雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

Velvet

2006年11月30日 00時59分53秒 | CM
いや~待ってましたのVelvet!

これまでリリースされたAIRの製品は全部アタリだったからね、期待はフクラムよなあ。
本物のウーリーを持ってるけど、SNの問題も若干あったし(普段は問題ないけどギターアンプに突っ込もうと思うとチト難しい)多少チューニングが気難しいわでね、、、

でも強く叩き込んだ時の歪み方はそりゃあ気持ちいいわけ。
で、このVelvetは色々なプラグインやサンプリング・シンセのウーリーを試してきた僕が自信を持ってお勧めします!!

おまけにこれまた凄い良いデキのたローズが付いてくる(?)だからたまんないよね。
ソフトシンセのローズでなにが助かるかっていうと僕みたいなピアノ弾きじゃないヤツが手弾きしたデータのヴェロシティーに15ぐらい下駄はかせると、あの「コリ~ン」としたRhodes Markシリーズの音になるわけね(笑)。
でも、ヴェロシティーのセンシティブも調整できるからちゃんとエディットすると、俺でも即リチャード・ティーかあ!!なんてそんな簡単にはいかないけど、ま、気分、キブン。

ウーリーにローズがついてくるなんて、、、
ま、人によってはウーリーがおまけかもしれないけど。

ただStrikeとの併用はメモリーが4GB以上の方がいいみたい。
特に僕のようにMojoを使ってるとそちらにもメモリーを喰われるそうだからなおさらね。

デジからリリースされてるAIRのシリーズはとにかく動作が軽くてレイテンシーが少ないのがいいのね、
で、おまけに音も全部良いし。

僕のように商業音楽に携わっている作曲家にとっては非常に重宝するシリーズなわけ、です。

LA出張

2006年11月25日 02時45分50秒 | CM
ヨーロッパから帰ってきたばかりだけど、来週からLAに出張。
CMの録音とリミックスの仕事。

CMの仕事に関しては、もう個人的にす~ご~い、嬉しいメンツなんで”守秘義務”がなければ今すぐにでも書きたいところ(笑)。
あとギターが決まってないけど、誰になるかなあ。
すでに決まってるメンツだけでも嬉しくて嬉しくて、なかなかペンがすすまない(ま、ほんとはマウスなんだけど)。

そんでリミックスの仕事に関してはパリのDJ経由の仕事の仕上げ作業&契約。
このCD東京で買えるといいな~。
日本に入ってくるとは思うけど、その辺で手に入るかどうかはわからん。

リミックスの打ち合わせに行く地域がStudio Cityっていう場所で、最初スタジオの名前かと思ったのね。
ネットで調べたらスタジオがいくつもあるし、プロデューサーのメールにもスタジオの電話番号が書いてあったから、テッキリスタジオの名前かと思った。
LAのコーディネーターの友人に聞いたら地名なんだって(笑)。

さすが、LA映画の街だね。

久しぶりに

2006年11月20日 07時01分55秒 | comping
3週間近くスタジオから離れていたので、かなり新鮮な感じで仕事を再開できるかと思った、のね。
でもスタジオに来てMacの電源入れてからは体が勝手に動いてな~んも考えなくても、普通にProToolsを立ち上げてフツ~にトラックを作ってサクサク仕事は進むのでした。
う~む、習慣は怖い。

ただテレビをず~と見てなかったので(ホテルでたま~に見たけどチェコもイタリアもあまりにも何を言ってるのかわからなくてすぐに消した。だいたい地図を見てたからな毎晩。)妙にウルサイのね、テレビが。

とわ言ってもテレビ見るのも仕事だからね、チェックしとかないと(笑)。

帰りの機内で

2006年11月17日 20時14分06秒 | Europe
ローマから帰る機内で、初老のイタリア人男性を見かける。
う~ん、どこかで見た事がある、、、、
でも思い出せない、、、、
あ、そうだイタリアの革手袋の創業者セルモネータさんではないか??な?
でも見た、と言っても小さい写真だったから自信がない。
もともとセルモネータの手袋を愛用していたのはうちのヨメはんで、イタリア本国だったら男性用のサイズも多いかな、と思ってた程度だったのね。
そんで、イタリアでも(ウイーンでも今年できたばかりのお店をチェックしたけど)サイズがあっても、欲しいデザインがないとかでずっと買わずにいたんだけど、ローマの免税店にあったので即げっと。
因に免税店ということもあるけど値段は日本で買う3分の2くらい(もちっと安いかも)というのも僕をガンガン後押し。

で話は戻るけど、確信が持てずアテンダントさんに小声で聞くと「そうなんです、私たちも昨日たまたまローマのお店で買い物をした際に明日JALに乗って東京へ行くんだよと言われたんでビックリしてたんです。でも内緒にして下さいね。」と教えてくれた。

で、にわかセルモネータユーザーであるにも関わらず本人がうろうろしてる所を話しかけてサインをもらう(笑)。
「僕もヨメもあなたの手袋を愛用してるんですよ!」

飛行機を下りてからもたまたま近くを歩いていたんで手袋をはめてるヨメを紹介。
「君たちはオオサカへは行かないのか?乗り換えはどっちかな?」なんて会話をしたのだった。
大阪の百貨店をまわって、来週東京では三越と和光等でセールスをするんだ、とのこと。


2日続けて

2006年11月16日 20時31分56秒 | Europe
昨日の夜に行ったレストラン「ソラ・レッラ」。
帰りの飛行機の時間が夜だったので、昼も行くことにした。
それくらい旨かったの。
そんで、ランチのメニューも気になってたのでやっぱり行かなきゃね!
行ってみるとランチのメニューは無くて、夜のメニューと同じなのでした。
ま、それはそれでラッキー!だって昨日頼めなかったものにトライできるって事だもんね!
いや~幸せ幸せ(笑)。

僕はトマトソースのラグーを使った自家製手打ちのタリアテッレ。
ヨメは昨日、僕が頼んだ豚の頬肉のパスタ(ここのいちおし)。
普段、僕等はそんなに量を多く食べられないから途中でお皿を交換して数多くのメニューを試すんだけど昨日はあまりに美味しすぎて皿を交換するのを僕が拒んだのでした。

で、パスタの後は昨日とは別のアーティチョークの料理。
お皿にポンとアーティチョークがのってるだけなんだけどね。
昨日はフライしてあるやつで、今日頼んだのはワインで蒸して(飛んでるから全然大丈夫)ニンニクとオリーブオイル使ったお皿なの(こっちは良くローマ料理ってことで本にのってる)。

