音楽療法士でこぼこ生活

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認知症の方への音楽療法

2007-05-31 16:40:53 | 音楽療法いろいろ
以前にお話したことがありますが、お年寄りと言っても、身体には多少不自由があっても、自分の意志はあらわせる方を想像される方が、施設に来られて驚かれる事があります

認知症と一言で言っても、その様子は様々で、見当識障害と言って場所や時間はわからないけれど食事や排泄は出来る方や、残念ながら、それら全てのことがわからなくなった方までおられます

今私が関わっている認知症の方のグループは10~20名で、簡単なお話は出来、音楽活動も一応出来る方が半分くらい、残りの方は、話しかけにも全く反応の無い方や、呼びかけに反応はありますが、内容を理解されない方などです

このグループへの音楽療法では、
1)音楽活動を通じて意思疎通やコミュニケーションの方法を見つける
2)音楽活動を通じて、心身の活性化を図る
と言う二つの目標を立てて進めています

具体的な方法としては、1)については歌いかけや手拍子、打楽器などを提示しながら、どんな歌、リズム、活動なら反応があるのか、かなり細かく観察して(ピクッと指先が動いたとか)なんとか音楽を通じて、関われないかを探っています。前回、なんとか手拍子をされた方に今日はタンバリンを提示してみましたが全く反応がありませんでした
また、2)については、前回はマイクを用意して、お一人で歌っていただく機会を設け、意識してしっかり歌うと言うことで活性化を図りましたが、今日は用意はしていたのですがそう言う雰囲気にならなかったので打楽器を配って、歌いながら鳴らしてもらうだけにしました

形態は集団セッションですが、実際には個別に関わりながら進めています
歌いながら、参加者の間を動き回って、援助したり、観察したりします
徘徊される方がずっーと周りを歩いておられるので、楽器などにつまずかないように気も付けなくてはなりません

70代から90代の方なので、明治~大正~昭和初期の歌を中心に、歌唱、歌を歌いながらの体操やお手玉など身体活動、和太鼓叩き、打楽器奏を行っています

今日は、季節の歌を歌い、順に歌いながら和太鼓を叩いていただきましたが・・・いつもそうなんですが、特にこのグループでのセッションはゆったりとした時間が流れるように気を付けて進めており・・・「今日は5月最後の日です」と言ったらことのほか皆さんが驚かれ反応が大きかったので少し長く話をしていたらここまでで45分過ぎていました

みんなでお話しと言っても参加者はみな私に対してのみ話されるので私はいちいちその話しを他の人に(また個別に)伝えるので時間がかかります・・・ゆっくり簡潔に話さないと理解されないので・・また、話し好きな方はえいえんと話されるので、それをまた全体へ広げていきます

・・・最後15分は楽器を配り、(終了後は昼食なので、食事が進むように)リズミカルな曲を楽器を鳴らしながら歌いました

結果としては、このところ一日うろうろとされて、落ち着かないと報告があった方が一時間着席して落ち着いて歌われていたこと、ほとんどご自分では何も出来ない方が何の援助もしないのに手拍子をされており、あわてて歌いかけに寄っていったらわずかに口を動かして歌われていたこと、月の変わり目の話題で、会話が弾み、表情が生き生きとされた方が数人あったことなどが評価出来る点で、一方毎回何らかの反応を見せておられた方が今日は全く反応が無かったこと、ここ何回か色々なアプローチをしていますが未だ全く何の関わりも持てない方がいらっしゃることが反省と次回への検討課題です

認知症だからもう何も出来ない、何もしなくて良いと言うのではなく、まだこんなに出来ることがあるよと言うのが音楽療法だと私は思っています


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6月のテーマ

2007-05-30 10:13:54 | ネタ
まもなく6月・・・・早いですね

子どもの頃は、一週間先のことでも、永遠に来ないような気がしてましたが・・・
月が変わるたびにお年寄りにも「日が経つのは早いですね」と言いますが、お年寄りも「早いなぁ~」と言われます

さて、定期的に行っている老健では、一ヶ月単位である程度のプログラムを組んで必要なモノを準備しています

6月末には、老健では運動会があり、準備体操(マスゲーム?)代わりに、音楽療法士が担当してなにかやらなくてはならないので、その計画と普通のセッションの準備が必要です

