雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

VONZEP

2011年03月06日 19時26分13秒 | Music
昨日クロコダイル(原宿)でVONZEPを観た。
ZEPのカバーバンドは昔から何かとチェックしているけど、ジミー・サクライ氏のDVD等も以前チェックしていたし、彼のライブを観るのはこれで2回目。

僕がエレキギターを手にしたきっかけはZEPの映画「狂熱のライブ」を観たからで、あの映画を当時観ていなかったら今頃こうして音楽なんかしてたかどうか分からない。

さてVONZEPの解説はリンク先をチェックしてもらうとして、昨日のクロコのライブは「公開ライブ」というお題。
なんせ、例え「ハートブレーカー」を演ると言ってもいつのライブのバージョンなのか、行き方はどうするのかギターソロからの戻り方はどのパターンで戻るのか、オリジナルのバンド自体がかなり即興でやってた部分があるから、カバーする方も大変だ(笑)。

ギターのジミーさんの演奏を観るたびに自分のZEPコピーの間違っていた部分を発見するのだ。
とにかくライブバージョンに関してのジミーさんの研究はほんとうに偉大だと思う。
多分、70年代のジミー・ペイジの演奏に関しては本人よりも詳しいと思う。

昨日のライブで特に良かったのはアコースティックセット。
アコギとマンドリンとボーカルという先の映画にも出てこないし実は映像で観た事ないんで、かなり新鮮だった。
生でみるとアイルランド色がやっぱり強いんだよね。

それとドラムのクリス・スレイドの人気は凄い(実は僕はほとんど知らない、失礼)。
AC/DC、The Firm、ユライア・ヒープ、エイジアとWikiで調べてもらった方が確かなんだけど、すごいのね、この人。

年齢は60を過ぎてるらしいけど、全然関係ないんだね、そんな事!

Esperanza Spalding

2011年02月20日 13時11分26秒 | Music
昨日ブルーノートにてEsperanza Spalding
素晴らしいライブ。
過去1年内に観たライブではダントツ1番に良かった。
基本的にはCDの曲を演奏したんだけど、CD録音当時よりも曲の解釈も広がってよろDeepなステージに。

ベースも相当上手いけど、歌の音程の正確さもすごい。
ブルーノートで1日、2セットあの濃い演奏をやり遂げる体力と精神力もすごい。

言葉で褒めればほめるほどこちらが安っぽくなっていくような、この感覚はいったいなんなんだろ、、、

マイク・スターン&リー・リトナー@ブルーノート東京

2011年02月07日 23時38分23秒 | Music
ブルーノートのセカンドセット観たけど、あんなに楽しそうにしてるマイクスターンを初めてみた(笑)。
フュージョン系叩いてるサイモン・フィリップスって初めてみたけど、タイム感が気持ちいい~
特にファンではないけど、上手いドラマーはやっぱり気持ちいい。
まわりのプレイヤーも安心して「乗れる」感じがあるよね。

KURT ROSENWINKEL TRIO

2011年02月06日 01時51分51秒 | Music
久しぶりのモーションブルーでカートを観た。
こんなにスタンダートを演奏するカートを観たのは初めてだった。
曲はジョーヘン、モンク、ジョビンとスタンダード(ジョーヘンはスタンダードじゃないか)を演奏して、アンコールもDon't Blame me(確か、、、間違ってたらスマンス!)。

ライブを観た後、西藤大信君、小沼ようすけ君、荻原亮君と日本の若手ジャズギタリスト四天王のうちの3人と刀削麺を関内で食べて帰ってきた。
ジャズ(今時このくくりもピッタリじゃないけど)ギタリストでスタイルを築いているという、なんとも羨ましい3人。
ギターだけを職業しているのはほんとうに憧れるなあ。
3人集まると意外と大学生のようでかわいいもんだね(笑)。

「太陽がいっぱい」OST

2010年12月31日 00時06分29秒 | Music
「太陽がいっぱい」OSTが昨年リリースされていたのを全く知らなかった。世界初リリースっていうのが不思議だけどね、嬉しいね。関係者に感謝だね。この中の「浜辺」を小学校でピアニカ合奏する事があって、3、4人でアルペジオをギターで伴奏する事になって、そのうちの1人が僕で、それが人前で楽器を演奏する最初の機会だと思う。間違えないように左手の手元だけ凝視して終わった数分だったな。

劇伴シーズン突入

2010年03月01日 02時00分55秒 | Music
幸いな事にまたドラマの仕事やアニメの仕事を引き受ける事ができました。
劇伴の仕事のスタートで大事なこと。
それはProToolsセッションのテンプレートをモディファイする事で、ほぼ毎クール(このクールといのは英語ではないらしい、何語なんだろ??)儀式のようになってるの、ですよ。

テンプレート作りながら楽器構成とか、決まった人数できるだけ多いバリエーションを作るにはどうすればいいかとか考えてるんだよね。

だいたい、どんなに、がんばっても、、、録音の3日前は譜面とか書き出しでぐしょぐしょになるんだけど、それをできるだけさけるためにもオーディオへの書き出しのための準備が必要。

それも作曲の前にね!

