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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

大アンコールワット展など

2006-04-27 21:47:55 | 音楽・映像・アート
仙台市博物館で開催中の、
『大アンコールワット展』見てきました。

少し肌寒い日でしたが、
友だちと一緒にてくてく歩いて行きました。
人出はまぁまぁ。
自分のペースでちゃんと見れるくらいで快適。
10-13世紀のクメール文化の美術。
ヒンドゥの神々や仏教の像が主ですが、
見事にカンボジアの顔とスタイルになってて、
ぱっと見どちらなのか分からなかったりして。^^;

クメールのスタイルですと、通常額に見られるビンディや百毫が無いことが多い。
顔立ちも丸みが強くて唇が厚く、雰囲気がおおらか。
材料は砂岩がほとんどで、細工がしやすいのか、冠や衣服の彫りはすごく細かくて、
肌はなめらかで肉感的でした。
だいぶ間近で見られる像もあり、みな口元に微笑みを湛えていて、
穏かな空気が漂っていたせいか、見ていてなんだか眠くなっちゃって。苦笑
目が乾くのもあるけど生あくびばっかりしてて、
友だちに指摘されまくりでした。^▽^;

ところで男神の顔をよく見ると、輪郭より小さめのラインが入ってるんですよ。
「なんだこりゃー。小顔メイク?w」なんてふざけてたんだけど、
よく見ると、モミアゲから繋がって、ヒゲが描かれてるらしく。
口ひげも必ずあるんですが、輪郭にそったヒゲがきれいに入っていて・・・あら?
今、無精ヒゲでもって顔を小さく見せてるのと同じなのでは?
ほんとのところは分からないけど、私にはそう見えて、
「いつの時代もやることは同じか?」と、なんか可笑しかったデス。^□^

気に入ったのはヒンドゥの女神、ドゥルガーの像。
インドの表現とはかなり違うので、ほんとはけっこうおっかない女神さまなんだけど、
やっぱり大らかで、艶かしいけど健康的で美しかったです。^^
5月28日まで。

*



美しきエレーヌ

2006-04-25 01:05:22 | 音楽・映像・アート
久しぶりにクラシックCDを購入。
エレーヌ・グリモーという女性ピアニストです。

あまり詳しい経歴は知らないのですが、
とても若いころにデビューしたそうでCDの数がかなりあるんです。
迷ったあげく、全く聴いたことのない曲が入ってるものを
選んでしまいました。

メインがベートーベンなんで、そこはなんとか分かるんだけど、
コリリアーノって誰?ペルトって誰?大丈夫か?自分。笑
しかし1曲目から、その響きの美しいこと!
もしかしたらサウンドエフェクトかけてるかもしれないけど、
ちょっと宗教音楽的な深遠な響きです。
俗世から離れて、いっぱいくっつけていたアクセサリーも全部取りはらわれて、
化粧も落として、髪もほどかれて、いつしか心を素にさせられてしまいますね。
うっかり輸入盤を買ってしまったので、曲のプロフィールがわかんないんだけども。笑

ありがちなんだけど、その美貌ゆえか正当な評価をなかなか得られなかったそうです。
他人と馴染めない、情緒不安定、自傷行為やひきこもり・・・など、
精神的にもとてもあやうかったようです。
そういった出来事を乗り越えたきたことが、音に結晶されてるんでしょうね。

さて話では、彼女はブラームスが素晴らしいそうなので、
この次はブラームスにいたしましょうか♪

*



絵巻という映像

2006-04-23 21:35:46 | 音楽・映像・アート
たとえば、歌舞伎の不思議なポーズは、
「ストップモーション」だったり、「スローモーション」だったり、「クローズアップ」だったりする。
そういう約束事、“あると見立てる” “無いものとする”っていうような、
イマジネーションの豊かさは日本人の凄さなんだよなぁ。

今日の『新日曜美術館』は<絵巻物>についてでした。
絵巻物って、展覧会の展示ではたいていが有名な箇所をだーっと広げて、
ガラス箱の向こうに鎮座ましましていて、なんだかよくわからなかったりするんだけど、
本当は下に置いて、両手でくるくると巻きながら見ていくものなんだそうだ。

