新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

4256は抜かれぬ!

2013年08月23日 | 気になるネタ

米大リーグの通算最多安打記録「4256」を持つピート・ローズ氏は「イチロー(ヤンキース)が俺に追い付けると思うか」とはっきり口にするなど、将来的にも自身の記録が抜かれることはないと確信している。22日付USAトゥデー紙(電子版)に、そう語った。

 イチローは21日に日米通算で4000安打に到達し、翌22日には4001本目をマークしたが、オリックス在籍時の1278本を除くと、差はまだ1500本以上ある。同氏はメジャー以外の記録を合算することに否定的で「だったら、マイナーで打った427本を(自身の通算に)加えてくれよ。プロとして打ったんだから」と主張する。

 ただ、イチローの能力を過小評価しているわけでは決してない。「もし自分が野球殿堂の投票権を持っているなら、イチローに入れるよ。10度のゴールドグラブに多くのヒット。彼のプレーで問題視されるところはない」と絶賛する。

 現在72歳のローズ氏は、イチローが日米通算で「4256」を超えることで「ヒット王」の称号が奪われることを危惧しているのか。野球賭博への関与で永久追放処分の身だが「復帰させてくれるなら、俺はまたプレーするよ」とジョーク交じりに話した。


人生ゲーム アドベンチャー

2013年08月23日 | 気になるネタ

ルーレットを回してマス目を進め、就職や結婚など人生のさまざまなイベントを乗り越えながら億万長者を目指すボード(盤)ゲーム「人生ゲーム」。1968年発売のこのゲームを友達や家族と楽しんだ人は多いだろう。タカラトミーは発売45周年を記念し、このほど「人生ゲーム アドベンチャー」を商品化した。

     

 人生を題材にルーレットでコマを進め、いろいろなライフイベントを疑似体験する。石油ショックや金融破綻など、当時の世相を反映しながらリニューアルを重ねており、最新作の「人生ゲーム アドベンチャー」でも2012-13年の状況を取り入れた。

 大自然に囲まれた島を舞台に、「お宝」を求めて冒険を繰り広げるという内容。集めたお宝の価値で勝敗が決まる。お宝には隕石(いんせき)やダイオウイカ、タブレットなど話題のものを用意。また、「思い出のアルバム」など値段がつかないお宝も初登場。これら値段がつかないアイテムを3つそろえることで最高額を最後にもらえるシステムを採用しゲーム性も向上させた。

 マス目に「家庭教師のバイト、いつやるの?今でしょ!」など、流行のフレーズを採用したほか、職業にも「アスリート」や「アルピニスト」といった話題の職業を盛り込んだ。

 「家族で最新の話題を話しながらゆっくり遊べた」(34歳・女性)といった声も寄せられている。

 人生ゲームのシンボルでもあるルーレットは、島を囲む海を思わせるオーシャンブルーに変更。パッケージは宝箱をイメージしたコンパクトサイズにした。

 これにあわせ、ルーレットの形に似ている鹿児島県の与論島を「人生ゲーム島・ヨロン」とし、昨年台風の被害を相次ぎ受けた与論島の島興しに繋がる企画を実施。島内4カ所に設置された大型ルーレットで、島オリジナルの「人生ゲーム」を体験しながら島を巡るイベントを9月16日まで開催している。

 価格は3990円。家族のだんらんや、友人とのゲームだけでなく、今何がはやっているのかを知るのにも役立ちそう。


眼の照気法

2013年08月23日 | 気になるネタ

まずは実験してみていただきたい。両手のひらをこすり合わせ、暖める。そして眼をとじ、両手のひらで両眼を覆った後、ゆっくりと息を吸い、吐く。この深呼吸を10回繰り返す――。

「これは『眼の照気法』といって、手から眼に新鮮な気を送り、疲れや老廃物をとるヨガです。手のひらの中央あたりから暖かい気が出ていると考え、息を吸いながら手から眼に気を送り込み、息を吐きながら眼の疲れを口から出すイメージ。吸う吐くを繰り返すうちに眼の血行が良くなり、驚くほど視界が明るくなります」

