まとめ/京大原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報』(http://hiroakikoide.wordpress.com/)に映像が貼り付けられています(http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/16/nhk-etv-may15/)。
松沢さんの云うように非常に真摯なドキュメンタリーだと思いました。でも、暗澹たる気持ちに落ち込んでいく、絶望感を感じるものです。そして、人々の激しい怒りへの共感。想定外が許されない技術であるがゆえに、使ってはいけない技術だったのです。全ての責任は大人「国や電力会社ら」にあり、被害を受けるのは子供ら。
小出裕章さんもちらりと出ておられます。〝熊取6人組〟のお仲間、今中哲二さんも。
ホットスポットでの毎時300ミリシーベルトを越える場所(原子力関連従事者が年間50をさらに年間250ミリシーベルトに引き上げ。通常、われわれは年間1ミリシーベルトまでを我慢させられている)を車で走らせながら空間線量などを測定する研究者・・・・・・カメラが写しだす、車中でも内部被爆しないように防備したその姿にぞっとさせられます。その土壌からは、ヨウ素131が1億ベクレル超・・・・・・、素人でも分かるほどの信じられない値です。
原子力安全委員会は、子供に年間20ミリシーベルトを強いることを認めていない。では、許容値を問われて口ごもる委員。許容値をまだ決めかねている、と。でも、文科省は年間20ミリシーベルトを大人どころか子供も許容せよ、と言うわけだ。我慢せよ、と言うわけだ。残酷だ。FUKUSIMAの子供の10年後、20年後を想像するだに、怖い。当然、住民は、原子力安全委員会の結論が出るまでは、無理強いをよせ、と主張。もっともな主張だ。
可視化された放射能マップは、10年後、20年後に原発推進してきた大人たちの責任を明らかにするはずだ。原発を推進した第1の罪、想定不適当事故と割り切って運転した・運転させた第二の罪、20ミリシーベルトを強いた第3の罪を明らかにするはずだ。
「東電と政府の責任」、「東電が憎い、原発が憎い」、「原発さえ無ければ」と涙ながらに語る避難民、農民、養鶏農家、酪農家・・・。痩せこけたペットや家畜の悲劇、一方で、満開の桜・・・。やせ衰えた犬や猫。主人の車を追いかける犬のラストシーン、そして、出来上がった放射能マップ。
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【http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/16/nhk-etv-may15/】
NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」
2011年5月15日(日)、NHKで「ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~」という番組が放映され、冒頭部分に、小出裕章氏が東京でのヨウ素131の検出について説明する場面が映りました。
ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0515.html
番組案内
福島原発事故は、周辺地域に未曾有(みぞう)の放射能災害を引き起こした。時間経過とともに拡大する避難エリア。住民たちが自分たちの村や町に、いつになったら帰れるのか、その展望は全く見えない。いま住民たちが求めているのは、被曝(ひばく)による人体影響と、今後の土壌汚染への対策を、客観的かつ冷静に考えてゆくための基礎となるデータ・放射能汚染地図である。
ETV特集では1954年のビキニ事件以来、放射線観測の第一線に立ち続けてきた元理化学研究所の岡野眞治博士の全面的な協力のもと、元放射線医学研究所の研究官・木村真三博士、京都大学、広島大学、長崎大学の放射線観測、放射線医学を専門とする科学者達のネットワークと連係し、震災の3日後から放射能の測定を始め汚染地図を作成してきた。観測チームは、周辺地域の土壌、植物、空気中の粒子を採取し放射線量を計測する一方、岡野博士が開発した計測機を自動車に搭載して、福島県内の道路2000キロを走破した。この計測器はビデオで撮った現場映像とともにGPS情報、放射線量、放射性核種のスペクトルを、同時記録してゆくことができる世界唯一の機器であり、チェルノブイリ事故での計測により国際的な評価を得ている。
一方、文部科学省や福島県、IAEA、アメリカエネルギー省も、独自に汚染の計測を進めており、その結果が公表され始めている。これらのデータと、独自収集データをつきあわせることで、原発周辺地域のきめ細かい土壌汚染のマッピングが可能になる。
番組は、放射能汚染地図を作成してゆくプロセスを追いながら、原発災害から避難する人々、故郷に残る人々、それぞれの混乱と苦悩をみつめた2か月の記録である。
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