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─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

映画デー

2006-10-01 19:06:26 | 音楽・映像・アート
昨日、友人を送りがてら駅前でDVDを返して借りた。
『ヴァイブレータ』『空中庭園』と、『海を飛ぶ夢』

『ヴァイブレータ』は今まであまり見たいと思ったことはなかったんだけど、
先日ふと『春眠り世田谷』ってのを借りて、大森南朋がすごい良かったんだよね。
それで、ああそういえばコレ出てたんだっけ。と思い出したから。
ちょっと前にいいともに出て、麿赤児の息子だって初めて知った。
愛想笑いの一つもないマイペースさに笑った。

『真夜中の弥次さん喜多さん』とか、『タイガー&ドラゴン』にちょこっと出てたっけ。
この映画って、寺島しのぶが注目されたよね。賞も取ったよね。
でも私は大森南朋がやたらいいなと思って見てたわ。w
全然2枚目じゃないんだけどね。

ラスト近くの、五十嵐食堂ってとこで2人向かい合って食事するシーンが好き。
ずーっと同じアングルで長回しして、淡々とご飯食べながら、“本当の声”で話すんだ。
五十嵐食堂の五十嵐っていうのは、新潟の五十嵐浜なのかな?

雪国独特の二重になった入り口。

新潟にサーフトリップに行ったときのことが重なる。
映画とはルートが違ったけどね。


『空中庭園』は、映画館に行こうと思いながら、
行けずに終わってしまったやつだ。
ああいうの見ると、“キョンキョン”なんて呼べないね。
女優…っていうか、俳優の顔ってものを意識した。
まじまじと見ちゃったよ、小泉今日子の顔を。
「こんな顔だったっけ・・・?」
コントロールされてるイメージを、完全に外した顔。
演技してるキョンキョンは好きです。
赤羽さんも馬場ちゃんも。(わかるかな?)
「センセイの鞄」も良かったっけな。

『ヴァイブレータ』『空中庭園』も、救いのあるラストでほっとした。笑


『海を飛ぶ夢』は、明日以降見ます。

*



『ハゲレット』

2006-09-26 10:40:46 | 音楽・映像・アート
間違ったんじゃないのよ。『ハレット』なのよ。


ほら。 ハゲてるざましょ?^□^

TSUTAYAのカードの期限切れが迫り、
ひさーしぶりに映像を借りようかと行ってみたら、
あったんだもの。w
近藤芳正主演の舞台のDVDがさ。w

映画のハムレットは、たしかK・ブラナーで、
あくまでシェイクスピアに忠実な、重く悲しいハムレットだった。
麻実れいさんの舞台も、脚本には忠実だけど、
途中でセリフが歌になったりした演出で、元宝塚の面目躍如、
麗しい苦悩のハムレットだった。

が! がである。

これは~~・・・ あはははははは!^□^
若ハゲに悩むハムレット。うじうじぐじぐじかっこ悪いったらない!
オフェーリアの兄、レアーティーズとのケンカだって、
「むしってやるぅ~~!!」「やや、やめろぉ~~!!」 ですからね。^^;
父王の亡霊だってすんごいちっちゃい人形だったりするし。
かの有名な、“生きるべきか死ぬべきか・・・”だってまぁ~・・かるいかるい。
ここって見せ場じゃなかったっけ?^△^;

まっとうな『ハムレット』を知ってたほうが可笑しさが増しますね。
それにしてもシェイクスピアって凄いわ。
煮ても焼いてもどんな料理の仕方でも耐えるもんなぁ。
ちょっとオフェーリアの悲劇が浮きすぎちゃったかな~?とは感じるけど、
なかなか面白かったです。^^

*



I Love Freddie!!

2006-09-06 21:22:03 | 音楽・映像・アート
TOSHIBA EMIにスペシャルなサイトが!

昨日誕生日だった故フレディ・マーキュリーの
特別企画ページが 明日まで開かれてます。

◆◆ ~forever FREDDIE~ ◆◆

懐かしい映像と、メンバーや母親、
同世代のロックスターたちの一言コメントがずらり。
もう亡くなって15年も経つんですね。
だんだん、フレディの年に近づいてる自分。
でも、この先フレディの年を追い越していっても、
ずっとずっと、燦然と輝くアイドルであることに変わりはないのだ!

THE SHOW MUST GO ON!!!


【プラハなchihuahua】から情報を得ました。ありがとうございます)

*


三内丸山

2006-08-20 14:57:14 | 音楽・映像・アート
暑くて、母親は乗り気じゃなかったんだけど、
私はまだ観たことがなかったので行きました。

復元された縄文時代の家や、発掘中の小屋。
この日は調査はお休みでした。
現在より平均気温が2度高く、
海面が高かったので、海がもっと近かったそう。


三内丸山遺跡のシンボル。
近くでみるとかなり大きく、柱の太さがすごい。
復元するにあたって、サイズの合う樹を見つけるのに、
非常に苦労したそうです。
他県や、外国まで調べて揃えたんだとか。

この櫓だけでなく、住居の柱もかなり太くて、
探すのが大変だったそうです。



今日本文化と言われてるものの多くは、
大陸から渡ってきた文化が日本的にアレンジされて、
西から広がってきたもの。
じゃぁその前に文化は存在しなかったのか?
その前に存在した人々は、原始人なの?