 こう解説するのは「龍村ヨガ研究所」を主宰する龍村修氏だ。

「ヨガでは身体の気の流れをよくすることで、本来ある“心身のアンバランスを整える力”を発揮させます。東洋の伝統的な考え方で、手をこすり合わせることで気が生じ、それにより毛細血管が開け、神経の働きが高まり、視界が明るくなった。気がスムーズに流れることで、本来の『眼力』を引き出せたのです。ヨガで視力が改善されるなどは、よくあることです」

 龍村氏とヨガの出会いは、1973年。早稲田大学在学中、演劇活動を通じてヨガを知り、求道ヨガの権威・沖正弘氏に入門。沖氏の没後は道場長をつとめ1994年に独立した。

 戦後日本でヨガの普及に貢献した沖氏は、1975年に『眼がよくなる本』(潮文社刊)、1977年に『3分間で眼がよくなる体操』(同)を発表し、それぞれ20万部を売り上げる大ヒットに。龍村氏も当時は沖氏の内弟子として、眼がよくなる方法の探求に没頭した。

 以来、40年近く、龍村氏は眼のためになる「眼ヨガ」を研究している。

「70年代はまだレーシック手術もなく、眼のためのヨガといえば、視力回復が中心でした。コンタクトはあっても、ドライアイの概念はなかった。時代が移り、今は会社でパソコン、電車でケータイ。眼を酷使する生活スタイルに変わって、“眼の疲れをなんとかしたい”と、お悩みの方が本当に多い。そこで『眼ヨガ』(日貿出版社刊)をまとめたのです」

 先日訪れたブータンでは、日本にはない澄み切った青空と空気に驚いたという龍村氏。現代日本の環境も眼に負担をかける因子だと実感したそうだ。

 一概に眼の疲れといっても、それは単に眼だけの問題ではない。

「眼の異常は生活習慣病である、というのが沖先生の考え方の基本です。例えば、眼窩の外側(両目尻)は脚のアンバランスと密接な関係がある。このツボを刺激すると、脚のアンバランスがスッと改善されたりする。脚の状態が眼に負担をかけているわけです。

 つまりは、心身の異常が眼に症状として現われているが、そこに気付いていない人がとても多い。眼ヨガでは、“身体全体を整えながら、眼の悩みも改善していく”と、考えてください」


納豆やオクラなどのネバネバ成分に・・・

2013年08月23日 | おいしんぼうネタ

白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏によると、100歳を超える長寿の人々の朝食には明らかな傾向があるのだという。

* * *
私は以前、『長生きの秘密はインスリンをあげない朝食にあった』という本を書いた。インスリンといえば、ほとんどの人が糖尿病を想像するだろう。実は最近の百寿研究で100歳以上に糖尿病とパーキンソン病が極めて少ないことが分かったのである。

実際、糖尿病を発症すると平均寿命が男性で9・6年、女性で13年短縮、100歳まで生きられる確率は極めて低い。糖尿病は血糖(血液中のブドウ糖の濃度)の値が慢性的に高い状態をいう。

インスリンというホルモンが血糖値をコントロールする役目を担っているが、インスリンの効きが悪い人は血糖を下げるためにたくさんのインスリンを必要とするため、空腹時のインスリンの濃度が高くなる。逆にインスリンの効きが良い人は少量のインスリンで血糖をコントロールできるので、空腹時のインスリン濃度は低い。

今年100歳を迎える聖路加国際病院の日野原先生や、100歳で元気にスキーを楽しんでいた三浦敬三さんの血中のインスリン濃度を調べたことがあった。元気な百寿者は、インスリンの血中濃度が驚くほど低く、インスリンの効きが良いことが分かった。

更に、元気な百寿者の朝食を調査すると、納豆やオクラなどのネバネバ成分や玄米、食物繊維の多い野菜などインスリンの効きを良くする食材を豊富に摂取していた。同じ炭水化物でも血糖が上がりにくい食材を低GI(グリセミック・インデックス)と呼んでいる。百寿者の食卓には低GI食材がたくさんあった。


タバコの税金

2013年08月23日 | 気になるネタ

お父さんが一服するたばこ。ここにかかっているのが「たばこ税」だ。価格の6割以上にのぼる税金の内訳はどうなっているのか。


1箱410円商品の場合
【消費税】19.52円(4.76%)
【たばこ特別税】16.40円(4.0%)
【地方たばこ税】122.44円(29.9%)
(道府県たばこ税:30.08円、市町村たばこ税:92.36円)
【国たばこ税】106.04円(25.9%)
【たばこ税負担額合計】264.40円/箱(64.5%)


何時もの店でぇ♪

2013年08月23日 | 行きつけの店

 夏場はビール飲んで~美味しい物を食べるのが一番ですね

ネタケースの前で・・・どれを食べようかなっと?

