音楽療法士でこぼこ生活

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テーマソング作り

2007-05-08 15:16:32 | ネタ
デイサービスや施設などでは、音楽療法の時間(又は集いの時間など)の始めにその開始を認識するように決まった歌を歌うことがあります

もちろん既成の曲でも良いのですが、詞を自分たちで作ったオリジナル曲ならなお良いのではないでしょうか

作り方は色々ありますが、私がやってみて一番簡単だった方法をお知らせします
これは音楽之友社「ネタ帳」の中で都築裕治さんが紹介されている方法なのですが

「七、七、七、五、七、七、七、五」と言葉を作って、4分の4拍子8小節(又は4分の2拍子16小節)の曲にのせて歌うというものです。
七、七、七、五というのは都々逸のリズム?で、「お前百までわしゃ九十九までともに白髪のはえるまで」というのは有名ですよね

これを2回繰り返す数で文章を作ります。文章を作るというとなんか難しい気がしますが、そのグループのことをいろいろ話しながら(出来れば一人1行)7つか5つの言葉にまとめていき(出来た言葉は大きな短冊に書いていくとあとで並べ変えるときに便利です)それをつながりを考えて並べ替えます

最初はなかなか出なかったり、しっかりした人がさっさと作ってしまい、後の人は言葉が無くなってしまったりしますから、言葉にまとめようとせずにいろいろ話してもらって、出てきた言葉を拾ってまとめてあげると上手くいきます

あてる曲は4分の4拍子8小節の曲なら何でも良いですが、グループのメンバーがよく知っている歌にしないとなかなか覚えられないので注意です・・童謡、唱歌が向いているように思います

ちなみに、デイサービスで実際に作った歌を紹介しますと

ニコニコ笑(ー)顔、友達いっぱい、楽しいつ(ー)どい、はつらつと、今日の日を待つ、誘い合わせて、み(ー)んな仲良く、楽しみに

曲は、冬だったので「たき火」にしました。途中歌詞が上手くあわない所はみんなで色々歌ってみて、歌いやすい様に伸ばしました。(ーの部分です)

作った時は、自分たちで作った歌?なので何回も歌って、「良い歌やな・・・」と言ってはまた歌っておられました
それ以後、開始時と終了時に二回繰り返して歌っておられ、メンバーの中の方が(元幼稚園の先生)楽譜と歌詞を書いたものを作られて、コピーして新しい人が入ってこられるとお渡ししておられるようです


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