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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

『オペレッタ狸御殿』再考

2005-06-16 19:30:05 | 
今週でロードショーも終了という『オペレッタ狸御殿』ですが、
今また考えてみたりします。
というのは、河出文庫から脚本家による小説本が出てまして、
それを読んだりなんかしたもので。

ま、小説といってもちょっと頑張れば立ち読みだけで
読みきってしまえる文章量なんだけど、読んで「なるほど!」と
手を打つところもたくさんあるし、
何より主人公二人以外の台詞もないような役に至るまで、
かなり毒のある、人を食った(狸だけに・・)キャラクターだったって解って、
「ちょっともう1回観て確認したいんだけど!」って思ってしまった。

人に金を貸して私服を肥やしてる狸だとか、
 (狸に金を借りる人も人)
インチキ御殿医は雄色家(男色家)だとか、
 (じつは両刀援助交際ももちかけてます)
狸が上の位に上り詰めるためには腹鼓がうまくなくてはならず、
そのためには朝夕の腹筋は欠かさないだとか、
 (お腹が弱くて腹鼓を打つとお腹を壊す狸もいるの)
恋占いで自分の毛を抜くので円形のハゲになってるだとか、
 (マゾだわ)
・・・・・・etc.

己の美しさを脅かすものはたとえ親でも吾が子でも容赦しないという城主。
それを悲しむ老いた父母が、
「厚化粧の妻に教育を任せたのがいけなかった」
「夫が猫背だから、親の背を見て育ったあの子は捻じ曲がってしまった」
と、自分の責任は考えないとこなんか思わずにやっとしちゃうし、
駝鳥道士の初恋の、師匠の妻は弟子全員と関係してるし、
人だ狸だの御伽噺は本当は、それを隠れ蓑にしたそうとう皮肉っぽい内容だったのだ。

いやもちろん、娯楽映画だしコメディだしただ笑って観てていいんだ。
それで監督も脚本の浦沢義雄さんも文句言わないでしょうし、
そういうことを声高に言うことなく、“なんなんだ?”って騒ぐ私らにも、
「どうぞご自由に」って涼しい顔してるだけなんでしょうね。
ただ一人、インタビューもなく試写会にも登場せずの平幹二郎さんが
どういう感想なのかって、すごく聞いてみたかったな~って思いました。

*




『アムリタ』読み終える

2005-06-15 17:47:24 | 
“今更”第2弾です。(第1弾は『IWGP』ね)
今ころ?と言われても、本もめぐり合わせなんで、
しかたないのですな。
ほぼ日に『U.M.A』というよしもとさんの書き物があって、
それを読んだことも、きっかけの一つになったと思う。

今まで一番たくさん読んだ女流作家は江國香織さん。
あの方の作品は、“安全な箱”。
安心して自分のままでいていい場所、みたいな。
それはそれで素敵なところには違いない。
よしもとさんは少し違っていて、マイノリティにやさしいっていう
居心地の良さだけでなく、もうちょっと強く押される。
「前向き」という言葉は安易すぎて使いたくない。
“今いる場所から少し移動させて”、“違う風景を見させる”感じ。

何度か手に取りながら、買うことが無かった作家。
今、自分の手の中に飛び込んできたことに、妙な納得感。
「なるほど・・うまくできてるもんだな」っていう。

ところで、『U.M.A』はおもしろい。
つ--っと読んでて“ぷはっ”と噴出してしまいます。
読んでない方は読んでみてください♪





『池袋ウエストゲートパーク』

2005-06-01 16:18:57 | 
まぁ~~今更と言われれば今更なんですが。
読んでなかったし。
近所の本屋にふらりと入ったら目に入って、
ふらりと買ってきました。

そしたら「踊る!さんま御殿!!」に石田衣良さん出るし、
なんだかタイミングいいなぁ~なんて思って・・
もう読み終えました。(笑)


ドラマが最初。
それも本放送じゃなく再放送でやっと通して観た。
それから最近、これでもってクラシックCDが出てそれを聴いてて、
あー読まないとなぁって感じで読んだので、思いっ切り逆走です。(笑)

おもしろかったです。
CD流しながら読んでました。

いやほんとにドラマとは別物なんですね。
読んでて、全然長瀬智也にならないのよマコトが。
かえってあれだけイメージを離したからドラマが成功したのかもねぇ。
クドカン好きだし、あっちはあっちでアリなんですけど。

とことん今更な感想ですみません(笑)






