今朝の『とくダネ』の団塊の世代特集は背筋がゾクッとした。団塊の世代に向けて「昭和30年代村」なる村を計画しているという。そこで床屋さんになったり、蕎麦屋さんになったりして、住めるらしい。町並みは昭和30年代を再現するのだという。ちょっと凄くないか。悪い意味で。現在を拒否するってことでしょ。それって。ノスタルジーの中で生きてゆくということなのか。それがあの世代にとって理想なのか。
まるで『モーレツ大人帝国』のイエスタデイ・ワンス・モアのような。いや、むしろアメリカのアーミッシュに近いのかもしれない。いや、そんないいものでもないか。
団塊の世代は凄い。そして怖い。なんて思っていたところ、昨日の日経の夕刊を見ると団塊の世代特集が載っていた。そこで佐野眞一さんなる作家さんが「団塊の世代を画一的に捉えること」に対して不快感を表明していた。
そうだよね。皆が、皆、ノスタルジーに生きようとしているわけじゃ無いんだな。当たり前か。
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