難解でハイレベルな「文化庁への届出と受理」
【行政庁が他人の届け出,申請,申立てなどを有効な行為として受領する行為。
受理は,単純な事実である到達とは異なり,行政庁の判断の表示である。
受理によってどのような法律効果を生じるかは法律の定めるところによる。】
(ブリタニカ国際百科事典より)
ところで、留学生向けの日本語学校の設置基準が平成29年より改められたのに伴い、文化庁への日本語教師
養成講座・開講の届出と受理のための要件や基準も、従来に比べて格段に難化したものと推定されますが、
これらをクリアーするための難しさや本業に与える危険性などは、どんな言葉でも言い尽くせないと思います。
私が大げさに言っていると思われる方は、ぜひ、私どもの場合と同様に、誰からのコンサルティングもなし
に、ご自分自身で、単独で上記の壁越えに挑戦してみてください。
先ず、一つ一つの基準達成自体において、内容的にも書式的にも、小さな一つのミスも許されずに、数多く
の種類の、しかも大量の文書を完璧に作成してゆくことの難しさに圧倒されるでしょう。
仮に、自分では完璧な文書を作成したと思っても、それらを、書類審査にかけては、内容の点でも書式等の
面でも、その道のプロである文化庁の審査官の目から見れば、お笑い種のミスや不足を犯している危険が十
分にあり得ます。
そこで、もしも、届け出文書類の内容修正や追加資料提出の多数の指示への対応に遅れ、又は不十分で、開
講予定時期までに受理をしてもらえずに、予定していた生徒募集ができず、あるいは、よしんば受理しても
らえても開講時期の間際となり、生徒募集をする十分な間もなければ、開講を予定して採用済みのレベルが
高く人数も多い教師や事務局職員の総勢8名から10名のスタッフたちへの給料支払いをどうするのかという
経済的側面での大きな問題が起こります。
更に、届け出文書には、既に営業用の広報:ホームページでの記載と公表を前提とした内容の記述をも何種
類か要求されますので、実質的には、開講を世間に公表してしまっているわけで、生徒募集も始まったに等
しい状態になります。
しかし、仮に開講を届け出済ではあっても、まだ受理されていなければ、正式な文化庁受理の420時間講座
とはなっていないわけで、最終的に受理まで行かなければ、世間への公表や期待・信頼などに反する結果に
なるわけですから、この結果から生じる設置申請者の本業や関連事業などへの悪影響等は計り知れず、この
点のリスクが「失敗が絶対に許されない」という命がけのものになります。
すなわち、どんな種類のビジネスにおいても、その維持や推進において絶対に不可欠な世間からの信頼や期
待に背くことになりかねないというリスクと恐怖感は非常に大きなもので、この深刻な苦悩に毎夜悩まされ
続ける半年間以上もの長い月日が続くことになります。
しかし、上記の様な苦悩や恐怖も、この道の経験者やコンサルタントがついていれば、相当に緩和されるで
しょう。あるいは、全く危険性を感じないで文書作成業務が進む可能性もあります。
もちろん、それ相当のコンサルタント料は必要になってきます。
しかし、コンサルタントのアドバイスを受け入れながら文書作成を続けるならば、万一の場合に起こりうる
採用済みの多数のスタッフたちへの迷惑も掛けずに済む上に、また本業関連への悪影響をも避けながら、一
歩一歩着実に開講準備を続け、かつ早期に予定通りに受理を勝ち取れれば、生徒募集にも十分な時間を注ぐ
ことができ、安全・確実でかつ将来も有望な好ビジネスのスタートになるでしょう。
今思えば、私の場合は、暴風雨が荒れ狂う大海に向けて、「羅針盤も持たずに」、小舟で船出して、太平洋
を渡り切ろうとした無謀な冒険でした。
しかし、たまたま、当校の校長や教務主任による的確なアドバイスや書類作成面での賢明でかつ忍耐強い必
死の救援・支援作業が大きく効を奏し、遂に文化庁からの受理を獲得できたものでした。
また、学校法人ISI学園・理事長 荻野祥二郎先生のお優しいご支援も、決して忘れられない大きな支えになりました。
そういう意味で、私は、日本語学校の経営者の皆様が、現在の日本語教師の厳しい不足を補うために、もし
も日本語教師養成講座を開講したいと望まれる場合には、是非ともその道のコンサルタントを十分に採用さ
れて、安全・確実な道を進まれることをお勧めします。
平成31年2月9日 土曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎
【行政庁が他人の届け出,申請,申立てなどを有効な行為として受領する行為。
受理は,単純な事実である到達とは異なり,行政庁の判断の表示である。
受理によってどのような法律効果を生じるかは法律の定めるところによる。】
(ブリタニカ国際百科事典より)
ところで、留学生向けの日本語学校の設置基準が平成29年より改められたのに伴い、文化庁への日本語教師
養成講座・開講の届出と受理のための要件や基準も、従来に比べて格段に難化したものと推定されますが、
これらをクリアーするための難しさや本業に与える危険性などは、どんな言葉でも言い尽くせないと思います。
私が大げさに言っていると思われる方は、ぜひ、私どもの場合と同様に、誰からのコンサルティングもなし
に、ご自分自身で、単独で上記の壁越えに挑戦してみてください。
先ず、一つ一つの基準達成自体において、内容的にも書式的にも、小さな一つのミスも許されずに、数多く
の種類の、しかも大量の文書を完璧に作成してゆくことの難しさに圧倒されるでしょう。
仮に、自分では完璧な文書を作成したと思っても、それらを、書類審査にかけては、内容の点でも書式等の
面でも、その道のプロである文化庁の審査官の目から見れば、お笑い種のミスや不足を犯している危険が十
分にあり得ます。
そこで、もしも、届け出文書類の内容修正や追加資料提出の多数の指示への対応に遅れ、又は不十分で、開
講予定時期までに受理をしてもらえずに、予定していた生徒募集ができず、あるいは、よしんば受理しても
らえても開講時期の間際となり、生徒募集をする十分な間もなければ、開講を予定して採用済みのレベルが
高く人数も多い教師や事務局職員の総勢8名から10名のスタッフたちへの給料支払いをどうするのかという
経済的側面での大きな問題が起こります。
更に、届け出文書には、既に営業用の広報:ホームページでの記載と公表を前提とした内容の記述をも何種
類か要求されますので、実質的には、開講を世間に公表してしまっているわけで、生徒募集も始まったに等
しい状態になります。
しかし、仮に開講を届け出済ではあっても、まだ受理されていなければ、正式な文化庁受理の420時間講座
とはなっていないわけで、最終的に受理まで行かなければ、世間への公表や期待・信頼などに反する結果に
なるわけですから、この結果から生じる設置申請者の本業や関連事業などへの悪影響等は計り知れず、この
点のリスクが「失敗が絶対に許されない」という命がけのものになります。
すなわち、どんな種類のビジネスにおいても、その維持や推進において絶対に不可欠な世間からの信頼や期
待に背くことになりかねないというリスクと恐怖感は非常に大きなもので、この深刻な苦悩に毎夜悩まされ
続ける半年間以上もの長い月日が続くことになります。
しかし、上記の様な苦悩や恐怖も、この道の経験者やコンサルタントがついていれば、相当に緩和されるで
しょう。あるいは、全く危険性を感じないで文書作成業務が進む可能性もあります。
もちろん、それ相当のコンサルタント料は必要になってきます。
しかし、コンサルタントのアドバイスを受け入れながら文書作成を続けるならば、万一の場合に起こりうる
採用済みの多数のスタッフたちへの迷惑も掛けずに済む上に、また本業関連への悪影響をも避けながら、一
歩一歩着実に開講準備を続け、かつ早期に予定通りに受理を勝ち取れれば、生徒募集にも十分な時間を注ぐ
ことができ、安全・確実でかつ将来も有望な好ビジネスのスタートになるでしょう。
今思えば、私の場合は、暴風雨が荒れ狂う大海に向けて、「羅針盤も持たずに」、小舟で船出して、太平洋
を渡り切ろうとした無謀な冒険でした。
しかし、たまたま、当校の校長や教務主任による的確なアドバイスや書類作成面での賢明でかつ忍耐強い必
死の救援・支援作業が大きく効を奏し、遂に文化庁からの受理を獲得できたものでした。
また、学校法人ISI学園・理事長 荻野祥二郎先生のお優しいご支援も、決して忘れられない大きな支えになりました。
そういう意味で、私は、日本語学校の経営者の皆様が、現在の日本語教師の厳しい不足を補うために、もし
も日本語教師養成講座を開講したいと望まれる場合には、是非ともその道のコンサルタントを十分に採用さ
れて、安全・確実な道を進まれることをお勧めします。
平成31年2月9日 土曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