祈りの絵

2005-04-21 21:15:40 | 
河合隼雄さんと中沢新一さんの対談本。
わしってかなり対談本が好き。
話言葉で読むのって、じつに自然にいろんなことが
頭に入ってくるんですよ。

河合さんは現文化庁長官で、超有名精神療法家。
私のブログではしょっちゅうご出演いただいてます。
中沢さんは宗教学者。
それも、実践する学者さんで、チベット行って修行経験とかしちゃう人。
本は平積みになってて、“あらこの二人また対談してる~”と
手にとってみて “ぬ?”
・・・・まさか、とは思いますが、この表紙はしりあがり寿では・・・
キタキタキターー!!そうです、『真夜中の弥次さん喜多さん』の原作者ですよ。
『弥次喜多』の映画パンフレット。そこに中沢さんは文章を寄せてるんですわ。
つながるつながる、つながってますがな。
それでこのかーいらしー絵ですが、本のなかにも何枚も描かれてるんです。
少しずつ顔の違う祈りの絵が何枚もね。
はい!そこで連想されるのは、これです。
 




パウル・クレーの『忘れっぽい天使』という絵。
どうです?よく似てると思いませんか?

この絵はクレーが晩年のころに描かれたものだと記憶しています。
ほとんど自動書記のようなかんじで、一筆書きのように
描かれた天使の絵が何枚かあったらしいです。
写真はちょっと暗くて見難いですが、意識してこういう線を
描くのは無理なことだと思います。

アーティストとしては最高の境地なんじゃないかと思うんですよ。
ああしようこうしようっていう意識レベルを超えて、
“降りてくる”力に身を任せた、いわゆる巫女状態だと思うので。

あそれで、しりあがりさんの絵が似てるからって、べつにパクッたとかそういうことを
言いたいんじゃないんです。それはまったく。
しりあがり寿さんの表紙の絵も、かなり自我を滅して描いてると感じられるので、
そういう自我を消したピュアな表現は、洋の東西を問わず似るんだなぁと、
そう感じたってことが言いたかったんでした。

*






玄侑さん

2005-04-21 18:36:56 | 
本屋に行ってきまして、何冊か購入しましたがそのなかで、
『脳と魂』という対談本。
養老孟司さん×玄侑宗久さんです。
なんかいかにもすごそー!というか、おもしろそー!でしょ?
宗久さんの小説のほうは読んでいないんですが、雑誌やテレビで見たり
インタビューを読んだりすると、顔に似合わず可笑しい人だなと、思ってたんですよ。
肝が据わってて動じない態度も、坊さんらしい坊さんという感じもして。

以前に「爆笑問題のススメ」に出てて、長時間の正座で足がしびれないこつについてを
バクモンに聞かれてたんですけど、まじめな顔して
「重心をね、チン○の少し前に置いて‥」って、バクモンも真鍋かをりちゃんも
「い、い、今なんて言ったんですかぁ~~~!!??」って目をひん剥いてたのが
おっかしくてね~~(^□^゜この坊さんいいなぁって思った。
福島の出身なんですね。そういえば写真家の梶井照陰さんも福島出身。
福島のお坊さんは芸術家肌の人が多いんでしょうか。
ちなみに、梶井さんはNHKトップランナーに出演予定です♪

ところで、駅前の本屋で働いてた友達がほかの店に移ることになったという。
転勤かな?と思ったら、閉店するのでリストラをくったそうだ。
10年以上も働いてたのにほとんどフォローもなく、「こんなもんなんだね(苦笑」と。
まあまた本屋でこんどはでかい店だし、好きな仕事が続けられて良かったんじゃないかな。
と私としては思うしだいなのでした。

*









なんだこれ?

2005-03-30 13:54:15 | 
夕べ夢に出て来た、鳥?

最初、窓に向かってでかいカラスが、
常識よりでかい、イヌワシサイズくらいのが
どかっどかっとぶつかってくるんですよ。
ゴッゴッと窓つついたりもするんですよ。
(べつにカラスは嫌いな鳥じゃないんですが)

「うわこいつら餌よこせって言ってる。
 ヒッチコックじゃあるまいし恐いなー」
と思いつつ、ちょっと隣の部屋に避難した。
そこの窓からカラスたちのようすを観察していたら、
スケッチの、おじいさんみたいな鳥がぽっと来たので
窓を開けたら、ヒゲの抜け毛?を集めた?らしいぽわぽわのボールを、
ほいっと渡されたのでちょっとあっけにとられつつ、
「あ、じゃ」と餌の入った袋を渡した。
おじいちゃん鳥はぱたぱたと去っていきました。

