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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

LFJ2006 写真集

2006-05-08 23:21:13 | 音楽・映像・アート

演奏のあった翌日、早ければ当日中には
写真が張り出されます。



サインボードも有ります。
一人で何箇所も書いてらっしゃる方も‥
ねっ 沼尻さん!



なかなか面白い。



“We are BACK!!!” だって。笑
この方他にもかわいいにゃんこなぞを
描いてましたよ。



出演者もたくさん、見に来てました。


お疲れ様。




*



LFJ2006 写真集

2006-05-08 22:39:19 | 音楽・映像・アート

戻ってきました。
無料コンサートや、音楽関係各社のブース、
休憩、物販などのスペース。



プロ、音大オケ、中学校のブラバン、
一般公募の社会人オケなどが演奏を披露。
桐朋の学生オケは、将来の音楽界を
しょって立つ人間たちなだけに聴くほうも興味津々。





楽器製作会社のブース。
製作実演もあり。

営業に立ってた方が劇団ひとりに似ていた。w



このホールの3F行きにくかったなぁ。

帰りは階段を使うことが多かったです。
毎日足が象のようにむくみました…。
販売してたころはこんなのヘでもなかったのに、
弱くなったもんです。苦笑


*



LFJ2006 写真集(日比谷公園)

2006-05-08 22:07:10 | 音楽・映像・アート

開いた時間に散歩しました。
暑い日でしたが、木陰は爽やか。




東京って、じつは緑が多いよね。




いい作品は描けたかしら?
きりっと唇を結んで没頭してました。



マテバシイ という名の樹。
何故かとても気に入りました。

蟻んこが列を成して上下してた。
ごちそうがあるんだろうね。



イエロー&ヴァイオレット。
おぉ、オーラソーマのB18の色だわ!
私の今年のボトルカラー。

・・・って、今気付いた。笑



*



LFJ2006 写真集

2006-05-08 18:51:05 | 音楽・映像・アート

働く人々。



働く人々。



働くコスプレ。

彼女らは休憩エリアでゴミを片付けたり、
人々のお世話をしていたのです。



働く人々。



働く人々。

来賓の受付はさすがにネクタイ。
いや・・来年はそれもはずしましょうよ。



…どれだけの人が動いていたのでしょうか?
あれだけの群集を実に頑張ってよく捌いていたと思います。
ありがとう。
あなたがたのおかげで、素敵な時間を過ごせました。

*



LFJ2006 写真集

2006-05-08 18:14:54 | 音楽・映像・アート


おや?この後姿は・・・?




あら?そこにいるのはもしや・・・?



おぉ!モーツァルトくんではありませんか!

「一番自信のあるポーズ、お願いします」
「はぁ~いよ~ろこんでぇ~
「どうもありがとう」
「こぉーちらこそ~あーりがとぉございやしたぁ~~

子供にもオトナにも大人気。
まぁ中にはびっくりして泣き出す子供もいたらしいけど。笑
こどもの日にはもう一人モーツァルトくんがいて、
鉢合わせして指揮棒で決闘したりしてたらしい。

スタッフに声をかけられても、あくまで彼はモーツァルトくん。
業務連絡にも、

「わ~~かりましたぁぁぁ~~~~


*



ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2006

2006-05-08 16:23:18 | 音楽・映像・アート
ミニトランクでも隙間が出来る程度の荷物・・・。
小さいバッグにしようかと思ったがふと気付く。

「絶対グッズ買っちゃうな‥」

はたしてそれは正解。
ボトルワインまで買って来ちゃったもの。笑


上天気
欅の葉陰にごったがえす人々。
国際フォーラムには初めて来たよ。

さて、順を追うのも大変なんで、
まずコンサートについてだーっと行きましょう。
4日、私のオープニングはホールAにて

『ミサ曲ハ短調K.427』
 ミシェル・コルボ指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア
 ローザンヌ声楽アンサンブル

コルボさんは、フォーレのレクイエムのCDが大好きで、
聴けるチャンスがあって嬉しい!!
5000人収容のホールはクラシックにはでかすぎるなぁ~とは思うが、
まずは美しい声に満足満足。声楽をCDで聴いてもあまりピンとこないことが多いけど、
ナマで聴くとやっぱり“人の声”って凄いと思います。