その1枚のなが~~い紙の上に繰り広げられる物語は、
まさに映画であり、アニメーションであり、漫画なのだ。
いや驚くねぇ~!!
時間の経過、視点の変化、フェードイン・フェードアウトなど、
800年前にすでに確立されちゃってたんですね。


日本がアニメ大国になるのはごく当たり前のこと。
劇画によくある、スピードを表す風の線も、
その時代すでに描かれていた。
絵巻物自体は中国からきているもので、
そっちはそっちで優れたものがたくさんあるけれど、
何が違うかというと、日本はフィクションを描くことに
優れていたそうなのだ。


日本は平地が少なくて、地震が多くて、湿気も多いし、変化が激しくて、
何かをなが~~く保って持ち続けるのは難しい。
だから江戸時代なんか、モノをなるべく持たないし、徹底的にリサイクルだし、
体一つで身軽に動く。
そういう風土だからこそ、無常を感じて感傷的になったりもすれば、
さっさと切り替えて忘れ去ったりもするんだね。
落語みたいに、扇子1本で何もかも表現して、それを想像して見る力も持ち、
あうんの呼吸だとか、暗黙の了解だとかが成立するんだろう。

目に見えるとか見えないとか、手に掴めるとか掴めないとかにこだわらず、
その場や状況に応じて臨機応変に対応していく力。
そういうもんがあるから、西洋絵画の遠近法の厳密さみたいなものは発達しなかった。
『源氏物語絵巻』にみられるような、
「俯瞰図なのに人物の顔が正面から見える」なんてことは、
西欧から見れば“技術の未発達”“不完全”とみなされたかもしれない。
(もちろん現在は優れた美術品として認識されているでしょうが)
一見リアルとは程遠いようだけど、展開される映像・物語のリアリティっていうのは、
写真のような精密な描写よりもずっとずっと迫力があるんだよなぁ…。ふぅ~

えーと、京都国立博物館で『大絵巻展』開催だそうです。
この記事読んでもさっぱり分からないだろうことも、こちらのサイトで解説してます。
もう少し近いとこだったら見に行くんだけど、残念。

*



芸術人類学研究所

2006-04-13 23:29:44 | 音楽・映像・アート
このページでリンクしている石川直樹さんのHPが、ようやく更新されていた。
ごくたまに、著書のページには動きがあったものの、
石川さん本人の日記が去年の11月から止まったままっだのでした。
このまま閉鎖…なんてやだなぁと思ってたんでほっと安心。

で、その日記に書いてあったんだけど、
なんと石川さんは中沢新一さんが所長を勤める【芸術人類学研究所】
研究員として参加するのだというではないか!w(゜0゜w

あぁしばらく忘れていました、その名詞。
去年のやはり11月ころ、ほぼ日の企画で【はじめての中沢新一。】というのがあり、
糸井重里+タモリ+中沢新一という3人が、東京フォーラムで語り合いました。
(聴きに行きたかったけど行かなかったんだよー)
そのときから、この芸術人類学研究所という名詞が登場してたんだよなぁ~。
そっかーついに本格始動するのかー、なんか嬉しいなぁ…。

なにが自分にとってそんなに嬉しいんだろう。と、ふと考えるとき、
その一つはたぶん、自分の好きな人たちが息を合わせてること、力を結集させてることが、
嬉しいらしいんですよ。
自分のことなのに、“らしい”って言い方は変?^^
この人好きだなぁと思う人々が、ぎゅっと濃密に手を繋いでるのが、
「やったー、いいぞ自分♪」って、
自分の感覚が間違ってないみたいって確認できたようで、
いい気になれるんだ。笑

《研究所の事業》
・芸術人類学に関する研究・調査
・国内外の芸術人類学研究者との学術交流の推進
・刊行物等による芸術人類学研究情報の相互活用・共有化と公開
・研究会、講演会、講座、国際研究集会などの開催
・国内外の芸術人類学研究者の育成・援助
・芸術活動・文化財等保存運動の支援とアーカイヴ化
・その他、本研究所の目的に相当する事業


だそうです。
で、具体的になんなのよってのは、私も解ってないので ^□^;
ゆっくりサイトを眺めることにいたしましょう。
地球縦断だの、気球で太平洋横断(失敗に終わった)だのして、
写真集も出してる石川さんが、どういうふうに絡んでいくのか非常に楽しみです!