こっちも旨いんだ(笑)。
でも最初にいったらフライした方をお薦めします(これはユダヤ風と書いてあった)。

最終日

2006年11月15日 07時35分59秒 | Europe
今日は旅行の最後の宿泊日なんだけど、僕等はブランド物の買い物はしないし(ウソです、時々します)、ヨメはんはローマが初めてなので所謂、名所めぐりに使う。コロッセオ(ここは僕も初めて中に入った。昔はコロシアムと日本語表記してたと思うけど最近はこうなのね)、からコンスタンティヌスの凱旋門~からあとはお決まりで”真実の口”までね。15年前に来た時は”真実の口”に手を入れなかったけど、今回もあまりにリスクが大きいのでやめといた(笑)。それからは少しお土産を探したんだけど、イタリアにしかないものでほんとは是非持って帰りたいものって、プロシュートとかトリュフとかチーズとかの生ものばっかりなんだよね、当然無理なんだけど(写真はイタリアのブロッコリー、日本のとは全然違うのね。味は似てるけど、先端恐怖症の人は凝視すると倒れるかも)。そんで他にもちょいダサめな小物はあるんだけどローマに来てない人がそれをもらってありがたがるか??っていうとちょっと難しいもんね。CDもね、ポップスはダッ~ッ~サイもんばっかりなのね、イタリアって、、、、それからベストセラーのコーナーにデペッシュ・モードのベストとがあちこちのCDショップでならんでるんだけど、ワケが分からん(笑)。でも少し前に日本でボンジョビのベストがちょっと売れたのと同じかな?ただ歌の下手な歌手のCDというのは無いみたいで、一応にみな歌はうまい。
音楽もののDVDが結構あるんだけど、PALはだめだよね、日本じゃ、、、確かめてくれば良かった。オペラもののDVDが結構たくさんあってリージョンフリーなんだけどPALじゃな、、、
夜はローマで是非行って見たかったレストラン、「ソラ・レッラ」の予約が奇跡的にとれたので~す、っと。ローマ市内を流れているテレベ川にひとつだけだる中州の島、ティベリーナ島にあるレストラン。ここはほんとに旨かったのでメニューは書き留めてきましたから興味のある方はメール下さい(笑)。イタリアのレストラン紹介本には必ずと言っていいほど載ってるし、多分インターネットで検索しても出てくるんじゃないかな?ワインが飲める人はなお楽しいと思われます。
明日は帰りの飛行機に乗るから多分ブログ書かないと思うけど、フランクフルトから距離にして2800キロの旅、無事に終わりそうです。ローマ以外はどこも面白かったかな。車の少ないベニス、フィレンツエからローマに来ると、ちょっとメゲルのね。そんでイタリアはとにかくなんでも時間がかかるでしょ?駐車違反の反則金納めるのに郵便局で並ぶんだけど平気で30分かかるのですよ。窓口が3つあるのに(笑)。それから帰りの荷物がどうしても増えるからローマで必要なガイドブック等は郵送したんだけど、それを送るのも窓口で並んで40分弱。イタリア語はわからないから何話してるのか分からないけど、ず~と話してるの。郵便送るのになんでそんなに話す事あるのかな?イタリア人のお昼休みは長いけど(普通のお店でも未だに昼休むところ多い)、そりゃ2時間は休まないと、ランチも郵便局での用事も終わらないよね。美術館の入り口とかでもそうなのね。オーディオガイドの事とかオプションの事とかず~と話してるの。俺も心の広い男だからレストランのメニュー選びに時間がかかるのは許そう、な。でもさ、美術館のチケット買うのになんでそんな時間かかるわけ?同じチケットを僕等が買うと15秒くらいで済むわけよ。食材屋でプロシュートの値段をチェックしようと見てたら、生ハムに下ろすのに1枚、1枚ナイフで下ろしてるの。となりにスライス用の機械はあるのにだよ(笑)。あの薄さを手で下ろせるというところに感動するべきなのか、機械を使わないところに関心するべきなのかよくわからんのですわ。
でもイタリアの食文化の本に書いてある事で意外とそうでもない事を発見したの。
まずディナーの後にカプチーノは頼まない(特に男性は)、はウソですね。イタリアに入国してから何度も見ました、その光景。
それと前菜の後に、プリモピアッティ(普通はパスタ類)は飛ばしてもセカンディピアッティは(メインね)は頼むべし、、、とよく書いてあるけど。ディナータイムの(ちゃんとした)レストランでも前菜、パスタで締めにデザートというパターンにしてる人も良くみる。前菜飛ばしてる人もいるし。やっぱりたかだかレストラン、されどレストランってな場所だから何をどう頼もうと人の勝手ってことだよね。
ま、他にも書き足りない事があるので日本に戻ってからもまた続きを書く、かも。

