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アルパインクラブ モルゲンロート

本会の活動状況と情報の共有

つつじ咲く関八州見晴台と高山不動尊参拝

2025-05-13 07:51:56 | 会山行(2025年度)

山名:関八州見晴台(771.1m)

山域:奥武蔵

山行日:2025年5月11日(日) 晴れ

参加者:田(L)、井、山一(記)

春から初夏にかけては花の季節。今日は、つつじを楽しみに、関八州見晴台のショートハイクです。

まずは、高山不動尊に参拝します。ここは、いつも閉まっているのですが…。

今日は、ちょうど住職さんが朝の勤行をされていて、中に入らせていただきました。住職さんは毎朝来られているようです。写真はきっと五大明王像?で、中に入って右手にあります。

石段を下って、いちょうの大木のある広場に降りてきました。

この広場に横に、昭和の時代に廃校となった高山小学校の跡があります。

さて、関八州見晴台(高山不動尊奥の院)に向けてスタートです。最初は車道を登っていきますが、道の脇の家に咲く藤の花。たくさん花をつけています。

山道に入るとツツジがたくさん咲いています。白いツツジも…。

そして、途中からほぼヤマツツジ一色になりました。

一旦迂回して登って来た車道を横切って、さらに山頂に向けて登ります。

これは、ひときわ鮮やかなヤマツツジ。全体的にはそろそろ終盤かという感じかもしれません。

関八州見晴台であり、高山不動尊の奥の院でもある山頂に着きました。春の爽やかな季節に、ハイカーさんで賑わっていました。

関八州が見られるという、山頂の展望です。

さて、再びつつじの間を抜けて下山します。今日はとても気持ちのいい天気でした。そして、空気も澄んで関東平野の展望も素晴らしいものでした。爽やかな風が吹き、近郊の山を歩くには一番いい季節かも知れませんね。

コースタイム

8:20 駐車場 - 8:23/9:00 高山不動尊 - 9:20 高山不動尊降り口 - 9:32/9:35 関八州見晴台登り口 - 9:46/57 関八州見晴台 - 10:25 駐車場


春山登山で爺ヶ岳(北アルプス)(2025.5.4)

2025-05-13 07:11:06 | 会山行(2025年度)

山名:爺ヶ岳中峰(2,669.9m)、爺ヶ岳南峰(2,660m)

山域:北アルプス

山行日:2025年5月4日 曇り時々晴れ

参加者:宮(L)、佐た、山一(記)

毎年恒例の春山山行。今年は爺ヶ岳に登ります。例年になく降雪の多かった今年の冬ですが、爺ヶ岳の残雪のようすはいかに…。

 

今日の予定は、日帰りの爺ヶ岳ピークハント。早朝、扇沢駅の下の柏原新道登山口を出発します。

途中から分岐して、冬道の南尾根へ。南尾根はしばらくは樹林帯の中を登ります。途中で北の方が開けました。この日、朝は雨模様でしたが、少し青空の兆しが出てきたようで、期待大です。

2100mあたりから、開けた尾根を登っていくようになります。ジャンクションピークに向けての最後の登りは、急登部分もありますが、やっと現れた雪山らしい登りでもあります。

ジャンクションピークに登り着くと、その先の爺ヶ岳の山頂が見えてきました。正面が南峰と奥が中峰です。

ジャンクションピークの先から南峰まで、雪のない夏山のようなガラ場の急登が続き、雪稜を期待していたので少々拍子抜け。おまけに強風に煽られながらの登りで南峰に到着しました。その先に、中峰・北峰と続きます。

中峰を目指して登って行きましょう。青空が出てくるとテンションも上がります。

中峰山頂に到着。爺ヶ岳の最高峰です。このあたりで、青空が出て風も落ち着き、太陽の暖かさを感じ始めました。

南峰に戻ってきました。天気も良くなってきて、槍の穂先も見えるようになりました。

正面には、針ノ木雪渓が上から下まできれいに見えています。そういえば、針ノ木雪渓を歩くと、ずっと背後に爺ヶ岳が見えているのですよね。

さて、下膳です。ジャンクションピークまで降りてきました。この景色も見納め。蓮華岳の尾根の向こうに見えている山々は、餓鬼岳や唐沢岳ですかね?