次はホールB7にて

『4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521』
『ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449』
 フランク・ブラレイ/エリック・ル・サージュ
 プソフォス弦楽四重奏団

奏者についてはまったく知りませんでした。
プラレイさんは女性に人気が高いいい男だぁ~w
まぁ私の席からは背中しか見えなかったんだが。
ロマンティックで奔放な感じのするモーツァルト。
1曲目の連弾は男性2人だけど、音はなんか青年が年上の女性に
憧れて駆け引きをしているような、そんな甘さと爽やかさを感じたりして。^^



ホールCにて

『ディベルティンメント ヘ長調 K.138
 ザルツブルク交響曲第3番』
『チェロ協奏曲第1番 ハ長調』(ハイドン)
 オーベルニュ室内管弦楽団
 アレクサンドル・クニャーゼフ(vc)

モーツァルトがテーマではあるけど、“その仲間たち”ということで、
ハイドンなどの曲も演奏されてます。
いやぁ~~・・・・・ このチェロ素晴らしかったよ~~~´▽`
細く、かすかな叫びのような高音が、静まり返るホールに響く。
終わったときの拍手も凄くて、アンコール2曲もやってくれました
すんごい得した気分。^^゛



5日。この日は1日中フォーラム。
NHKの中継もあり、ぱっくんまっくんだの、
高嶋ちさ子さんだの、副長!‥じゃない、山本耕史さんだの。
副長顔ちっさ~~いぃ。。。

今日はホールCに偏ってます。
時間とか聴きたいのを考えてたらこうなっちゃった。

『フィガロの結婚序曲』
『交響曲第41番 ハ長調 K.561ジュピター』
 飯守泰次郎指揮/ポワトゥ=シャラント管弦楽団

説明不要の有名曲2つ。ジュピター大好き。
モーツァルトへの苦手意識を払拭してくれた交響曲で、
4楽章ではほんと宇宙へ連れていかれました。
だからこの曲だけは絶対はずすわけにはいかんかったのだ。
フィガロはたぶん、学校で聴かされたであろう。
底抜けに明るくて、これから一体どんなドタバタが始まるのかと、
何度聴いてもワクワクさせてくれる。

ところでこの音楽祭で私が聴いた楽団は、仏・ポルトガル・スペインなど、
ラテン系がほとんどでした。
だからなのか、ずいぶんと印象の変わったモーツァルトが聴けましたね~。
モーツァルト本人もかなりブッ飛んだ人だったから、ラテン系もなかなかいいですわね。

『ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 ジュノム』
『交響曲第38番 変ニ長調 K.504 プラハ』
 小曽根 真(p)/ポワトゥ=シャラント管弦楽団

待ってました!の小曽根さん。彼はジャズピアニストですから、
どんな面白いことになるのかとわくわくしておりました。^^
しかもこの日の1回しか演奏がなく、チケットも早々に売り切れ。
いやはや‥期待以上に凄かったね~~!!
ジャズ畑であるがゆえか、オーケストラとのコンビネーションというか、
楽器同士で会話をしているような雰囲気というのは、はっとさせられた。
そしてこれぞ!というべきカデンツァ。
オケは伴奏をせず、ソロ奏者が自由に演奏してアピールする場面ですが、
ジャズピアニストの本領発揮です。
純粋なクラシックピアニストでは出せない個性です。
しかもただ技巧をこらすだけではないし、ジュノムという曲から逸脱することもない。
もうそのへんでモーツァルトが喜んで転げまわってるに違いないと思える、
エキサイティングな演奏でした! (p≧▽≦q)ブラヴォ!

