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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年06月02日(金)

2006-06-02 | 授業

 こういう今のような鬱な時には本当に『富豪刑事』は優しい。考えなくて良いのだから。「本格ミステリー」ていう冠は本当に確信犯だ。トリックは程々に全体のマンネリ化にいそしんでいるし。

 血も涙も無い犯人に、血も涙も無い資本力で追い詰めていくところや、富豪刑事自らが囮になる構図。あとは犯人への青臭い説教や勤務中に勝手に帰ったり、などの細かい部分でのパタン化。


 で、マンネリが形成され始めたところでそれを崩していったりもする。また小ネタも面白い。今日ので見れば、ソムリエの田崎真也さんが酒を飲みまくっていたり(最後のほうはふらついている)、他の審査員のパロディネーム(ホテル名のパロディ祖師谷 大蔵さんや料理記者、岸朝子さんのパロディの崖 夕子さん。崖は無いだろう、崖は。)



 ほんとに下らないのがいいなぁ。深田さんもかわいいし。

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