6月のテーマは「6月の花嫁」にしようと考えています
もちろん、梅雨もあるので、「雨に関する曲」や「梅雨時期の(昔の)生活」なども取り上げますが、「世間の話題」にもふれていただこうとかな・・・と
思っています

参加者のお嫁入りの時の様子や、最近の結婚、離婚事情などで(今夜の紀香さんの結婚式中継はチェックしとかないと・・・
皆さんが昔のことをいろいろ思い出して、いっぱいいっぱい話して、スッキリしたわという時間を過ごしてもらえるようにしたいです

早速、選曲、歌詞紙、小道具?の準備に取りかかります
運動会の出し物はまだ検討中です
決めたらお知らせします



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大楠公6番まで

2007-05-29 20:46:38 | 音楽療法いろいろ
今日の老健でのセッションは5月最後ということで、5月の歌をカレンダーを振り返りながら進めました

その中で、5/24が楠正成と正行の桜井の別れの日だそうなので「大楠公」を取り上げ、普段は1番だけを提示して歌うのですが、今日は、6番まで書いたB4の歌詞紙(これ以上紙が大きいと片手では持ちにくくなるので、B4に精一杯大きな字で打ちました・・・一文字が約1cm角くらいですまた全て漢字を使い仮名をふりました)をお一人お一人にお配りして歌いました

まず、いつも通り「いかがですか?」とたずねながらお配りしました。
ほとんどの方は「おくれ」と言って手を出されました。
以前に同じようにやったときに「目が見えんからいいわ」と言われた方が数人あったのですが、今日は誰もおっしゃらなかったので、こちらから「小さい字ですが見えますか?」とたずねてみましたが、皆さん「見える」とのことで早速それぞれに歌い出されてました

皆さんが歌い続けられるところまで・・・と伴奏を弾いたら、3番くらいまでで声が小さくなりましたが、最後まで歌われましたと言うか?読んでおられました

中には、お渡しした紙は手に持ったまま見ずに歌っておられる方があり、「昔よう歌ったから見んでも歌える」との事でした

「必要な方には差し上げますが」というとほとんどの方が「いる」と答えられ、自分でたたんでポケットに入れられたり、こちらでたたんでお渡ししたりしました

残念ながらそのまま忘れてしまう方もおられるとは思いますが、ひとときでも「もらった」と喜んで、丁寧にたたんでおられると嬉しくなります
もちろん、何度もお部屋で広げて歌ってくださる方もあります・・

セッション終了後に歌詞紙を手に持って車いすを運転しておられた方に職員が「何を持っておられるのですか?」と声を掛けられ「歌の時間にもらった歌の紙や」と広げて嬉しそうに見せておられました

今日も笑顔がいっぱい見られて幸せでした







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コンサートの準備

2007-05-28 12:21:51 | 音楽療法いろいろ
今度の日曜日にコンサートで演奏します

この仕事は、音楽療法で知り合った友人からの依頼なのですが、この友人はすごい人で、もともと音楽家だったのに、音楽療法を勉強し始めて、高齢者の方と関わるうちに、ヘルパーやケアマネージャーなど福祉の世界で必要な資格をどんどん取り、高齢者施設で中心的に働き、ついに昨年自費で小規模デイサービスセンターを開所されたんです

「誰かのお役に立ちたい」と思っても、なかなかここまではやれないと思うのですが・・・この私の大切な友達から、地域のふれあい会的な集まりの中で演奏をして欲しいと言われ、こんな私でもお役に立つならと引き受けました


音楽療法を勉強してから、演奏の仕事でも、常にお客様の立場に立って考える様になりました

今回も、演奏曲目を決めるときに、お客様の年齢層、人数はもちろん、集まってくださった方々は、「何が聴きたい?」「何がしたい?」「どうして集まってきたの?」と問いながら、進めました

また一応プランを立てても、それらを聴く立場で見直してみます
どんなに良い演奏でも、「ちょっと長いなあ~」とか演奏者と観客の間に距離を感じてしまうことありませんか

超一流の方の演奏会ではないので、とにかく「お客様に寄り添った」、「共に楽しみましょう」という考えをいつも持っています

今回は、大人も子どもも、お年寄りもみんな集まれといった催し物のようなので、選曲は、童謡、唱歌、クラシックなどまんべんなく入れ、会場の皆様によるベル演奏(私が得意のカラーベルでの即席和音奏です・・ちなみに曲目は「手のひらを太陽に」です・・この曲は、オリジナルを知っている人と最近めざましTVでの体操で知った子まで意外と幅広い年代に使えます)や映像に音楽を付けた「音楽物語?」で構成しました