*


あぁ~観た観たお腹いっぱい。

2006-04-10 00:43:34 | 音楽・映像・アート
7時半、NHK総合にて『ダーウィンが来た』を観る。
いままで月曜にやってた動物モノの縮小版みたいな感じですが、
映像がかなり素晴らしいです!
今日はアマゾンのアロワナの秘密に迫りました。^^

ETVにて8時からは『新日曜美術館』。
今日から司会が替わりました。はなちゃん、良かったのになぁ…。
今夜のテーマはダ・ヴィンチ。
非常に寡作で、15点くらいしか作品は残ってないそうなんだけど、
全作品が紹介されました。
レオナルドの作品の中で、私が一番好きなのは晩年の『聖ヨハネ』。
でもなかなか紹介されることはないんです。
だから今日は嬉しかったわん♪

そのあと、『N響アワー』です。
曲に馴染みはないんだけども、スクリャービンの『プロメテウス』を、
“楽譜通りに再現”した演奏を観れました。
と言うのは、「光」も楽譜に記されていたそうで、
当時は再現不可能だったのを、現在の照明技術を駆使して、“雷”等を再現したのです。
クラシックの演奏会では通常有り得ない、レーザーの飛び交う演奏会。笑
オモシロかったですが、演奏しにくかったでしょうなぁ~。^▽^


で、『芸術劇場』です。
前半がギリシャ悲劇で後半がNoism06の、
『NINA・物質化する生贄part1』。
『NINA…』だけの単独公演だったら、Part2もあったんですけどね。
いや、あらためて映像で観てもやっぱり凄い。
大変な作品だなぁとつくづく思います。

じつは6月に新作のツアーがあるそうで、
また再び仙台にやってきてくれるのであります!やた!(≧▽≦)ノ
今度はキャパの小さいホールで、全席自由。
金森さんはやっぱり踊らないみたいなんだけど、でも、
Noismのクオリティを知ってるんで安心なのだ♪

アート・パフォーマンスに興味があるなら観て損はないよ~^^
当初、3年間をみていた活動期間がさらに3年延長だそうです。
すごいぞ新潟!かっこいいぞ新潟市!

【Noismサポーターズ】

*



『かもめ食堂』を観る

2006-04-03 21:01:18 | 音楽・映像・アート
誰もいない食堂の奥で、
サチエはひたすら食器を磨いている。

「もう1ヶ月もこうよ」
「ねぇ、あの子はオトナなの?」
「‥子供でしょ。だってあんなに小さいわ」

この覗き見おばさん3人組がまずおかしい。
毎日のように覗いて噂して、サチエと目が合うと、
そそくさといなくなる。
(この後彼女らが出るたびに、劇場のどこかから“出たっ”
 という呟きが聞こえるのであった。笑)



毎日やってきては、コーヒーのただ飲みをしていく青年。
日本かぶれで、アニメ好き。
自分の名前を漢字で書いてくれとせがまれ、
ミドリの書いたのは…(((笑))) 見てのお楽しみ♪

それぞれに、人には言えない思いがある。
みんな、そういう思いがあるんだということを頼りに、
繋がっていくのだ。

何かするのに、どうして理由が要るんだろう?
どうして?と聞かれて、「さぁ」と答える。
だって「さぁ」としか言いようがないのよ、という、確信をもって。

「やりたいことやってて良いわね」
「・・・やりたくないこと、しないだけですよ」


フィンランドの景色は、街も港も森林も、
どこもかしこもきれいだったなぁ。
あんなふうに、木々の木の葉ずれの音だけが響くところが、
すぐ身近にあるなんて、いいなぁ。
インテリアや町並みが、妙に馴染み深い・・と思ったら、
【木の葉パンのきまぐれフィンランド生活日記】
【ヘルシンキャットの優雅な(?)生活】でよく見せてもらってたからだね。

