アルパインクラブ モルゲンロート

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北ア 岳沢BCから前穂高、西穂高岳(2017.5.3~5)

2017-05-17 14:42:31 | 会山行(2015~2022年度)

春合宿は天候に恵まれ、残雪の山を満喫する。
計画は下記の通り。

 3日 沢渡----上高地----岳沢
 4日 岳沢----前穂高岳3090----奥明神沢コル----明神岳2931----奥明神沢----岳沢
 5日 岳沢----西穂高沢----西穂高岳2908----岳沢----上高地----沢渡----松本
 6日 帰京

なお、実際には4日は現地の状況判断により、以下のルートを辿った。
 岳沢----奥明神沢コル----前穂高岳3090----ダイレクトルンゼ----岳沢

一方、GWの遭難死者は27人、過去2番目の多さとのこと。我々もヘリによる救助活動を目撃した。哀悼の意を表する。


河童橋より


岳沢


BC(ベースキャンプ)


奥明神沢


コルより明神岳方面。「悪い」と判断し断念。
この写真の範囲外になるが、左奥に富士山が肉眼では見える。


岩と雪を越えて前穂高へ進む。振り返って明神岳


前穂高頂上付近より。奥には小さく槍ヶ岳。


ダイレクトルンゼをどんどん下降


奥穂高上空を何度も旋回後、下降したヘリ


西穂高沢を登る人々


西穂高山頂直下。急に曇るなか、順番を待つ。


あと少し


西穂高岳


次は独標を越えて西穂高岳を目指したい。


振り返って。西穂高沢のデブリ。

メンバー:會(L)、井、田、浜(記)


インド ラダック トレッキング(2017.5.3~5)

2017-05-10 23:26:38 | 個人山行(2015~2022年度)

インドの北、ラダック(山岳地帯)へ行ってきました。

5/35/5までの23

5/3 リキルーヤンタン(3700m) (45時間)

5/4 ヤンタンーリゾンーヘミスシュクパチェン(3596m) (56時間)

5/5 ヘミスシュクパチェンーアン (34時間)

()は所要時間

 

4/30にはレーに入り、2日間の高度順応。

5/2はパンゴンツォ観光。5/3よりトレッキング。

現地ガイドのダンゼン(ザンスカール出身)の後について行く。宿はホームステイ。

まだ多くは雪が残り、本格的なトレッキングシーズンではないけれど、この時期に入れる山で、見ごたえのある山域を希望し実現した。道は踏み跡がある所もあるが、ない所もあり、ガイド無しでは難しい。村から村へ谷間を歩くが、適度に登りもあり峠も超える。

 

初日は45時間と聞いていたけれど、なだらかな丘を歩く感じで3時間半で終了。

遠くから見たヤンタン

 

ホームステイ先でお茶(紅茶色々、ブラックティー、マサラティー等々)をご馳走になり、時間を持て余し、村を散策。家畜と共に生き、家畜の乾いた糞を燃やし燃料としていた。

 

ひつじも牛も普通にいます。

 

ホームステイ先に戻ると、別のお客さんが来ていました。一人旅のイギリス人女性で、しかもラダックは7回目とのこと。ラダックに友人がおり、友人のすすめでこの家に来たそう。

ホームステイ先のお母さんは、空にならないコップに紅茶を次々に足してくれ、時間があくと、桶で洗濯していました。(洗濯機はありません!)



2日目。ヤンタンから下り、少し上った所でリゾンのゴンパに立ち寄る。

リゾンを後にし、谷間を1時間歩いた後は、急な登りです。トレッキングの中でこの登りが一番きつかった。標高が高くても3700mと勝手に思っていたけれど、どんどんあがるし、息は苦しいし、高度計を見ると3900m。なんとか3950mの峠に到達。

 

 

いっきに下り、村(ヘミススクパチャン)に到着。

ホームステイ先は、家族の事情がありで、ゲストハウスに宿泊。

へミスにも牛がいます。

緑いっぱいの村。写真はないですが、この村は横に長く広いです。下の家から上の家まで標高差200mくらいあり、端から端まで歩くと1時間かかります。



3日目。

今日は昨日ほどではないと聞き、気楽になる。

峠まで1時間程。標高が3850mの峠で、峠近くは息が苦しく、スピードがあがらない。でも昨日に比べたら楽です。

 

1時間で村におり、アンに到着。34時間と聞いていたけれど2時間くらい。所要時間がおかしいんじゃないかという話になる。2日目は異様にキツイ。1日目、3日目は軽い。ダンゼンは道中全然息があがっていなかった。

 

アンはあんずの木の花が多く咲いていてキレイでした。



ラダックのラは峠、ダックは超えるで、峠を越えるという意味らしい。

本来は78月がトレッキングに最適で、コースも色々あるようですが、人の少ないこの時期にこれて良かったです。

銀座の某山道具屋で低酸素トレーニングをして来ましたが、トレッキング前日、パンゴンツォ訪問のため5300mの峠を車で超えますが、そこでは息が苦しくなるなど、高山病の症状がでました。

パンゴンツォの道中、雪山を通過します。

 

トレッキングで歩いている時も、3900mに近くなると、息が苦しく、体力があってもなかなか思うように動けなかったです。

メンバー:照、小