60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,20 東日本縦断 北海道 ( 5 )

2021年02月28日 | 北日本


 6/14 6:30出発、晴。
 起床すると今朝も快晴、昨夜は左隣のグループが夜中の2時過ぎまで大声で
騒ぎ閉口する。ナイタイや三国峠へ向かうことにして出発、全天に雲が
広がって来ている。d88に乗り豆やトウモロコシの苗が出揃い、麦の穂の黄緑
が美しい畑地を行く、後方の阿寒方面には青空が広がっている、行き先を
間違ったかと一瞬後悔する。日曜日の朝でもちろん交通量は皆無、フラット
直線の快走路と言いたいが路面の継ぎ目が煩わしい。R241に出合うと左折
して乗り換え上士幌に到り給油、これで何処へでも走れる。しかし雲が広がり
三国峠方面は不鮮明、ナイタイに向かいd806に乗る、路面状況はあまり良く
ない、青々とした原野や牧場地帯を行く、もちろん交通量は少ない、車両2台
に追い越され自転車1台を追い越すのみ。ナイタイ牧場に入ると路面状況は
良好になる、丘陵に広がる牧場内をカーブを描いて上る、雲天で麓に広がる
景観は今一、阿寒の山並みが良く見えるがシルエットに霞んでいるのが残念。

ナイタイ高原


ナイタイ高原


ナイタイ高原


ナイタイ高原


ナイタイ高原


 ナイタイテラスから往路を戻り、上士幌手前から林道に乗る、ショート
カットのつもりだったが後半はジャリダートで距離的にも時間的にも大差は
無かった。R273に乗り北上、天候は高曇りで快適気温、交通量は少ないが
日曜日でライダーグループが何組か追い越して行く、全てが帯広か札幌№。
北海道上陸以来道外№にはほとんど出会わない、和歌山と湘南の乗用車に
出会ったのみ、キャンピングカーも全て道内だった。新緑のコースを快走して
糠平に到る、三国峠方面には雲が垂れ込めており国道から見える糠平湖は
ずいぶん水位が低い。タウシュベツはパスしてd85に乗り然別湖に向かう、
すぐに8~10%の勾配を小カーブで上る、周囲は新緑のミズナラ・ダケカンバ
林で若葉の香りが清々しい。交通量は少なく2台に追い越されたのみ、勾配を
上りスキー場に差し掛かると柳の雄花が舞う中を進む、まるで粉雪が舞って
いるような世界、この時期の北海道の温かい日には恒例。スキー場横の急勾配
を快調に上る、先日チェーンの調整をしているのですこぶる調子良く上る、
しかし極稀に対向車がやって来るので要注意。スキー場上部から稜線部分を
快走、ここまでは先年の豪雨の後補修されているので路面状況は良好、
しばらく快走し山田温泉を通過して穏やかに下ると湖畔に到る。湖畔に沿った
コースは小カーブが続く、そして路面状況が悪く走り辛い、対向車に注意して
走ると30kmも出せない。左手の湖を木間越に見ながら走っていると札幌№の
バイクが追い越して行く。しばらく湖畔を進み然別温泉に到る、3台の札幌№
大型バイクが停車している、再び走り出そうとすると更に3台の大型バイクが
やって来る、天気良好でツーリング日和、誰もが走り出したくなるようだ。

然別湖


然別湖



 白樺峠を越えて瓜幕への長い下りを快走、途中の扇ヶ原PAには30台近くの
バイクが停まっている、このPAは十勝平野を眺める最良スポットだが今日の
天候ではパス。下り勾配を快調に走るが後続に数台追い越され対向も有る、
この時間になると行楽の車両が多くなる、ミラーと路面に注意しながら下る。
士幌温泉に入浴した後本別に戻る、サイトにはまだ少しテントが残っているが
昨日のような喧騒は無い、15時過ぎにはすべて撤収する。夕方S氏が来る、
雨傘を差し入れてくれる。