この映画は、お腹が空く。とにかく食べたくなる。
みんな元気に食べている。
食べることは基本で、源で、神聖なことなんだ。
そういうことが、言葉でなくて、丁寧な調理のシーンや掃除シーン、
そして何より食べる人々の顔で、分かるのだ。




こんなに淡々として、事件らしい事件はほとんど起こらないのに、
あっという間にもう、終わりになってしまった。
30人ほどの観客はエンドロールが終わるまで、
立ち上がらないで和んでいた。

少しばかりのファンタジーもあり、笑えるところもいっぱいある。
小林聡美と片桐はいりともたいまさこ なんて、
並んで喋ってるだけで可笑しいよ。
個人的には、合気道の膝行(しっこう)のシーンがきた。
学生時代にやってたんで、“そんなこと毎晩やるなよ‥!”
って、突っ込みいれたかった。笑
そしてその、毎晩の鍛錬が活かされるシーンもあるんだけど、
“おぉ四方投げ!”と、思わず技名が。^^;

誰も来なかったかもめ食堂が、満席になった。
豚の生姜焼きに、とんかつ、鶏カラアゲ、
卵焼きにシャケの塩焼き、そして、おにぎり。
口いっぱいに頬張る人々の姿を見て、満足げに微笑むサチエ。

「知らないおじさんに、猫を預けられてしまいました。
 だから、もう少しここにいます」

「世界が終わるときの食事に、私も招待してくださいね」
「・・・じゃ、今から予約いれときます」

----

うちに帰って、ドアを開けると、タイマーしといたご飯の、炊けた匂いが充満していた。
私は思わず、にっこりした。
(今夜のご飯は下の記事)

*




すいか

2006-04-02 23:56:23 | 音楽・映像・アート
『すいか』

・・っていう3年前のドラマ、見てます。笑
やっぱオモシロイなぁ・・・これ・・・ウフ♪

これに出てくる下宿に住みてぇ~ぃ^o^゛

小林聡美さん、ともさかりえさんという先日までの
『神はサイコロを振らない』コンビと。
もたいまさこさん、白石加代子さんの強力タッグ。
そんで何より、浅丘ルリ子のかっこいいことよ!!

「安心して忘れなさい。あたしが覚えておいてあげるから」

ふふ~。
私はこのドラマで初めて大塚愛を知りました。w
脚本の木皿泉さんて、知らなかったんだけど、
二人で書いてるんだって。
しかも詳しい素性はわからないらしい。オオ
最近は『野ブタをプロデュース』ですね、見てなかったけど。

あっと‥この後はトップランナーの再放送で
よしもとばななさんのがある。
録画しなきゃ~♪っと。

*



来週の話

2006-04-01 21:11:45 | 音楽・映像・アート
ぼへえぇ~~ ・・・
っと、月刊ザ・テレビジョンをチェックしてたら、
目の覚めるような記事が!!!

おぅ!なんてことでしょう!
Noism06の公演の模様と、アートディレクターの
金森穣さんのインタビューが放送されるっ!!
やたっ♪(≧▽≦)ノ゛

今年やっと仙台公演があって、
寂しい客入りでしたが私は最前列で凄いモノを見せてもらった。
Noismは新潟市お抱えのカンパニー。
新潟が大地震に見舞われ、公演の開催が危ぶまれたときも、
GOサインを出したのはブラボーだった。。(T_T)ウルウル
まったく、仙台の誰かさんに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいぜ。ブツブツ...