そんなわけないでしょ。
それ以前の日本の風土に根ざした精神文化の原点は縄文時代にあり。
そこを再発見して表現した代表格が岡本太郎さん。
そして、最近は中沢新一さんの『アースダイバー』や、
『精霊の王』などで注目されました。

こうして復元されたものが本当にこの姿で、
解釈された意味が正しいのかは、わからない。
わからないけれども、この営みが今の私にまで繋がっていることに、
密かな興奮を覚えたのでありました。




さて、これはなにかと問うならば。
まごうことなく おにぎり です。(しかもつぶれた)
見物しおわったら昼ごはん食べようという話でしたが、
レストランは激混みで順番待ち。
駅前まで戻るしかないか?というときに、
「こんなこともあろうかと♪」 と、
母がバッグから取り出したのでした。^^;

おかげさまで、自販機でお茶を買って休憩所にて食す。
得意げな母の顔をおかずに。笑


*



青森県立美術館

2006-08-20 14:26:17 | 音楽・映像・アート
弘前から電車で1時間+シャトルバス20分強。
青森県立美術館は真っ青な空に映える、
真っ白な壁で姿を現します。

大きくして見るとわかりますが、えらい行列が・・・。
東京の展覧会ではよく遭遇しますが、まさかこの辺境で。
待ち時間は40分。
あとで聞いたところ、開館以来最高の入場者数だったそう。
帰りのタクシーの運転手さんも、
「今まで並ぶなんてこと無かったよ!祭りのときでも無かった」
と笑ってました。。



シャガールには正直いってあまり興味は無かった。
でも「日曜美術館」で予習して、彼の精神的背景を知ったり、
実際作品を観て感じることがたくさんありました。
入ってすぐのアレコホールのスケールは驚き!
巨大な舞台背景画4点に囲まれた空間は、
見上げてるとクラクラしてきます。

「アレコ」の衣装も楽しくてきれいだし、
そのデザイン画の部屋も、入るとシャガールがいかにやる気満々で、
楽しく仕事をしたのかが伝わってきます。
また、上演の映像や写真も展示されていますが、
バレエ史に残るダンサーたち、アリシア・アロンソ、アントン・ドーリン、
レオニード・マシーンらが並んで、バレエファンとしても嬉しい♪





この青木淳さんの美術館建築は、
従来のホワイトキューブよりもずっと開放感があり、
地下2Fでも自然光が入るスペースもあったりして面白く、
作品を観るだけでなく、ついつい壁を触ってみたりして。^^
(青木淳×糸井重里対談→ コチラ
(青木淳×奈良美智対談→ コチラ

青森県ゆかりのアーティストたちの部屋は、
想像してたより全然面白かった!
棟方志功の版画の迫力も圧倒されるし、
ウルトラマンのデザイン原画の展示はオトナのキラキラ率高し。w
ジャミラやカネゴンがシャープなタッチで描かれてましたよん♪

そしてもちろんナラミチ。
3F建てのソウル小屋を平屋にして、高さ約9mのあおもり犬とご対面。
あおもり犬は風雨に晒され、すでに水の筋でストライプ柄に。笑
この小屋は、入るつもりで持ってきたら高さが足りなかったために
平屋にせざるを得なかったそうですが、じつはソウルでは逆に平屋にするつもりが
でかすぎて館側からダメを出されて苦肉の策で3F建てにしたらしく、
ある意味、県美で最初の構想どおりの小屋になったそうです。

さて私が一番「おぉっ!」と思ったのはじつは、寺山修司さんのスペース。
美術館の一室がいきなりアングラに。
鉄骨が組まれ、低く板の屋根がかかり、その上にシルエットで人や大きな文字が‥。
下には横尾忠則さんや宇野亜喜良さんのポスターがずらり。
狭いんだけど、ぞくぞくする空間でしたわ~~♪





構想から10年。
なかなかやるじゃないか青森県美!
ここもAtoZ同様、パノラマ画像で一部紹介されてます。→ ココ

人が少ない時期にもう一度ゆっくり、
空間を楽しむために行ってみたいですね。



bluemarkの手がけたビジュアルサインは、
シンプルで分かりやすく洗練されてて、
これも一つの展示作品といえるかも。


さて、お隣の三内丸山遺跡へ向かいましょうか・・・



『間宮兄弟』

2006-07-18 21:01:48 | 音楽・映像・アート
観ちゃった♪

くふふふふ^m^


なんでしょーねーこの2人は。

(このキャストでほんとに兄弟に見えるからすごいよw)

