ヒナのこどもは
においおいかけて
生まれおちたかたちに感謝する
とりの羽に似た
飛べないつばさは暗闇に閉ざされカラとなり
とりはふたたび卵のなかへ
からだまるめて岩清水
岩のなく音は誰にも聞こえず
湧水はさやさやとなめらかな肌をただつたう
とりの卵はひとのなか
守り守られ卵は卵
またかえれなかった悲しみも
時のなか巡りてきっとふたたび出会うまで
白いつばさはひとのなか
カラ開くときを待ちわびて
光はあらわれ
さくら色香る季節に君を待つ
においおいかけて
生まれおちたかたちに感謝する
とりの羽に似た
飛べないつばさは暗闇に閉ざされカラとなり
とりはふたたび卵のなかへ
からだまるめて岩清水
岩のなく音は誰にも聞こえず
湧水はさやさやとなめらかな肌をただつたう
とりの卵はひとのなか
守り守られ卵は卵
またかえれなかった悲しみも
時のなか巡りてきっとふたたび出会うまで
白いつばさはひとのなか
カラ開くときを待ちわびて
光はあらわれ
さくら色香る季節に君を待つ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます