容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

韓国サムスン・・・家宅捜索????

2008年01月18日 12時04分20秒 | 社会・問題国内・海外の問題



           サムスン経済研究所

いま韓国では、サムスングループ に家宅捜査が入った事が話題になっております。この企業はいまでは同国のもっとも成功した優良企業にまでのし上がっており、業績も好調のようです。

現在、サムスン電子によると、07年の売上高は前年比7%増の63兆1800億ウォン(約7兆2700億円)だそうで、同社幹部は記者会見で「連結で1000億ドル(約11兆円)超。総合電機では世界トップ3に入った」と言うほどで、日本でもこの企業の名前は知っている人が多いと思います。

現在では日本企業とも競争関係の地位に成長しておりますが・・・ただ、サムスングループをめぐっては昨年秋に、元幹部が巨額の不正蓄財や、政官界へのわいろ提供疑惑を暴露した人がいるらしく、15日には李健熙(イ・ゴンヒ)会長の執務室やグループ司令塔役の戦略企画室が捜索されたようです。

韓国の企業には聞く所では、時の政権との癒着はつきもののようで・・・そのため過去にも多くの企業トップが警察沙汰になってニュースをにぎわせておりますが・・このサムスンは一体何に嫌疑を掛けられたのかについては、記事には書かれておりません。

しかし・・政権末期の盧武鉉政権がこのような捜査に入った事はなんか違和感を感じます。サムスン幹部は、この捜査が投資家らとの電話会議の最中に捜索が入ったようで・・・混乱しているようです。「私たちもロボットではないので、影響は避けられないが、困難には負けない」と自らに言い聞かせているような状態なそうです。

現在、グループ全体で韓国輸出の2割を占める韓国最大財閥である、サムスングループの不正資金蓄財と政官界へのロビー疑惑は失礼だけど毎度の事で、ただ何故この時期に捜査をしているのか??・・・納得がいきません。

韓国では、この捜査のために、特別法で設置された特別検察がこれに当たっているそうですが・・・14日には、グループの李健熙会長の執務室や側近宅などを家宅捜索をしたそうです。このような一連の事件でグループ首脳と幹部が一斉に家宅捜索を受けるのは初めてのことなそうです。

もっとも・・・この企業のグループ各社を束ねる構造調整本部(現戦略企画室)の元幹部がグループの巨額の不正蓄財を暴露しているのだそうです。検察官や政治家、経済官僚、国税当局者、裁判官などに「餅代」として現金などを渡していたと告発していたそうですが・・・ 
 image of gumi, korea plant

ただ、韓国ではこのような処方を取らなければ 企業そのものが成り立ちにくい土壌も在り、そのためか??北朝鮮への企業進出も政府のいわば命令のような所があるようで、その点で政権末期に起きたこの事件に私は関心が在ります・・・

 (朝鮮日報記事引用)

                        


英国とロシア・・・外交関係も険悪・・・

2008年01月18日 00時44分30秒 | 国際政治

 

最近のロシアは、欧州との関係、特に英国との関係は相当険悪のようです。と言うのは、2006年に起きた、ロンドンでポロニウム中毒死した元FSB(ロシアの連邦保安庁)中佐リトビネンコ氏の事件が未解決のままで、英捜査当局は、この事件に元KGB工作員でもある実業家のルゴボイ氏を容疑者と断定してその身柄の引渡しを、ロシア政府に要求しているようですが・・・現在に至るもこの問題は解決されておりません・・        
            


そのために、英国はロシア外交官4人を国外退去処分にしたようです。しかしロシアもこれに対抗して、英外交官4人を追放処分して、それ以外にも、政府関係者への渡航ビザ発給や英国との対テロ協力を停止する措置をとったそうです。

このルゴボイ氏は、07年12月のロシア下院選に当選して・・・不逮捕特権を得たようですが、勿論欧州各国に入れば当然逮捕されとの事です。

ナーシ(プーチン大統領支持の青年組織)が在モスクワ英大使館前でデモを行ったそうでそこで、駐ロ大使の召還を要求したとか・・・それにしてもこのナーシは急にトラの威を借りたような行動には不快感を覚えます。

また同月、ロシア外務省が、英国の文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルのモスクワ事務所以外の地方15箇所の活動を「違法活動」として、08年1月1日以降禁止すると発表したそうです。

この英国の文化活動・・カウンシルの活動は両国間の文化協定に基づくものと英国政府は主張しておりますが・・・カウンシルでは、ロシア当局の警告を無視してエカテリンブルクの事務所を年末年始の休暇明けに開いたそうです。サンクトペテルブルクの事務所も活動を継続すると発表したおります・・この辺にも英国人の誇り高さを感じますと共に拍手を送りたいです・・・

このような動きは、様々な方面に波及しているようで、英国の王立芸術院で1月26日から開催されるロシア美術の絵画展への貸出を、今度はロシア政府が「作品返却の保証が不十分」として先月末に差止められたそうで・・まだ政治的緊張続いているそうです。

その後・・・この展示会は、エルミタージュ、トレチャコフ、プーシキン、ロシアの各美術館から出品される事が許可されたそうで・・・開催が決定したのだそうです。

           From Russia Front Cover