おっと話が逸れました。
芸術劇場は9日夜10時からです。
はじめの30分くらいは世界の情報案内なので、ダンスはそのあと。
忘れないようにしなくっちゃ~♪

仙台公演の感想は→ ココ

*



ぬり絵・高橋真琴

2006-03-28 00:40:34 | 音楽・映像・アート
今、NHKで『乙女屋雑貨店』ていうのを
やってました。
いやなんだか、すごく懐かしい気持ちに
なりましたね~~。

テーマはぬり絵だったんですけど、
ほんとによく塗ってましたね、私も。笑
“きいちのぬり絵”は塗ってなくて、
私は主に里中満智子さんのぬり絵でした。

これで子供時代を連想すると、
『姫子シリーズ』(藤原栄子)があって、
小学生のころ、誌上で募集された
「姫子が着る服のデザイン」に応募して、採用されたことが思い出されます。
どういうデザインだったか、今でもちゃんと覚えてますよ。
サイン色紙いただきましたっけ。

その後里中満智子さんのマンガでも、
デザイナーをテーマにしたマンガでのデザイン募集で、
入選して、賞金まで頂いた思い出が。^^
でも、入賞が発表されるころにはマンガを読まなくなってて、
幾つか応募した中でどれが入選だったのか、
実は未だに知りません。笑



里中満智子さんとともに、
小学館の『小学○年生』に
童話の挿絵を描かれていたのが高橋真琴さんでした。
その当時はまさか、男性が描いているとは、
思いもしなかったのですが。笑

本当に、あの挿絵の数々は憧れそのものでした。
今でも本が刊行されていますが、
見つけたときはドキドキして、
載っていない挿絵まで詳細に思い出して、
懐かしいような嬉しいような、素敵な気持ちになりました。

ディズニーとは違います。
全部ひらがなで易しく書かれてはいますが、
人魚姫は最後に海の泡となって消える という、
そのままのお話です。
だからこそ心に残り、いつまでも忘れないんだと思います。

ぬり絵、買いに行こうかな。。。

*



岡本太郎と縄文展

2006-03-25 22:27:33 | 音楽・映像・アート
よく晴れた午後、行ってきました。^^

地底の森ミュージアム自体、初めて入ります。
地底の森だけに、入り口も下へ向かって降りていく。
入ってすぐには2万年前の遺跡をそのまま、
すっぽりと覆ってスタジアムみたいになった展示が
見れます。
待ってると、2万年前の周囲の様子が
壁に映し出されて説明があるそうなんですが、
今日はスルーさせていただきました。

建築はコンクリ打ちっぱなし。
誰の設計でしょね~?安藤忠雄さんぽい。
(コンクリっていうと安藤さんしか知らないんだけどw)

太郎さんの作品は、リトグラフや油彩、立体など30点。
やはり展示の仕方は、作品があまり生かされない感じだったけど、
限られたスペースではあれでいっぱいいっぱいなんだろうな。
油彩は紙に描かれていて、タッチがよく解って面白かった。
ところどころに、縄文に対する太郎さんの熱いコメントが貼ってあった。
あの、穴のような目について、
“顔は宇宙。目は宇宙に繋がる穴だ”みたいなことを言っていて、
あぁ!だからあんなポッカリ開いた穴の目なんだー!って、
いまさらになって、解りました。笑

太郎さんの作品の間に、
仙台で出土した縄文土器が展示されてます。
大昔は“火焔土器”といわれてたと思うけど、
たしか現在ではあれは水の渦を象ったといわれてるんだよね?
それと人形だけど、顔がみょうにかわいい。笑
なんだかどこかで見たことあるなぁと思ったら・・・
友だちが以前、粘土捏ねにはまっていたときに作っていた、
モアイみたいな胸像にそっくり。
ニンゲン、創造の最初は同じなのか?笑

そして、ああいうふうに混ぜて展示されると、
その差の無さというか、エネルギーの親和ぐあいが
なんとも調和していることに思わずニコニコとさせられるのだ。



400円という入場料で見るぶんには、
贅沢させてもらったなぁ。
今回作品は川崎の岡本太郎美術館から
お借りしたもの。
記念館の方は行ったんですけど、美術館はまだです。
いつかちゃんと見に行かなきゃ。


*

追記:地底の森ミュージアムの設計建築は坂倉建築研究所というところでした。
 おそらく建築に詳しい人にはスグ解るんだと思います。