よみびとしらず。

あいどんのう。

ホームアローン

2022-05-17 09:53:20 | 散文
誰とも繋がらない常識は
誰とでも繋がる非常識から
それが当然の世界になって
誰もがひとりからは離れられないでいた筈なのに
孤独を主張してそこから距離を置く
本当はどうしていたいかを
みんなが叶えた
みんなが泣いた
ひとりぼっちの夜もすがら
画面の明かりに照らされて
誰かは単身よく笑う
わたしはひとり
ひとりを知らない子どもたち

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