間宮兄弟の日常は傍目には、 __─_──___ 

・・くらいの変動がせいぜいだ。

映画の中で事件が起こっても、__─ ̄ ̄─_─

・・くらいで、どっちにしても、一行の巾すら越えない。


それでも、そのことのために、

土砂降りの中をはしゃぎながら駆けてしまうくらいに、

いつもの習慣をちょっと変えてしまうくらいに、

豊かに感動してしょげていじけてまた笑って過ごしているのだ。




大らかで素っ頓狂な母親。

彼らはだから?まじめすぎるほど、真面目なんだ。

誰が理解できなくったって いい。

異性でも同性でも兄弟でも隣のネコでも、

楽しいと思えること、秘密の企て、欠かせない習慣、

を、共有して生きていける存在がたった一人、

いればいいんだ。

それがたまたま、この兄弟はお互いだった。


失恋しても、いつものように2人で過ごそう。

嫌なことがあったら、兄ちゃんがおにぎり握ってやる。

クリスマスには枕元にツリーを飾って、

兄ちゃんは緑の布団で、弟は赤の布団。

さぁ今夜も、兄は自分が品質管理してるビールで、

弟は珈琲牛乳にストローさして、カンパイしよう。

ベイスターズが勝ったら、部屋で紙吹雪を撒こう!^^


ご覧のさいは、“エンドロールは最後まで”、でね。
森田監督の映画って、あまり“森田さん”だと意識して観たことはなかったと思う。
が、ふとした瞬間に「あっなるほど森田芳光!」と感じた。
それは、役者さんが演技してるその画面の雰囲気が、森田監督自身が、
他の監督の映画にゲスト出演したときに見せる演技と、同じニオイだったからだ。
監督は演技指導してるだろうから、“こういう感じ”っていうのを、
役者さんがぴったり表現すればするほど、監督自身に似ていくんだろうなぁ。笑

ワキの人々もおもしろかった。
ちょっと大げさなんじゃ?ってくらいに、特徴があるんだけれども、
「いるいる♪いそういそう♪」ってププッと笑える。
そうそう、なんか間宮兄弟のカレー(レトルト)が販売されてたらしい!
売り切れてた~ 食べてみたかった~~ くっ
でもパンフに作り方が載ってたんで、作ってみようかと思う。
いつかね。

*



呼吸する

2006-07-15 22:19:32 | 音楽・映像・アート
引越しの手続きも着々と進んで、
片付けとか業者選びとか、お金の計算とか、
そういうことを考えたり、あちこち出かけたり。

そういうのは楽しいけど、でも、
キモチのどっかがかさかさしてきたりもするんだわ。
だから、本屋でこんな本を見つけちゃうと、
目がキラキラしてきて、にやにやしちゃうよ。
荷物が増えるなんてことはどうでもいい。買う。




『ART iT』
今号は奈良サンのインタビューが載ってる。
この雑誌は初めて手にとってみたんだけど、
日本語と英語が併記されてる。
まじめに読んだら英語の勉強になりそうだけど。
私はしない。笑

それから、岡本太郎さんの本。
これ買って帰ってきてテレビつけたら、
ちょうど太郎さんの番組やってたみたいで、
この本の言葉も紹介されてたっぽかった。



せっかくだから、今日の音読は太郎さんで。
-----

 駄目なら駄目人間でいいと思って、
 駄目なりに自由に、
 制約を受けないで生きていく。
 そうすれば、何か、
 見つけられるチャンスがおのずからひらけてくる。
 決意するのだ。 よし、駄目になってやろう。
 そうすると、もりもりっと力がわいてくる。



*



明日の神話公開

2006-07-07 19:33:09 | 音楽・映像・アート
明日、とうとう『明日の神話』が公開。
今夜9時から日本テレビ系で特番が放送されます。
ほぼ日では今現在、記念館から生中継中。
糸井サンと中沢新一サンが案内してますよ。
「TARO DAY!ストリーミング中継」

先日も愛媛から壁画が運ばれてくるのにくっついて、
webで中継してましたっけ。
公開はされることになったものの、
まだまだ資金は足りないそうですよ。

しかし日テレはアートに援助をしてくれる会社ですね。
ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復も援助してんですよ、たしか。
そういう企業はちょっと、気持ちの中で贔屓しちゃいます。
9時からですよ!お見逃し無く。

お、中沢サンの特別講義が始まるゾ♪

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ムーミン

2006-06-26 14:43:29 | 音楽・映像・アート
今、動画無料配信で『ムーミン』が見れます。
和むなぁ~。。。^^

新しいほうのムーミンです。
私は最初見たのが岸田今日子さんの声だったんで、
コナンくんの声はちょっと違和感を覚えるんだけど、
でもまーいいです。

ムーミン占い(ほんとはスナフキン占いですが)では、
ミムラ姉さんでした。

続き、見よ。

*