これは由々しい事です・・それは永住外国人に地方自治体への選挙権を認める法案が、民主党の小沢代表が成立に向けて,長らく審議されていた法案を提出するそうです。この法案については公明党は以前からその意向をもっているようです・・・民主党案が提出されれば、果たして公明党は従来の意向を通りだとすれば、与党内の亀裂は大きいものになると思います。
現時点で、公明党は「ぜひ党内をまとめ、提出してもらいたい。私としては歓迎だ」 と公明党の北側一雄幹事長は23日の記者会見で言っているそうです・・・その上で、 「自民党内でも理解いただけるようお願いしたい」とも語り、今国会での成立に向け、自民党の協力に期待を表明したというから・・・これは問題です。
この法案は、公明党にとって自民党と連立を組んだ当初からの悲願だったそうです。、これまでに衆院だけで計5回提出しているそうで、現在に至るまで自民党の賛成を得られず・・廃案を繰り返していたそうで、・・5回目の法案は継続審議となっていると言う経緯があるらしいです。
ところが、参院第1党の民主党が小沢代表主導で独自に法案提出の動きに出たそうです。というのはいま国会で審議しているはガソリン税ヲ揺さぶって小沢氏は自民党を衆議院選にもっていきたいらしく、この法案なら公明党の賛成を得られるとの思惑がみえみえです。
しかし、22日にあった中川昭一氏が会長を務める「真・保守政策研究会」の会合で、最高顧問の平沼赳夫氏がこの法案に対して「2年余り前に幕を下ろした人権擁護法案のほか、外国人の地方参政権問題も動きが出てきた。我々は、いわゆる保守の旗をしっかりと掲げていかねばならない」 といってます。私もその意見に賛成です・・・
民主党は週明けにも、法案とりまとめに向け議員連盟を発足させるそうです。小沢代表自らが旗をふり、約50人が参加する見通しとの事です。 「我々がまとめれば、公明党を追い込んでいける。そうしたら自民党はどうしようもない」。小沢氏は18日の韓国特使との会談でも、今国会に法案提出する狙いをこう説明しています。
もちろん、民主党内にも異論はあると思います。しかし現在の小沢代表がやろうとしていることに対して、政局優先で行くこの党内の異論などを無視して決行しているようです・・・ <永住外国人地方選挙権付与法案〉なるものは・・・ 日本に永住が認められた20歳以上の外国人による申請をもとに、地方自治体の首長や議員の投票権を認める法案だそうです。この何度も廃案されお蔵入りした法案を使ってでも民主党政権を作る執念にも似た思いがこの人に感じます・・・