南尾根を下って柏原新道に合流するあたりから、ショウジョウバカマがたくさん咲いていました。今日の唯一の目立つ花でした。

 

今年のゴールデンウイークの春山山行は爺ヶ岳。この時期によく登られている尾根だと思います。春山なので、雪稜をどんどん登っていくことを期待しましたが、途中の2100m~2350mくらいのところは雪が繋がったものの、最後の山頂への登りなどは全く雪が無く、ガレ場の急登で、夏の一般登山道に近い雰囲気でした。ただ、展望はこの時期のもの。雪のついた北アルプスの眺めを楽しんだ山行でした。

 

コースタイム

5:33 扇沢駅 - 5:45 柏原新道登山口 - 9:40/10:05 ジャンクションピーク - 11:40/12:05 爺ヶ岳南峰 - 12:28/37 爺ヶ岳中峰 - 13:09/24 南峰- 14:40 ジャンクションピーク - 18:03 柏原新道登山口

 

春の北アルプス・仁科三山と仁科三湖、針ノ木雪渓のドローン空撮

当日は、我々山岳会の別動隊が、対面の針ノ木雪渓下部にてハイキングを行っていました。その模様の一部が動画としてご覧いただけます。大町の春の風景も併せてお楽しみください。


四季のハイキングへのお誘い

2025-05-01 12:53:26 | 会山行(2025年度)

四季のハイキング開催のご案内

アルパインクラブ・モルゲンロートでは、2025年度の試みとして、

会員でない方も広く参加できるハイキングを企画してみました。

 

ハイキングに興味はあるけれど、一人ではちょっと…、とお考えの方、是非ご利用いただければと思います。

また、かつて山を歩いていたが、しばらくご無沙汰されているという方も、気軽なコースを歩いて再び楽しんでみるのは、いかがでしょうか?

実施スケジュール(予定)

2025/7/6(日) 池の平湿原、三方ヶ峰  
2025/11/22(土) 妙義山石門巡り  
2026/1/18(日) 赤城・鍋割山  
2026/3/20(金・祝) 富岡アルプス 

 

7月6日のハイキング計画(概要)

 

参加要領

会員はもちろん、会員でなくてもどなたでも、何度でも参加できます。       
 (連絡先等の情報提供はお願いします)

さらに広く深く山を楽しみたい場合、後日入会も大歓迎です。

参加費は無料で、交通費その他費用が発生した場合、実費のみ清算させていただきます。 

    
     集合及び交通手段につきましては、基本は前夜:新所沢駅前発の車の乗り合いとしますが、目的地及び参加メンバーによって考慮することとし、参加メンバーが決まり次第柔軟に設定したいと思います。(現地集合も可です)

募集人員はMax10名程度を予定しております。

 

連絡先

ご興味がありましたら、以下宛先にご一報ください。

elsur@outlook.jp 担当:山本

皆さまのご参加をお待ちしております。


会員募集中

2025-05-01 12:53:06 | 会の紹介

新規会員募集中!

アルパインクラブ・モルゲンロートではご一緒に山行するメンバーを募集しています!

ご興味のある方、一番下にあるアドレスまで、いつでもメールにてご連絡ください!

ご案内を送付させていただきます。

 

ハイキングからバリエーションまで幅広く活動しています

会山行は、1回/月開催、その他個人山行随時開催。

例会は、毎月第三水曜日(18:30-20:00頃)、高田馬場駅より徒歩3分の、戸塚地域センターの会議室にて。

年会費:4000円(年度後半からご参加の方は、2000円)

 

まずは、お試し山行から!

(会費不要です:実費のみご負担ください)

 

参加方法:お問い合わせ

直接、例会にお出でになるか、以下募集担当までメールをください。

案内をお送りいたします。

担当:田辺正利、メールアドレス:npbnw572@ybb.ne.jp]


春の刈羽三山めぐり(刈羽黒姫山・八石山・米山)(2025.4.24-25)

2025-05-01 11:19:47 | 個人山行(2025年度)

山名:刈羽黒姫山(891m)、八石山(518m)、米山(993m)

山域:越後の山

山行日:2025年4月24日 小雨のち曇り、2025年4月25日 曇り

参加者:菊、山一(記)

雪どけの越後の山に、花を訪ねて刈羽三山を訪れました。柏崎市内の刈羽地域にある3つの山は、刈羽三山と呼ばれ、ハイキングの山として、とても親しまれている山々です。

(柏崎市のホームページより)

https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/sangyoshinkobu/shogyokankoka/kankosinko/yama/index.html

 

まずは、刈羽黒姫山を目指します。まだ雪の残る田園の中にある折居登山口をスタートします。

山頂近くなると、すっかり雪に覆われるようになり、山頂は全く雪の下になっていました。

山頂の先に、少し下ると鵜川神社の祠がありますが、ここも半分以上雪に埋まっています。

翌朝、南条八石山から刈羽黒姫山が展望できました。端正ないい姿です。

 

