音楽療法士でこぼこ生活

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ベルでの和音奏の方法

2007-04-25 19:33:23 | 楽器
前回はトーンチャイムでの簡単和音奏の方法をお知らせしましたが、今日はハンドベルです。ハンドベルは色々な種類がありますが、私は色や軽さから写真のベルを使っています。ベル本来の持っている音色を楽しむなら、もっと質の良いものを使うべきでしょう。

模造紙に曲のコードをベルの色で貼っていったものを使います。
この方法は、中央出版から出ている「高齢者のための実践音楽療法」篠田知璋・高橋多喜子著に載っていたものを使わせていただきました。

前回のトーンチャイムと同様ぱーっとベルを配って、「自分の色の所に来たら○回ならす」と言えば即伴奏が出来上がります。いつも一度で「仕上げ」です

同じ方法で、メロディー奏、二重奏など作れます

小学校の障害児学級でやったときもすぐに出来て、できばえが良かったので(先生が?)大喜びでした。「待つ」ことが難しい子がジッと紙を見て真剣な表情で鳴らしていました。

高齢者のデイサービスで、始めに歌を歌っていると「今日はベルはまだですか?」と言われたこともありました

過去に最大の人数でやったのは、小学校の祖父母参観のあとの研修会で約100名くらいの保護者や祖父母の方に「音楽療法って何?」という題で講演をしたときに
役員さんがこの紙を数枚コピー(模造紙大)して、参加者の周りに持って立って、
かき集めた約100本のベルを配ってやったときです。
もちろん、音楽療法の成り立ちの話や歌などの活動もしたのですがベルが大人気でした。

また、全く音楽に対して素人の方が地域のお年寄りを集めたイベントで何かやらなくてはならないので・・・と言ってこられやり方を説明してベルと紙をお貸ししたらうまく行ったそうです。

前回に引き続き、何の説明も無しに、その場にいる人が一つになれるネタでした。

こんな事ばかり話していると「この人は本当に音楽療法士なのか?」と
言われそうなので次回はすごーく難しい話をします嘘です

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