ローマのオペラ座

2006年11月14日 07時30分03秒 | Europe
14日。ローマに来たからにはやっぱりオペラ座。ちょうどトリスタンとイゾルデの初日。チケットは当日にオペラ座のボックスオフィスで買う。東京から手配してもらうよりも全然安い(ま、当たり前だけどね)。1度、ボックス席っつ~のがどんな感じかトライして見たかったし、トリスタン~ってほとんど主人公2人の掛け合いのパートが多いからたいくつしそうだし(だって、ドイツ語オペラで字幕イタリア語じゃね、、、そんで長丁場のワーグナーでしょ)オケピットを高見の見物といきたかったわけ。
そんで、ボックス席というのは場所にもよるんだけど全体は見難いのね。僕等は右側のボックス席(前方4階、写真の一番上のボックスの左から6個目、オケピットの真上も数える)だったんだけど、ステージの右端で歌われるともう見えないのでした。でもオケはバッチリ見えたから全然退屈しなかったけど。でも今日はフレンチホルンが外しまくってたのでちょっとがっかり。でも響き自体は結構好きだな、ローマのオペラ座。初日なのでVIPやお金持ちが沢山来ていたようで、それを取材にテレビカメラがたくさん入っていた(勿論だれだか知らないけど)。
内容はもうとっても良かった。表現が普通だけど本場は凄いっすね。だって歌詞が全然わからないのにこんなに長い時間楽しめる劇って素晴らしいよね(笑)。19時スタートで、第3幕まであってインターバルを30分ずつはさんで、終わったの夜中の12時15分くらいだからね、やる方は体力勝負だよね。5時間超えるんだもんな、、、。
聞く方も大変だったけどね(笑)。ほとんど同じ姿勢を強いられるし(実はボックス席が僕等だけなので靴脱いで足伸ばしてました、スイマセン)。演出がまたとっても良かったし(と言っても僕はオペラ初心者なんでこれはあてにならんけど)。
オペラが終わって、僕等のホテルにもどっても食べるものがないし、オペラ座の近所をうろうろしてBARがあったのでそこで軽食をとったのね。そしたらブラスセクションの人たちが楽器を持って同じBARに入ってきた。この芝居はブラスの出番が意外と少ないから(フレンチホルンは忙しいけど)妙な疲れ方するんじゃないかな?なんて思ったりして。だって上から見ててもほとんど足組んで”待ち”状態だもんね(笑)。

フィレンツエ~ローマ

2006年11月13日 08時33分21秒 | Europe
13日。快晴カイセイ。フィレンツエを早めに出てローマに向かう。高速での移動はこれが最後なのね。天気が良かったので温度も19度くらいまで上がる。トスカーナの景色がまたいいんだ。車での旅行冥利につきるね。それと遠くがかすむ感じが昨日、美術館でみたダビンチの絵の遠景に良く似てるな、と妙に関心。
途中、シエナに寄ろうかなと思ったけど、コースからかなり外れるからね、断念しました。ペルージャはその気になれば寄れるんだけど、、、ま、今回はヤメとこ。
さて無事にローマに入る。ここも10数年ぶり。いや~車の量とスピードが素晴らしいです、ほんとに(笑)。そんで初めて気がついたけど、信号が少ないのね、この街は。渋谷の街から信号をなくしたら日本人は途端に現在のスピードは維持できなくなるけど、ローマの人たちは走れちゃうのね。昔もそうだったけどフィアットの小さめの車が多いし、やスマートとかトヨタのヤニス(日本のヴィッツ)、ホンダのジャズ(日本のフィット)が結構多い。オーバハングが長くて、ロールの量が多い僕のボルボV70はこの街にはちょっと似合わないのね(笑)。さらに運転してるのがローマ初ドライブの僕だからね、なおさら無理があるよね。しかし、イタリア人のゆずりあいのスピードが速いのね(笑)。よく、イタリア人を説明するのに出てくる”ルールは少ないけど自己で責任は持つ”っていうやつですかね。でも街の様子を見て、サッカーを思い出したのね。彼等、いちいち目を合わせないでパスを回していくでしょう、あの感じ。やっぱり日本人向きじゃないんじゃないかな、サッカーって。ホテル到着後、近いのでバチカンへ行く。あれれ?昔は教会内で写真厳禁だったと思ったけど、みんなビデオも回してるし、フラッシュ焚いて写真撮りまくってる!!昔から良かったのかな??御決まりのバチカン市国からハガキを出す。消印がイタリーではなくて、バチカンになるからね。

