音楽療法士でこぼこ生活

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満州娘という歌

2007-04-30 19:49:43 | 音楽療法いろいろ
私は、音楽療法士、合唱指導、ピアノ指導、演奏活動、主婦・・・と結構多忙なのですが、どの仕事も激しく身体を動かすのものではなく、中年太りをストップさせるためには運動が必要なのですが、その時間がなかなか取れません

と言うことで今日は、久しぶりのお休みだったので、歩くために植物園に行ってきました。

植物は全く知らないので、ただぶらぶらと歩いていたら、「迎春花」を見つけ大興奮しました

何故かというと、今「満州娘」という歌を良く歌っているのですが、「わたしゃ16満州娘・・」という歌の中に「迎春花」が咲いたらお嫁に行きますと言うくだりがあるのです

この歌は、老健で利用者さんが歌っておられたのを教えてもらったもので、以後この時期に取り上げると意外と?ほとんどの方がご存じと言う隠れた?有名曲なんです

・・で歌の中に出てくる「迎春花」(歌の中ではインチュンホワと歌います)って「どんな花でしょうか?」とお聞きしても誰もご存じなく・・・

その低木を見つけたので思わず「わたしゃ16・・」と歌ってしましました
黄梅で1,2月頃咲くそうですなので、セッションで歌う時期ももう少し早くしなくてはならなかったようです

明日は老健出勤の日なので、この話をしながら、「満州娘」を歌います。
ちなみに、明日は漢字テスト・・・花の名前を漢字で書いて読み方をあててもらう活動をやろうと準備しています

上手くいくかどうかまた報告します
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ネタ第3弾

2007-04-29 12:53:08 | ネタ
4月はお花をテーマにした曲を多く使います

高齢者の音楽療法では色がきれいなものに反応が良いので
「花笠音頭」を歌うときに持ってもらうようにボール紙の笠に
紙の花をつけたものを作りました

今年は、老健でのお花見会の時に持って行って、桜の下で、
「花笠音頭」を歌いながら、この笠を「ふりまわし?」ました。
私は、踊れないので振り回しているだけですが、皆さん曲に合わせて
上手く(座ったままですが)笠をあつかっておられました
歩ける方で踊りが得意な方が前に出て踊ってくださり、みんなで真似をしました

楽器を配るときもそうですが、決して強制的に配らないで、
必ず「いかがですか?」とたずねて、「いらん」と言われたらお渡ししません。

順番にうかがいながら配っていたら、この笠を頭にのせておられる方がありましたが、(失礼ながら)めちゃくちゃ可愛かったです
マイフェァレディーのオードリーヘップバーンの様でした
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音楽療法を勉強するには・・

2007-04-28 17:57:21 | 音楽療法いろいろ
音楽療法を(大学に入らないで)勉強する方法は、
講習会に参加することと、本を読むことと、現場を見せてもらうことでしょうか

講習会は、結構盛んに開催されています。
ネットで音楽療法で検索すると色々出てきますので、お近くの研究会を
探されて、そこが主催されているものや、日本音楽療法学会やその各支部
の講習会をチェックされたら良いでしょう。
料金は、色々です1000円くらいのものから、1万円くらいのものまで、内容に
よって違います。開催形式も、講師の講演、ワークショップ形式のものなど、
様々です。

認定目的の方は医療面、心理面、音楽面などバランスよく学ばなければなりませんが、音楽療法を知りたいだけとお考えの方は、講習会の内容が、(音楽療法の)対象が「児童」なのか「高齢者」なのかとか、理論なのか、実践なのか、などよく調べてから参加されないと、
せっかく行ったのに・・・と言うことになりますよ。

本もかなり色々出ています。大型書店では「音楽療法コーナー」があるくらいです。大抵は、音楽の書籍コーナーにかためてありますので、これも目的を
明らかにして選んで下さい。
きちんと学びたい方は、「理論編・実践編」と言った教科書風のものを、
とにかく実践したいとお考えの方は実践やネタを集録したものから読まれていくと良いでしょう。

見学については、なんちゃって音楽療法を進めている私も慎重に
お話します。何故かというとまず、対象者の方々のマイナスになるようなことはしたくないからです。また、施設の方々に音楽療法を悪く思われないで欲しいからです。

なぜ、こんな事を言うかというと、いきなり施設に来られて「見せてください」
服装も肌の露出の多いもので、香水の匂いがぷんぷん、それでもせっかく来られたのだからと一生懸命説明して、見学していただいていると、
なんだかつまらなさそうな様子・・・「音楽療法って言うからもっとすごいことをやられているのかと思いましたが、これくらいの事なら誰でも出来ますよね」

