a-rouの小部屋(仮)

自転車生活とかその他、気の向くままに・・・

20141103-04 伊豆半島一周倶楽部 後編

2014-11-08 | ふらっと何処かへ
石廊崎からの続きです。

■西伊豆はじょじょに牙を・・・?
石廊崎を後にし進んでいくと、植物なども南国系?の木々がちらほら。
このあたりはアップダウンはそれほどでもないかな?
そして、あいあい岬に到着。






ここの風景はお気に入りの一つです。
さぁここからです。ここから地獄の一丁目に入ります(笑
言うまでもありませんが西伊豆は鉄道がありません。東伊豆のように、「足痛い!」や「機材トラブル」等発生時に、輪行というお手軽にエスケープ手段が使えません。
覚悟を決める決断場所でもあったりします。もし引き返すならここだね。

覚悟を決めて行きましょう!天気も良さそうなので、富士山にもちょっとだけ期待をしてみます。
トンネルを3つ?抜けると・・・徐々に西伊豆が牙をちらつかせます。







天気がいいと西伊豆は気持ちがいいね。相変わらずのアップダウンですが。このあたりからバックパックの重さが堪えます。「重いイチガンを背負って走るからだよ」とかの声が聞こえてきそうですが・・・
ただ走るだけじゃつまらない。撮影も楽し見たいじゃないですかぁ~。紐の長さを調整し重さのかかる箇所を変えてみると、これが結構良さそう。
登って下り、また登り始める。天気がいいので進む先の道までくっきりと。



08:21 「夕日ヶ丘休憩所」 159.41km Av19.4Km/h



まだまだ西伊豆始まったばかりなのにすでにバテ気味。疲労はしているが、眠気は皆無なのだ。アドレナリンがでているのか(笑
ここで補給食を食べ、ボトルの水も補給。距離的には半分ほどだが最後の箱根が待ち構えている。西伊豆クリアできるのか?この辺りから残り時間が気になってきた。
写真撮りすぎなのかもしれん。その前に重い荷物を背負っているからだの声も聞こえてきそうだ。

気温も上昇してきて丁度いいぐらい。下りも秋用長袖でウインドウブレーカーもいらないが、登りは暑いのでジッパー半分ほど開けて走る。
今のところ、選択したウェアはとりあえず正解かな?


■富士山だね




雲見へ向けて下っていくと、富士山をみることができた。今日は天気がいいので所々で富士山を見ながら走れそうだ。
テンションが少しあがってきた。といっても足は軽くはなりませんが、気持ちは持ちようです。
撮影をしていると近くに旅館?に泊まっていると思われる旅行者もカメラに富士山を収めていた。
2つほど大きなアップダウンを繰り返して松崎港に到着。座ってゆっくりご飯を食べたいところだけど、リミット時間まで余裕はありません。
ここからは撮影も少し控えめにして進んでいきます。



松崎港からもアップダウンを繰り返し進んでいく。
黄金岬にも立ち寄りたいところだけど時間はないのでスルー。ここも夕日が綺麗にみえる場所らしい。別の機会に訪れてみたいね。
寄り道はぜずに淡々と登っていきます。登りは、ほぼファイナルロー。なるべく足に来ないようにします。売りきれに近い状態ですけどね。
登っていると辛いと思うときもあるわけで、「なんで走ってるんだろぉ~」なんて思うこともしばしば。エンジン付きの乗り物がうらやましく思えちゃう。でも自分の足で進みたいのがあるのだろう。


10:36「恋人岬」189.63km Av19.2Km/h
ここのバス停は、始めて挑戦した時(沼津でリタイア)に仮眠をした場所だなぁっと。このときは深夜に西伊豆走っていたから真っ暗だった記憶がある。
この時の体験から西伊豆は夜走るのは避けるようになったのだ。景色を楽しんで走るなら昼間だね。

恋人岬から土肥までは下り。やっと西伊豆も終わり?が見えてきた。といっても土肥からは大雑把に2つ?の登りがある。
戸田へ向けて漕ぎます。漕ぎ続ければつくんじゃね」で。


登っていると開けている場所にたどり着いた。碧の丘と言うようだ・・・
名前の由来はなんだろうね?



12:17「戸田港」213.66km  Av19.1Km/h
西伊豆も残すは大きい登りは1つのみ。時間はあまり余裕がない気がしてきた。大丈夫か?



