これまで『あまちゃん』(NHK総合、朝8時~ほか)のネタバレ情報を報じ続けてきた本誌は、今号も仰天情報を入手した。
「ついに、あの松田聖子が登場するそうなんです。本人役での出演をNHKがオファーし、OKが出たという話です」(芸能関係者)
ビビビ! ならぬ、じぇじぇじぇ!
事実なら、松田聖子と小泉今日子という「80年代の2大アイドル」がドラマ初共演を果たすことになる。あまちゃんファンのアイドル評論家・中森明夫氏は当初から予想していたという。
「北三陸の実家の春子(小泉今日子)の部屋に大きなポスターが貼ってあったので、僕は聖子がいつか出演するんじゃないかと思っていました。本人の許可を得ていなければ、あそこまではやらないでしょう」
たしかに、ドラマには“聖子”が頻出する。若き日の春子(有村架純)の髪型は聖子ちゃんカットだし、純喫茶「アイドル」でも、ショートカットとなった聖子のシングル『天使のウィンク』が飾ってあった。こうしたすべてが本人登場の伏線と考えられなくもない。
ドラマの撮影はすでに終了しているが、果たしてどのようなシーンで登場するのだろうか。
「例えば、『潮騒のメモリー』のリメイク版でアキ(能年玲奈)と聖子の共演となれば、大きな山場になりますね。春子にとって、因縁の映画への出演と、憧れのアイドルとの共演という二つの夢を娘が叶えてくれるわけですから」(中森氏)
先日の放送では、夏(宮本信子)が本人役で出演した橋幸夫と46年ぶりの再会を果たした。これには、海女たちが『いつでも夢を』を普段から歌っていたという伏線があった。
本誌は北三陸編の映像を何度もチェックし、聖子の出演にまつわる重大な伏線を発見した。高校時代の春子はデモテープを作るために、漁協から8トラ(カラオケ機)を借りてくるが、聖子のカセットが入ってなかったために、村下孝蔵の『初恋』を選んで録音した。
この「かけられなかった聖子の曲」が今後重要な役割を果たすのでは──。
最終回まで約1か月。真相は、あなたの目で確かめてほしい。