本日の仕入れ。
『泣き虫ハァちゃん』(新潮社)/河合隼雄
河合先生の、最後の本。
最後が、専門書でもなくエッセイでもなく、
自伝のような物語だなんてね。
─ほんまに悲しいときは、男の子も、泣いてええんよ。
あとがきにて夫人が、「入院中は夫の夢を見たという方が沢山おられた」
ということを書いていました。
私も、入院中ではなく亡くなってからだけど、亡くなってすぐのころ、
夢に河合先生が来てくれたことがありました。
きちんとスーツを着てらして、こちらを見てにこにことして・・・。
“あ、河合先生だ。亡くなる前にお会いしたかったなぁ・・”
夢うつつにそんなことを思ったのを憶えてます。
巻末には谷川俊太郎さんの詩。
・・・ 私がもう言葉を使い果たしたとき
人間の饒舌と宇宙の沈黙のはざまで
ひとり途方にくれるとき
あなたが来てくれる
言葉なく宇宙からの一陣の風のように
私たちの記憶の未来へと
あなたは来てくれる
本屋で 泣きそうになりました。。
*

『泣き虫ハァちゃん』(新潮社)/河合隼雄
河合先生の、最後の本。
最後が、専門書でもなくエッセイでもなく、
自伝のような物語だなんてね。
─ほんまに悲しいときは、男の子も、泣いてええんよ。
あとがきにて夫人が、「入院中は夫の夢を見たという方が沢山おられた」
ということを書いていました。
私も、入院中ではなく亡くなってからだけど、亡くなってすぐのころ、
夢に河合先生が来てくれたことがありました。
きちんとスーツを着てらして、こちらを見てにこにことして・・・。
“あ、河合先生だ。亡くなる前にお会いしたかったなぁ・・”
夢うつつにそんなことを思ったのを憶えてます。
巻末には谷川俊太郎さんの詩。
・・・ 私がもう言葉を使い果たしたとき
人間の饒舌と宇宙の沈黙のはざまで
ひとり途方にくれるとき
あなたが来てくれる
言葉なく宇宙からの一陣の風のように
私たちの記憶の未来へと
あなたは来てくれる
本屋で 泣きそうになりました。。
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