チャコのティータイム

ちょっと一息入れませんか?
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思い出話

2010年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

今日も休みです。

昨日も休みでしたが、朝から隣の部屋(空室)のハウスクリーニング?なのか、ドンドン、ギーンと凄い音。

勉強どころではなくなって、ハローワークで職探し。

今はかなりありましたけど、資格必要な職が多いです。

やっぱり、資格取るのが先かな?

地元言葉もよく分からないくせに、お店の仕事なんか良くやってると思うでしょうが、標準語で通じるから大丈夫。

地元意識の強いところでは、外人になってしまいますが。

年を取ると昔の話をしたがるといいますが、私も昔の話などしてみますかね。

私の子供の頃、「銭の花」という新珠美千代主演のドラマが流行っていました。

主人公の加代は、本当に苦労の連続でしたね。

そんな加代を、私は母と重ね合わせて感じていたんですね。

高校に入って、一時文芸部に席を置きました。

顧問の先生は、大学を卒業したばかりの若いイケメンの先生で、生徒に人気がありました。

あるとき、先生が「銭の花」の加代と正子(意地悪な小姑)のどちらが人間的かと言うテーマを出したのです。

私は、一般的に「それは、加代の方が人間的に優れているし、正子みたいに誰もなりたいと思わないでしょう。」と言ったのですが、先生は、「そうかな?僕は正子が一番人間的だと思うけどね。」と。

ショックでしたね。

「加代は経営者としては優れているけど人間としてはどうかな?」と言う先生の言葉に、「人間としても加代のようでなくてはいけないんじゃないんですか?先生は正子のようになりたいと思いますか?」というようなやり取りをしたように思います。

先生曰く「加代はロボットのようだ。」とのこと。

加代は苦労している母のようにも思えていたせいか、それ以来文芸部がつまらなくなって先生へのあこがれも無くなって辞めてしまいました。

もう一つ。

私の生まれた家の近くに、お寺があります。

昔は(私が生まれる前ですが)、墓地もお寺の隣にあったそうです。

その墓地を工事が掛かったのか、隣の地区と共同墓地を作ることになり、墓地を移すことになったそうです。

それぞれの家でお墓を移すために、墓を掘り起こし遺体を火葬したみたいです。(これは、叔父さんに聞いた話です。)

時代劇にでてくるように、昔は丸桶に死体を入れて土葬していたのですね。

火葬は、戦後に入ってからだったのでしょう。

そういえば、外国映画でも、棺を土葬している場面がありますね。(ドラキュラは、地下室に安置しているんでしたっけ。

話は逸れてしまいましたが、その丸桶に入っている遺体を火葬すると、それがピョンと立ち上がるのだそうです。それが、びっくりしたやら、怖かったとか。

土葬されているお墓の骨は、丸桶に入った遺体は火葬したものの、古くて桶も遺体も腐敗してよく分からず骨を拾うことができなかったものもかなりあったそうです。

そんな話ももう忘れていたあるとき、子供たち数人でお寺にカブトムシを取りに行きました。

と、そのうちの一人が、「あれ、これ人間の骨じゃない?」

「エー、嘘でしょう」「いや、ホント」「ギャー!」と、一斉に逃げてきました。

しかし、どうやらそれは、動物の骨をカラスが落としていったもののようで、これは笑い話となりましたが、私が、蛍を取りに行ってみた青い光(だいぶ前に載せたのですが)は、きっとまだ残っている骨の燐が燃えて飛んでいったものかもしれません。

こんな古い思い出話をしてしまいましたが、さて、また頑張って早いところ資格とって仕事に就くぞう!