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NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

RED DEAD REDEMPTION

2010-07-12 | 休み
今更ながら、買ってしまった…


『RED DEAD REDEMPTION』(RockstarGames)
RED DEAD REDEMPTION

サンディエゴとはいえ、さすがはロックスター。オープンワールドゲームのパイオニアだけあって、他社のオープンフィールドゲームとはグラフィックのクオリティが半端無い。というか、ノースの『Grand Theft AutoⅣ』より全体の雰囲気が好きだ。『GTAⅣ』とは異なり車も無く、ラジオも無いので基本的には西部劇的BGMのみ。世界観が確固としてある。

そういう世界の中でオープンワールド。メインミッションでストーリーを展開し、サイドミッション、ランダムミッションでボリュームを出す基本的な作り。メインミッションに関しては、失敗しても直近のチェックポイントからすぐにやり直すことができ、ストレスが溜まり難い。移動は基本は徒歩と馬。でも電車や馬車、キャンプから任意にショートカットも可能。

ゲームプレイの大きな要素を閉める射撃も2回エイムボタンを押せば、オートエイムになるのでその点でもストレスは回避され安楽にプレイできる。けれどそれが単純化による陳腐化をもたらしているかと言えばそうではなく、2回のエイムというゲームデザインで単純さを回避している。馬の移動にしても、キャンプでの移動にしてもワンクッション挟むことで単純化を退けている。

快適な操作周りであるのに、それが単純操作による難易度の低下、陳腐化に津ながらさせない施策を施せる全体のゲームデザインは本当にさすがとしか言いようの無い出来。下手なメーカーがやると、移動や射撃がやたら面倒でストレスフルなゲームデザインになったり、逆にユーザーフレンドリーすぎて全体が簡単化、単純化し、ゲーム自体の難易度が下がって陳腐になってしまうのに。


ストーリーテリングも秀逸で(とはいっても、リスニングが無理なので、字幕を大雑把に理解)、ミッション内容のバリエーションと共にユーザーを飽きさせないように、自然に物語とゲームプレイが癒合している。そしてこの物語も展開も演出も非常に映画的で良く出来ている。単純にムービーを垂れ流すだけの映画的ゲームとは一線を画している。(ただ一部の部分で危うい所もあるが)

物語的には、元アウトローが政府に強制される形で昔の仲間やらさまざまな敵と戦っていくという典型的なアクションモノのストーリー。そこにタイトルが意味する物語の本質を内包したり、文明移行期の話なりが組み込まれていて単純には帰さない。(英語力が無いので、ここをいまいち理解できなかったのが残念)それをロックスターならでは灰汁の強すぎるキャラが転がす。

それにしても話も演出も描写もエグイ。近代化以前のあけすけなセクシャルな描写やカニバリズム描写。バンディッツたちの振る舞いなどなど。本当にエグイ。でもこれこそ大人向けのゲームなんじゃないか。別に擬似セックスやパンツを晒すのがレーティングの使い方じゃないだろうと。重要なシーンの後で挿入される歌の演出なんかも大人味の秀逸さ。あそこは本当に素晴らしい。

ストーリーのラストも「赤き死の購い」らしくとってもビターで格好良い!


ただオープンワールド系として最高の出来ではあるけれど、自由に世界を歩き回って何でも出来るゲームって確かに素晴らしいんだけど、自由だからこそ飽きやすい(プレイヤーの意思や詰まることで展開から降りることが出来てしまう)のは気にかかった。面白いんだけど、やはりやってることは基本的に同じで、ストーリーテリングをするジャンルとしては必ずしも向いているとは思えないところも有る。

佐野元春のザ・ソングライターズ Season2

2010-06-27 | 休み
「佐野元春のザ・ソングライターズ」(ETV)
佐野元春のザ・ソングライターズ


と言うことで、「佐野元春のザ・ソングライターズ」の前半戦アーティストが昨日の「スペシャルプロローグ」(再放送が今日と来週土曜日2回と言う気合の入れよう)で発表されました。


・第1回 桜井和寿(Mr.Children)
・第2回 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENEARATION)
・第3回 鈴木慶一(ムーンライダーズ)
・第4回 岸田繁(くるり)


やっとだいぶ若返ったといか、第1シーズンと比べると雲泥の差に。鈴木慶一さんでバランスは取っているし。個人的にはやはり岸田君が楽しみだなぁ、と。あとは女性。おっさんばっかりなので、椎名林檎かハシエリかなぁと願望交じりに現実的な予想をしてみる。

干物女 is Back!

2010-06-25 | 休み
イエーイ!干物女が戻ってくるぜ!



「ホタルノヒカリ2」(日本テレビ)
UFO



綾瀬はるかが可愛すぎる「ホタルノヒカリ」がカムバック!綾瀬はるか自体が切れになり過ぎたし、芝居も巧くなっちゃったのが玉に瑕だけど、やっぱり楽しみだわ。前作はあんまり可愛すぎたんで、綾瀬はるかのCD(小林武史プロデュース!)を買いに走っちゃうくらい好きだった。1枚50円だったけど。

今回は噛ませ犬の加藤和樹(関係無いけど、顔が良くて芝居が微妙な俳優は何故に悉く歌手デビューするんだろうか、加藤和樹しかり藤木直人しかり)も素敵女子も居ない!というか綾瀬はるかと藤木直人、安田顕、板谷由夏以外は総入れ替えのよう。代理店だから?なわけあるか!

