アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

みんなの妄想・初恋ロマンティック編

2013-07-24 | 妄想のアーロン
M7さんからいただいきました。妄想というには、とても綺麗な物語なので、なるべく
突っ込みをいれず、素材を生かしましたよ。


この間の妄想の、ちゃんとしたバージョンを書いてみました!でも一度書いたものがなぜか消えてしまったのでw、
せっかく書き直すならちょっと変えちゃおっかな、と少し前の話とは設定を変えてみましたよ~。

主人公の名前は、さすがに「娘」や「M7」ではかわいそうなので、Mから始まるフランス人っぽい名前に
したのですが・・・よく考えたら、どこかの市長と名前がかぶってましたね(笑)
でもなぜかこの名前が大好きなんです!市長ファンの方、お許しを。
皆さんは好きな名前にチェンジして読んでください♪

では、妄想リベンジver.↓


メンデルスゾーンの無言歌より『甘い思い出』
両親から愛されて、愛らしい少女に育つ様子が浮かぶような曲にしたくて選びました。


昔、パリの小さなお屋敷に、若くてかわいらしい娘がいました。名前はマドレーヌ。
彼女は1人娘で、何不自由なく親の愛情を一身に受けて育ちましたが、箱入り娘でしたので、
外の世界を知りませんでした。
  
はい、ルノアールの絵です。時代が違います。でも、なかなか可愛い少女の絵が無いので、お許し下さい。
横の室内の絵も、多分19世紀だと思うんだけど、よくわからない。
時代考証できる人は訂正よろしく。

ですがある日、マドレーヌは「このままではいけない」とお屋敷を抜け出し、貧しい人々の実態を
生まれて初めて知ります。彼女は、家もなくその日暮らしの人々の生活にショックを受けました。


そして親の目を盗んで、ABCの会の街頭演説を聞きに行くようになります。そこで革命軍のリーダーである
アンジョルラスに心を奪われたマドレーヌは、ついには集会が開かれているカフェにまで通うようになりました。



アンジョルラスは、箱入り娘だったマドレーヌに新しい世界を見せてくれる人物でした。マドレーヌが
知らなかったことをアンジョルラスは何でも知っていました。
そんな彼をマドレーヌは尊敬し、やがて恋をします。

一方のアンジョルラスも、自分を慕うマドレーヌを愛するようになります。いつも革命や国のことに
全力を尽くしているアンジョルラスにとって、彼女といる時間だけが気を休められる一時でした。
同時に彼は、マドレーヌの自分に対する気持ちにも気が付いていました。でも彼は、それに気が付かない
振りを続けました。

そんな事とは知らないマドレーヌは、自分の恋が叶わないことを悲しみながらも、それでもアンジョルラスの
そばにいたくて努力を続けました。

 
ろうそくの明かりの下で、熱心にルソーを読むマドレーヌ。ルソーは、アンジョルラスが尊敬してた思想家
※適当にネットで拾った絵に、勝手な解説をつけてます。


彼の演説についていくために毎晩勉強しましたし、革命の前日には、
頑張って赤い旗を縫いました。


革命の日。アンジョルラスは、女性は出ていくようにいつになく厳しく命じます。他にいた数人の女性たちも
出ていき、マドレーヌは泣く泣くそれに従いましたが、バリケードを出ていく自分を何とも言えない表情で
見送っているアンジョルラスの視線に気が付きませんでした。


Call of Duty、アーロンの好きな戦闘ゲームのテーマの中の一曲です。アンジョルラスにも似合うかな。
アーロンも、実は(無駄に)戦かっていたのです。

そして、バリケードは陥落し、アンジョルラスは複数の銃弾に打たれて亡くなりました。その手には、
命を落とした後も、マドレーヌが一生懸命に縫った旗が握られていました。



その後、マドレーヌは悲しみにくれながらカフェミュザンを訪れます。そこには、1人生き残ったマリウスも
来ていました。2人は亡くなった仲間を想いながらカフェソングを歌い、慰め合いました
そこで、マドレーヌは初めて自分のアンジョルラスに対する気持ちを伝えます。
「私ね、アンジョルラスさんのこと、愛してたの」
するとマリウスは、ふっと笑いながら「知ってたさ」と頷きました。戸惑うマドレーヌに、マリウスは
真実を話します。


「アンジョルラスはね、君の事を愛していたんだよ。君と話してる時の彼は、すごく穏やかで優しかった
だろう?それに実は、彼は君の気持にも気が付いていたんだ」


ショパン:ピアノ協奏曲第2番 第2楽章です。

ショパンといえばジョルジュ・サンドとの恋が有名ですが、彼がまだ学生のころ
同じ音楽院で学ぶ声楽科のコンスタンチアという美しい女性に、恋をします。
内気なショパンは声をかけることもせず、彼女のために音楽を作ります。
それが、この非常に美しい第二楽章です。

ショパンはやがて、ワルシャワを離れてパリに行きますが、そのお別れのときに
コンスタンチアが、彼に自分の髪のリボンを渡します。
ショパンは終生、それを手放さず、死ぬときまで大事にしていたそうです。
コンスタンチアは彼をどう思っていたのか・・・今となってはわかりません。

なんとなく、このエピソードを思い出して、この場面をこの曲にしました。


「じゃあ、どうして気が付かない振りをしていたの?」

 あ、マドレーヌがまた旗を縫ってる。下手くそだけど、可愛いなぁ・・・

マドレーヌの問いに、マリウスは小さく微笑んで答えました。
「それはね、彼が本当に君の事を愛していたからなんだよ。僕がコゼットに夢中になった時、彼にやたらと
厳しく説教されたんだ。自分が死ぬかもしれないと分かっているのに、人と愛し合うなんて無責任じゃないか。
もし事を大きくした上で君が死んだら、その少女はどうなる?ってね。彼は君が傷つくのを最小限に抑える
ために、あえて自分の気持ちを隠したんだ。女性を撤退させるときにあれだけ強く言ったのも、全ては君を
守るためだったんだよ」

 そういうこと

「君、一度、ここで大切な髪のリボンをなくしただろう?探してたよね?あれは実はアンジョルラスが
拾って、胸のポケットに入れてたんだ。僕は彼が、あのリボンに口づけをするのを見たことがある。」

な、なんと、アンジョルラスも盗みを!ジャベールに知れたら「一本のリボンを盗んだおかげで、
数十年の刑(彼も脱獄を試みるだろうから)」
そう、ならなくて良かったね。

それ以降、マドレーヌは彼の分まで生きようと必死に頑張りますが、ほどなくして家が火事に遭い、
若くして亡くなります。

か・・・火事ですか?それはちょっときついので、病気じゃダメ?
ご両親や兄弟、使用人、ペット、その他カワイソウですし。
両親の必死の看護にも関わらず肺炎で死ぬとかは?
亡くなったマドレーヌは主の国に行き、革命から解放されたアンジョルラスと再会します。
そこで2人はようやく気持ちを通じ合わせ、結ばれました・・・♪


私の大好きな曲です。『学生王子のセレナーデ』
長い眠りから醒めたマドレーヌが見たものは・・・
白い花の咲き乱れる美しい木々の下で立っているアンジョルラス。
生前は見せたことのないような、晴れやかな笑顔で、彼女に向かって手を広げてくれました。
良かったですね。

うわーっw yuriさまやLilasさまからのアドバイスも取り入れてみましたが、予想以上に色ぼけマリウス君が
頑張ってくれました。自分で書いてて恥ずかしいです。

 人に世話になっておいて、色ボケとは

前回のとは違い、アンジョルラス様に、自分の気持ちにちゃんと気が付いてもらいました。
Lilasさま、似てる部分がたくさんあってごめんなさい(;´・ω・)

めっちゃ長くなりました~(;´Д`)すみません。さらに、市長が終始頭から離れなかった皆さん、
重ねてお詫び申し上げます(笑)読んでくださってありがとうございました♪


市長より、わたしは焼き菓子が頭から離れませんでしたw
マドレーヌって、バルジャンの場合は苗字ですよね?
女の子の名前でもあるけど。可愛いアニメもあるよね。

とっても可愛い物語をありがとうございました。
M7じゃ、なんかロボットみたいだもんね。
マドレーヌで正解だと思います。

また、よろしくお願いします。

あ、業務連絡?
iremisuさん、書き直しておきましたよ。でも・・・ごめんw先にあやまっとく
みんなの妄想・フィジカルラブ編、暇な人は読んでね。