こんな事が実際にあるのです。
問題点はいくつかありますが、まず必ず、事前に「見学申込」をし、その際には
施設内での気を付ける点を、こちらから尋ねましょう。

服装は、できるだけ、肌の露出の少ないもので、香水やアクセサリーも控えましょう・・・利用者の方を傷つける事もありますから・・

音楽療法士には見学の目的をはっきり話しておくと、お互いにとって有意義な見学になると思います・・・

見学中は、むやみに音楽療法を受けておられる方に対して接しないようにしましょう・・・音楽療法は目的を持ってやられていますから、その目的を邪魔するような事は、たとえ参加者にとってプラスになることでも、控えなければなりません。
お手伝いをするときは必ず「セラピストに聞いてから」にして下さい。

見学後は、時間があれば直接セラピストに感想や質問をされてもよいと思いますが、セラピストに仕事があるようなら、後日手紙でお礼と感想、質問を書いて、
返信用封筒をつけて送りましょう。

私の所に見学に来られる方には、必ず事前に簡単なレクチャーをしてからと言うことにしています。音楽療法はセラピストの心の中の考えで構成されているので、
(音楽療法というものがまだよくわかっていない人が)その事がわからないで見ていても、ただの「音楽活動」にしか見えないことが多いのです。
実際大したことはやってませんから

音楽療法士は大抵、音楽療法の普及にも貢献したいと考えていますから、
とにかく、たずねて見ることでしょう

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音楽療法 ネタ第二弾

2007-04-27 14:14:50 | ネタ
今日は、誰にでも出来る体操?です。

これは、地域のお年寄りや、障害を持った子どもたちや、私がやっている児童合唱団など、ありとあらゆる所でやっていますが、どこでも盛り上がります。

おそらく、よく知られている動きなのですが・・・

基本は自分の肩を反対側の手でたたく動作で、
歌いながら、片方8回、反対側8回、次は左右4回ずつ、次は左右2回ずつ、最後は左右1回ずつ、そして手拍子1回 です

このサイズに合う曲なら何でも良いのですが、
私はお年寄りは「隣組」、児童は「線路はつづくよどこまでも」「ドレミの歌」、お母さんは「鉄腕アトム」なんかでやっています。

参加者が知っている歌でないと、動きそのものに集中出来ないので

バリエーションは、いくつでも考えられると思いますが、

お年寄りなどは座ったまま(椅子でも床でも)、横に並ぶか、
円になって、肩をたたく動作を隣の人のひざをたたく動作にかえます。
両手で隣の方の両膝までグッーと身体を横に曲げてやります。
この時は必ず左右どちらから始めるか決めておかないと頭がごっつん
しますのでご注意下さい
歌いながらやるのですが、最後辺りで、わからなくなる人が出てきて、
いつも大笑いです
たいてい、1回目ゆっくりやって、二回目スピードを上げてあって、
少々息も切らしながら、しばらく大笑いします

児童やお母さんなど元気な方は、円か横一列に立って並んで、
同じ横方向に向き(汽車ごっこのように)前の人の肩を8回たたき、次は
後ろを向いて、さっきは後ろだったけど、今は前になった人
の肩を8回たたき・・・・最後は前一回、後ろ一回やって、(円の時は)中央を向いて、(横一列の時は)前を向いて手拍子1回です
運動量も多く、早くやると最後はめちゃくちゃですが
これまた大笑いです

「隣組」は二番まで(又は1番を二回繰り返す)、その他の曲は1曲で
2回繰り返すことになります。
たいてい、1回目が終わると笑ったり、しゃべったりされるのですが、
「まだまだ、もう一回続いてますよ」と言うと笑いながら、あわてて
また始められるので、終わったときの笑いも二倍になります

子どもでは、これをウサギ跳びのようにしゃがんでやったこともあります
(ここまで来ると音楽療法ではなく、トレーニングみたいですが)

小学校でやったときに、他の活動には全く参加しなかった保健室登校の子が
お母さんとつながって、初めは堅い表情で動きも堅かったですが、
あっちこっち向いてやっているうちに、最後は笑顔でした。

