今週でロードショーも終了という『オペレッタ狸御殿』ですが、
今また考えてみたりします。
というのは、河出文庫から脚本家による小説本が出てまして、
それを読んだりなんかしたもので。
ま、小説といってもちょっと頑張れば立ち読みだけで
読みきってしまえる文章量なんだけど、読んで「なるほど!」と
手を打つところもたくさんあるし、
何より主人公二人以外の台詞もないような役に至るまで、
かなり毒のある、人を食った(狸だけに・・)キャラクターだったって解って、
「ちょっともう1回観て確認したいんだけど!」って思ってしまった。
人に金を貸して私服を肥やしてる狸だとか、
(狸に金を借りる人も人)
インチキ御殿医は雄色家(男色家)だとか、
(じつは両刀援助交際ももちかけてます)
狸が上の位に上り詰めるためには腹鼓がうまくなくてはならず、
そのためには朝夕の腹筋は欠かさないだとか、
(お腹が弱くて腹鼓を打つとお腹を壊す狸もいるの)
恋占いで自分の毛を抜くので円形のハゲになってるだとか、
(マゾだわ)
・・・・・・etc.
己の美しさを脅かすものはたとえ親でも吾が子でも容赦しないという城主。
それを悲しむ老いた父母が、
「厚化粧の妻に教育を任せたのがいけなかった」
「夫が猫背だから、親の背を見て育ったあの子は捻じ曲がってしまった」
と、自分の責任は考えないとこなんか思わずにやっとしちゃうし、
駝鳥道士の初恋の、師匠の妻は弟子全員と関係してるし、
人だ狸だの御伽噺は本当は、それを隠れ蓑にしたそうとう皮肉っぽい内容だったのだ。
いやもちろん、娯楽映画だしコメディだしただ笑って観てていいんだ。
それで監督も脚本の浦沢義雄さんも文句言わないでしょうし、
そういうことを声高に言うことなく、“なんなんだ?”って騒ぐ私らにも、
「どうぞご自由に」って涼しい顔してるだけなんでしょうね。
ただ一人、インタビューもなく試写会にも登場せずの平幹二郎さんが
どういう感想なのかって、すごく聞いてみたかったな~って思いました。
*

今また考えてみたりします。
というのは、河出文庫から脚本家による小説本が出てまして、
それを読んだりなんかしたもので。
ま、小説といってもちょっと頑張れば立ち読みだけで
読みきってしまえる文章量なんだけど、読んで「なるほど!」と
手を打つところもたくさんあるし、
何より主人公二人以外の台詞もないような役に至るまで、
かなり毒のある、人を食った(狸だけに・・)キャラクターだったって解って、
「ちょっともう1回観て確認したいんだけど!」って思ってしまった。
人に金を貸して私服を肥やしてる狸だとか、
(狸に金を借りる人も人)
インチキ御殿医は雄色家(男色家)だとか、
(じつは両刀援助交際ももちかけてます)
狸が上の位に上り詰めるためには腹鼓がうまくなくてはならず、
そのためには朝夕の腹筋は欠かさないだとか、
(お腹が弱くて腹鼓を打つとお腹を壊す狸もいるの)
恋占いで自分の毛を抜くので円形のハゲになってるだとか、
(マゾだわ)
・・・・・・etc.
己の美しさを脅かすものはたとえ親でも吾が子でも容赦しないという城主。
それを悲しむ老いた父母が、
「厚化粧の妻に教育を任せたのがいけなかった」
「夫が猫背だから、親の背を見て育ったあの子は捻じ曲がってしまった」
と、自分の責任は考えないとこなんか思わずにやっとしちゃうし、
駝鳥道士の初恋の、師匠の妻は弟子全員と関係してるし、
人だ狸だの御伽噺は本当は、それを隠れ蓑にしたそうとう皮肉っぽい内容だったのだ。
いやもちろん、娯楽映画だしコメディだしただ笑って観てていいんだ。
それで監督も脚本の浦沢義雄さんも文句言わないでしょうし、
そういうことを声高に言うことなく、“なんなんだ?”って騒ぐ私らにも、
「どうぞご自由に」って涼しい顔してるだけなんでしょうね。
ただ一人、インタビューもなく試写会にも登場せずの平幹二郎さんが
どういう感想なのかって、すごく聞いてみたかったな~って思いました。
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