それと、トレビの泉い戻ってまりました。
今思い起こす事10数年前、当時改修中で水が張っていなかったとは言えコインを泉に投げ込まなかった事を密かに後悔しておりました。泉を背にして、肩越しにコインを水に投げ込むと再びローマに来る事ができると言われている、あれ、です。
ま、その言い伝えにたよらずともこうして再びローマに来れたわけですが、瀬川も歳をとりまして、そんな言伝えにすがりたい、その一心でコインを投げ込むのでした。
その横で、泉に”向かって”思い切りコインを投げ込む日本人が居て、誰かと思ったらうちのヨメでした。
それで、この場合の所作について説明したら、「あ、そうなの?じゃあもう一枚投げる」と言って肩越しに投げ込んでいました。

が、3枚投げるとそのカップルは別れる、という話もあるそうで、です、よ。

フィレンツエ

2006年11月12日 08時19分12秒 | Europe
12日。15年ぶりくらいのフィレンツエだけど、少しずつ昔の記憶が戻ってきたり、間違ってたり。昔もこんなに人が多かったかな??所謂観光的なフィレンツエってそんなに大きくないから主要なところは大体一日で歩ける。僕もヨメもブランドものの買い物はほとんどしないけど散歩コースから巧みにはずす。または「帰りに通るから、今何か買うと荷物になるでしょ?」と言ってその店の前は2度と通らない巧妙なフィールド・ワーク。東京の自宅で使っているサンタ・マリア・ノヴェラの石鹸をここで買うとメチャクチャ安いのでまとめ買い。それと日本にはサプリメントが輸入されてないので、気になったものを少し買う。
20世紀初めの「未来派の発祥地」とされるカフェで食事をして(まずかった)、広場にでると、チェンバロムの大道芸人が演奏してるではないか。これが滅茶苦茶巧い!!ハンマードダルシマ(犬じゃないよ)は目の前で演奏してるのを観た事があるけど、この芸人さんたちの巧さはそんな比じゃない。チェンバロムを叩いてるおやじさんは荒井注をイタリア人にした感じの人(またはインコグニートのブルちゃんか)。ウッドベース、パーカッション、アコーディオン、チェンバロムの編成。で、ヨメが最初に気がついたんだけどウッドベースの弦が3本しかないの(なんでかな?)。クラシックからポップスまでレパートリーもすごい。感激してCDを買ったのね。そんで演奏してる4人の他にCDの手売りしているお姐さんがいて、僕がお金を手渡したら「ありがとう、あなたどこから来たの?」「トウキョウ、ジャポネ」と応えたらチェンバロムのおやっさんに「あんた、日本だって、日本!」と声をかけると、このおやじさん、全く表情をかえずに「は~るを愛するひ~と~わ~」と叩き始める。そう、題材はなんでもいいのね(笑)。チェンバロムのジプシーキングスなんですわ。
ウフィッツ美術館も10数年ぶりで行く。ダビンチの特集をしていてすごく楽しめた。例の鏡文字のキレイな文章も本物を観れて改めて感動。やっぱりテレビで観るのとは違うよね!
ディナーも子牛のラグーと内蔵が旨いトラッテリアに当たって、ばっちりでした、っと。
そこの店に日本の雑誌で紹介された記事があったけど、「トリッパ食堂」っていう紹介をしてたけど、トリッパは内蔵の事なんだけどそれでは「内臓食堂」になるから、チト変だよね。日本のホルモン焼き並みに内臓だけだったらわかるけど、普通にパスタもサラダもあるからね。
部屋に戻って昼間買ったチェンバロムのCDを聞く。ハチャトリアンのアレンジとかイタリアンメドレーとか凄いよいのでした。