うーーん、夢ってふしぎ。
 



そんな夢をみてしまったのも、寝る前読んだ本の影響かも?
再読してます、『明恵、夢を生きる』/河合隼雄。
夢の力、夢からのメッセージ、夢の難しさ、
明恵(みょうえ)上人が現代でも困難な夢の解釈を
見事にひとりで行い、記した記録をもとに、
河合さんが考察を重ねたものです。
18年前の著書だけど、興味深いですよ。

帯の文より。
 夢に対する態度によって、夢も変われば人間もかわる。
 夢分析の大家が、その臨床経験のすべてを傾け、高僧明恵の「夢の記」に
 自己実現の軌跡を追う。‥‥




『のだめ』@10-11

2005-03-17 23:59:00 | 
おニューのMP3プレーヤーが、ハナからうんともすんとも言わない。。。
むきゃーー!q(`□´)p返品返品!!

さていよいよパリですなー。
言葉がわからず山のようにエスカルゴを注文してしまったのだめ。
ここはあれ、『エンドレスサマー2』でも同じ場面があった!
「カタツムリなんて食えないよー」って、近くの観葉植物の鉢にザラザラ(^m^)
のだめは食べてたけどね。

音楽の前では万人が平等。たとえ相手が恋人だろうと。
p89。「なにがバカンスだ!!そんなもの犬にでもくれてしまえ!!」by千秋。
アハハハハ ヾ(^□^゜ツ 千秋くんて、六星占術的に火星人かな---。

でま、あの10-11巻は指揮者コンクールが延々と描かれているわけで、
さすがにまじめなとこが多い。
一番フザケてるのは、「プラティニ国際指揮者コンクール」って名称ですよね。
サッカー好きにはうけますな。(^□^)
そして千秋くんは、音楽を追求するあまりオケと険悪なムードに‥。
以前マイさんと、「指揮者の頭の中はどうなっているのか?」と話したことがあった。
たとえばわずかな弦の乱れをキャッチして、素早く指示を出して元のコースに誘導する、
その判断のスピード。
えーと‥、まず“奏でたい音楽”が先行して頭の中で鳴っていて、
“今鳴ってる音”があって、もしそこになにかアクシデントがあったら
“これから鳴ってしまう音”が予測される。
で、それを修正するのにどうしたらいいかを瞬時に判断して(その間も音は続いている)、
指示を出して、もちろん楽器によって音が出る時間も違うことも考慮するだろうし・・・
うぅ---ん、すごい仕事量だ。。。

11巻に戻ろう。千秋くんは無事ファイナルに進んだ。
p45からの演奏シーンは素敵ですね(^0^゛
そこにどんな音が鳴ってるか、バックの装飾部分で伝わってきます。
これがすごいなと思うとこなんですが、千秋くんのは絵柄が色々使われてて、
音楽が多彩だって、ちゃんと表現されてる。
でもジャンは、“良くも悪くもいつも「ジャン」だ”と言われるように、
バックのキラキラはほぼおんなじなんだよね。
第1位おめでとう千秋くん。

ところで、Lesson61の表紙絵なんですが、元があるはずなんですが思い出せません!!
.... ルノワールダッタカシラ....(ーー;
しまったぁぁ‥、絵の方もモグリだってことが白日の下に晒されたワシ。。(^△^;

p103。パリで売ってる米の名。“日の出”→“Shinode”(しので)(^□^゜ブハッ
なんで「S」付けたのかな?“Hinode”じゃだめなの?
あれ、でも仏語って「h」撥音しないんだよね?だと“いので”になっちゃうか!
だったらそもそも何故“日の出”にしたんだい?
“ZEN”とかでもいいじゃないか。フランス人好きでしょが、“禅”(コレッテサベツテキハツゲン?)

