よみびとしらず。

あいどんのう。

リターン

2019-10-03 12:28:17 | 詩(イラスト付)
跳ねてかえった もう何度目のことかは疾(と)うに忘れた繰り返し 繰り返し何度でもわたしはこの大海原へと舞い戻るはね上がった身体につらなる水しぶきは白この身の黒色に染まることもなく水はすくえどもわたしとはならずにわたしからおちるいとえどもこの身に流れるもまた水どこまでいっても離れることのないわたしではないあなたの元までわたしは跳ねる 何度でも息をする意味など疾うに忘れたそれでも光の先にあるあなたの影 . . . 本文を読む