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アルパインクラブ モルゲンロート

本会の活動状況と情報の共有

奥多摩 御岳山・大岳山(2019.1.27)

2019-01-28 13:08:52 | 会山行(2015~2022年度)

御岳山駅9:309:50御岳山10:0510:50ロックガーデン~12:00大岳山12:1513:10長尾平13:4014:00御岳山駅(4時間30分)

大岳山(1266.5m)

 

 今日も晴れ。山に行くには良いんだが、こうも雨が降らないと養沢川の流れはちょぼちょぼで水場も枯れているし、庭の植木や花も泣いている。大岳山と御岳山の二つの山に、甘酒と餅が楽しみの今回山行だった。

 今日 一番、富士山が輝いていたのは拝島に向かう電車の中(7:00)から見えた、朝日に白く光るその姿。大岳山頂(12:00)ではもう霞んでしまっている。白く姿正しい富士山は、何となくボケているようで残念だ、がいつ見ても飽きない。

 登山口の滝本駅からケーブルカーを使って6分で御岳山駅着、駅前の広場は展望台。ここからは筑波山が存在感を示している。そして20分で武蔵御嶽神社の在る御岳山。ここは「2000年の歴史を持つ山岳信仰の霊場」で、山頂部全部が神社となっている。

 

登山口の滝本駅、ここで407m

 

左下 登りケーブルカーの中から撮った一枚に、たまたま離合する下りケーブルカーが写っていた

 

御岳山駅(831m)まえの広場、御岳平。展望台となっている、そこから筑波山が目立つ(ズーム)

 

御嶽神社までの途中にあった、馬場家御師住宅。風情ある宿坊だ

 

そしてこの神代欅、周囲8.5mで国の天然記念物だって

 

武蔵御嶽神社本殿の狛犬、格子を覗き込んでパチリ

 

これは旧本殿、その奥にも社が

 

その奥の社の先にあるのは、遥拝所。ここからは奥の院が拝める

 

 神社でお参りし着いた長尾平、ここで甘酒やお餅などの荷物を抜き出しロックガーデンを経て大岳山に向かう。時間の所為で綾広の滝近くの分岐まで来て引き返すメンバーもあったが、岩混じりの急登をたどると大岳山の山頂が待っていた。

 

長尾平分岐から20分の天狗岩、岩頂部の天狗像が光を浴びて眩しい

 

ロックガーデンを過ぎて、綾広の滝手前の巨岩

 

ここまで来てのご褒美はやはり展望。当然の富士山に三頭山や御前山に、まだら雪は奥秩父の山か。甘酒にお餅と引き返したメンバーが待っているので山頂もそこそこにして発ち、長尾平で甘酒2杯にお餅2個には満足。

 

大岳山の立派な頂標

 

そこからの富士山(ズーム)

 

正面 三頭山と右 御前山

 

三頭山の奥には大菩薩の山々(ズーム)

 

そして御前山の右に雪がまだらな山は奥秩父のどれか?

 

長尾平でお餅、そしてコッヘルには甘酒

 

長尾平展望台からは日の出山と、続くは金比羅尾根か

 

その展望台から御岳山を見ると、木々の間に建物が見える。あの山頂部一帯が神社

 

ビジターセンターを過ぎて、帰りケーブルカー組(上を歩く)と下り徒歩組(下)に二手に分かれて 暫しのお別れ

 

14時半くらい、日も陰りつつある滝本駅

 

 

 おおまかな計画をもとにコースやタイムを設定したが、長尾平での甘酒・お餅タイムの調整不足で途中からきつめの歩きとなったのが、今日の反省点。次に活かそう。

 

メンバー:田、岡、三、山、北、川、井、笈、河(L, 記)、片


南ア 鳳凰二山 観音岳・薬師岳(2019.1.12~14)

2019-01-14 19:12:21 | 会山行(2015~2022年度)

 夜叉神峠登山口~南御室小屋~薬師岳~観音岳~薬師岳~南御室小屋~夜叉神峠登山口(15時間20分/3日間)