いよいよ一週間後に迫ってきたので、喉の調子を整えて(私は歌担当です)万全の体調で?本番にのぞめるようにします

明日は老健出勤日ですまた素敵な体験?ができると良いなあ
ではまた明日
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楽器を買われるときは

2007-05-27 11:10:48 | 楽器
色々な所で音楽療法(の体験会?)をさせていただき、トーンチャイムやベルを使うと、あまりに簡単なので「うちでも買ってやろうかな」と思われることがあります

値段や買い方を聞かれることが多いので今日はその話を

トーンチャイムは音色も良く、興味もひかれることが多いですが、一本が3000円くらい~するので、本数を揃えようと思うと高価になります
低い音から、半音も含めて、1オクターブと半分くらいがセットになったモノは確か9万円くらいします
ただ、ズーと音を揃えても、和音奏の時は、「ドミソ」「ファラド」「ソシレ」しか使いませんし、それらの音ばっかりが複数ないと、音量が足りません

と言うことで、音楽療法で多くの人に対して使うなら、セットではなく、バラで必要な音だけを複数本買われることをお薦めします

私は、低いソから高いミまでの全音(ピアノの白い鍵盤の音)だけ二本ずつと、ト長調とヘ長調用に、♯のファと♭のシを二本ずつ揃えました

メロディー奏をするときは、移調すれば大抵はハ長調かト長調かヘ長調でこなせますし、和音奏なら、ハ長調に移調すれば、この本数でCコード、Fコード、Gコードそれぞれに6本ずつ割り当てられるので、18人まで参加することができます


私は、以前に太鼓君で紹介した八幡リードで少しお安く買いました
ただし、バラで買うとケースがないので、保管や運搬に少々困りますが、私は丈夫な布袋にバラバラっと入れてます・・・多少傷はつきますが、そんなことを言ってたら、子どもさん達が持ってチャンバラを始めたときの方が・・・使ってもらってなんぼ?のモノですから

私が使っているカラーベルは、実はおもちゃなんです
ドから高いドまでの8本セットで4000円くらいのモノです
(これも、地元の楽器店でまけてもらって買ったので確かな値段がわかりません・・・

私はこのセットを4セット持っています・・・32人までは参加できるというわけです

老健には、カラーベルですが、低い音から半音も含めて1オクターブと半分のセットがあるのですが、老健でメロディー奏は難しくて出来ないので結局、ただの打楽器(何の音でも関係なくただ振るだけ)としてしか使っていません。
これも、トーンチャイムと同じで、同じ音が複数ないと、一つの音が一人になってしまい、間違ったらメロディーが続かなくなり、責任ばっかり重くなるし、20本くらいあっても、使う音が8音程度だと8人しか参加出来ないことになりますし

と言うことで出来るだけ有効な購入をしていただきたく長々と説明しましたただ、本当に購入されるなら、もうちょっとちゃんと説明しますから、コメントででもお問い合わせ下さいね





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水戸黄門で体操

2007-05-26 16:44:34 | ネタ
以前に水戸黄門で寸劇を紹介しましたが、今日は水戸黄門の主題歌「わが人生に涙あり」で簡単な動き?を紹介します

この動きも、本などでよく紹介してあるので、知る人ぞ知る動きなのですが

右腕を前に伸ばして、パー
左腕を(縮めて)肩の所でグー
今度は、右腕を縮めてグー、左腕を前に伸ばしてパー、これを、歌を歌いながら、左右交互に行うだけです

高齢者の集まりで昔よくやっていたので、「音楽療法と言えば水戸黄門体操?」と言われるほどでした

曲は何でも良いので(2拍子か4拍子であれば、小節数など関係ないので)、子どもの場合は馴染みのあるモノでOKです

この動きだけでも、出来ない方がおられますが、メインはこれからです

途中で、前に出した手をグーに、縮めた手をパーに変えます

これがなかなか出来ないんです・・ぜひ一度やってみてください・・何故か出来ません

なぜ、やりにくいのか多くの人に聞いてみたら、ある人が「あかちゃんの頃から手を前に出すときは何かを掴む時なので、パーを前に出すことが習慣化しているのでは?」と言われました・・一理あるような

