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NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

物欲

2010-12-19 | 休み
PS3本体とかソフトとかBDとかそういうのを。


物欲
1年ぶりくらいに物欲に任せてPS3を再び買い揃える。40GBのPS3の爆音と比べると、新型の静けさは別次元。そして今回もHDDを換装。WD5000BUDTというHDD。容量は500GBなのでそんなに多くはないんだけど、バッファサイズが32MBというちょっと変わったHDDなので転送速度の速いこと速いこと。体感なので実際はどうか分からないけど。そしてトルネと外付けの2TBのHDDも。ついでにBDリモートコントローラーも。


あとは3DテレビとAVアンプとスピーカーだなぁ。『ワンダと巨像』が出る前に揃えないと。そして無印で家具を。

午後ローの意義というか役割というか

2010-11-28 | 休み
「午後のロードショー」(テレビ東京)


「午後のロードショー」(以下午後ロー)と言えば、学生やニートのゴールデンタイムで地上波の映画枠ではなかなか放映してくれないB級映画だったり、カルト映画だったり、旧作だったり、屑映画を放送してくれる枠ですが、先月ぼくの大好きな『カプリコン1』が放送されていました。もちろんDR録画で、丁寧に編集しましたよ。

『カプリコン1』は『UFOとポストモダン』などでも言及されていましたが、月面着陸は実は成功しておらず、映像はハリウッドのスタジオで録画したものだとするしばしば都市伝説などで語られる月面着陸陰謀説を背景としたサスペンス映画です。陰謀論的な物語背景もすばらしいですが、何より終盤の空撮がとにかくすごい。今あれと同じものが撮れるのかと思えるほどに悪路バティックな画を見せています。

そんなすごい映画なのにBD版が日本では出てない。しかもDVD版では日本語吹き替えが収録されてない!だからこその地上波デジタルが真価を発揮します。この地上波デジタルというのがやはり味噌で、確かにCSやBSでも『カプリコン1』などの作品は放送されていますが、いかんせん本物志向なので9割9部字幕版のみの放送に限られています。だからこそ地上波放送、「午後ロー」が重要なのです。



「木曜洋画劇場」、「水曜シアター9」が終了して久しいですが、こういう古い吹き替え版が好きな人間のためにも何とか「午後ロー」には末永く頑張って欲しいところです。ということで、明日の「午後のロードショー」は野沢那智追悼企画として『アラン・ドロンのゾロ』が放送されます。

ハングオーバー!

2010-11-07 | 休み
アメリカで低予算ながら大ヒットしたコメディ映画だったのに、日本ではDVDスルーとアナウンスされ、映画ファンの一部から抗議の声が上がり、結局劇場公開になったといういわく付きのコメディ映画。

『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(公式サイト)
ハングオーバー




ハリウッドのコメディ映画大好きだけど、90年代以降の「サタデーナイトライブ」出身者を中心としてビッグバジェットものの定型感というか、中だるみ、つまらなさが嫌なので、ハリウッドコメディはやっぱり低予算だね!と思わせる映画でした。低予算映画で、コメディながら、というか低予算コメディ映画だからこそ面白い!ブラッドリー・クーパーとか脱ぎっぷりが潔いヘザー・グラハムも出てるし。

下ネタ満載のコメディ映画だけど、ミステリー映画でもあって、記憶を無くした一晩のことを紐解いていくという形で謎解きでもあり、笑いとミステリーが並列に存在していて大きなクリフハンガーになっている。冒頭の荒れ果てたホテルのスイート目を覚ますシーンはコメディでありなら、ミステリーでもある本作を非常に象徴してて、コメディのディティールでミステリーが成立してる。パンチの効き方はどこか池上遼一的。

コメディとしても面白いし、すごくテンポ良い。冒頭の目を覚ますシーンからラストの謎解きまで一気に駆け抜けていって気付いたらラストになってる。終盤、ラストの手前で解決してしまっているので、結婚式のシーンは減速している感(ただそもそも結婚式に間に合うというのが目的だから仕方ないけど)があって、尻つぼみしている感は否めない。でもステュの喧嘩別れとエンドロールのデジカメ写真でしっかりとまとまってる。



ハリウッドのビッグバジェットコメディ映画にありがちなラストの感動や中だるみ感が一切無く次から次へと問題が起こっていって(そしてその問題もコメディ的にも、ミステリー的にも面白い!)飽きない。本当に面白いコメディだと思います。チョーさんの件はちょこっと…

フィリップ、君を愛してる

2010-11-07 | 休み
ゲイの恋愛映画だったからかアメリカ国内では公開できずに先にヨーロッパ・日本とかでの公開になったそうだけど、それなりに分かりやすいゲイ描写があるけれどなんでなんだろうか。


フィリップ、君を愛してる


ジム・キャリーの映画って『トゥルーマンショー』以降、そのオーバー過ぎる演技や雰囲気のせいで個人的にはどれもコメディなんだかシリアスなんだかよく分からない地平にいるように感じる。(だからアカデミーからは完全に無視されてるんだろうけど)『フィリップ、君を愛してる』はもちろんコメディはコメディのような気がしないでもないけれど、やっぱり変な感じなんだよなぁ。

でも今回はジム・キャリーではなく、ユアン・マクレガー。ジム・キャリーはもちろんシリアスのフィールドで役として大暴走を繰り広げるけれども、散々公開時にも言われていたけど、ユアンの目や仕草が女性というかお芝居がノンケには本物に見えるすごさ。まぁガチの人から見れば、誇張表現かもしれないけど、男臭いイメージのユアン・マクレガーのゲイっぽい演技はやっぱり見もの。

全体的には面白いとは思うけど、『ブロークバックマウンテン』とかのガチゲイ映画なガチ恋愛モノではなくて、ハリウッドの最近の流行の「Based on True story」をコメディを基調にさらっと仕上げた系映画。でもだからといってビッグバジェット・ハリウッドスター起用映画特有の定型感、パッケージ感は薄めで、見易い葉見易いけど、やっぱりちょっと微妙だなぁ。



本編を字幕で観た後に、吹き替えで観てみたら、ジム・キャリーの吹き替えが山寺さんでも江原さんでもなく藤原啓二さんだったのが何だか新鮮だった。でもやっぱりジム・キャリーの吹き替えは山寺さんだろと思うのですよ。

那智、那智、那智…

2010-10-30 | 休み



野沢那智さん死去=声優、DJでも活躍(時事通信)
アラン・ドロンの吹き替えなどで知られる声優、俳優で、DJとしても活躍した野沢那智(のざわ・なち、本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。
(上記リンクより一部引用)


何ですかね。山田康雄さんがなくなったことと同じくらいがっくりするねぇ…こんなスーパースター声優ってもう生まれ無いんじゃないかてぐらいの損失だがね。山田さん亡き後のイーストウッド役も那智さんがやっててなぁ。BDになってようやく『ダイハード』のセル版にもテレビ版の那智さんの吹き替えが収録されるようになってきたのに。もう以降のBDは那智版収録を義務化して欲しいよ。


大スターなんだよ。野球界で言えば、王・長嶋。なのに、この扱いの小ささ。何だかなぁ…