この動きは、一人だけ「知らんぷり」が出来ないので、
知らない人とでも(強引に)いつの間にか、
ふれあうことができます。

最近は手をつながるのをいやがる子が結構多いので集まりの始めに
やるとその後の活動がやりやすくなります。

また、障害のある子は障害にもよりますが、他人の中に入れない子などは
大人を間に挟むとうまくいったりします。

くれぐれも、完璧にしようと何度も練習などしないで下さいね
説明は少なく、とにかくみんなでゆっくりやってみて、内容が理解できたら、
少し早くやって、ふれ合ってもらって、自信をつけてもらって、
そしてすごく早くやってめちゃくちゃになって、大笑いして終わり






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資格について

2007-04-26 17:53:05 | 音楽療法いろいろ
音楽療法士の資格は日本ではまだ国家資格ではありません。
現在、日本では、外国で現地の資格を取得された方、兵庫や岐阜県などの特定の自治体が育成しているその地域で認定をもらわれた方、そして日本音楽療法学会が認定した学会認定音楽療法士の方がおられます。
また、大学に音楽療法コースが出来はじめ、そのコースを終了した方もおられます。

私は、上の資格の中から二つの資格を持っていますが、現場で資格の有無を問われたことはほとんどありません。
田舎なので、資格を持っているものが少ないからだと思いますが(都会では音楽療法をやりたい方が必要とされる現場の数より多くおられ、結局資格がないとやらせてもらえない・・・と言ったこともあるようです)

このブログは、現在ピアノの先生をされている方、福祉や医療の現場で働いておられる方で音楽療法に興味がある方向けに発信しているのでその方々限定に話を進めると

個人的には前にもお話しましたが、私は資格よりもやる気?だと思っているので、
音楽、福祉、医療にベースの知識をお持ちの方が、そこに足らない部分の知識や技術をたして、音楽療法的アプローチをされたら、喜ばれる方が多く生まれるのではないかと思っています。
その為に、批判覚悟で理論よりも実践だといろいろ
紹介しています

しかし、きちんと勉強して資格を取得したいとお考えの方もおられるでしょうから、そんな方が一番身近に考えられるのは学会認定を取ることでしょう。
学会認定は、簡単に言うと3年以上の現場での音楽療法の経験と学会での症例発表、論文発表、著作などの経験と講習会などでの勉強の記録が一定量(全てポイントに置き換えて計算されます)と臨床レポート等が必要で、書類審査後、面接と実技試験(今年から)課されます。
また、一度取得しても5年ごとに更新の手続きが必要で、その都度上記程度のものを経験し記録等を提出して審査を受けます。

ただし、この制度は数年先にはなくなり、その後は大学の音楽療法科?を出ないと認定されないようになるようで、もし今取得をお考えの方は今すぐに動き出さないと間に合わないようです

詳しいことは「日本音楽療法学会」にお問い合わせを・・・

で、このブログでは引き続き、なんちゃってでもなんでも
とにかく何かやりたいと言う人のために
ネタや情報を発信します

明日は、ネタ第二弾です


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ベルでの和音奏の方法

2007-04-25 19:33:23 | 楽器
前回はトーンチャイムでの簡単和音奏の方法をお知らせしましたが、今日はハンドベルです。ハンドベルは色々な種類がありますが、私は色や軽さから写真のベルを使っています。ベル本来の持っている音色を楽しむなら、もっと質の良いものを使うべきでしょう。

模造紙に曲のコードをベルの色で貼っていったものを使います。
この方法は、中央出版から出ている「高齢者のための実践音楽療法」篠田知璋・高橋多喜子著に載っていたものを使わせていただきました。

前回のトーンチャイムと同様ぱーっとベルを配って、「自分の色の所に来たら○回ならす」と言えば即伴奏が出来上がります。いつも一度で「仕上げ」です

同じ方法で、メロディー奏、二重奏など作れます

小学校の障害児学級でやったときもすぐに出来て、できばえが良かったので(先生が?)大喜びでした。「待つ」ことが難しい子がジッと紙を見て真剣な表情で鳴らしていました。

高齢者のデイサービスで、始めに歌を歌っていると「今日はベルはまだですか?」と言われたこともありました

過去に最大の人数でやったのは、小学校の祖父母参観のあとの研修会で約100名くらいの保護者や祖父母の方に「音楽療法って何?」という題で講演をしたときに
役員さんがこの紙を数枚コピー(模造紙大)して、参加者の周りに持って立って、
かき集めた約100本のベルを配ってやったときです。
もちろん、音楽療法の成り立ちの話や歌などの活動もしたのですがベルが大人気でした。

