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雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

「Shall We Dance?」

2012年01月18日 00時51分40秒 | CM
サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」のCMで「Shall We Dance?」のアレンジを数本以外全て担当させて頂いてました。
2006年から始まって、40本くらいかなとなんとなく思ってたんだけど、実は60本近くアレンジしたそうで自分でもビックリw。
全シリーズに共通して要求されるのは「プレミアム感」なんだけど、音楽の方向性によってマイナーアレンジを施す必要がある場合はちょっと苦労した。

この曲のサビ部分(CMで使ってる部分はAメロじゃないのほんとは)の「Shall We Dance?~」のメロディーはトニックへ戻る前のドミンナトの13th→♭13th→13thなんだけど、(6th→オーギュメントという解釈でもいいけど)ここからトニックマイナーに戻るのは生理的に気持ち悪い、でしょ?
だから工夫する必要があったんですね。

Youtubeでいくつか見直してみたり。

ブログ

2010年07月08日 13時20分19秒 | CM
ツイッター始めてからブログとの使い分けが上手にできない件。
どうしたものか、、、

ロックオンカンパニーのメールマガジンでコラムの連載始まりました。
セール品のチェックのついでにチェキ!

Yonda?

2010年02月18日 06時04分16秒 | CM
昨年書いた仕事です。
本を沢山よんで是非ゲットしてください!!
パっと聞くとミュージシャンに好き勝手に演奏させて後で映像を付けたと思われるかもしれませんが、結構書き譜です。
でも、全然苦労じゃなくてとても楽しい仕事でした(笑)。
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/yondaclub/yondadvd.html

ほんとはこういうの得意なんですけど、実はこういうオーダーほとんどないんです、、、

Twiiter始めたら

2010年02月10日 05時51分39秒 | CM
ブログを以前にもましておろそかになってしまう。みんなどう使い分けしてるんだろ?
FaceBookはEvernoteの社長も語っていたようにオープンすぎて日本にあわない、、、のは分かる。
実際僕もアカウントは作ったものの、全く使っていない。

iPad。
買う理由がほとんどなかったけどEvernoteがiPhoneでもiPadでも使えるならシームレスでいいかな。
ま、現物みてかな。

さて昨日で一段落かな~
昨日は木管、金管、弦、ハープと全員バッチシで、気持ちのいいレコーディングであった(笑)。
ヒロカネ君も音響スタジオの響きを良くわかってらっしゃる。
寝不足でグズってきたのが自分でも自覚あったので、ミックスはヒロカネ君信頼して、一足先に引き上げてきた。

ProTools&スノレパ

2009年12月18日 01時42分21秒 | CM
とりあえず、初日はチョー快適に作動したもんね。
自宅に帰ってからラップトップで64ビット上で動作するか試したけど、今のところ何の問題もなく完動。
64ビットにすると、プラグインの読み込みが抜群に速いのね(笑)。

デスクトップも64ビットで動かしてみたいけど、今の劇伴が終わるまでは我慢しよう、、、かな、、、多分。
前回、スノレパのプレリリース版のアナウンスがあってすぐにスノレパインストールして、ベータ版使って痛い目にあったからね(笑)。

スタッフに「レパードのバックアップとか、とってないの?」って聞かれたけど、ぼかあ~そんな小さい人間じゃないんだよヌハハハ。
今回も勿論バックアップなんてとらずにインストールしたよ、モチ。

ProTools8.03

2009年12月17日 14時35分23秒 | CM
さっそくインストールして使ってるけど、いまのところ何の問題もないよ。
いや~さくさく動くな~。
スノレパ最高!!

いま劇伴の追い込みに入ってるから助かる、ホントに(涙)。

これでeastwestのプレイエンジンが安定してくれたらもう最高なんだけどね。
試してみようかな、、、でもトラブルとかる~く1時間作業とまるからね(笑)。
止めといた方がいいかな。

忘年会シーズンですが

2009年12月15日 00時12分26秒 | CM
今年は少ないのか、呼ばれてないのか?ほとんどないですね。書きが佳境に入ってますからそう飲んでもいられないんですが。ま、飲む事は飲むんですよ、コカコーラゼロとかね。プハーッとね。

そのかわり新年会にはいくつか呼ばれてるので、年が変わってさあスタートっていう感じなのかな~


LAにて1

2009年11月24日 06時55分40秒 | CM
録音のためしばらく渡米してました。
LA&ネバダに1週間というのは普段よりもチト長い。
録音は2本あったんだけど、どちらも素晴らしく上手く終わった。
やっぱりアメリカ人は上手い!巧い!