問題はKONTAKT4のパラアウト。
もっとたくさんあれば話ははやいんだけど、、ね。

あけまして

2010年01月02日 01時15分58秒 | Music
31日も打ち合わせして、元旦だけは休んで、明日からまた仕事。
仕事があるだけ幸せなんだよと思いつつ、”特上”音楽をコツコツ作っております。
成果のほどは1月中旬のTBSドラマ日曜劇場で!

JPJとは

2009年11月26日 04時09分04秒 | Music
ジョン・ポール・ジョーンズだったのよね!!
ジョン・ブライオンが「もう1人のゲスト、ジョン・ポール・ジョーンズ。」
普通このセリフの後に!!とか付けそうでしょ?
でも全然そんな感じじゃなく、さらっと、ね。
であまりにさらっと紹介されたんで、なんの事だか2秒くらいわからず、出てきたご本人を観て「マジ?本物だぜ、こりゃ~」とアドレナリン、ドバ~みたいな感じ。

毎日ジョン・ブライオン周りのチェックをしているほどファンじゃないけど、この二人の関係が全くわからず、なんでJPJがラーゴに、というかLAに居るの???みたいな。

現地の友達の話だとフーファイターズのデイブとJPJは最近バンド始めて前の週にギグがあったんだって。
だからLAにいること自体は不思議じゃないよ、とのこと。

JPJが出てきた時に客席はパニック状態になったもんね(笑)。

と頭がグルグルになってうちにさっさとフィオナ+ジョン+ジョン(ex.ZEP)がスタートしてしまい、、、
曲に集中したいところだけど、僕がギターを、ロックを、始めたきっかけのLED ZEPPELIN(嘘ですほんとはKISSなんです、けどその事実はプロフィールではオミットしてます)のベーシストが目の前でベースを弾いているんだぜ~的な感じでそわそわしちゃって落ち着かない。

2、3曲やってフィオナが下がって、その後ジョン・ブライオンがAmでファンクっぽいカッティングを始めてどうするのかな~と思ったら「グッド・タイムス・バッドタイムス」だった(クラクラクラ~)。

ゲゲッ、ジョンジーはZEPナンバーを封印してるわけじゃないんだ??
”メンバー憎んで楽曲憎まず”とはこのことなのか~と深くカンドー(涙)。

あとはモッタイナクテブログに書けましぇん、あしからず。


LAにて2

2009年11月24日 07時22分38秒 | Music
LA滞在が金曜日を挿んだので、友達に頼んでラーゴのジョンブライオンのチケットをゲット。
今回もすごく楽しみにしてた。

ホールのマネージャが前ふりしてギグが始まるんだけど早口で「ゲストがいるかもね~」なんて話してたけど、ジョンブライオンのステージにはふらっといろんなゲストが来るらしいから、ありなのかな~なんて思ってて。

で、30分くらい相変わらずリクエストに応えたりしながら1人で演奏しててね。
彼のステージは1人多重録音スタイルなんだけど、それにひっかけて今年亡くなったレス・ポール風で一曲リクエストに応えて弾いてくれたの。
上手いんだ、ギターも(ピアノも相当上手いけど)!!!!!!!

日本のスタジオミュージシャンでリクエストされた曲をその場であそこまでレス・ポール風に弾ける人、多分いないと思う。
ほんとに参った、、、って感じ。

ですっかりゲストの事なんか忘れてたら、なんの前ふりもなくさらっと「じゃあ、フィオナアップル、、、」って、エ~ッ!!みたいな(笑)。

いや~びっくりした。あの距離でフィオナアップル観られる事日本じゃないし(あたりまえか)。
で二人で演奏してくれた曲が(曲名わからないけど、聞けば思いだせるんだけどな)また渋い曲なんだ。
でもフィオナはやっぱり凄~く上手い。
最近は普段なにしてるんだろ??
でも10年前かな?東京で観たときよりも断然よかった。

で、フィオナアップル観れてチョーラッキーっと思ってたら、「じゃあもひとりゲストでJPJ」、と別の原稿書かなきゃいけないから今日はここまで。

JPJて誰でしょうね、ムフフフ。