「360°爽快ビュー!」の車山山頂のはずだったが・・
初日:自然保護センター~霧鐘塔~自然保護センター~車山~自然保護センター、八島ヶ原湿原、和田峠/ガーネット採取
二日目:蓼科山登山口~八子ヶ峰/ヒュッテアルビレオ~蓼科山登山口
「爽やかな夏の風が高原に吹く・・」って、霧ヶ峰はそんな夏の散策だった。
この土日東京は台風10号の去ったあと、35度を超す猛暑日とのこと。そんな暑さから逃れて、格好の避暑ハイキングとなったのが今回。
17日早朝、白樺湖畔に立ち寄りキャンプ予定地の姫木平に行くも営業しておらず、予定変更して霧ヶ峰キャンプ場に幕営。
17日6時過ぎ、白樺湖に立ち寄る(ズーム)
散策のスタートは、霧ヶ峰自然保護センター。先ず、遊歩道を霧鐘塔までピストン。近くにはグライダー滑走路もあり2~3機が滑走の準備中だし、目を移せばこれから行くなだらかな車山も在る。
自然保護センターの遊歩道入口、右上に小さくグライダー2機が見える
忘れ路の丘には白い花、ウスユキソウの一種か
中央奥の丘の様に見えるのは、この後向かう車山
ヒメシャジンも咲いていた
霧深い霧ヶ峰高原のシンボル、濃霧の日には鐘を鳴らし方向を知らせるとのこと
自然保護センターまで一旦戻り車山肩を経て霧ヶ峰高原最高峰の車山(1925m)までの標高差は240~250m、往路コースタイム1時間45分。霧ヶ峰って一応百名山の一つだけど、このゆったりした登りは山って云うよりも高原散歩だ。
車山肩までマツムシソウがポツンポツンと
本当になだらかな登り、だが石ころで非常に歩き難い
ウメバチソウも見事
山頂手前の最後の登り
「車山山頂は360°爽快ビュー!富士山や八ケ岳、3つのアルプスが一望できる」って云うが、生憎の雲で展望叶わず。
左に大きく蓼科山が在るが、全容見えず
車山肩を経ての下り、振り返ればさっきまで居た車山。青い空に白い雲に濃いグリーン、淡いグリーンのバランスが良い(ズーム)
途中、マルバダケブキにとまる蝶
自然保護センターから八島ヶ原湿原まで車移動、少しの湿原散策後、ガーネット採取に向かう。和田峠近くの採取場、急な藪道などを踏み分けて行くこと20分くらい。最初の現場は沢沿い、ここは黒曜石しか採れず。その先の現場には既に3人が採取中。金の篩を使って本格的、4時間近くで小指先大の原石1個が今日採取の成果物。僕らも1時間半近く奮闘、小物を採取したメンバーも居て納得してキャンプ地に戻る。
八島ヶ池畔から、中央に車山を望む
最初の採取場、黒曜石しか採れず
藪道の急な坂を更に登って次の現場に行く
そこには既に3人が採取中、僕らが着いたのは午後3時前。11時から掘っていると云う
3人の今日の成果物がこれ、多面体の結晶だ
さて二日目は、スズラン峠の蓼科山登山口から八子ヶ峰の稜線上にあるヒュッテアルビレオまで行っての戻り。残念ながら目の前の蓼科山はまたもやガスで隠れている。
ヒュッテ裏には蓼科山
ヒュッテ前から八子ヶ峰方面
ヒュッテから暫らく下山した処には、色鮮やかなコウリンカ
そして最後にチョッと顔を見せてくれた蓼科山
メンバー 岡、田(L)、北、河(記)、山、井