■西伊豆最後の難関?
戸田港からはすぐにキツイ登りが待ち構えています。ここはいつ登ってもキツイ。斜度どのくらいあるのだろうか?
GAMINで見ることは出来るが、心がポキポキ折れそうなので見ないことにした。ここまでくると、惰性ですね。
速度も1桁だし。でも少しずつ、一歩一歩進んでいるんだよね。
そうそう、戸田からはK17を走るわけですが、ご丁寧に距離の標識があるんですよ。しかも100m?ごとにだ。
進めば進むほど距離の数値はもちろん減っていく。でもね・・・距離はなるべく意識したくないのよね。
すぐ先のカーブの先で終わりとか思いたい。なので、標識は極力意識にないように進んでいく。

戸田港から登りきった場所に展望所がある。西伊豆の登りはまだ終わりではないけど概ね?終わりな場所だ。




ここでも富士山はバッチリでした。
ここにはオブジェがありアングルを変えて写真を撮る。あまり余裕はないんだけどね。
近くで鳥(とんび?)が気持ち良さそうに飛んでいるのが見えた。これは!!!
狙い撮るぜ(笑


さて、程ほどにして行きますか~。まだ西伊豆の登りは残っているしね。



残りのアップダウウンをこなしていきます。
ところどころ、富士山もみつつ進んでいく。








13:28 井田トンネル 222.37km AV18.6km/h
西伊豆の大きい登りの終わり。
これで、沼津までは大きい登りはなしです。



■ラスボス箱根を越えて
井田トンネルを越えれば沼津までは下り基調です。沼津市街に近づくまでは交通量は少ないのだが、近づくと道幅が狭く交通量も増える箇所がありかなり
走りずらい。足もパンパンなので回復させつつ進んでいきます。肉体疲労もそうだけど、目の疲れが出てきています。ちょこちょこ目薬は差していたので、いくらかはましだったと思う。沼津のコンビにでレシートをゲットして三島を通過してラスボス箱根へ備えます。補給ですね。


ここからはほんとに惰性です。ファイナルギアでほぼ時速一桁で進んでいきます。16km?の登りをだ。箱根峠越えてからは旧道は真っ暗なはず。路面状態もよくないので速度も殆どだせないはずだ。
これを考慮すると多分ゴール時間はかなりギリギリだね。


ふと富士山の方角をみると、雲に隠れずにまだ見えています。一日見ることができた。感謝だね。






18:04 箱根峠 273.64km  AV17.8km/h
箱根終了ぉ~。後は下って茅ヶ崎を目指すのみです。あと約50kmをリミット3時間ちょとだ。
写真撮ったり、防寒したりでちょっと時間のロス。ま、許容範囲でしょう。旧道はやはり真っ暗なのでゆっくりですすむ。

小田原に入りちょっとした斜度の登りでで脚がガクガクです。20mぐらい先に前を行くママチャリが見えた。これがですね・・・同じ速度(10km/h)で進んでいた。体力の限界は近いのかもしれない。
残り距離と今の巡航速度を考えながらペース配分を考えます。今の巡航速度なら何とか21時前には着くかもしれない。残り距離が正確ならばだ。
R1からR134に入る。これであと10km?は切ったはず。
5km・・・3Km・・・1km・・・。
茅ヶ崎の7-11の看板が見えてきた!
7-11の前ではakiraさんがカメラを持って構えていた!
お出迎えに来てくれました!寒い中、ありがとうございます!

レギュレーションであるレシートをゲット!
時間は、20:59でした。残り25分。ギリギリですね。


akiraさんとお別れをしたあとCマークに移動。寝ている人がいたので撮影は断念。
コンビニに戻り荷物の整理等をし、茅ヶ崎駅へ向かいます。


輪行の準備をしていると・・・・
声をかけられた。ノアポンさんでした。
ばったりでしたね!

ノアポンさんともお別れをし、輪行で小田原に向かうのであった・・・(謎


こうして、伊豆半島一周24時間は3年連続無事完走することができました。
SNSでコメントを頂いたみんさん、ありがとうございました!


■走行記録
出発時間 :11/3 21時24分
帰還時間 :11/4 20時59分
グロス時間:23時間35分
走行距離 :319.30km
ネット時間:17時間26分29秒
ネットav :18.3km/h

ルート図

20141103-04 伊豆半島一周倶楽部 前編

2014-11-08 | ふらっと何処かへ
今年も行ってきました。伊豆半島一周24時間の旅!

『伊豆半島一周倶楽部』とは・・・
masaさんが立ち上げた「好きな時に勝手に走れ!」のイベントです。
茅ヶ崎のサザンビーチをスタート!
時計回りで伊豆半島一周(石廊崎、あいあい岬に寄って)し、
最後に箱根を越えでサザンビーチに24時間以内に戻ってくる。
ざっくりこんな感じ。


■行きそびれていた
天候に恵まれなかったり、足捻って自転車乗るのは控えたり・・・
今年行かずに終わっちゃうんじゃないかと思っていた。

10月の行こうと思っていた日は雨!そして11月に入り、行けそうな日も週間天気予報ではスタート時は雨ときた。今年の完走は黄色信号かと思いきや、予報は雨予報はなし!これは行くしかない!

 そうとなれば、スタート時刻などの工程を考えます。今の季節、日がかなり短い!日の出が6時頃で、日の入りは17時頃。一眼はもちろん携帯だ。何処の写真を撮りたいか・・・・。南伊豆で海から登る?日の出の写真がいいなぁ。石廊崎あたりで撮影できれば良さそうじゃないか?

