今回、駒ヶ岳班と山菜班に分かれて活動しました。
5:55 駒ノ湯登山口 駐車場はほぼ一杯。
登山ポストの奥にひっそりあった石碑。
出発準備。
〈山菜班〉
森の中を果敢に進む。
コシアブラ、コゴミ、ゼンマイなどこの時期ならではの山菜を収穫!
〈駒ヶ岳班〉
6:05 駒の湯登山口を出発。
初夏の山々が広がります。
ウグイスの声に応援されて急登を行きます。
雪の量も登ると増えていきます。
高度が上がると下では見られなかったカタクリ、イワカガミ、イワウチワなどたくさんの花々がきれいに咲いていました。
一時間毎の小休止を挟んで小倉山到着9:20。
このあたりから見える景色。雪の筋を目で追うと引き込まれそう。
駒の小屋前の急登は、かき氷を踏むようですぐ崩れて滑ります。
前の人の足跡にアイゼン前爪を突っ込みながら一歩、一歩。
小倉尾根ですれ違った方は「チェーンスパイクだけでは歯が立たなくて、今回はやめました。」と。
駒の小屋到着11:55。見上げる頂上はガスの中。
あと一息のところですが、12時で下山と決めていたので下ることに。
雪解け水を小屋脇にひいてあり、冷たくておいしかったです。
小倉山までの雪原は視界もよくなってピクニック気分。
急登箇所は登るより降りるほうが難しい。
ぬるぬる滑る鎖場を下りる。
帰りはカッコウの声に励まされながら大きな段差、粘土質の土、湿った岩を手足、お尻、などなど全身使って下りました。
高度が下がると景色もだいぶ変わります。
女性達、下るだけでいっぱいいっぱいなのに…余裕綽々のKさん、
山菜班を気遣い、コシアブラの成長具合をチェック!さすがです。
うまく撮れなかったけれどモリアオガエルの卵。木の上とその真下の水たまり。
16:10駒ノ湯登山口着。
湯沢に移動し、お風呂の後、採れ立ての山の幸で夕食。
コシアブラは天ぷら、コゴミとゼンマイはおひたしにしていただきました。
鍋に付きっきりで天ぷら揚げてくださったIさん、
あく抜きもしてさっぱりおひたし作ってくださったTさん、ごちそうさまでした~。
初夏から冬までの季節を一日で体験し、
越後の山の豊かさ、懐深さを知ることができた山行でした。
メンバー: 田、岡、井、樺、菊、片、山幸(記)