 6/15 6:45出発、曇。
 今日の天気予報は芳しくない、浦幌から音別方面に走り様子を見る事にして
出発。雲が広がり西方では雨が降っているようにも見える、d56に乗り南下、
もちろん交通量はほとんど無い、畑地を快走して山際に到るとシールドに水滴
が付く、様子を見ながら山間を走り小さなトンネルを抜けて留真に到ると更に
水滴は多くなる、前方には雲が垂れ込め周囲は濃いベールに包まれている。
留真温泉入口で前進を諦め引き返す、すぐに池田の案内に従いd974に乗る、
d974は二車線の道々で牧草地や原野を川沿いに進む、4台の車両に追い越され
る。しばらく走ると池田の案内に従いダートの林道に乗る、峠を越えるようだ。
1車線の走り易いダートで20km程の速度で小カーブを繰り返して上る、峠を
越えて池田町に入ると下り勾配。こちら側は勾配の厳しい個所も有り路面状況
が悪い、浮きジャリで轍は波状て走れない、轍を外れジャリ上を5kmほどで
下る、冷や汗もののコース。4kmのダートが終わるとコースは2車線になり
勾配も穏やかになる、畑地を走るとすぐにd236に出合い右折。d236は以前
走ったことの有るコース、畑地を行くフラットでほぼ直線で北上する、町境で
丘陵地に入り針葉樹林を走る、路面の凹凸が無ければ快走路なのだが。丘陵地
を下るとすぐに勇足、R242に乗り換え本別に戻るとコインランドリーに
向かう、少量だが中型しか空きが無いので仕方が無い、1200円は痛いが。

 6/16 曇。
 今日は午後にバイクのメンテ、しかし雨の確率が高い。10時頃から買物を
兼ねて少し走るつもりでいたら、9時前にS氏がやって来て、部品は揃って
いるのですぐに来るようにと太田氏の伝言を持って来る。急いで準備して出発、
一時間ほどで終了、試運転も快調。11:30頃食料を購入してサイトに戻る、
寛いでいると昼過ぎに太田氏がチェック漏れが気になるとやって来て点検、
茹でた螺湾蕗を貰う。夕方にS氏がやって来る。雨は一時パラつくが全く
降らなかった。

 6/17 7:15出発、曇。
 薄日が差し蒸し暑く出発準備で汗を掻く、しかし出発時には雲は厚く風が
出て来る、景観は全く期待出来ない、阿寒横断の最短コースで標津に急ぐが
雨に遭わないことを祈るばかり。R242に乗り足寄に向かう、何時もながら
交通量は少ないがどの車両も速度を出している、大型車も多くミラーチェック
に忙しい。足寄からR241に乗る、交通量は更に少なくなり阿寒までに10台
程に追い越されたのみ、しかしどの車も100km近くの速度で追い越して行く、
上螺湾では何時も雌阿寒と阿寒富士が見えるが今日は全く駄目。足寄からは
雲が厚く風が冷たく寒くなる、足寄峠を越えて阿寒湖畔に到ると停止して
インナーを着用、今まで蒸し暑い日が続いていたが、やっとこの時期の北海道
らしい気温になった。湖畔から少し下ると左折して東進、少し上ると双湖台
手前で何時も通り正面に雄阿寒が見える、頂上付近に雲が懸かり今一つ、双湖
台に上るが鉛の湖ではこれも今一つ、更に上り双岳台に到るが雄阿寒は雲で
ほとんど見えず雌阿寒は全く見えない。

双湖台附近


双湖台附近


双湖台から



 双岳台からは長い下りで交通量はほとんど無い、快走して道の駅摩周で休憩、
道の駅の駐車場も少なく全て道内№。出発時に所沢№のバイクが一台入って
来る、久し振りに見る道外№。弟子屈からR243を東進、交通量は少し有る、
虹別でd13に乗り換え更に東進、牧草地のフラット直線を快調に走る、計根別
手前でリザーブに切り替えるが中標津までは充分。

旧計根別航空基地掩体壕d13



 中標津で給油すると更に東進して標津、海の公園で受付、このキャンプ場も
6月からの開設とか。何時もの場所に設営して食料を購入、14:00からは温泉に
出掛け、セブンの向かいの魚柴でホタテを購入してサイトに戻り、ホタテを
焼きながら寛ぐ。


,20 東日本縦断 北海道 ( 4 )

