雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

NYからの友人

2006年01月31日 23時25分30秒 | CM
NYからThe Lodgeのボス、ドリュー達が東京に来ている。
昨年の夏以来の再会だけど元気そうだ。
僕のスタジオに遊びにきて、昨年プラハで行ったメルセデスベンツのCM(70人くらいのオーケストラ)の録音時のムービーを見せてくれたり、その後ロンドンへ移動してのミックスダウンの様子を話してくれた。

オケもかっこ良いよ!

僕も昨年行ったLAのレコーディングやロンドンのバーシアとレコーディングしたトラックを聞かせる。
でもドコモの携帯でテレビ電話できるCMが凄く気に入ってくれたようだ。
それにアメリカって政府が盗聴の準備をするのに時間がかかるから携帯のデジタル化に結構時間がかかったんだって(同行していたアンディーの説明)!

だから、そのCMの中で海外や国内の4人と携帯で一度に話すのが凄くファンキ-に感じたみたい(笑)。

で、その後丸の内へ移動してお鮨ディナ~!!
初めて行ったんだけど、あの三国シェフのお店が丸の内南口を出てすぐの地下にあるのでした。
それで、今日まで知らなかったけどドリュー達は凄い鮨好きだったのね。
今時のニューヨーカーがお寿司好きなのは全然ビックリしないけど、白魚やカワハギ(肝が乗ってる)も「ウマイ~!!」と言って食べてるもんね(笑)。
それから「ぬた」まで知っている外国人には初めて会いました(笑)。

明後日から大阪だから今日しか会えなかったけど、また今度NYでね~!

久しぶりにひろくんと

2006年01月24日 23時30分07秒 | comping
NYからギタリストのひろ君(西藤大信=さいとうひろのぶ)が帰ってきてたので久しぶりにいっしょにギターを弾く。
他人とセッションする事が仕事柄ほとんどないので2小節単位のチェイスなんかはほんとに楽しい(笑)。

夜は六本木アルフィーのギグにひろ君がゲストで声がかかっていたので、夕飯をいっしょに食べた後についていく。。。
小沼ようすけ+吉田智+荻原亮のギタートリオの演奏ですばらしく良かったぞ!

ひろ君は2曲参加して、これも結構よかった。

ひろ君は銀パネのツインリバーブを使ってたけど(これは小沼君のアンプかな?)、実は最近銀パネを見直してるんだよね。
銀パネのイメージって悪かったんだけど(実際、高校生の頃に使ったことのある銀パネは全然よくなかった記憶がある)、最近読んだ資料によると、当時フェンダーは歪みをより”減らす”ためにサーキットにコンデンサーを数カ所追加したそうな。
これにはレオ・フェンダーは反対だったらしいけど。
そうそう、その時にブラックだったパネルを銀にしたのね(CBSの買収の3年後と言われているから68~69年の事)。
それで案の定マーケット受けは悪くて、サーキット自体は1年後すぐに元に戻したんだけど、あまりにも印象が強くて「銀パネは歪まなくてダメ~」という伝説になってしまったよう、です。

その後ツインリバーブにマスターボリュームが付くけど、これがまたダメでね(このマスター付きが僕の銀パネ初体験モノだった)。

なので銀パネでもマスターボリュームのないプリンストンなんかを試したら結構いい音してるんだよね。
ブラックパネルのプリンストンを持ってるけど、それよりももっと歪むし(レコーディングはいいけど、ステージで使う輩にはちょっと出力小さいかもね)、結構ロックだよん。

写真は亮君の345を演奏後に試奏しているひろ君。
僕も触らせてもらったけど、フレットの高さが凄くいい感じだった。
あれは買った後に打ち換えて、あの高さ(っつてもわかんないよね、「え~何年弾いたの??」っていうくらいの絶妙な高さ)まで擦り合わせしてもらったんだってさ、、、というこだわりのセッティングでした。

Xpand!

2006年01月21日 17時26分43秒 | comping
DigiからNAMMショウのタイミングに合わせて発表された「Xpand!」はほんとにいいぞ!!
さらにこの内容で無償だからね!
まずね、軽さ。
ほんとに軽い、サクサク使えるし操作も簡単だからマニュアルを読まずにどんどん使える。
最低必要なパラメーターにすぐにアクセスできるし(ADSRとかね)。

IndigoやSolidの方がもちろん細かいエディットはできるけど、Xpandにも思ったよりもキャラがあるから単純にお手軽だけど音がペラくて本番では使えないというものじゃないんだよな。

