アルパインクラブ モルゲンロート

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山梨 茅ヶ岳(深田祭)(2022.4.17)

2022-04-18 15:20:27 | 個人山行(2015~2022年度)

2022年4月17日(日)没後50年、深田久弥を偲ぶ深田祭に参加した。

地元山岳会(白鳳会)の方々と登るツアー。

前日は入笠山麓のNさんご両親の別宅に泊めていただく。

8:40深田記念公園駐車場はすでに満車。係員の指示に従って路駐。

 

受付を済ませ、出発を待つ。Yはお目当ての一つであった記念Tシャツをゲット!

 

9:00スタート 足下には小さな花々が。

みずみずしいシュンラン

コガネネコノメ

マルバスミレ

などなど。

この日一番多かったのはこれ。ハシリドコロ祭開催中だった。

 

急登も大勢で登ればするり登れる。

深田久弥終焉の地。お酒とあんパンが供えられていた。

11:25茅ヶ岳山頂。ここで昼休憩。

下りは広い尾根を降りる。小雨がぱらつく中小休止。

13:45深田久弥記念公園 セレモニーが始まっていた。

記念碑前に献花。

献杯用のブドウジュース。

こんなおまけも!参加費千円で申し訳ない気も・・・

茅ヶ岳は地元白鳳会の方々始め多くの人に大切にされている山なのだなぁと実感。

春先の草刈りに始まり、さまざまな準備、下見や当日の受付などキビシイ状況の中深田祭開催のため関わってくださった方々に感謝。

様々な出会いもあり、楽しく思い出深い一日に。

メンバー:菊、名、山y(記)


谷川連峰 谷川岳 西黒尾根(2022.3.20-21)

2022-04-03 15:25:09 | 個人山行(2015~2022年度)

最後の雪山シーズンになるであろう3月20、21日で天候は荒れていたが、西黒尾根に行くことにしました。 緊急連絡先を会員K氏に依頼して、何かあっても大丈夫の体制を取って、天候が好転する21日に登頂することに決めました。

 

歩き始めて2時間、標高1200m当たりです。 だいぶ明るくなってきました。 雪深いです、積雪2mぐらいはあります。

 

そろそろ寝床を作らねば、ここにしよう。

 

2時間近くかかって、ようやく完成しました。 お~腰が痛い。 早く中で休もう。

 

夜中、トイレで起きた。 月が出ています。 明日はいい天気になることを祈ろう。

 

21日、6時過ぎに出発する。 辺りも明るくなって来ました。 出足は調子よさそうだ。

 

ラクダのコブくさり場、雪が覆っています。 昨日は2パーティーが入ったがここで引き返していた。 前日の降雪30cmで足場が不安定になっている。
気を引き締めて進もう。

 

振り返り足跡をたどる。 三度ほど細尾根の窪みシュルンドに落ちる。 やばい、やばい、気を付けねば。
稜線に出ると急に風が強くなりガスに覆われた。 白の世界、先が見えなくなってきました。

 

お昼ごろ、ようやくトマノ耳に到着しました。 やはり風が強い。

 

肩の小屋。 半分、埋もれています。

その後、天神平よりロープーウェイにて下山しました。 天候はどんよりしていて今一でしたが、今回の山行は、天気予報と実際の山域の景色を合わせるいい経験が出来ました。

メンバー:會

 

 

 


 


高尾 千木良から小仏城山北東尾根(2022.3.12)

2022-03-13 11:46:57 | 個人山行(2015~2022年度)

3月12日(土)。今日は山の空気とおしゃべりを楽しむ健康登山を目的とした女性3人のプチハイキング。千木良バス停~城山山頂~日影バス停のコースタイム2時間のルートを企画した。

相模湖駅9時39分発の三ケ木行バスで千木良(ちぎら)へ向かう。地域住民の利用に紛れてバスに乗り込む(バス車内は人まばら)。

 

登山口となる富士見茶屋では「本物のヨモギで作ったお餅だよ~」と威勢の良いかけ声に足が止まる・・・。草餅を片手にまずはお茶会からスタート。

 

登り始めると腕まくり、気温は20度まで上がるらしい。日差しは暖かだが、時折吹く風はまだひんやりと心地いい。

休憩は30分に1本。話題は美容と健康♪

 

11時25分 城山山頂。既に山頂のベンチは昼食をとる登山者でいっぱい。我々は少し離れた木陰で軽いランチをとる。



12時、下山開始。ここからが今日のお目当てルート。


下山で使う小仏城山北東尾根ルートは、今年2月に初めて歩いた。「山と高原地図」では破線ルートで紹介されているが、踏み跡はしっかりしている。高尾山~景信山のルートより人が少ないため、道が変な掘られ方をされておらずとても歩きやすい。「昔の高尾はこんな感じだったのかな」と思わせる「自然の濃さ」を感じさせてくれるところも魅力のルートだ。

さて、破線ルートへの誘いは何気なくふと始まる。。。。ここが北東尾根への入口。

 

北東尾根は下り一辺倒だが、時々ちょっとした登りがある。

 

樹々との近さ・・・笹の中を漂い進む・・・感じが高尾山~景信山の王道ルートとちょっと違うのである(・・・と悦に入る)。

 

巨樹・・・このルートで私が一番大好きな木。

 


最後は日影沢を渡渉して一般道に合流。そこから少し歩いて日影バス停へ13時20分に到着。

 

梅はちらほら・・・まだまだ春本番はこれからである。

 

メンバー: 松、岡、北(記)


奥武蔵 三角山~二子山~770m峰~兵ノ沢右岸尾根(読図山行)(2021.11.21)

2021-11-22 15:11:38 | 個人山行(2015~2022年度)

地形図では分からないがこの先は急に切れ落ちている。ここが770m峰からの左右の尾根分岐。地図読みの本格開始。

横瀬駅8:55~西善寺9:25~秩父石灰線4号鉄塔登口9:40~三角山(大机山)11:15~12:15焼山分岐12:40~13:10二子山13:35~770m標高点13:55~(*)~芦ヶ久保駅15:15

(*) 「山と渓谷」2021年5月号「実践編 地形図とコンパスを使って、奥武蔵・二子山を登る」掲載のルート

 

集合場所の横瀬駅前から見る今日のルート。右から順に、三角山~縦走路~二子山と辿ったんだ。

今日のルート、三角山まではたかが300mチョッとの登りだが落葉でふわふわの上、小石混じりの安定しない急な登り(斜度40°はありそう)や数メートルの岩壁もあり、読図目的のわりには山の険しさも楽しめた。

二子山からの下り、770m標高点からが今日のハイライト。地形図で事前確認した限りでは尾根の枝分かれした分岐ヶ所は7つほど。その7つ目の手前で間違ってしまった。枝分かれの多い、下りの地図読みは本当に難しい。

 

 

途中に少しだけ立ち寄った西善寺。コミネカエデの大木も色づく。

 

これも登山口手前。「武甲山道」の表示。

 

数メートルのチョッとした岩壁

 

城跡もあるし、あの石碑みたいなのが途中に多数あり、お迎えして呉れた。

 

「大机山」の山名表示板は誰が付けたか知らないが、地元の人はそんな名、聞いたことがないと云う。「三角山」です。

 

三角山までは練習がてらYさんのリード。地形図・コンパスに高度計を確認しながらも立ち止まって首をひねるたびにメンバーでルートを確認し合う。等高線の狭いのは急な箇所だと分かるし、舌状に伸びた両脇の等高線が狭いのは両側が切れ落ちた稜線だとも分かる。だがそんな地形図から読み取るイメージと実際の地形が異なる処も2~3箇所あったので体験して慣れていくしかなのか。だから地図読みは難しい。

 

三角山からはAさんリードで右の稜線を辿って、二子山~焼山・武川岳の縦走路に出て、手前の二子山と来たんだ。左の尖がりは焼山。

 

たぶん僕の読図レベルは5段階の4レベルくらいなんだろう。もう一つレベルアップするには何が足りないのかを考えさせられた今日の山行だった。

 

メンバー:秋、井、河(L、記)、菊、宮、山y


奥武蔵 顔振峠~越上山(2021.9.26)

2021-09-28 08:32:26 | 個人山行(2015~2022年度)

8:15 吾野駅集合 小雨の中出発!

 

登山口への階段には(多分)熊の落とし物

最初の目的地、育代山へ・・・

蜘蛛の巣払いの棒を振り回しながら急登を行く

 

育代岩 回り込まず正面突破!

 

9:50 育代山山頂

 

蔦のストールを纏って神々しい

 

11:00 顔振峠

 

茶屋裏手から見晴らし台への道

 

ホコリタケの仲間がたくさん

写真のモヤモヤはつついて穴から吹き出た胞子

 

11:25 見晴らし台(雨乞い塚)

 

藪を払い、倒木を乗り越えバリエーションルートで下る

 

12:00 諏訪神社 ソーシャルディスタンスとりつつ昼休憩

 

Iさんに似てる?諏訪神社の狛犬

 

越上山頂手前で2回目の岩登り

 

12:40 越上山頂

 

14:35 ユガテ

 

橋本山への飛脚道

 

15:10 橋本山 山頂は萩の花畑

 

雨も上がってきた

 

一人?二人?三人!

15:55 吾野駅

小さい秋みつけた①

 

小さい秋みつけた②

 

小さい秋みつけた③

 

小雨が降ったり止んだりの一日。

樹林帯が天然の屋根になり、雨音を他人事のように聞きながらの静かな山歩き。

夏の名残の深い茂み、人の暮らしの踏み跡。

低山の地図読みは難しく、いろいろな意味でこのコースは一人では行けなかった。

「遠目の形がおもしろい越上山に地図読み練習兼ねたバリエーションルートで行きたい!」

というYのワガママに快くお付き合いくださり、楽しい一日にしてくださった先輩方に感謝!

奥武蔵やっぱり楽しい

メンバー:井、菊、宮、山y(記)