5月5日(晴れ)赤岳鉱泉、テント泊。これから小同心クラックを登ります。
ひと月前は、大雪が降り計画を中止しましたが、現在は所どころ残雪があるものの、概ね春夏景色です。
大同心稜をひたすら登り、ルンゼを目指します。
大同心基部に到着、今回でKさんは、4度目とのこと手慣れた様子で、準備に取り掛かります。
各自の装備は、アックス、アイゼン、50mロープを用意しています。
ここからルンゼをトラバースしていきます。積雪期は一番危険なところ、落ちたら終わりの箇所になります。慎重な足取りに緊張感が漂います。
今回一番勉強になったのが、積雪期をイメージして小同心クラック取り付きまで、どこに支点を取っていくかを見極めながら会話したことです。
小同心クラック3P、最後は横岳に乗り上げます。岩を支点にセルフを取りビレイの準備に取り掛かります。
1P目「安全第一」がモットーのKさん。登っている姿は最強クライマーです、ビレイ地点に到着したようです。
2P目はここを登ります。岩には雪は全くないけれども、雪山を想定してグローブとアイゼン装着でトレーニングを兼ねて登ります。
かなりの高度感があります。2700mぐらいかなぁ。
本日は、「安全第一」を実践して下さいました。朝は体調が悪そうでしたが、元気になったようです。ここまでのリードお疲れ様です、感謝です。
最後は、横岳に乗り上げます。
メンバー:木L、會(記)