クロス 2021-12-14 09:54:01 | 散文 立ち消えに天地は歪んだ十字架のうえわたしが誰だか分かりますかの言問(こととい)も傾いた世界にこの身を任せて首を傾げた平行線はゆらゆらと海に焦がれて打つ波もなし柔らかな景色は雲の彼方まで白色の光に隠された姿は月かそれとも太陽かわたしのもう果たされることのない約束をいつまでも手放さずに歳月は巡るその色にゆだねて春夏秋冬正面にうつるあなたの影はかすれてわたしははらはらと風に舞う落ち葉は鮮やかなまでにあなたのいない交差点に戯れていた « 糸 | トップ | 阿吽 »
コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます