よみびとしらず。

あいどんのう。

2022-08-13 17:14:24 | 散文
その面(つら)目掛けて
檄(げき)を飛ばした
一撃は突き刺さり
遠いあなたの眼差しは
この目に焼きつけて
未だ果たせず
悲しみをたたえて赤く染まった
もう片方は非情なままのさま
心を持たずして心に触れる
その慟哭を知らずのたまうか
この平平たる面に乗せるは
海の深さに勝る浄

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