8月4日（日）の思い

8月4日（日）の行事予定

➀日本語教師への社会的需要・・・国内の日本語学校よりも海外の日本語学校からの引き合いの方がはるかに多いようです。

その理由は、海外、取り分けアジア諸国を中心に、日本で働きたいという若者希望者が多く、現地での日本語学習意欲が高く、日本語学校が次々と設立されているからです。

そこでの学習者は、特定技能1号、技能実習、高度外国人材などでの訪日を望んでいますが、とりわけ最近では、日本企業から、海外の一流大学卒や大学院修了の「高度外国人材」への需要が高まってきています。

しかし、海外の大学又は高校の卒業生でも、まだまだ国内の日本語学校への入学希望者は多いはずです。

その理由は、海外の日本語学校では、まだまだ日本人の日本語教師不足が目立ち、充分な日本語学習ができないという難点があるからです。

更には、日本の企業に就職するには、国内の日本語学校で学びながら、諸種の就職情報を得ながら、就職活動を行いやすいからです。

その一環として、国内の❶大学や❷高度な技能習得の専門学校に入学する約束を取り付けて、その準備として日本語学校に入学・在籍し、日本語や日本社会について学ぶという「進学スタイル」が望ましいということが言われています。

そこで、今後はとくに、こういった進学・就職のコースを中心に設定する日本語学校の経営が望まれます。

②折角、日本語やその基盤となっている日本文化や社会の根幹・粋・本質を学んでいただくのですから、鈴木大拙師による布教以来、海外でもとりわけ有名な「禅宗」についても是非とも学び、体験してほしいと思います。

CJA日本語学校では、その準備を一歩一歩ですが進めます。

③今、日本語学校業界は激動の状態ですが、この時が大きなチャンスでしょう。これからも、我が国の人口減少が止めどもなく続くわけですから、外国人との平和な共生への志向はますます強まっても弱まることはないでしょう。

そこで、次の飛躍時期に向かって今から諸準備をしておくのが良いと考えられます。

令和1年8月4日 日曜日
岡村ゼミナール＆CJA日本語学校：岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン