雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

一連の報道の音声について思ったこと。

2011年03月16日 10時31分40秒 | comping
ジャーナリストではないので、報道の内容についてではないが、音に関する仕事をしているのでテレビ報道に関して思ったこと。

あまりにもマイクの使い方が酷すぎる。
テレビ局の音声スタッフってどういう人がやってるのかわからないけど(もしかして記者が自分のレコーダー用にマイク立ててるだけなのかも知れないけどね)、会見で話してる人が単一指向のマイクだけで話していれば、記者のキーボードを叩く「カシャカシャ」があんなに入って来るはずはないんだよね。

会見する側だけではなく、質問する記者のマイクが入っていなくても誰も止めないで、そのまま話すから質問の内容が視聴者には聞き取れず、当然、どんな質問に対して答えているのか理解するのにこちらはしばらく時間がかかる。

やっぱり話し声が聞き取れない状況って誰でもイライラするわけで、まして、今回のような原発に関してのやりとりが聞き取りにくいというのはただでさえ東電に対してイライラしている状況を悪化させるだけだと思うんだけどな。

会見が始まるのをまっている間にマイクチェックしたり、せめてメインのマイクにコンプかけるとか、マイクの向きがずれていたら誰か止めるとか、注意するとかしないとね。

プロのPA屋に相談すればいいのに、、、と連日思います。

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