狭い山頂に大きくて立派な山頂標、会津駒ケ岳
キリンテ登山口5:50~大津岐峠8:55~駒ノ小屋10:40~10:55会津駒ケ岳11:15~駒ノ小屋11:35~13:50滝沢登山口
南会津の盟主、会津駒ケ岳。会津と云うからには、もちろん福島県に在る山だが、この辺りが尾瀬国立公園に属するとは知らなかった。これで、今回初めて尾瀬に来たことになる。
さて今年の会夏合宿初日(8月1日、新穂高温泉~槍平、高低差890m、コースタイム4時間半)は可成りキツイ思いをした登りだったので、今回(高低差1120m、コースタイム7時間半)は相当の覚悟で臨んだが、キツイのはスタート時のみでキリンテから大津岐峠までは高低差920mの割りにはジグザグと折り返すことで登りも緩く、比較的に余裕のある歩きとなった。おかげで途中の花々や、この時期ならではのキノコ類に湿原や燧ケ岳の展望を楽しみながらの山行だった。
キリンテ登山口、「キリンテ」って何と思いながら通り過ぎる
最初は、キリンテ沢沿いを行く
30分歩くと、こんなキノコの大群を発見。これ一つ、ピンポン玉くらいの大きさがある
50分毎の最初の休憩、ブナの林に囲まれている
手の平くらいのキホウキタケ
前を行くメンバーの足元にあったキノコを見付けカメラを取り出したが、メンバーはもうあそこまで行ってしまった
これも、コース脇にてよく見かけた
青い宝石のような実、初めて見る、ツバキオモト
アザミも負けじと、残っている
この時期、その名の通りなのはアキノキリンソウ
「秋の湿原を代表する花」と云うリンドウ、1700~1800mを越えるとほぼ全コースにあった。花は明るい日差しを受けて開く
シラビソや笹を抜けると稜線が見えて来た、大津岐峠まではもう直ぐ
なんともデカい、大津岐峠の標識。ここでも一休み
峠からは燧ケ岳が見える
燧ケ岳の雲が取れない、双耳峰が見たいんだ(ズーム)
峠から富士見林道を行くメンバー、左上の丸っこい山が会津駒ケ岳
富士見林道に在る池塘、木道は狭く段差もあり足元を見つめながら歩く。先行はオッっとと―、バランス取ってる
オヤマリンドウ。「本種はとくに気難しがり屋のようで花冠はほとんど開かない」が、この一株だけは違う
会津駒まではまだまだ遠い
1996m辺りのこのコース唯一の難所、今通ってきた処。左は切れ落ちている
次の下りは、梯子もある
地図でガレ場とあるが、この辺りのことか
樹林帯を抜け、駒ノ小屋に漸く到着
こんな感じの、こじんまりとした小屋です
駒ノ大池脇のベンチは大勢の人で座る処もない、我々は木道を歩き少し離れた処で休憩
駒ノ大池
暫しの休憩後、会津駒目指して
狭い山頂に今着いた処
生憎、展望効かずこれで我慢して
山頂の先を少し行くと中門岳方面、でも今回は向かわず
山頂から下山、左には駒ノ小屋
駒ノ小屋を下ると池の平湿原
池ノ平湿原の池塘
振り返ると、駒ノ小屋と右に会津駒。たおやかって、こんな景色のことを云うのかな
滝沢登山口への下り。水場近くの休憩ポイント上辺りにあったキノコ
そして終点、滝沢登山口の木の階段を下るとゴール
9月中旬のこの時期、早ければ少しの紅葉もあるかもと期待したが叶わず、でもキノコがもう一杯で憶えているだけで十種類以上はあった。もちろん、お花も。
車移動:14日9時新所沢発、14~15日七入オートキャンプ場泊、16日午前帰京
メンバー 田、河(記)、山、井(L)、川