水戸黄門主題歌を歌いながら、初めは「前がパー、後ろがグー」と言いながら調子よくやっておられますが、途中で「前がグー、後ろがパー」と言ったら、途端に歌うことも忘れてあちこちで「あれ、あれ・・・

上手くやれるようになることも意義がありますが、「歌を忘れてますよ~」とか「わからなくなったら最後だけグーでさも出来たようによそおいましょうよ」とか「なぜ逆はやりにくいんでしょう?」など笑いや会話の糸口として行っても、十分大笑いされ、運動効果もあり、ストレスも発散できます

歌詞は前に張っておきますが、指示は声だけで行いますが、難しいときは、主催者側の方(職員や保健師さんなど)やその集団の長の方などに、皆さんの先生役として前でやっていただくと見ながらできるので少しはやりやすくなります

この方が間違われると笑いは倍増しますが・・そう言う効果を狙うなら出来るだけ偉い方にお願いしましょう

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歌詞紙

2007-05-25 16:17:28 | 音楽療法いろいろ
昨日の続きです

私は、音楽療法で使う歌詞は模造紙に書いています
罫線入りのモノを箱で買って使っています

題名は色マジックで書いて、歌詞は、一枚の模造紙に入りきるだけ(たいてい1番だけか短いモノで二番まで)、また一文字の大きさを7~10cm角くらいにしています・・これくらいだと遠くからでも見えます
多分このブログのどこかで写真を紹介しています

新しく用意するときは、まず始めに模造紙の表(歌詞を書く方に)の四隅を白クラフトテープで補強します・・・ホワイトボードに磁石で張るときは良いのですが、場所によってセロテープで張るときにこのクラフトテープ上に張ってもらえば痛まないので

そして、裏面の(4つに折った時に左上)角にもテープを張り、そこに曲名を書きます。そして角を赤く塗っておきます・・写真を見てください

こうして、同じ方向に重ねておくと、探すときに曲名を書いた部分がすぐに見つかります・・・4つに折っていると4枚の重なりができ、一枚一枚めくっていくことになるからです

一人でセッションをやっていると、歌詞をもたもた探しているうちにその場の空気が冷めてしまうことがあるので・・もちろん始める前には一応順に並べておくのですが、突然何がリクエストされるかわからないので

また、昨日紹介した棚の中から一曲を見つけるのも結構大変なんです
角を赤く塗ってからは探しやすくなりました

頻繁に使う物は痛んでくると、周囲や折り目を白クラフトテープで修繕?します
またせっかく作ったものでも、歌詞が小さすぎるとか、1番だけじゃ物足りないとか、逆に二番は不要?など使ってみて、初めて使いにくいと気づくこともあり、そんな時は紙と手間を惜しまずにベストのモノに作り替えます

これを、ブーツを買ったときに入れてもらった袋に入れて持ち歩きます
大きさがピッタリで驚きました・・「専用のカバンですか?」と聞かれた事があるくらいです
多分、このブログを初めてすぐの頃にその写真(老健出勤セット)をアップしてます

マニアックな話が続いたので明日はネタ紹介をします

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歌詞の収納

2007-05-24 17:43:33 | 音楽療法いろいろ
歌の数って星の数ほどありそうですが

音楽療法で使う曲も、対象者の年齢、目的によって様々なので多種多様です

週二回行っている老健だけでも、一回1時間のセッション用に約30曲くらい準備して持って行きますだいたい、一月は同じ曲を使用しますが、参加者から新しい歌をリクエストされたり、口ずさんでおられる歌を採取したりするので、その分増えていきます

また、デイサービスや地域の高齢者の集いなどでは、老健で使用するモノと多少違ってくるので、それように準備します・・・季節の歌などは共通ですが・・

当然子どもの場合は全く曲が違うので・・・・・

どんどん歌詞紙が増えていきます
私は、罫線入りの模造紙を使っていますが、初めは、クルクルと丸めて、立てていましたが、使用時に丸まって使いにくく、立てておくと両端がヘナヘナになって傷みがひどかったし、何より保管スペースがどんどん拡がって行ったので、今は、写真の様に4つ折りで使っています