仕事の合間も勿論音楽三昧。
デゥダメルが振る、LA Phillを初めて観た。
いま世界中で一番チケットが手に入りにくいオーケストラの1つだと思うのよね、今のLA Phill。
もの凄い人気だもんね。
チケットは直前の一週間で「やっぱ、観に行けないや」と手放す会員のチケットを狙うのがよいみたい。
僕もそれ式で手にいれました。
昨年もLAでオペラを観たけど、日本のようなダフ屋はいないようなんです、よ、多分、きっと。
みんな割と正装で来るんだけど、ダフ屋がいるとしたらどんな格好してるんだろうな。
少なくとも「ハイハイ、チケット余ってたら買うよ~」というダミ声のお兄さんはいなかったけど、、、

そんで僕の滞在中に観られるプログラムがモーツアルトの”プラハ”&”ジュピター”で、どうしても観たかったわけ。
だってこんな世界中でいままで何回演奏されてきたかわからない曲を、今更どう料理しようっていうのよね(笑)。

で結果的にはもうビックリ!
やっぱり何千回と演奏されたスコアでもまだまだやりようがあるんだな~と思ったのね。
演奏は確かにタイトだし、金管の扱いも”一般的な”モーツアルトらしくないしああいうモーツアルト嫌いな人も勿論いるだろうけど、そういう人は家でSP盤でも聞いてろよって感じで、僕的には凄く刺激になった。

金管は上手いよね、やっぱりアメリカのオケは!

ま今回のレコーディングもやっぱり金管目当てで渡米してるわけなんですけどね。
弦のリズム&アティキュレーションも素晴らしい(ま、向こうは普通に演奏してるだけだと思うけど)。
でも同じように書いた自分のスコアでもアメリカ人のストリングスの人たち体を結構動かしなから弾いてくれるのよね、嬉しいんだよね、単純に作家的には(笑)。

プログラムも興味深いというか、この辺の事はクラシックに詳しい人に聞いてみたいんだけど、、、
インター挿んで2部構成になってるんだけどね。
プラハやって、その後ベルクのバイオリンコンチェルトなんですよ!!
で2部がジュピター。

この曲順っつ~か組み合わせって普通ありなの?
聞いてるオレ的には全然違和感ないくらいモーツアルトの解釈が新鮮だったんだけど、、、ね。

その一方で、「ほんとはベルクやりたいんだけどジイサンバアサンにはちょっとキツいから、MOZをバッファーにすっかな??」的な選曲なのかな???

どうなんでしょ?

Trilian

2009年11月12日 15時40分46秒 | CM
トリロジーの2世代目ね。
これはフリーアップグレードだったんで(何時買ったかによるよん)、本国からの輸送費だけですんだ。
内容はともかく、前のバージョンのエンジンがProToolsと相性悪かったからね~結構仕事の邪魔されたよな(笑)。

これでスペクトラソニックの製品は全部”今時”のDAWとマッチングがとれたんで安心して使える、、、ハズ。

いや~それにしても最近のライブラリーはデカイよね。容量が。
ま、1TBのHDが1万円ちょいで買える世の中だから”コンテンツ50GB”とか書いてあってもさすがにビックリしないけどさ。
インストールしている時間がいやなんだよね、中途半端で。

アップデートの連続記録か??

2009年11月12日 01時48分48秒 | CM
っていうくらい次々でリリースされるね。
無料で嬉しいNI MASCHINE、Vienna Ensemble Pro。
メジャーアップデートで勿論有料だけど、最高に嬉しいシベリウス6のアップ。
なにが嬉しいってクレッシェンド(通称松葉ね)記号の上にffが重なったり、音符のレイアウトを変更した時にテキストに重なったりするのを、昨日までは素手で修正してたわけ。

それが新しい機能「マグネティックレイアウト」使う事で(初期設定でオン)自分で直す手間が省けるわけさ~!!

そりゃあシベリウスはざっくりしたレイアウトはメチャ速かったけど、やっぱりプロとして人様に見せる状態に仕上げるところでやっぱり時間かかってたのよね。

だいたい録音日よりも早めに譜面を仕上げていても前の日にアレンジ直したりすると、記号どうしが重なっちゃったりして、それを直すのがチト手間だったのね。
CMぐらいの尺だったらまだいいんだけど、劇伴の尺と曲数だと、それだけでもまとまって時間をとられるしね。

今日からはBC ACくらいの差があるな、、うん。