6/14 6:30出発、晴。
起床すると今朝も快晴、昨夜は左隣のグループが夜中の2時過ぎまで大声で
騒ぎ閉口する。ナイタイや三国峠へ向かうことにして出発、全天に雲が
広がって来ている。d88に乗り豆やトウモロコシの苗が出揃い、麦の穂の黄緑
が美しい畑地を行く、後方の阿寒方面には青空が広がっている、行き先を
間違ったかと一瞬後悔する。日曜日の朝でもちろん交通量は皆無、フラット
直線の快走路と言いたいが路面の継ぎ目が煩わしい。R241に出合うと左折
して乗り換え上士幌に到り給油、これで何処へでも走れる。しかし雲が広がり
三国峠方面は不鮮明、ナイタイに向かいd806に乗る、路面状況はあまり良く
ない、青々とした原野や牧場地帯を行く、もちろん交通量は少ない、車両2台
に追い越され自転車1台を追い越すのみ。ナイタイ牧場に入ると路面状況は
良好になる、丘陵に広がる牧場内をカーブを描いて上る、雲天で麓に広がる
景観は今一、阿寒の山並みが良く見えるがシルエットに霞んでいるのが残念。
ナイタイ高原
ナイタイ高原
ナイタイ高原
ナイタイ高原
ナイタイ高原
ナイタイテラスから往路を戻り、上士幌手前から林道に乗る、ショート
カットのつもりだったが後半はジャリダートで距離的にも時間的にも大差は
無かった。R273に乗り北上、天候は高曇りで快適気温、交通量は少ないが
日曜日でライダーグループが何組か追い越して行く、全てが帯広か札幌№。
北海道上陸以来道外№にはほとんど出会わない、和歌山と湘南の乗用車に
出会ったのみ、キャンピングカーも全て道内だった。新緑のコースを快走して
糠平に到る、三国峠方面には雲が垂れ込めており国道から見える糠平湖は
ずいぶん水位が低い。タウシュベツはパスしてd85に乗り然別湖に向かう、
すぐに8~10%の勾配を小カーブで上る、周囲は新緑のミズナラ・ダケカンバ
林で若葉の香りが清々しい。交通量は少なく2台に追い越されたのみ、勾配を
上りスキー場に差し掛かると柳の雄花が舞う中を進む、まるで粉雪が舞って
いるような世界、この時期の北海道の温かい日には恒例。スキー場横の急勾配
を快調に上る、先日チェーンの調整をしているのですこぶる調子良く上る、
しかし極稀に対向車がやって来るので要注意。スキー場上部から稜線部分を
快走、ここまでは先年の豪雨の後補修されているので路面状況は良好、
しばらく快走し山田温泉を通過して穏やかに下ると湖畔に到る。湖畔に沿った
コースは小カーブが続く、そして路面状況が悪く走り辛い、対向車に注意して
走ると30kmも出せない。左手の湖を木間越に見ながら走っていると札幌№の
バイクが追い越して行く。しばらく湖畔を進み然別温泉に到る、3台の札幌№
大型バイクが停車している、再び走り出そうとすると更に3台の大型バイクが
やって来る、天気良好でツーリング日和、誰もが走り出したくなるようだ。
然別湖
然別湖
白樺峠を越えて瓜幕への長い下りを快走、途中の扇ヶ原PAには30台近くの
バイクが停まっている、このPAは十勝平野を眺める最良スポットだが今日の
天候ではパス。下り勾配を快調に走るが後続に数台追い越され対向も有る、
この時間になると行楽の車両が多くなる、ミラーと路面に注意しながら下る。
士幌温泉に入浴した後本別に戻る、サイトにはまだ少しテントが残っているが
昨日のような喧騒は無い、15時過ぎにはすべて撤収する。夕方S氏が来る、
雨傘を差し入れてくれる。
6/15 6:45出発、曇。
今日の天気予報は芳しくない、浦幌から音別方面に走り様子を見る事にして
出発。雲が広がり西方では雨が降っているようにも見える、d56に乗り南下、