旦那様手作りの棚に、あか行、さた行・・・と分けて、収納しています棚板の値段をけちったので、どんどん歌詞が増えてその重みで棚板が曲がってきました
特に、あか行がパンク寸前です


折っていると、当然折り目から痛んでくるのですが、それは、予め白い紙(ガム?)テープで補修してあります
普通の茶色の紙のクラフトテープだと、重ねて張れないのですが、この白いクラフトテープは重ねて貼れるし、白なので、字を間違ったときの修正にも使え、大変重宝していますホームセンターで買いだめしてあります

長年?の工夫?によりあみ出した?歌詞紙の作り方?は明日お伝えします

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子どもと高齢者が一緒に楽しめること

2007-05-23 15:07:55 | ネタ
デイサービスや施設に子どもさんが交流に来てくれて一緒になにか
とか、地域のふれあい事業でなにか

と言われた時用のプログラムを紹介します

1)季節の歌
  まあ、初めはお互い堅いでしょうからまずは歌を歌ってその場を和ませましょう・・選曲はお年寄りも子どもも知っている季節モノを・・例えば「春の小川」「うみ」「たなばた」「もみじ」「雪」など

2)指体操と8×4×2×1体操?・・・5/22と4/27のブログで説明してます
まずは、指体操で「あれ、子どもの方が出来てないぞ~」などとかまい次に、この辺りで、一気にお互いの垣根を無くすように、みんなが入り交じって列を作ってハイハイハイ

3)曲当てクイズ
体を動かしたあとは、頭の体操・・あおぞら音楽社「音楽で脳トレ」から
曲名を当てるクイズです
写真の曲名はわかりますか

正解は「春が来た」です

このような子どもも高齢者も知っている曲を選びます

子を七つ書いた絵・・・七つの子
片眼をつむった顔の絵・・・かたつむり
文の3乗・・ぶんぶんぶん

結構お年寄りの方がわかる場合が多いです・・わざとそうなるように選曲してますが

わかったら歌いましょう

4)楽器演奏
最後は、ベルやトーンチャイム、レインスティック、バードコールなどで合奏します・・・4/24,4/25、5/19や楽器編などで紹介してます

ベルや楽器がなかったら、ヤクルトマラカスを作って(その場で又は事前に)・・5/14に紹介してます・・「手のひらを太陽に」などリズミカルな曲を歌いながらマラカスを鳴らして、最後を「友達なんだ~」ちゃっちゃっちゃと決めればバッチリでしょう

音楽療法とは言えないかも知れませんが音楽って本当に役に立ちます

では、また明日


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指体操

2007-05-22 15:06:18 | ネタ
指体操っていろいろありますし、作ることも簡単ですが・・

高齢者用の本でも、幼児用の本にも出ている指体操を、デイサービスや高齢者学級でやってみたら、意外と皆さん初めてのようで、結構受けたのでご紹介します

指を起こしていく方から(すべて両手でやります)
一、グーの形から親指だけを立てる
二、グーの形から親指と人差し指を立てる
三、一,二,に続いて、中指を立てても良いのですが、結構やりにくいので、ちょっとひねりを加えて
  親指と人差し指で○を作り、後の指を立てます
四、親指だけ折って、後は立てます
五、手をパーにします

この指を、「いち、にっ、さーん、にのしのご さんいちにのしのにのしのご」と言う数え歌を歌いながらやります

最初はゆっくり確認しながらやって、少し練習してもらって、少しずつ速度を速めます
歌が覚えられないと言われるときは、「1,2,3,2,4,5,3,1,2,4,2,4,5」と書いたモノを見せます・・・何人かはメモられます

逆に、すぐに出来てしまった方には、今度は、指をパーから順に追っていく方もやってもらいます・・・大抵最後の「5」の所で手をパーにされて「あれ?」となります(この場合は「5」はグーです

また、「難しくてとても出来ないわ」とあきらめてしまわれる方には、「最後だけパーとやれば良いんですよ」と助け船を出して、みんなと同じように楽しんで参加していただくようにします

この程度なら家でも出来るので、入浴中でも、コマーシャルの間でもやってください・・・と軽く言ったら、次お会いしたときに「毎日練習しました。見てください」と言われて驚きました

明日は、高齢者と子どもが一緒に出来るネタを紹介します


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