 前回は茅ヶ崎から石廊崎まで約8時間半ほどだ。石廊崎の日の出が6時ちょっとすぎ。となると21時30分スタートすれば日の出には間に合いそうだ。出来れば、1時間以上前に到着して、日の出までの変化を楽しみたいところだが24時の時間制限の中では厳しいね。撮影は程ほどにしておかないないと。


■出発前は少しでも寝て起きましょう
出発日、この日は夜勤明けでした。帰宅しシャワーでさっぱりし布団へ。
すぐに深い眠りに落ちたようだ。アラームで目が覚めた。5時間ほど爆睡したようだ。目が覚めて「あ!」っと思い出した。ライトのバッテリー(エネループ)を充電していなかった。充電済みは1組(4本)しかない。幸い、秋葉で購入した4本100円?の電池があったので、100円電池がどの程度持つかもテストするいい機会だ。

副都心線で横浜まで行き、横浜から茅ヶ崎までは東海道線で輪行。この間も少し仮眠をしていた。
すずめの涙にもなっていないかもしれないが・・・。


■いつものように出だしはゆっくり
茅ヶ崎駅に到着し、自転車を組み立て。このあたりはいつもやっているのでささっと。
今回も荷物は満載、バックッパクを背負って走る。荷物の中でデジイチが一番重いんだけどね。

スタート地点の「茅ヶ崎の7-11」へ移動です。コンビニでレシートをゲット。
時間の印字は21:24。ここから、伊豆半島1周の旅がスタート!

スタートして小田原まではのんびりペースで。若干気温も低いので体を温めながら走る。
R134はまだ工事している箇所もあるが走りやすい。交通量もそれほど多くはなかった。程なくしR1へ合流。体も温まってきたので徐々にペースアップ。
小田原を通過して、R1を離れR135を進む。ここからはがくっと交通量は減ります。
真鶴付近から徐々にアップダウンが始まる。登りはゆっくりと。まだまだスタートしたばかり、出だしで頑張ると最後まで多分もたないしね。なんといってもラスボス(笑)箱根が待ち構えてますからね。
暗闇の中、淡々と進んでいきます。


23:34 「熱海 寛一とお宮」 47.24km  AV23.6km/h
やっぱりここは立ち寄るポイント。足蹴をする寛一は何時見ても変わりません。
2012年は、ここで鍵を回収したなっと思い出にひたったり。


■空を見上げると月と星空。そしてライトトラブル発生?
熱海を越えてアップダウンはさらに続いていきます。トンネルも通過するわけですが、昼間通る時より明るく感じた。暗闇の中走ってきて、トンネル内の照明が明るいから暗く感じないのかもしれない。それとも間引きが違うのかもしれない?
伊東を通過し分岐点にきた。ここ最近は川奈方面へ行くK109を進んでいたが、今回はR135を進んで行く。
何も出ませんように・・・


空を見上げるとお月様もくっきり。月齢は半月よりちょっと満月寄りぐらい。月の撮影は設定があるようでちょっと試してみた。もっとも望遠レンズではないので写る月の大きさは小さいね。
望遠レンズ買って撮ってみたい。が、はたして望遠レンズを使う場面がどの程度の頻度があるかは疑問だ。日産スタジアムエンデューロの時などは活用できるかもしれない。

月以外にも冬の星座オリオン座もくっきり。星空も広がっていました。街灯などない所で見る星空もいいものです。月明かりがあるので若干空が明るいけどね。星空撮るなら新月の時かも?

淡々とアップダウンをこなしていくが、何度かライト[DOUSAN A2]の光が消える事象が発生。最初は路面からの振動の衝撃が原因かと思ったがそうでもない。段差のないところでも「フッ」と切れる。いきなり切れると焦りますが、そこは自転車には3灯ライトがあるので大丈夫。電池挿入口を一度はずしはめ直すと大丈夫。壊れかかっているのか?メインで使っているライト[DOUSAN A2]は電池接触部の金具が折れ補修はしているのもあるしね。後日更なる衝撃な事象が起こることはこの時は知る由もなし。


■まだまだ序盤です


夜間走行の東伊豆はまだまだ続きます。夜間の登りは先がライトが照らす先までしか見えないので「ゲンナリ?」しないですむのがイイのかもしれない。ペダルを淡々と廻す。登りきると港方面の街明りが見えるとほっとします。まだまだ足の方は大丈夫そうです。


04:40 「下田道の駅」 118.92km Av20.7Km/h

下田駅近くのLAWSONに移動しレシートゲット。時間の印字は05:04。
ペース的には去年よりもちょっち遅いかも?
日の出まではまだ1時間ほど時間はある。石廊崎へ向けて。はたして日の出に間に合うか?



06:02 石廊崎 138.91km  Av20.7km/h

日の出前に何とか到着。でもすっかり空は明るい。もうちょっと1時間ぐらい早く着きたかったけどね。
灯台の先の最南端に行ってみます。空は薄っすら色付いていますが、日のでは雲で見れないか・・・
ちょっと残念。こればっかりは天気次第だから、どうにもなりません。






広がる水平線。いい眺めだぁ。写真はパノラマ合成です。


もうしばらく眺めていたいけど、制限時間もあるので石廊崎を後にしあいあい岬を目指します。


続きます。