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窮地に一生

2024-02-11 | 日記

 イやな夢で目が覚めました。まさに窮地に陥ってしまったのでした。悪意を持った誰かに嵌められたのではありません。ただ単に過ぎた日常のひとコマの中に、その始まりがあったのでした。

 

 こんなふうに書いても、何のことやら、意味不明ですよね。簡単にその内容を書いてみますので、時間の許す方はどうぞ読んでみてください。

 古い学校の中にいて、夢の中ではいちおう自分は高校生のようでしたが、意識は現在の年齢に近かったようです。

 お昼休みの時間にトイレに行こうとしていたのでした。ちょっと広くなった廊下の両側に男性用のトイレがあって、それは廊下から丸見えというか、良く言えば?オープンなスペースでした(この時点で、用を足すのが少しためらわれます)。右側の方はちょっと混んでいて、それより古い左側の方は人がいません。でも、普段利用する人がいないのかなと思うような感じの雰囲気でした(何となくボイラー室を思わせるような感じ。想像できるでしょうか)。そっちに行こうかと、そのトイレに向かって数歩進んだら、何かに触れたようで、あるものが落ちました(触れる前に気づかなかったんかい?)。そのツッコミに対して言い訳をするなら、肝心のその場所の前に、肩ぐらいの高さにビニールのようなものが張られていたため、ちょっとかがみながら進んだので気づかなかったというわけです。それと、男子用の昔のトイレは、作りが簡単で、ただ壁に向かって用を足すもので、仕切りなんてありませんでした。何人かが並んで用を足せるような形状だったのです。いきおい、端っこの方に向かいたくなります。

 話がそれましたが、でも、自分にとって大事なのは、そういった状況だから気づけなかったということ。そして、この学校そのものが、通っている学校ではなく、その時始めて入ったという状況でした。まぁ、こんな伏線がありました。

 

 問題はそれなんです(「それ」って何なのか、あまりにくどくて、ついていけないぞ)。触れたというか知らずにぶつかったのは、洗濯物を干すハンガーでした。そして落ちたのは…。ここまで書いたら、何となくピンと来てもらえるんじゃないかと思いますが。

 具体的な名前を出さずに続けますと、あれっ、しまった。ここはそんな場所だったのかと思いました。でも、この場所も廊下からは丸見え。落ちたものを慌てて拾って掛け直したりしているところを誰かに見られたら、それこそ大変です。たとえ一回ですんなりできたとしても、たまたま通った人が見たら、おいっ、何してるんだということになることでしょう。あわててうまくかけられずにもたもたしていたら、当方との思いとは裏腹に、事態はさらに深刻になります。なので、あっと思ったと同時にその場所から離れました。その時、幸いにも?近くには誰もいませんでした。

 いったんそこから離れて、少し時間をおいてから今度は右側のトイレで用を足しました。教室に戻るとき、遠くから「誰か**(左側のトイレのこと)に入った人を見た人はいないか?」というような声を聞いた気がしました。その時はまだ、その言葉に深い意味があったことに気づきませんでした。

 

 こんなアクシデントがあったので、5時間目の授業は教室に行くのが遅れました。どう弁解したら良いんだろうと思いながら、教室に向かいました。5時間目は現国だったか、体育と書道の専攻だったかどっちだったろうと思いながら行ったら、教室ではクラスの3分の1くらいの生徒が、真剣に書道の時間を過ごしているところでした。そんな場に入っていったのですから、先生に強く批難され、早く出ていけと言われました。そのため急いで自分の机から柔道着を持って、体育館に向かいました。

 両側にトイレのあった場所。その場所をまっすぐ進むとすぐに、体育館があります。なんてツイてないんだ。体育の先生にもこっぴどく言われるだろうなと、うなだれながら進んだのです。

 その時今度は、はっきりとした声がそれほど遠くもない背後から聞こえてきたのです。

 「おい、**(これはたまたまその場にいた誰かの名前)。お昼休み頃、**(左側のトイレ)に入ったヤツを見なかったか?」

 

 あー、終わったーと思いました。もう弁解の余地は無い。というか、誰だって、事の経緯を信じてはくれないだろうと思ったのです。今、夢の中身を知らせるのにだって、こんなにも字数を使ってますしね(苦笑)。こんな説明がスムーズにできるはずなんかありません。たとえしたところで、やっぱり信じてもらえないだろうと思うのです。

 

 「そういえば、トイレに来たところを見たけど、キョロキョロしてて、実際にはトイレに行かなかったみたいだったし」とか、たまたま持っていた資料を入れた紙袋のことも、「紙袋なんか持っててさ。盗んだ洗濯物をあれに入れようとしてたんじゃないかな」なんてコメントされたら、もう助かる見込みはありません。

 「あのまじめな人がねー。時々してたのかしら?」とか、「いや、魔が差したんだろう」とかそんないくつかのコメントで外堀が埋まったら、あはは、昨日書いたことではないですけど「社会に出てないのに」が現実になってしまいます。人の目が怖くて、外に出られなくなってしまうことでしょう。汚名返上なんてことは、もう不可能に近いことだと思います。そんなことを思って、もう終わったかなと途方に暮れだしたとき、目が覚めたのでした。

 

 あー、本当に長くなってしまいました。最後まで読んでくれた人がいるのかどうかわかりませんが、「窮地に一生」の前半?(笑)は、これで終わりです。いちおう、書きますと、原題は「九死に一生」です(苦笑)。

 

 


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