前作は恋人同士でもない男女の上司と部下が同居しているという”ばれちゃいけない”同居設定が物語の根本にあって、そこに昼は出来るOL、夜はだらしなく恋愛も出来ない干物女という主人公の蛍の2面性が逆スーパーマン的な要素が魅力だったけど、部長と付き合い、関係が公になった今どう転がすのか。


前作の魅力であったはずの要素が悉く前作のラストで回収、解決されてしまった『2』では、結婚と部長の恋のライバル(向井理)や部長の謎の女(木村多江)との関係性で物語を引っ張っていくんだろうか。前作は完全にあれで落ちてたので一体どうするのか、そこら辺に非常に興味があるなぁ。嘘。綾瀬はるかの干物姿が見れればそれで満足、満足。

謎の円盤UFO

2010-06-24 | 休み
SFだと言うことだけ知ってて、以前の放送時は見逃していたのやっと観られてうれしい。


『謎の円盤UFO』デジタルリマスー完全版(スーパードラマTV)
UFO


『サンダーバード』は昔から観てたけど、スーパーマリオネーションが苦手だった。でもコレは実写!イギリスのSci-Fiドラマって良いなぁ!『ドクターフー』は肌に合わないけど…


ポストモダン、ロストフューチャーな衣装・美術デザイン。それだけでも痺れるけど、映画会社の地下に宇宙からの侵略に備える秘密組織SHADOの秘密基地があり、SHADOのストレイカー最高司令官はその映画会社の専務(しかも社名にも名前が)という役職持ち!キテるなぁ!そしてストレイカーに寄り添うフリーマン大佐はまさに冬月ゲンゾウ!この設定や造詣からまるっと頂いたのか。

まだ1話目なので宇宙人の目的も分からないけど、人間のアブダクションとキャトルミュートレーションを混ぜ合わせたような設定で、どうやらアブダクションされた人間の臓器を切り取って宇宙人に移植しているらしいことが明かされる。「地球の汚染された大気に耐えられる」とかそんな台詞が環境破壊の概念があったことを思わせる。現代的なテーゼをちょこっと。


『プリズナーNo.6』があくまで人類内のSF、それもかなり狭いサークルでの内輪話の趣が強い。一方で『謎の円盤UFO』は人類の外に明確に敵が存在していて物語がはっきりしてる。こういうのも良いなぁ。これからもっと面白くなっていくんだろうな!


UFO


にしても、ムーンベースにいるコスモルックなこの人たちが綾波のモデル…なのか!?つうかBIOWARE辺りがゲーム化してくれないかしら。

夏もサスペンス祭り

2010-06-23 | 休み
春の新ドラマは刑事モノが多かったけど、夏もそのトレンドは変わらないよう。



夏の新ドラマ特集(gooテレビ番組)



月曜日
『ハンチョウ~神南署安積班~』シーズン3(TBS)

火曜日
・『逃亡弁護士』(フジテレビ)

・『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ)

水曜日
『新・警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日)

木曜日
『科捜研の女』(テレビ朝日)

『警視庁継続捜査班』(テレビ朝日)

金曜日
『うぬぼれ刑事』(TBS)

『熱海の捜査官』(テレビ朝日)



今期も前期と同じく、深夜ドラマを含めて8本のミステリー系ドラマが。テレビ朝日はサスペンスドラマ専門局みたいなので、いつものラインナップ。『ハンチョウ』も。


『うぬぼれ刑事』はクドカン×磯山晶ドラマは久々なので楽しみ。個人的にはクドカン×磯山晶ドラマははずれが無い気がする。毎回犯人が女性というサスペンスドラマの王道に、毎回の恋愛要素で最後に告白をするって、流石だな。殺人の時効が廃止され霧山くんの趣味が出来なくなった今、今度は謎の機械と感で捜査をするという捜査官になった『熱海の捜査官』。クドカンよりも打率が個人的に低い三木聡監督なので期待半分・不安半分。そして『モテキ』と時間が…

そして『逃亡弁護士』と『ジョーカー 許されざる捜査官』。まだ事前情報しか明らかになってないけど、どう考えても『逃亡者』と『デクスター』。インスパイアされるのは”あり”だと思うし、それを昇華できれば良いんだと思う。だけど、『コールドケース』をしらっとパクっただけでしかなかった『絶対零度』を見ると、フジテレビにそういうことは期待できなさそう。そりゃ、地上波見るのをやめて、CSやケーブルテレビを観るわ。

一時期、ドラマオリジナルが無い!とか漫画原作ばかり!と言ってテレビドラマが叩かれていたけど前期からの刑事ドラマの好調さは賞賛を浴びている。でもドラマオリジナルの少なさや漫画原作以前に、志の低い、パクリに等しいドラマを作っていることに何の批判もなされないんだろうか。まるっとパクってる。パクリでもクオリティが高ければ良いが、『絶対零度』はそうじゃなかった。中途半端なパクリ作品を見るくらいなら海外のオリジナルを観るよ。


『科捜研の女』とかは『CSI』に先んじて科学捜査に着目したり出来ていた(『新』以降はつまらなくなったけど)のになぁ。ただでさえ目に見えて予算が減っているようでクオリティーが下がっている中で、予算が潤沢でクオリティーも高い海外ドラマのフォロワーを金も無いなかで志も低くく作ったら、単に質の悪いエピゴーネンにしかなりえないだろうに。



TBSの『GM~踊れドクター』って説明文読む限り、まんま『Dr.ハウス』だ。。。