観音岳(2840.4m)って、抜群の展望なんだ

  

 山の楽しみって、何で山に登るのかをまたまた考えてしまった今回の山行。キツイ思いをして辿り着いた己に対する達成感と頑張った本人の自己陶酔感、そして大きいのは山からのご褒美である天候に展望。これらが揃うと本当に山に登って良かったとしみじみ感じ、言葉はいらない。

 1月中旬のこの時期、厳冬期に近いタフな条件のはずだった。が、山火事跡手前まで雪もなく、稜線上の風も大人しくて寒くもない。まるで5月連休の春山合宿のような穏やかな天候。加えて、(二日目、13日について)山歴数十年のTさん云うには十年に一度くらいの好天と。確かに周りの3000m級の山々(南アルプス・八ヶ岳)や韮崎に茅野の市街までも雲一つ無い。山を始めて10年となるが、こんな快晴は初めて。

 

初日 夜叉神峠登山口7:40スタート

 

登り始めて40分、五本松

 

夜叉神峠からの北岳(ズーム)

 

夜叉神峠からの間ノ岳(ズーム)

 

夜叉神峠からの農鳥岳(ズーム)

 

夜叉神峠からすぐの登りは、3パーティーが前後しながら

 

火事場跡、白峰三山が望める

 

北岳がこんな感じに見える(ズーム)@火事場跡

 

間ノ岳に農鳥岳も(ズーム)@火事場跡

 

苺平で漸くアイゼン着

 

南御室小屋テン場、我々は手前に幕営

 

二日目 シラビソ林に囲まれたこの一帯、僅かに開けた空が明るくなって来た

 

登り始めて数分、木々がモルゲンロートに赤く染まっている

 

木漏れ日が雪にも赤い

 

二日目スタートから丁度50分、ガマの岩で暫しの休憩。ここからも白峰三山が見えた

 

 今回のコース、登るたびに南アルプスの山々の景色に見とれていた。2700mを過ぎると森林限界を越え360度の展望が縦走路に続く、薬師岳の二つの尖がりと、そしてこのコース最高点の観音岳からの展望は飽きない。

 

 

砂払岳手前からの今日初めての富士山

 

北岳も正面にドカンと在る(ズーム)

 

砂払岳への登り

 

またまた富士山が

 

空気が本当に澄んでいる、正面 茅ヶ岳に 奥 金峰山、国師

 

薬師岳小屋からの登り

 

薬師岳(2780m)の広い山頂

 

富士をバックに薬師岳山頂のYさん

 

八ヶ岳と金峰山@薬師岳

 

左正面 観音岳に向かいトラバースのTさん

 

観音岳頂標(2840.4m)

 

静かにたたずむ3000m級の山々が並ぶ。白峰三山に甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳や八ヶ岳。そして、甲斐駒ヶ岳の後ろに並ぶ北アルプス。山の容を頭に刻むために、撮るだけでなくじっと見ていた。

 

正面 甲斐駒ヶ岳と右 地蔵岳オベリスク

 

薬師岳越しの富士山@観音岳(ズーム)

 

甲斐駒ヶ岳の右には北アルプスの山々。キレットの更に右には、尖がりは黒い槍ケ岳

 

北岳ふたたび、その左 間ノ岳に農鳥岳

 

観音岳までの往きは雲一つなかったが、10時を過ぎて薬師岳まで戻って来ると農鳥岳から派生の大唐松尾根の向こうには雲が浮き上がって来ている

 

薬師岳から富士山

 

三日目、モルゲンロートの間ノ岳(ズーム)

 

夜叉神峠から農鳥岳(ズーム)をもう一度、これで今回最後なので

 

夜叉神峠から間ノ岳(ズーム)

 

そして北岳(ズーム)@夜叉神峠

 

見納めです

 

 登って良し、眺めて良しの鳳凰山だった。

メンバー:菊、河(記)、山徹、田、井(L)、山幸、會