もちろん交通量はほとんど無い、畑地を快走して山際に到るとシールドに水滴
が付く、様子を見ながら山間を走り小さなトンネルを抜けて留真に到ると更に
水滴は多くなる、前方には雲が垂れ込め周囲は濃いベールに包まれている。
留真温泉入口で前進を諦め引き返す、すぐに池田の案内に従いd974に乗る、
d974は二車線の道々で牧草地や原野を川沿いに進む、4台の車両に追い越され
る。しばらく走ると池田の案内に従いダートの林道に乗る、峠を越えるようだ。
1車線の走り易いダートで20km程の速度で小カーブを繰り返して上る、峠を
越えて池田町に入ると下り勾配。こちら側は勾配の厳しい個所も有り路面状況
が悪い、浮きジャリで轍は波状て走れない、轍を外れジャリ上を5kmほどで
下る、冷や汗もののコース。4kmのダートが終わるとコースは2車線になり
勾配も穏やかになる、畑地を走るとすぐにd236に出合い右折。d236は以前
走ったことの有るコース、畑地を行くフラットでほぼ直線で北上する、町境で
丘陵地に入り針葉樹林を走る、路面の凹凸が無ければ快走路なのだが。丘陵地
を下るとすぐに勇足、R242に乗り換え本別に戻るとコインランドリーに
向かう、少量だが中型しか空きが無いので仕方が無い、1200円は痛いが。
6/16 曇。
今日は午後にバイクのメンテ、しかし雨の確率が高い。10時頃から買物を
兼ねて少し走るつもりでいたら、9時前にS氏がやって来て、部品は揃って
いるのですぐに来るようにと太田氏の伝言を持って来る。急いで準備して出発、
一時間ほどで終了、試運転も快調。11:30頃食料を購入してサイトに戻る、
寛いでいると昼過ぎに太田氏がチェック漏れが気になるとやって来て点検、
茹でた螺湾蕗を貰う。夕方にS氏がやって来る。雨は一時パラつくが全く
降らなかった。
6/17 7:15出発、曇。
薄日が差し蒸し暑く出発準備で汗を掻く、しかし出発時には雲は厚く風が
出て来る、景観は全く期待出来ない、阿寒横断の最短コースで標津に急ぐが
雨に遭わないことを祈るばかり。R242に乗り足寄に向かう、何時もながら
交通量は少ないがどの車両も速度を出している、大型車も多くミラーチェック
に忙しい。足寄からR241に乗る、交通量は更に少なくなり阿寒までに10台
程に追い越されたのみ、しかしどの車も100km近くの速度で追い越して行く、
上螺湾では何時も雌阿寒と阿寒富士が見えるが今日は全く駄目。足寄からは
雲が厚く風が冷たく寒くなる、足寄峠を越えて阿寒湖畔に到ると停止して
インナーを着用、今まで蒸し暑い日が続いていたが、やっとこの時期の北海道
らしい気温になった。湖畔から少し下ると左折して東進、少し上ると双湖台
手前で何時も通り正面に雄阿寒が見える、頂上付近に雲が懸かり今一つ、双湖
台に上るが鉛の湖ではこれも今一つ、更に上り双岳台に到るが雄阿寒は雲で
ほとんど見えず雌阿寒は全く見えない。
双湖台附近
双湖台附近
双湖台から
双岳台からは長い下りで交通量はほとんど無い、快走して道の駅摩周で休憩、
道の駅の駐車場も少なく全て道内№。出発時に所沢№のバイクが一台入って
来る、久し振りに見る道外№。弟子屈からR243を東進、交通量は少し有る、
虹別でd13に乗り換え更に東進、牧草地のフラット直線を快調に走る、計根別
手前でリザーブに切り替えるが中標津までは充分。
旧計根別航空基地掩体壕d13
中標津で給油すると更に東進して標津、海の公園で受付、このキャンプ場も
6月からの開設とか。何時もの場所に設営して食料を購入、14:00からは温泉に
出掛け、セブンの向かいの魚柴でホタテを購入してサイトに戻り、ホタテを
焼きながら寛ぐ。