ProToolsユーザーはゲット必至。

Tina Dico

2006年01月15日 04時05分57秒 | Music
Tina DicoのアルバムをiTunes music storeで偶然発見、即買い!
Zero7でおなじみのあの声で僕もすっかりファンになってたので~す。
他になにやってるのかなと思ってたけど、アルバム作ってたんだ。
洋盤って国内盤にくらべてインフォメーションがもちろん少ないけど、iTMSで買い物するとさらに少ない、というか無いからね。
他のサイトで探してみるか、、、

Zero 7よりは分かりやすい曲だから、Zero好きな人で同じような曲を期待してる人にはお薦めしません、あしからず。

昨年の仕事で、、その1

2006年01月14日 04時00分56秒 | CM
昨年した仕事で当時仕事のタイトルを書けなかったものが二つあったのでここで紹介。
ひとつはLAで12月の頭にレコーディングしたサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」。
矢沢永吉さんが出演されて、インパクトが強よく「音楽どんなだっけ」と言われた事があったのでちょっとガックシきたけど、まあそういう人もいるでしょう(涙)。
僕がアレンジした「Shall we dance?」はサントリーのサイトの”ビール”にいってこの商品を選ぶと聞けます。
ここで聞けるのはCMで使っていない部分なのね、前半の。
CMで使っているのはここから転調したGメジャーになってる部分なのです。

そうつまり(ややこしく書いてしまったけど)前半はGbなのだ。
これは矢沢さんからの指定なのでこのキーになったのね。
僕はボーカルのバックのためのビッグ・バンドアレンジというのはほとんどした事ないので、Gbというキーでアレンジするのはちょっと新鮮だった。
だってさ、この曲2コーラスめから半音転調するのがどんなアレンジでもお決まりなんだけど、っということは転調した最初のBナチュラルを思いっきりフォルテでラッパに吹かせるってことだから普段はワザワザしないよね。
ま、スタジオ・ミュージシャンはうまいから別にたいした問題じゃないんだけど(その部分だけはね)。

CMサイズもサントリーのサイトからチェックできるので~す!!

お好み焼き

2006年01月13日 00時58分52秒 | comping
実は僕のスタジオの近所はお好み焼きラッシュで半径500メートル以内に6軒はあるのだ。
個人的に広島風が好みなんだけど、とある1軒は論外というか、出された「広島風」と呼ばれるものを食べて死ぬかと思ったので、そこは2度と行っていない。
ま、広島に行けば広島スタイルのお店がたくさんあって、それこそ店の数ほど味もあるというのは分かっているが、あれはないよな、、、
あと行ってないところは2軒か。。。。

そのうち1軒は大阪風の店。
某芸能人の店ということで行列になっている。
でも実は大阪風というのをあまり試したことがないのだ。
月末に大阪出張がありそうなので今から調べて、というか地元の人に連れて行ってもらえばいいのか。

結構楽しみかも。
大阪のビンテージギターも結構楽しみかも(笑)。



今年の冬は&D-command

2006年01月09日 01時39分39秒 | comping
いや~寒かったのなんのって、盛岡は。
正月にこんなに雪が降ってたのもかなり久しぶりだし、気分はすっかり小学生時代に。
転びはしなかったけど、つるっといって人に頭ぶつけたりしたけど(笑)。

年明けから早速バンバンレコーディングしてるけど、D-commandもだんだん覚えてきたぞ!
人それぞれ好みはあるし、コントロール・サーフェイスを使うとほんとにはやいのか?という疑問はあると思う。
結局、フェーダー使うのが好きな人ははやいと思うけどね。
だってEQのfreqからゲインからフィルターからレゾナンスからコンプのスレッショルドから全部フェーダーで動かしてるのよ毎日(笑)。

特にソフトウエアシンセに関しては3つのパラメーターを両手で動かしたりしてるから、やっぱりハヤイわな。

1176タイプのコンプだってインプットとアウトプットを同時に動かした方がはやいよね。
プラグインを使ってまで律儀に「10時ー2時」でしか76タイプを使わないなんてやっぱりナンセンスだよね。
あ、10時ー2時は76の基本的セッティングと言われてるツマミの位置にね。

それとプラグインのマッピングの他に、EQとDynamicsのプラグインをツマミに勝手にアサインしてくれるセクションがあるんだけど、EQIIIとDynamicsIIIとの相性はやっぱりバッチリ。
それといままでマウスだと使いにくいので敬遠してたジョージマッセンバーグとの相性が凄くいいので年明けから使うようになった(ま、岡部さんがよく使ってるので感化されただけなんだけど)。

SmackとRudeCompも音が好きでもマウスだとサクサクセッティングしにくかったけど、やっぱりつまみに立ち上げってくれるとやっぱり楽チン!!

というわけで日本で一番のD-commandの使い手になるのも時間の問題じゃ、ヌハハハハ。