また、全く音楽に対して素人の方が地域のお年寄りを集めたイベントで何かやらなくてはならないので・・・と言ってこられやり方を説明してベルと紙をお貸ししたらうまく行ったそうです。

前回に引き続き、何の説明も無しに、その場にいる人が一つになれるネタでした。

こんな事ばかり話していると「この人は本当に音楽療法士なのか?」と
言われそうなので次回はすごーく難しい話をします嘘です
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トーンチャイムの使用方法

2007-04-24 16:55:19 | 楽器
トーンチャイムは学校にある鉄琴をバラバラにしたような楽器で、
一本ずつに音が示されています。手に持って、前へ振ると学校のチャイムのような優しい音がします。
音の高さによって長さが違い、一本が結構重いので、腕に力がない人には
使いづらいかも知れません

ハンドベルのように音を分担して使うことも出来ますが、「説明無し、練習無し、
即楽しむ」で行くなら和音奏がオススメです。

写真を見ていただくとわかりますが、私のチャイムには、赤、青、黄のビニールテープが貼ってあります。
赤はドミソ、黄はファラド、青はソシレです。
持っているチャイムをどの和音も均等の数になるようにしてあります。

参加者は、適当に一本ずつ持ちます。
そして、歌いながらチャイムを振ります

どこで振るかって?
私が、色うちわを出した時です

歌詞に赤、青、黄のマークを付けておくこともしますが、
基本は私が示した色のチャイムの人が私と同じ動作で前に振るだけです。

ちなみに私には手が二本しかないので3本のうちわを持つことが出来ません
作ってから気がつきました
なので、赤は頻繁に出てくるので片手に持って、青と黄は一つにして裏表に
持ってその都度ひっくり返します

音色が伸びやかで優しいので、リズムの速い曲よりはゆったりとしたものの
方が良いでしょう
ドミソ、ファラド、ソシレのコード(伴奏)でできている曲ならOKです。
もちろん、和音(コード)を増やせば出来る曲も増えますよね

けれど、音楽療法としてやるなら、複雑になって練習が必要になるよりも、
やり方は同じで演奏出来る曲が増える方が良いように思います。

「夕焼け小焼け」や「見上げてごらん夜の星を」「ふるさと」でやっています。

明日は同じ方法での、ベルでのやり方をお知らせします


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音楽療法からつながってやってきたお仕事

2007-04-23 14:56:07 | 音楽療法いろいろ
音楽療法をやっていると、あちこちにお知り合い?が出来ます。
今回は、地域の健康福祉課から「妊婦教室でコンサートをして下さい」と
依頼が来ました。もともと、私はドレスを着て?人前で歌う仕事もしているのですが、依頼されてきた方は以前に高齢者学級で音楽療法をさせていただいた縁の
方で、私が地域の高齢者の集まりに呼ばれては、やっている音楽療法体験会?
のような事を妊婦さん相手に・・・と言う事だそうです

最初はとまどいましたが、何事も経験と思い、挑戦することにしました。

開催の目的は「妊婦さんが音楽を聴いて心身のリラックスをする」
「参加者同士が交流を深め出産後の子育ての仲間作りのきっかけとする」
と言うことなので、

プログラムは大きく分けて、
 歌、ピアノ、ハープの演奏を聴く
 (参加者が)トーンチャイムを演奏する
  (参加者が)生まれてくる赤ちゃんのために簡単な歌、手遊びを覚える

とすることにしました。
演奏曲は誰もが知っているクラシック、宮崎アニメ、ディズニー、ポピュラーなどから選びました。

トーンチャイムは今回は和音奏(ドミソ、ファラド、ソシレのチームに分かれて、
歌に合わせてそのコードの所でならす)にします。
1チーム何人になるか分かりませんが心を一つにトーンチャイムを振ってもらうことできっと優しいハーモニーが生まれると思います。

簡単な手遊びは赤ちゃんを抱きながら歌ったり、少し大きくなられて歌いながら
身体に刺激を与えられるようなものを数曲用意しました。

開催はまだ先なのですが、これから楽譜の準備や、他の演奏者との合わせや、
主催者との最終調整を行います。

今日はここまで
明日は、トーンチャイムの紹介と和音奏の詳細をお知らせします
トーンチャイムの写真も


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今日はネタを二つ

2007-04-22 12:33:08 | ネタ
4/21 00:46のブログの中でネタの一つくらい仕込んで行くと良いですよ
と言ったので、そのネタを子供用と高齢者用に一つずつ披露します(大したことではありませんあくまで全く音楽療法を知らない人向けですから)