 ビールも美味しいが・・・

なんたって、刺身が一番でぇぇす

カツオ、マグロ、イカ、タイ、アジっと

なめろう~味噌の塩気が体に良いぞぉ


藤圭子さん、ギャンブル三昧?

2013年08月23日 | 気になるネタ

22日朝、東京・新宿区の高層マンション前の路上で頭を強く打った状態で亡くなっているのが発見された歌手の藤圭子さん(享年62)。飛び降り自殺とみられ調べが進んでいるが、遺書は見つかっておらず、詳しい経緯はまだ不明。

藤さんは、過去には、米ニューヨークのJFK国際空港で、現金42万ドルの大金を押収されたことも。当時、元夫で音楽プロデューサーの宇多田照實氏(65才)やひとり娘の宇多田ヒカル(30才)への不信感を語っていたという。(女性セブン2006年11月2日号より)

 * * *
 ニューヨークのJFK国際空港で押収された現金が約42万ドル、日本円にしておよそ5000万円(当時)。藤圭子はそれを手荷物に入れて持ち歩いていた。事件が発覚してから3週間以上たったが、藤はこの不可解事件について、自分の口ではいまだにきちんとした説明をしていない。

 実はそんな彼女が、事件後の10月初旬にひっそりと日本に帰国していた。彼女に会った知人のひとりがこう語る。

「今回の件に関して、藤さんは“JFKの職員はおかしい。私は世界各国を大量の現金を持って回っているけれども、どこの空港でもこんな目にあったことはない”といっていましたね」

 そんな藤の憤りの一方で今回の事件では、押収品の中に他人名義の小切手も一緒に含まれていたことが明らかになっている。その名義人は、以前藤のアシスタントを務めていたというA氏。ニューヨークの捜査関係者がいう。

「彼は2005年に藤とオーストラリアに旅行に行った際、多額の現金を所持していたため、通貨法違反で現地当局に逮捕されているんです」

 藤にとっては、現金をめぐるトラブルは今回の件が初めてというわけではなかったようなのである。それはともかく前出の藤の知人によれば今回の事件に関して、藤が強く訴えたのは家族への不信だったという。

「藤さんは“今回の件はすべて家族のせいだ”というんです。“旦那も冷たいし、家族とも疎遠になって、ほとんど一緒にいない。寂しいし、ほかにもいろいろあって人間不信になっている。だから現金を持って、好きなギャンブルをして歩いている”と、切々と訴えるんですよ」

 ギャンブル放浪の日々、その原因は家族という藤。また、今回の来日時に藤に会った芸能関係者は、崩壊のきっかけについてこう聞いたという。

「娘のヒカルが4年前に紀里谷さん(紀里谷和明氏・写真家、映画監督)と結婚するときに、ヒカルの個人事務所の役員を外れてほしいと家族に迫られたそうなんです。結局、役員は外れなかったそうですが、“家族からそんなこといわれると思わなかった。それから人間が信じられなくなった”といっていました」

 つまり、“断絶”は宇多田ヒカルが結婚した4年前から始まっていたというのだ。そして藤はその娘・ヒカルについて、感情を抑えきれない様子でこう続けたという。

「ときには少し涙ぐむ様子で“ヒカルは冷たい”と何度も何度もいっていました。家族からもう完全に孤立しているという感じでした」(前出・芸能関係者)