刈羽黒姫山から下山した後、車で移動し、そのまま八石山に登りました。追田登山口より、南条八石山を経て、最高点である八石山(中八石)に登頂です。最後は泥濘の急坂となって、かなり苦労しました。

今日の宿泊地である南条八石山に戻ります。ずっとガスがかかって、展望が無かったのですが、一瞬ガスがとれて、新緑の山肌を見ることができました。

翌朝の様子。南条八石山の山頂は地元の守る会の方々によって整備されています。この日も山開きに向けてたくさんの方が活動されていました。「やまぼうし」は、山頂の一角にある休憩舎です。

そして、今晩お世話になった「豆の木小屋」は、山頂の小さな避難小屋。こちらは地元の方々によって、ガスコンロ・ストーブ・毛布などがしっかりと整備されています。利用に関しては、事前にお問い合わせさせていただきました。

早朝、南条八石山の山頂から眺める越後の山々。

曇りではありますが、信越トレイルとその向こうの国境の山々が良く見えていました。

そして、南条八石山から下山し、米山に向かいます。下山途中で、これから登る米山が良く見えました。日本海から1000m弱まで一気に立ち上がる山です。

 

米山へは大平ルートで登りました。高度を上げると、急峻なヤセオネや急登となり、急登を詰めていくと、ガンバレと書かれた岩がありました。

山頂が近くなってくると、米山も雪が繋がっていきます。

一等三角縁でもある、米山に到着。山頂部分は雪が消えています。とても風が強い山頂でした。

米山の避難小屋の下の斜面です。雪が消えた部分に、一気にフキノトウが咲き出していました。

 

それでは、この2日間に見た、刈羽の春の花々を並べておきたいと思います。

ショウジョウバカマ(刈羽黒姫山)

三山とも全体的に咲いていました。白やピンクが多かったのですが、この花は少し黄色がかっているようです。米山では下から上まで断続的によく咲いていた印象があります。

アズマイチゲ(刈羽黒姫山)

刈羽黒姫山の麓の田園地帯に多かった印象です。

オオバキスミレ(八石山)

スミレの仲間はタチツボスミレをはじめ、いろいろあったと思いますが、紫に混じって鮮やかな黄色のオオバキスミレも目立っていました。

イカリソウ(八石山)

この花は、三山どこでも満開の様子。カタクリと並んで、もっとも多く見た花でした。

シラネアオイ(八石山)

かつては大きな群落であったようですが、盗掘などで減ってしまったようです。今でも何ヶ所か群落で咲いているのが見られました。

イワカガミ(八石山)

個の花も全体的に見られましたが、黒姫山ではまだつぼみで、米山が最もよく咲いていたような気がします。

シュンラン(八石山)

とても目立つという花ではないですが、黒姫山や八石山で、注意していると時折見られました。

コシノカンアオイ(八石山)

新潟で発見された、準絶滅危惧種です。大切にしたいですね。

カタクリ(米山)

春の代表的な花。特に八石山では麓から稜線まで登山道の両脇を覆いつくすような群落をなしていて壮観でした。ただ、八石山は開花が早く、麓の方では花も終わり、米山では最盛期くらいのイメージでした。

キクザキイチゲ(米山)

この花も、多くはないのですが、三山それぞれに咲いていました。しかし、黒姫山や八石山を歩いた時は雨混じりで花が開かず、比較的明るかった2日目に、米山で開いた花をやっと見ることができました。

 

3つの山は微妙に気候が異なるようで、花の咲き方も微かな違いがあって面白い山行でした。

 

コースタイム

1日目

5:48 上向(駐車地点) - 6:02 折居登山口 - 8:26/49 刈羽黒姫山/鵜川神社 - 10:57 折居登山口 - 11:13 駐車地点

<車移動>

12:27 追田登山口(上の登山口) - 13:33 赤尾八石山 - 13:56/14:15 南条八石山 - 15:03/28 八石山 - 16:18 南条八石山(泊)

2日目

5:44 南条八石山 - 6:36 追田登山口(上の登山口)

<車移動>

8:13 大平駐車場 - 8:23 大平登山口 - 8:55 二の字 - 9:05 711n峰 - 10:05/17 米山 - 11:09 711m峰 - 11:17 二の字 - 11:43 大平登山口 - 11:53 大平駐車場