前夜発23時拝島駅集合、八ヶ岳PAで仮眠し、舟山十字路を目指す。別荘地までは除雪されていて積雪はほとんどなし。別荘地を過ぎると徐々に積雪が増える。駐車場には5～6台の車があり、先行者は準備ができ次第、続々出発。
当初の計画は5名、舟山十字路～南稜～御小屋尾根の周回ルートであったが、直前に2名が怪我のため参加できなくなり3名に。舟山十字路～南稜のピストンにルートを変更し、装備の見直しをして8:30出発する。
立場山へは広河原沢から右へ入る。トレースは阿弥陀岳までしっかりあった。青ナギは阿弥陀岳への展望が期待できる場所であるが、雲がかかったり切れたり。ここからはまだ遠くに感じる。
当初の幕営地は立場山～青ナギの予定だったが、他のパーティはP1のコルとのこと。我々もP1のコルへ。
右側は切れ落ちているため、慎重に通過。
P1のコルに14:30到着。先行パーティが集結。テントは5～6張。さすが人気コース！テントを張る場所を探す。
翌朝、4:20頃起床、食事と準備。まだ暗いうちから出発するパーティあり。他のパーティはテント撤収、御小屋尾根ルートか行者小屋へ下りるのか。
御来光、奥には富士山
7:00 いざ出発
P3 核心部。斜度45～60度位を直登。先行パーティ（5～6名）待ちのため、30分停滞。影で風がありかなり寒い。手足がどんどん冷たくなるのを感じ、ずっと動かす。一度後退し、風を避けられるところで待つ。中さんトップで2ピッチ。草付きの斜面が凍結していて、ピックが1度で刺さらないことが多く、何度も振る。
10:00 登頂。往路を引き返す。
12:10 テント撤収し、下山開始。
12:47 青ナギ
14:50 下山
初めての冬季バリエーションルートは好天とメンバーに恵まれとても楽しかったと同時に実力不足を痛感。登ったというより、登らせていただいたと感じる山行であった。
メンバー：中（L、写真）、田、浜（記）