ふぇ~~まんぞくぅ~ と、ほくほくしながらお次はホールB7にて

『チェロ協奏曲第1番 ハ長調』(ハイドン)
『交響曲第40番 ト短調 K.550』
 クリストフ・コワン(vc)/ディヴィノ・ソスピロ

じつはあまりよく調べずに、開いた時間にうまくはまるものを‥というので
チケットを買ったのです。なので、前日に聴いたチェロ協奏曲をまた聴くことに。^^;
しかしおおいに違ったのは、このチェリストも楽団も古楽スタイルだということでした。
現代の楽器と違い、音量も小さく扱いが大変難しかったりするんですが、
作曲された当時の演奏スタイル・音を楽しめます。
なのでチェンバロも入ってますし、ヴァイオリンもビブラートをあまりかけず
まっすぐで透明感のある音作り。
フルートなども木製だし、ホルンにいたっては調性が変わるたびにそれに合った管を
いちいち付け替えねばならないし、それでなくても音を出すのが難しいのに、
更に輪をかけて大変なことになっているのだ。´▽`
こりゃ~面白くないわけがないっす。観てるのも面白かったもん。笑
しかもポルトガルのラテンノリで演奏が熱いんだこれがまた。^□^
曲は超有名曲。冒頭を聴いたら誰もが知っているわけで。 ん~楽しゅうございました~

またホールCに戻ります。
2日目ともなると、どのへんのトイレが空いてるかっていう勘も鋭くなるね。笑

『ファゴット協奏曲第1番 変ロ長調 K.191』
『交響曲第35番 ニ長調 K.385 ハフナー』
 下野竜也指揮/ローラン・ルフェーブル(fg)
ブルターニュ管弦楽団

‥いきなり関係ないんですけど、この楽団のコンマスがすごくでかい。
『のだめ』をお持ちの方、8巻P105をご覧ください。
ドゥーン先生が“ドゥーン!”と座り、周囲で「でけ─ ヴァイオリンちっせ─!」と言ってる、
まさにあんな感じで、しかも下野さんはどちかっていうと小柄でふくよかな方なんで、
その対比がまた、微笑ましくもおかしかったデス。(* ̄v ̄*)
さて、ファゴット。ファゴットがメインの曲なんて、実は初めて聴きました。
ほこほこと温かな音がするもんなんですね。^^
細かな指遣いがすごい!
テクニックには疎くても、左手の薬指がふつうあんなに動かないことくらいは解るもん。
下野さんの指揮は2回目。ちょっと前までブログを書いてらして、めちゃくちゃ可笑しかった。
にっこり笑ってたまに毒も吐いてたりして。
変わらずに情熱的で、温かみのあるモーツァルトをありがとうでした。^^


6日は少し風がありましたね。
かなり国際フォーラムの構造も把握し、人混みはたしかにすごいけど、
いつまで~もそこに座っていたいような、去りがたい気分にすでになっていました。
残り2公演になっちゃった。。。では、ホールB7に向かいます。

『ピアノソナタ第4番変ホ長調 K.282』
『ピアノソナタ第5番ト長調 K.283』
『ピアノソナタ第11番イ長調 K.331 トルコ行進曲付き』
 小菅 優(p)

このホールは客席がフラットなので、後ろの席の私には演奏する小菅さんの姿は
まったく見えません。苦笑
まぁ音楽だからいいけどね。確かなテクニックと豊かな音楽性。
私も幼少時にピアノを習っていましたので、弾いたことのあるメロディも一部。
しかし‥まったくベツモノですわね~~~アハハ^△^;
演奏じゃなくびっくりしたのは客席で携帯が鳴ったこと
あまり大きな音ではなかったけど、いまどき有り得ないでしょ。
子供の声は仕方ないとしても、事前に防げることだしいちいち注意されなくても、
もはや常識ですよ?最近は、音が出なけりゃいいんだろうと、
メールなどで携帯を開く人もいるけど、あの光って本人が思ってるよりずっと目立つし、
閉じる音も完全に解るんで勘弁してほしいです。
不幸中の幸いは、小菅さんのところまで音が届いていなかったことでしょうか。
(レポートblogで確認)

私のLFJの最後はホールAにて

『レクイエム ニ短調 K.626』
 井上道義指揮/東京都交響楽団
 ビルバオ合唱団

モーツァルトアレルギーだったころでも、この曲だけは許せていました。
完成前に亡くなってしまったので、弟子が補筆して完成されてます。
映画『アマデウス』であまりにも印象的な曲。
とにかく感動的で美しい旋律。死の床で書かれたというだけに鬼気迫ります。
そして、この曲で最後かぁ~‥という個人的な気持ちにもリンクして、
じわ~んときた。井上さんの大きくカリズマティックな指揮も良かった。
都響はあいかわらず安定した確かな演奏で、安心して聴けました。