子供用
【設定】障害を持った子供数人とお世話してくださる大人の方数人
    走り回れるようなスペースのある場所(会議室の机をとったような場所)
    
【目的】他の人との交流、身体を動かす
「しあわせなら手をたたこう」
この歌なら歌詞紙がなくても大抵の人は歌えるでしょうし、もし知らなくてもすぐに覚えるでしょう。
歌いながら、「手をたたこう」の部分で誰かと
ハイタッチをします。次の同じ部分では違う人とします。
ただこれだけです

でも会場の広さによっては運動量もかなりのものですし、簡単な動作なので
説明もなく始められます・・・もちろん障害の程度によってはうまく出来ない子もありますが、私の経験では、走り回っているだけでも(誰ともハイタッチをせずに)楽しそうにしている子はいました。また、本人が動けないなら動けるものが
かわりがわるハイタッチに伺います

バリエーションはいくらでも考えられますが
1)手をたたこうの部分を「二人と手をたたこう、3人と・・みんなで・・」と変化させていくと最後に全員が和になって一つになれるので(集まれ~と言わなくても)次の活動に進めます。
2)もし、楽器があれば、会場中にちらかして、「てをたたこう→楽器ならそう」にかえて、楽器の場所に走っていって、ならして、置いて、また次の楽器に向かいましょう小学校の障害児学級でやったときは、楽器を教室の中で各自があっちこっちに置いて、探すのを楽しんでいました・・・やりながら、どんどん活動は成長します当然最後は「楽器持って集まろう」にします

高齢者用
60歳以上の方ならほとんどのかたはご存じの歌に「大楠公(だいなんこう)」という曲があります。写真の歌です
歌集では題が「桜井の別れ」「青葉茂れる」となっているものもあります。
歌の出だし「青葉茂れる桜井の・・」と歌い出せば99%続きは歌われますから、
本屋さんで昔の歌の歌集を見て出だしだけ覚えてください
または、周りのお年寄りに聞いても歌詞を言えば大抵は歌われるでしょう

この歌は楠木正成と息子が奈良の桜井と言うところで別れる話で歌は6番まであります。昔は、この話を国語で習い、音楽で歌を習い、学芸会で劇をされたそうなので、この歌を歌って、そういった話をふってみたらあとは参加された皆さんが勝手におしゃべりを始められるのでジッと聞いているだけです
でも皆さんの話はまた次の場所でのネタになりますからしっかり聞きましょう

私は一番だけ歌詞紙に書いて、でも伴奏は1番が終わっても弾き続けます
大抵、2番くらいまでは皆さん覚えておられるので・・・
また、デイサービスなど比較的しっかりされた方が多い時は、6番までB4
用紙に大きく漢字を使って書いたものをお土産に?プレゼントします


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レインスティックの写真を消してしまいました

2007-04-21 18:54:44 | 音楽療法いろいろ
すみません

ついでに昨日の音楽療法を知っていると得することについて

音楽療法では対象者の残存能力を最大限に引き出すという考えが根本に
あります。
これは、教育のように教えて育てるというのとは違います。
その方の今お持ちの力(本人も周りも気づいていない事もあります)を
探って、引き出すというものです。

私はピアノ指導や合唱団指導で多くの子どもたちと関わっていますが、
この音楽療法の考え方で子ども見ると、何かを教える前に「この子はどんな力を持っているのだろう」と考え、その力を使って学ばせる方法を考えます。

こちらから一方的に指導するのではなく、まず相手をじっくり見て
その子の持っている良いところから入っていくのでスムーズに事が進みます
何よりこちら側が大変良い気分になります
もちろん、悪い点は治して行かなくてはならないのですが、よい点から見ていくと
悪いところはそんなに無いので軽く注意していけばすぐに直ります

音楽療法から少し離れてきたようなのでこれで終わりますが指導者と言われる方々にはぜひ知って欲しい音楽療法の理論の一つです


心のつぶやき
このブログを始めたのは、自分の音楽療法の考えをきちんと
まとめるためだったのですが、まだ一週間も経たないところでいかに自分が分かっていないかと言うことが分かりました
文章がばらばらです

けれど、前向きに考えるとそのことに気付けたことはよかったことなので
まだしばらく頑張ってみます
どうか、このブログをご覧になった方で私を育ててやろうと思われる方は、
音楽療法について質問をお送り下さい
それにお答えしながら成長したいです




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