6/20 7:30出発、小雨。
今日も天候不順の予報だが釧路方面は降らないようだ、しかし出発寸前に雨が降り出し
足止め。しばらく様子を見ていると雨は上がり霧が漂う、雨具を着用して出発、R392に
乗り道北道を通過すると霧は晴れ薄日が差す。釧勝峠への上りに掛かる頃に同封する土産
を忘れて来たことに気付く、既に30分も走って来ている、出直すと一時間のロスだが土産
を忘れては釧路に向かう意味は半減、引き返して再出発。再び釧勝峠を上ると左右の林間
にはピンクの小群落、クリンソウの最盛期だ、帰路に余裕が有ればゆっくりと眺めたい。
R392の交通量は少ないが峠の頂上付近から再び霧が広がり視界が悪くなる、路面工事区間
も有り迂闊に走れない。二股に下ると霧は更に濃くなり雨具を通して濡れて来る、シール
ドは絶えず拭わないと大粒の水滴で走路もミラーも見えない、今日の釧路行は断念するか
との思いも浮かべながら白糠に到着。ここまで来て引き返しも有るまいと前進、ここから
の海岸線は何時も霧が濃いが今日は更に酷くひたすら白線を睨み直進に努める。西庶路で
左手を並走する元国道に乗り換える、信号や交差点のほとんど無い直線フラット、交通量
は少なく走り易いコース、しかし今日は霧が濃く走り辛い、前方を睨み慎重に進む。それ
でも地元の人にとってこの程度の霧は日常茶飯事なのだろう、ほとんどの車がライトも
点けずにかなりの速度で行き交う。大楽毛西郊でR38に乗り市街地に入る、交通量は少
ないが霧は濃く信号を見落とさないように走るのに必死、西港へのd53に乗り換え東進
して釧路川を渡り釧路駅北側に到る、適当に走ると南側に出て和商市場に。土産を送付
して往路を戻る、やはり霧は濃く雨具の中も湿って来る、釧勝峠を越えて本別市に入ると
やっと霧が晴れる。今日は埼玉№の中年ライダーと他に若いライダー、どちらも交流無、
夕方に家族連れが来てティピーテントを張る。
6/21 雨天停滞。
昼前に雨の小康状態を見て食料調達に出掛け、サイトで寛ぐ。蒸し暑く身体が不快、
雨も降っていないので本別温泉に向かう、本別湯が今年の春で閉鎖したので不便になった。
今日は埼玉№ライダーのみ。
6/22 7:30出発、小雨。
朝から日が差す、久し振りのこと、阿寒か三国峠に向かいたいがバイク修理を優先した
い。釧勝峠へクリンソウの撮影に向かう、快晴の麦畑や植えたての豆畑を眺めながら快走。
山間部に入ると林の中にクリンソウの小群落が点在する、幾つかの群落を撮影して峠で
引き返す。
釧勝峠くりんそう
釧勝峠くりんそう
太田モータースでオイルとスプロケットの交換をして足慣らしでナイタイに向かう、d88
に乗ると交通量が少なく快走、好天で阿寒富士や雌阿寒岳が美しい。R241に乗り換え上士
幌に向かう、しかし山際には雲が広がり風は冷たくなる、ナイタイは諦めて本別に戻る
ことにする。上士幌からd660に乗る、交通量はほとんど無いが路面状況は悪い、丘陵地の
豆畑を走り西勇足からd499で本別に戻る、阿寒富士や雌阿寒岳はシルエットになっている。
6/23 6:35出発、晴。
今朝は夜明けから日差しが強い、まさかこんな好天になるとは思っていなかったため出
発が遅くなる、気温はかなり高くなりそうなので景観が心配。昨日、駆動部品を交換して
いるため様子を見ながら走る、エンジンパワーのロスが減少したようで今までの調子で
走ると速度オーバー気味、メーターかミラーかを絶えず睨みながらの走行。足寄を経て螺
湾に到るとほぼ快晴の下、阿寒富士と雌阿寒が鮮明に見える、R241の交通量は少なく走り
易い、焦る気持ちを押えて足寄峠を経て阿寒湖畔から東に向かい慎重に走る。R240と別れ
て少し上ると正面に雄阿寒岳が迫る、少し靄が掛かるがまだ鮮明、撮影をしながら更に
上り双湖台に到る。ペンケトーが樹海の中に美しい、しかし今日は風が有り湖面は波立ち
残念。
双湖台附近
双湖台、ペンケトー
双湖台より
更に少し走り双岳台に到る、素晴らしい景観が広がっているが阿寒富士・雌阿寒に靄が
掛かり若干不鮮明、1時間ほど遅かったようだ、理想的には7:00までに到着しておきたい、
本別からではかなり厳しいが。今日はかなりの好天、靄で不鮮明でも津別峠の景観を眺め
たい、弟子屈に向かう。
双岳台
双岳台
双岳台
双岳台からは長い下りが続く、カーブは見通しも良く穏やかで対向車は少ない、ほとん
どノーブレーキで下ると追いつく車はほとんどいない。カーブが終わり勾配も緩くなると
速度を落としのんびり走る、道の駅はパスして弟子屈で給油後R243に乗り屈斜路湖に向か
う、快走して和琴からd588に乗り換え津別峠に上る、昨年の豪雨によるものか途中には土
石流の大きな痕跡が残っている。何時もはほとんど車と出会わないコースだが土曜日の
ためかかなりの交通量が有る、地元№が中心だが十数台と出会う、峠から展望台への
コースでも数台と出会う、そして展望台の駐車場には数台の車と2台のバイク。展望台か
ら屈斜路湖の眺めは良好、美幌峠や小清水峠が左手遥か下に見える、しかしすでに靄は
広がり不鮮明、やはり早朝に来ないと鮮やかな眺めは期待できない。反対側には阿寒の樹
海が広がる、樹海に阿寒富士と雌阿寒岳が浮かび双岳台とは異なる雄大な光景、逆光で
はっきり見えないのは残念、こちら側は午後の方が光線の具合は良くなるのかも。
d588、土石流痕
津別峠、屈斜路湖
津別峠、阿寒方面
d588に戻り急勾配を小カーブの連続で下り津別川に出合う、d588は右折して北上、牧草
地帯を走る快走路で何時もは交通量ほぼゼロだが今日は結構有る、牧草地から畑地へと
フラット直線をを延々と走り津別に到る。R240に乗り少し南に走ると本岐でd51に乗り
換え陸別に向かう、この道々は2度目だが交通量は少し有り大型車も走る、景観は期待
できないが北見と十勝を最短で結びアップダウンも穏やかな走り易い快走路。しかし一日
の終盤に走ると飽きて来て眠気を催す。陸別からはお馴染みのコースで本別に。今日は
サイトに家族連れや若者グループの大型テントが林立して子供達が走り廻り、肉を焼く
煙が充満している。