インドの北、ラダック(山岳地帯)へ行ってきました。
5/3~5/5までの2泊3日
5/3 リキルーヤンタン(3700m) (4~5時間)
5/4 ヤンタンーリゾンーヘミスシュクパチェン(3596m) (5~6時間)
5/5 ヘミスシュクパチェンーアン (3~4時間)
()は所要時間
4/30にはレーに入り、2日間の高度順応。
5/2はパンゴンツォ観光。5/3よりトレッキング。
現地ガイドのダンゼン(ザンスカール出身)の後について行く。宿はホームステイ。
まだ多くは雪が残り、本格的なトレッキングシーズンではないけれど、この時期に入れる山で、見ごたえのある山域を希望し実現した。道は踏み跡がある所もあるが、ない所もあり、ガイド無しでは難しい。村から村へ谷間を歩くが、適度に登りもあり峠も超える。
初日は4,5時間と聞いていたけれど、なだらかな丘を歩く感じで3時間半で終了。
遠くから見たヤンタン
ホームステイ先でお茶(紅茶色々、ブラックティー、マサラティー等々)をご馳走になり、時間を持て余し、村を散策。家畜と共に生き、家畜の乾いた糞を燃やし燃料としていた。
ひつじも牛も普通にいます。
ホームステイ先に戻ると、別のお客さんが来ていました。一人旅のイギリス人女性で、しかもラダックは7回目とのこと。ラダックに友人がおり、友人のすすめでこの家に来たそう。
ホームステイ先のお母さんは、空にならないコップに紅茶を次々に足してくれ、時間があくと、桶で洗濯していました。(洗濯機はありません!)
2日目。ヤンタンから下り、少し上った所でリゾンのゴンパに立ち寄る。
リゾンを後にし、谷間を1時間歩いた後は、急な登りです。トレッキングの中でこの登りが一番きつかった。標高が高くても3700mと勝手に思っていたけれど、どんどんあがるし、息は苦しいし、高度計を見ると3900m。なんとか3950mの峠に到達。
いっきに下り、村(ヘミススクパチャン)に到着。
ホームステイ先は、家族の事情がありで、ゲストハウスに宿泊。
へミスにも牛がいます。
緑いっぱいの村。写真はないですが、この村は横に長く広いです。下の家から上の家まで標高差200mくらいあり、端から端まで歩くと1時間かかります。
3日目。
今日は昨日ほどではないと聞き、気楽になる。
峠まで1時間程。標高が3850mの峠で、峠近くは息が苦しく、スピードがあがらない。でも昨日に比べたら楽です。
1時間で村におり、アンに到着。3,4時間と聞いていたけれど2時間くらい。所要時間がおかしいんじゃないかという話になる。2日目は異様にキツイ。1日目、3日目は軽い。ダンゼンは道中全然息があがっていなかった。
アンはあんずの木の花が多く咲いていてキレイでした。
ラダックのラは峠、ダックは超えるで、峠を越えるという意味らしい。
本来は7,8月がトレッキングに最適で、コースも色々あるようですが、人の少ないこの時期にこれて良かったです。
銀座の某山道具屋で低酸素トレーニングをして来ましたが、トレッキング前日、パンゴンツォ訪問のため5300mの峠を車で超えますが、そこでは息が苦しくなるなど、高山病の症状がでました。
パンゴンツォの道中、雪山を通過します。
トレッキングで歩いている時も、3900mに近くなると、息が苦しく、体力があってもなかなか思うように動けなかったです。
メンバー:照、小