満 2022-04-02 17:49:03 | 散文 満たされることを否定してどこまでも満たされたいのだと遵守する貪り猛るはただひとりきりの中飼い慣らしてきたわたしはわたしに喰われて夜を迎える満腹になることのない腹を抱えてわたしは打ち砕かれる日を待ちわびたその繰り返しに我を忘れた今宵空に昇る月の在処も知らぬまま満ち足りぬ空の腹の音は鳴るそれをみたあなたは大層満足げに笑いそんな要求は却下した « 水と月 | トップ | 庭 »
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