さーラストでは、いよいよのだめが『大壁』にぶちあたりましたねぇぇ。
12巻は5月発売予定だそうで、どうなりますやら。(シッテルケド)




『のだめ』壺。@8-9

2005-03-16 18:52:36 | 
いやーやっぱり、R☆Sオーケストラの演奏シーンは
音が無くても鳥肌が立っちゃいますね。
それにしても、ホルンて描くのが大変そうだ。。。

p53。ポエマー佐久間の師匠はやっぱりポエマーだったか。
ケエコさんとの待ち合わせも「じゃあ裏軒で」って‥、すっかりあの界隈に
はまってしまったのね(^^;

で、私がこの8巻でもっとも笑ったページはなんといってもp105。
ドゥーン先生がドゥ---ンとコンマス席に座っている絵です!
この存在感!この周囲から浮いてるカンジが私的につぼ。何回見ても笑うヾ(^□^゜
しかも他のどのメンバーより楽しそうに音楽しているし(^m^゛

ところで、マラドーナ(オイ!)コンクールに向けてハリセンの家で合宿を始めたのだめ。
借りてる部屋がすでに“のだめ化”している。(´▽`;
そしてこのコンクールに出場している、21番瀬川くん。
‥‥不気味ですな----(笑)でもなんか「いるいる!」っていう。。。
p161の歩いてる絵は秀逸だと思いマス!!まるで異星人のよう....



9巻。まず最初は“今日の料理のテーマ”でしょー。
『ペトルーシュカ』の、あの'チャラチャラチャンチャンチャッチャッチャ-ン♪'旋律のとこだよね?
おかげで『ペトルーシュカ』で笑っちゃうようになっちゃったよぅ!(^△^;アーアー
p60、裏軒にて。“クリスマスケーキ予約受付中”!?(^^;出たよ。
そして次ページでしっかり生地作ってるし、峰パパ。。。

p72。音大生は“不良債権”
ダ・ヴィンチでも「当たってます」という感想が。
私も、音大ではないけど不良債権人の仲間。ギクゥッとしますわ。ハハ..

R☆Sオケのニューイヤーコンサート。ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』
これはもー先日買ったマルティノンの音で聴きますよ
ベトベンの『7番』は編成も小さいし、聖響さんので (コレシカモッテナイ トイウハナシモ..)
でも、こういうオケがほんとにあったら面白いでしょうなぁ。
まとめていくのは大変かもしれないけど、
聴く方は“今度はどういう面白い奴が見つかるだろう”ってワクワクするよね。

そしてp170、看板。“カラオケ・ベトベン”・・・・オイ




『のだめ』壷。@7

2005-03-15 11:32:46 | 
p21。“慕零蕗”とは、「ぼれろ」と読んでいいんだな?
『ダ・ヴィンチ』に、「チェロの菊地君やヴァイオリンの清良、キャラが楽器に合っている」
という感想が載っていましたが、
じゃあ、チェリストはみんなコマシで策士なんですね?(ソウナノ?ピエール...)

p29。“麻婆煮込みハンバーグ”ってどんな味!?
ハンバーグというからには、ナツメグとか入ってるのよね。
それを麻婆で煮込む。。。。イメージできない。もちろん作ってみる気もない(笑)

「恋はおおいなる勘違いから始まる」って誰が言ったっけ。
おかげで、いぶし銀のモーツアルトがピンクに変わった!
p76の黒木くんの“幸せ‥”顔が笑えます。(^□^)

いよいよ新オケを作ることになった千秋くん。
p94。匿名電話の犯人、峰パパが壁際に立ってる姿に(≧≦)ププ

いや私も笑ってるだけじゃあないんですよ。
p114から、千秋くんがブラームスのビデオを観ているシーンは
ちょっと鳥肌が立ちました。(‐_‐ハイ

ハリセン遠藤がのだめと『もじゃもじゃ組曲』を作ってるとこ楽しいね♪
バカバカしいって思ってても、やり始めるととことんやっちゃってる。
結局マニアックな人間が集ってる場なんだな、ここは。
スーパーの名称が“ひとしくん”てのもフフッと笑った。
どうせなら、そのひとしくんは“ひとしくん人形”に似せて描いてくれてたら最高だった。

p134。コンクールで緊張してる各々メンバーが描かれているなか、
菊地くんだけは、女の子とデートですかい‥‥。
さすがコマシだ。それでちゃんと1位取るんだからねーーー
そうそう、さんざん文句言ってたのに千秋のPCはいまだのだめちゃんの
「みそ字フォント」のままでした。慣れちゃったんだね千秋クン(^^;
そしてそのあと「そんなにのだめが心配なら 首に縄でもつけておいたらどうデスか?」
と言われて、縄で首を締めてるあたりがいつもの千秋クンで素敵です(^□^゜

ところで、『ダ・ヴィンチ』に“リアル千秋”ってことで聖響さんが載ってましたけど。
似てるの?どのへんが?
音楽への姿勢?ルックスが良くてモテるとこ?まさか・・・オレ様で鬼なとこ?(笑)