 かつては仲の良いおしどり親子といわれた藤と宇多田。1998年、宇多田が15才で天才シンガーとして大ブレイクしたとき、藤はこう語っている。

≪最近は宇多田ヒカルの母親といわれています。それがすごくうれしいんです≫

 藤の恩師で作詩・作曲家の石坂まさを氏はこういう。

「デビュー直前のことです。『ヒカルは天才だから、歌を聞いてくれ』っていうんで、青山のホテルで純ちゃん(藤圭子の本名)とヒカルくんに会ったんだよ。ほんとにふたりは仲が良くて、純ちゃんは常々、ヒカルくんのことを『天才だ、天才だ』といっていたんだけどねえ…」

 夫とも別居しているという藤は娘をとても頼りにしていたようだ。それだけに娘との距離ができてしまったことがこたえているのだろう。

「藤さんは“いまは現金がいちばん信用できる。家族が冷たいから現金を持ってギャンブルに歩くのよ”と寂しそうに何度も話していました」(前出・芸能関係者)


メッツとメジャー契約

2013年08月23日 | 気になるネタ

インディアンスに自由契約を申し入れ、FAとなった松坂大輔投手(32)が21日(日本時間22日)、メッツとメジャー契約で合意に達したことが分かった。

米国7年目で初のナ・リーグ球団所属となる。メ軍は先発陣に故障者が多く、即先発ローテーション入りする見込み。プレーオフ進出は絶望的だが、約1年ぶりとなるメジャーの舞台は、自身の来季以降の契約を懸けた大事な戦いとなる。

 インディアンスを退団してから2日。松坂にオファーを出したのは、メッツだった。関係者の話を総合すると、契約は合意に達し、松坂もイチローの記録達成の余韻が残るメ軍の本拠地ニューヨークへ移動したという。

 メ軍は22日は試合がなく、23日(日本時間24日)のタイガース戦からチームに合流する。契約はメジャー契約。メ軍はメジャー40人枠は現在38人と枠を残しており、登録に支障はない。

 先発ローテーション入りも確実視される。メ軍は今季途中からローテーションに入っていたヘフナーが右肘痛で離脱し、腱移植手術を受ける可能性がある。代役のメヒアも右肘痛で故障者リスト(DL)入りし、手術が決まった。現在の先発陣は全員が20代。将来を考えて酷使したくない事情もある。「メジャーで先発として1年間戦える形をつくりたい」と語り、メジャーでの先発機会を求めてイ軍を退団した松坂にとって、最高の環境といえる。

 メ軍は21日現在で58勝67敗でナ・リーグ東地区で3位。首位ブレーブスから18・5ゲーム差をつけられ、プレーオフ進出も絶望的だ。しかし、松坂にとっては将来を左右する大切な1カ月となる。メ軍で来季の先発要員として確定しているのはハービー、ジー、ウィーラーの3人だけ。結果を残せば、メ軍との契約延長にもつながる。オフに他球団と交渉を進めるとしても、メジャーでの投球内容は大きな判断材料となる。

 メ軍には過去12人の日本選手が在籍。テリー・コリンズ監督は、オリックスで指揮を執った経験もあり、受け入れ態勢は万全だ。松坂は米7年目で初のナ・リーグ在籍。DH制はないため、打席にも立つことになる。背番号18はティム・タフェル三塁ベースコーチがつけており不透明だが、松坂が思い焦がれたメジャーの舞台に戻ってくる。

 ▽ニューヨーク・メッツ 1962年創設。リーグ優勝4回、ワールドシリーズ制覇2度。06年の地区優勝を最後にプレーオフ進出はなし。テリー・コリンズ監督(就任3人目)。本拠は09年完成のシティ・フィールド(天然芝、4万5000人収容)。日本選手は新庄、松井(現楽天)の野手のほか、吉井、野茂、石井(現西武)、高津(スポニチ本紙評論家)ら投手が多数在籍。松坂が13人目と球団別では最多だ。


千葉翔太外野手の評価は?