・・・ということで、演奏を聴くのは終わってしまったんだけど、
なんとも去りがたい気持ち。。。
そこで、最後に行われるレクチャーを聴くことにした。
一度フォーラムを離れ、20時からこの音楽祭の創始者ルネ・マルタンさんのお話を聴く。
日本での開催2回目にして、世界でもっとも大規模で数字的にも成功を収められたそうだ。
アーティストと観客の交流する場をもっと設けることを課題にしたいとのこと。
会場よりも、隣のビッグカメラに行くとたくさんのアーティストに会えていたなんて笑い話も。
そしてすでに来年に向けて動き出していて、来年は<国民楽派>を取り上げるとのこと。
国民楽派ってなに~? と、思っちゃう。
けど、作曲家名を聞けば「おぉ!」と思うだろう。

ドボルザーク、スメタナ、ヤナーチェク、バルトーク、
チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、
ファリャ、ラベル、ドビュッシー、ビゼー、フォーレ、
グリーク、シベリウス、etc....


これだけたくさんの作曲家が揃うということは、必然的にメジャーな曲が目白押しに。
『新世界より』、『モルダウ』、『ボレロ』、『アルルの女』、
『ペールギュント』、『フィンランディア』、『交響詩 海』、『牧神の午後』、

ラフマニノフのピアノ協奏曲ももちろん聴けるでしょう。
チケットの価格帯もせめて今年並みに押さえてもらえれば良いのだけど。
今回9公演鑑賞して17000円ほどでした。
バレエ公演なら約1回分ですよ!
ちょっと人気のあるロックミュージシャンでも、5~6000円は取るでしょう。
そして、お祭りなんだから、生粋のクラシックファンもおめかしなんかしないで、
親子連れももっと周囲に気兼ねなく楽しめる音楽祭になるといいな

この期間中、フォーラム+丸の内エリアに訪れた人のべ69万人。
チケット売り上げ総数約16万枚だったそうです。
公式レポートは→ 【こちら】
スタッフとして携わった山尾敦史さんのブログは→ 【山尾好奇堂】
音楽ジャーナリスト林田直樹さんのブログは→ 【LINDEN日記】
スタッフ関係者として、課題点なども書かれております。

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コメンタリー

2006-04-30 16:00:46 | 音楽・映像・アート
めっきり暖かくなって、さすがの仙台もヒーターは要らない。
が、それはそれでちょっと困る。
灯油がまだ残っているから。
まだ夜寒かったりするだろうけど、最後はたぶん、暑いのに窓開けて、
無理やり燃焼させるであろう・・。 毎年同じことやってるなぁ・・・

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さて、『サヨナラCOLOR』のDVDを観ました。
去年観た映画のなかでも上位にランクされるもので、
上映もかな~り長く、DVD発売が決まったあともまだ日本のどこかで
上映されていたのです。
あらためて、じわぁ~・・っと沁みてくる映画だなぁと思いました。

DVDになって楽しみなのは、メイキングとか特典映像ですよね。
そして、コメンタリー。
雑談と言ってしまえばそれまでだけど、色々なエピソードがわかって面白い。
この映画の出演者に実はかなり素人さんが多くて、
それも電車とか、飲みに行ったところでいきなり、
「あの、映画出ませんか?」ってスカウトしたっていうのには驚いた。笑
たしかに、セリフが棒読みな人がいたなぁとは思ったけど、
まぁほんとはそんなもんだもんね。私らの日常の会話なんてさ。


「役者を褒めるのに、“上手い”っていうのは、
 抵抗あるんだよね」

「役者に大事なのは、“佇まい”だと思う。
 その映画に必要な佇まいを持ってること」

その映画の雰囲気とか、ニオイのようなもの。
それを生み出すのは、役者の佇まいによることが
大きいんだって。んー、なるほどね~‥

『サヨナラCOLOR』って歌から生まれた映画。
フォーラムに観に行って、その後予定よりずっと長く上映されてて、
別の映画を観に行ったときにも、ロビーには曲がずっと流れていた。
初秋で、その季節の空気や映画館の雰囲気や、
その日の夕景までひっくるめて、『サヨナラCOLOR』っていう映画だった。
あーなんか、『東京日和』も観たくなってきちゃった。笑

映画の感想は→ ココ

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