ベニス~ボローニャ~フィレンツエ

2006年11月11日 08時17分25秒 | Europe
ベニスに滞在中はついうっかり何度かバポレット(エンジン付きの大きい船)の無賃乗車をしてしまったが、船員も忙しくてそれどころではないし、そういう時はできるだけ柔和な顔(ヨン様状態)をするように心がけていたので勿論バレなかった。
さてベニスを後にしてフィレンツエに向かう。途中せっかくだからとボローニャによる。目当てはもちろんボロネーゼ。やっぱり本家本元でね!
ランチを食べるだけで高速道路に戻るつもりだったのでボローニャの地図は買わなかったの。そんで高速を下りるのは簡単(ま、それでも北nordで下りるか、南sudで下りるかは一か八かになるけど)だけど、戻るのがチト大変。イタリアは(ま、ヨーロッパ全部そうだけど)一方通行がやたら多いから”来た道を戻る”のは不可能。そんでレストランは一カ所だけ当てがあったんだけどその日はランチはやってないので諦めた。そんで外観だけで決めてレストランテに飛び込む。手打ちパスタのボロネーゼ、まずまずでした。で、デザートは食べずに店を出る。理由は次ね。
すぐ近くのこの写真のマッジョーレ広場で”チョコレート祭り”をやっていた(ラッキー!)のだ。東京ではチョコレートやアイスクリームはほとんど口にしないことにしてるのだが、イタリアでは解禁(ま、理由は聞かないでね)。このお祭りは北イタリアの有名チョコレート店が軒を並べていて、いや~右も左もチョコチョコなわけだ。大人の男性諸氏がショコラを飲んでる国なわけですよ~いや~天国テンゴク。シナモン入りのショコラータをグビグビ飲んじゃうもんね。で、試食品のつまみ食い。新宿伊勢丹の地下の食品売り場が全部チョコ店だと思って下されば結構。お土産に、、、とは考えたけどチョコをもらって喜べる人材は自分以外に思い浮かばなかったのでそれはヤメといた。
さてボローニャを後に高速道路に戻る。イタリアは”autostrada”の緑の看板をめざすと高速に乗れる。A1でもA11でもとにかくautostradaに入りさえすればどちらにでも乗れるようなジャンクションになっている。チョコ祭りのぶん予定よりも時間を使ってしまったので高速はバンバンとばす。でも山道で結構スピードにのせ難い。おまけにどう考えてもドイツ国内よりも流れが悪い(笑)。対して速くないのに追い越しに居続ける人とか、トラックどうしの追い越しにやたら時間がかかったり(登り傾斜なんだからスピードでないのわかるでしょう??)とかね。
フィレンツエに着いた時はすっかり暗くなってしまった。ポンテベッキオまではすんなり着いたんだけど、ホテルの場所が全然わからん!!だいたい土曜日の夜ですごい人ごみ、、、今走ってる道が一通かどうかもわからなくなる程ごちゃごちゃしている(歩行者天国じゃないんだけどね)。で、ホテルはシノリーア広場に面しているすごく小さいホテルだったの。あれはわかんないよな。ただその建物の所謂ペントハウスだったので眺めはとても良い。フィレンツエでこれ以上、フィレンツエらしい眺めもないでしょう。
そんで、夕飯は日本の雑誌に載っていた「チェナーコロ・デル・ペスカトーレ」へ。その直前まで、「う~イタめし連チャンできついから鮨が食べたいな~。でもな、せっかくのトスカーナだしなやっぱりイタメシにしよう。」と思っていた僕のお腹に、この店はばっちり!値段もいいけど、味もいいよ~!!トスカーナの伝統料理じゃないんだけど、ヌーベル・キュージーヌだな。LAのマツヒサさんのお店(すまん、東京のノブは行った事がないの)の料理のイタリア版(ってよけいわかんないか)って感じ。おまかせのコースにしたんだけど、生魚のカルパッチョなんかもう旨いのなんの。というわけでぐったり。