2013年08月23日 | 気になるネタ

甲子園に異色すぎるスターが誕生した。今大会最小兵の身長156センチで、花巻東(岩手)のベスト4進出に貢献した千葉翔太外野手(3年)である。

19日の準々決勝ではファウル狙いのカット打法で粘りに粘り、5打席で相手投手に41球も投げさせ4四球をゲット。大会3試合通算でなんと打率7割、出塁率は8割を誇る(20日現在)。プロ球界では「プロで通用する。いや、むしろプロの方が彼を見習うべき」と絶賛する声の一方で、「邪道すぎる」と一刀両断する向きもある。 (宮脇広久、片岡将)

 こんな選手は見たことがない。ひょっとすると、プロにも難しい高等技術ではないか。花巻東の「2番中堅」千葉のことである。

 準々決勝の鳴門(徳島)戦では、相手投手が投じた163球のうち、約4分の1の41球をひとりで稼いだ。ここまで粘られたら相手投手が根負けするのも無理はない。

 大会3試合を終えた時点で15打席10打数7安打5四球、打率7割、出塁率8割。文句のつけようがない数字だ。

 「プロにああいうのがいてもいい。欲しいよ」と最大級の賛辞を口にするのは巨人・川相昌弘ヘッドコーチ(48)。

 「相手から見たら嫌らしい打者だよ。それに、ファウルを何本でも打ち続けられるということは、甘い球さえくればヒットにできる技術もあるということ。ボールをぎりぎりまで引きつけ、投球を長く見ているから、バットに当てる確率が高い」と説明する。

 川相ヘッド自身、岡山南高時代は投手で主軸打者だったが、プロ入り後に野手に転向すると、小技を磨き通算533犠打の世界記録を樹立。歴史に残る“バント名人”となっただけに、千葉が泥臭くファウルを打ち続ける姿にはなおさら共感するようだ。

 「おれのバントもそうだけど、“誰もやりたがらないことをあえてやる”こともプロで生き抜く秘訣なんだよ。そりゃ本塁打、打点、打率で勝負できれば、評価されやすいし、給料も上がるのは確か。でも、プロにはものすごいやつがゴロゴロいて、そこで勝ち抜ける選手はごくわずかだから。いまプロの若い選手には、そういう工夫や執念が足りない気もする」

 川相ヘッドもプロ入り当初からバントがうまかったわけではない。プロで生き抜くため、ゼロに近い状態からバント技術を磨き、さらに一、二塁間に低い打球を打つ目安としてロープを張り、進塁打を打つ練習も繰り返して、いぶし銀の存在意義を勝ち取ったのだ。

 もし本当に千葉がプロ入りするようなことがあれば、いったいどんなことが起こるだろうか。

 “子供のころからエースで4番”が全国から集まってくるのがプロ。考え方によっては、高校時代にスラッガーだった選手がプロ入り後、にわかに小技を身につけるよりは、千葉の方がすんなり自分の役割を見つけられるかもしれない。

 現在プロ野球で最も身長が低いのは、163センチの横浜DeNA・内村賢介内野手。150センチ台の千葉がプロ入りすれば、史上まれに見る小柄な選手だが、その分投手は戸惑い、ストライクが入らないことも考えられる。

 ただし、ある巨人球団幹部はこうも指摘する。「おもしろい選手だとは思うが、プロでは相手投手は、粘られて投球数がかさんだ揚げ句、四球を出すくらいなら、1球でぶつけてしまえ-という発想になるかも。そうなると、体がどこまで持つか…」と。

 別の球界OBは、「ファウルを打つことだけに徹していて、完全に相手の体力を奪うことが目的になっている。あれは高校野球だから許される。故意的な遅延行為だ」と批判的だ。

 また、鳴門戦で走者として千葉がみせたプレーも話題になっている。二塁上から相手捕手のサインを盗み、味方打者に球種を教えているとして球審に注意されたのだ。

 ある高校野球関係者は「千葉君単独でやっているとは誰も考えないだろう。監督はとぼけていたが、以前から言われていたこと」と花巻東は“常習犯”としてマークされていたと話す。

 「あれを許していたら、申し合わせにのっとってやっている高校が気の毒。表面上は爽やかな野球をうたっているけど、狡猾なところも少なくない。“正々堂々”とか“スポーツマンシップ”といった高校野球の精神には反している」

 各方面でこれだけ議論を巻き起こしている以上、156センチの千葉が意外な“大物”であることだけは間違いない。この千葉のプレースタイルが、高校野球より上のレベルで通用するかどうか見てみたい気はする。