アルパインクラブ モルゲンロート

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奥多摩 棒ノ折山(2018.12.15)

2018-12-27 19:48:00 | 個人山行(2015~2022年度)

12月15日。拝島朝8時集合。2018年の締め括りになる、奥多摩棒ノ折のハイキング。奥茶屋まで車で行き、9時14分駐車場を後にする。


前回個人的に登った時は、名栗湖のほうから白谷沢沿いに登ったので、奥茶屋から登るのは初めて。登り始めは、ワサビ畑の間に作られた登山道から。沢の音を聞きながら登る。


そのうち、道は階段状になり、更に抜けると、やわらかな落ち葉の積もった道へと・・・やわらかな冬の木漏れ日の中、落ち葉のラッセル・・・カサカサと気持ちの良い音だ。

 


となりの山も木々の間からきれいに見える。澄んだ冬の山景色・・・


分岐。


あと、ちょっとで山頂。


ついた!!10時40分!


みんなで ばんざ~い!!・・・が、シャッターの降りるのが遅くて、ウェーブになってしまった。ごめんなさい。


山頂近くの霜柱は、こんなに立派に育っている。5センチほどあり、細かく、密集して育っている。
「美味しいそうなえのき」「こんな髪の毛がほしい」やら、みんなそれぞれ自由に自分のほしいものにたとえる。
山頂滞在時間は15分ほど。どらやき半分食べて、さて下山開始。


奥多摩らしい急なくだり。(もちろん、ここを登ってきたのだから、登りも急だった)

熊を恐れて、奥多摩は一人でふらつくのはやめてしまったけど、やっぱり丹沢とも、高尾ともちょっと違う。背の高い木が見上げるような急登にたくさん生えていて、ちょっと薄暗い。でもこの日のようによく晴れている日は、木漏れ日ハイクになってとても素敵だ。


TさんとYさんを追いかけて・・・最後の橋を渡ったらゴール。


ちょっと場所を変えて、焼き芋パーティー。
火の音を聞きながら、お芋の焼ける匂いを確かめながら、この陽だまりで横になってお昼寝。


なんでも見極めって難しい・・・けど、とっても美味しい焼き上がり!!
お味噌汁も作って、とても楽しい焼き芋パーティーだった。
2018年もたくさんの山先輩と山仲間と、素敵な山の思い出ができた。
たくさん歩いて、たくさん食べて、歌って、飲んで、寝て起きてまた歩く。
こんな幸せなことはない。

2019年も健康第一で、たくさんの山に皆様と登れますように。

メンバー:田、岡、山(幸)、三、北(記)


会山行計画(2018年度)

2018-12-19 18:46:45 | 会山行(計画)

4/7  芦川から節刀ガ岳 【済】
4/28-30  赤岩尾根から鹿島槍ガ岳 【済】
5/20  長者の森から御座山 【済】
6/2-3  十字峡から中ノ岳 【済】
6/30-7/1  菅沼から日光白根山 【済】
8/11-14   高瀬ダムから裏銀座を経て雲の平。竹村新道を経て湯俣 【済】
8/25-26  お月見会(足和田山) 【済】
9/15-17  笹ヶ峰から火打山、妙高山 【雨天中止】
9/29  武尊神社から武尊山    【雨天中止】
10/6-8  涸沢ベース(北穂、奥穂) 【雨天中止】
11/3-4  安達太良山 【済】
12/1  黒斑山 【済】
1/12-14  夜叉神峠から薬師岳、観音岳 【済】
1/27  御岳山、大岳山 【済】
2/9-11  新穂高ロープウェイから西穂高岳 【済】
3/3  芦ヶ久保駅から二子山 【済】


浅間外輪山 黒斑山(2018.12.1)

2018-12-03 10:58:59 | 会山行(2015~2022年度)

車坂峠~トーミの頭~黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~Jバンド~草すべり~トーミの頭~車坂峠

これが槍ヶ鞘なのか、突き出た岩峰

 

 浅間山はそこ(目の前)に在り、ただズーっと見つめていた。そして、大きなその姿にはただただ圧倒され続けての、そんな山行だった。

車坂峠~黒斑山の標高差は431m。でもそれだけではなく、草すべりの登りは標高差300mなど、体力的な負荷もあったし、Jバンド下りの切れ落ちた崖ルートや蛇骨岳~仙人岳~Jバンドと続く外輪山ルートもそこそこの緊張感をもたらしてくれ、縦走登山としても体力・技術的に達成感を感じさせてくれた。

 

車坂峠登山口スタート(7:15)

 

40分ほどで視界の利く広場に出た

 

振り返ると、篭ノ登山~水ノ塔山 そして遠くに四阿山

 

トーミの頭の向こうには浅間山

 

赤ゾレの頭(道標は 槍ヶ鞘 とある、あの岩峰のことか)に出ると、浅間山がその全容を現す

 

左 トーミの頭には一人、その手前にも樹林帯横を登り掛けの人が居る

 

トーミの頭到着(9:00)

 

これから向かう、仙人岳~鋸岳方面と浅間山(ズーム) 黒斑山から

 

釜山からの噴煙が見える(ズーム)。第一外輪山の黒斑山から順に、手前の前掛山、釜山の火口と、三重式成層火山とのこと。

 

蛇骨岳~仙人岳に向かうと切り立った崖上のトラバースが始まる

 

振り返って、黒斑山

 

この通りの、岩稜縦走です

 

Tさんのカメラに向かってこちらを振り返るメンバー

 

仙人岳を経てガレ場を行くメンバー

 

まだまだ気が抜けない

 

Jバンドまでもう少し、浅間山は常に仰ぎ見る

 

Jバンドの入口(10:50)、ここを右に下る

 

Jバンドの下りは急、そして一部切れ落ちた崖もあり。通過後、ホッとして漸くカメラを取り出す余裕が出た

 

目の前は前掛山(浅間山)、人が居るようだ。メンバーが云うには ガトーショコラみたいで旨そうなって

 

そのガトーショコラをズームして見ると、4人が居る

 

まだまだJバンドの下りは続く

 

あの岩ルートを下って来た

 

賽の河原の三ツ石にて休憩

 

湯の平口手前にあったお地蔵さん

 

草すべり途中、奥は剣ヶ峰か(ズーム)

 

草すべりの途中、槍の鞘そっくりの岩峰

 

その岩峰が眩しい

 

草すべり上部、この辺りで斜度40度くらい。草の生い茂ったすべり落ちるような急坂からこの名(草すべり)が付いたって

 

もう一度、振り返っての 黒斑山~蛇骨岳~仙人岳。歩いた来た稜線を見渡せる

 

これも最後の見納めと、トーミの頭(13:05)から。火山灰が流れて落ちた縞模様がある

 

そして車坂峠(14:25)には、無事に帰りついた。

 

山って自己満足の世界、でもその素晴らしさはやはり皆に知って貰いたいとの思いはある。

 

 

メンバー:菊、河(記)、清、山t(L)、田、井、山y、川、會、樺、他1名