2021年02月26日 | 北日本


 6/12 7:05出発、晴。
 キツツキのドラミングとカッコーの声で目覚める、夜は明けているが
まだ3:30、これから毎日繰り返される夜明けの儀式。5:00起床、空は快晴、
阿寒か三国峠に向かうかとも思うが帯広に出掛けることにする。出発準備を
していると全天に薄雲が広がる、そして風がでてきて時折強く吹く、そのうち
に止むだろうとタ―プのロープを張り直して出発。キャンプ場から下ると遠望
は全く駄目になっている。出発が少し早かったため士幌方面を廻って行くこと
にする、R242を南下して勇足からd134に乗り換え西進。利別川を渡り丘陵
地の畑地に上る、周囲は苗が出揃って黒土に黄緑の列が鮮やかな豆畑、また
萌黄色の穂が美しい麦畑、そしてビート畑、十勝の典型的な農地が広がる。
このコースは案外交通量が有る、大型車も走りミラーチェックは怠れない、
この地方の主要道になっているようだ。丘陵地から下ると下居辺、道の駅を
通過して6km程西進、案内に従いd316に左折して牧場と農場をほぼ直線に
南下。15km程のフラット直線、景色は変わら無いし遠望は薄ぼんやり、交通
量は少し有るが信号も一時停止も無く一定の速度で走り続けるのに飽きて来る。
d31に出合い右折、すぐにd316は左折して十勝川温泉方面に南下するが、
ここは直進してd31で西に向かう。d31もほとんど直線、交通量は少し有る、
麦畑を少し走るとR24に出合い乗り換えて南下。交通量は多くなり信号も多く
煩わしい、流れに従い音更を経て帯広市街に到る、駅に直進して珍しく一発で
六花亭本店に到達、しかしコロナの影響で休店、7月1日頃開店予定、R38
沿い西3条店を利用するようにとの案内。往路を戻りR38に沿いを探すが
見つからない、人に尋ねてようやく見つける。六花亭の入口は道路に面して
おらず地味な建物で看板は目立たない、初めてではほとんど判らない。土産を
購入してR38を東進、札内川を渡るとすぐに札内駅の案内に従い右折、駅の
西方で踏切を渡り線路と並走する市道に乗る。東に向かうこのコースは何時も
ながらかなりの交通量、R38の抜け道になっているようだ。幕別手前でd503
に出合うと右折して踏切を渡り南下、丘陵地の畑地や牧場を快走してNEEDS
に到る。土産を購入して往路を戻るが右折を間違いd503の一路西側の農道を
走る、幕別の少し南方で再びd503に戻る。帯広市街に戻ると往路を走り士幌
温泉で入浴して本別に戻る。タ―プの前方ポールが上から三分の一で直角に
曲がっている。S氏が来たようでステッカーが置いてある。

静山C



 6/13 6:10出発、晴。
 今朝も夜明けからは快晴、また薄雲が広がるのかと思ったが何時までも青空
は続く、釧路から阿寒を廻ることにして出発準備を急ぐ。3日連続出発時には
薄日が広がり遠望は絶望だった、その上蒸し暑かった、今日は期待出来そう。
R274に乗り東に向かう、空気が澄み周囲の景観は鮮やか、土曜日の早朝だが
交通量は若干有る、しかし道東道のICを通過すると独走になる。麦畑の
穏やかな勾配を快走して山際に差し掛かる、左右に注意して行くとやはり
クリンソウが咲いている、林間の日当たりの良い処には群生している、最盛期
には少し早いようだ、早朝で光線の具合が良くないが鮮やか。

釧勝峠西方


釧勝峠西方


釧勝峠西方


釧勝峠西方



 他にも訪れる人が居るようで倒木の上に鹿の角一対が飾られている。更に
上ると道端にも咲いている。道東道のICから快走して出会ったのはエゾリス
のみ、釧勝峠の手前で道路の清掃作業車に出会う、峠のトンネルは片側通行に
なっており入口で長時間待たされる。峠を越えると長い下りを独走、牧場が
現れると対向車に出会う、その後時々出会うが合計でも数台のみ、牧場の従業
員のようだ、後続は全く無し。道東道白糠ICを通過すると茶路川に沿って
緩やかな勾配を穏やかなカーブを繰り返して畑地を行く、交通量は若干増えて
後続も来る。オーバー気味だった速度を押さえて白糠市街に入る、跨線橋で
根室本線を渡るとR38に乗り換え東進。今日のR38はかなり交通量が少ない
ように思える、大型車はほとんど無く走り易い、このまま大楽毛までR38を
走るかとも思うが、西庶路で何時も通りに地道に下る。国道と並走する直線
フラットで信号もほとんど無く交通量も少ない快走路、しかし今日はダンプ
数台に追い越される。大楽毛でR38に乗り釧路駅に向かう。R38は3車線だが
交通量はかなり少ない、しかし信号が多いのには参る。d559で西港に向かうと
d860に左折して更にd53に乗り継ぎ東進、再びR38に乗り新釧路川を渡ると
釧路駅前に到る。和商市場で土産を購入した後往路を戻る、若干交通量は増え
たが順調に走り大楽毛からR240に乗る。交通量は多くは無い、後続は断続的
に数台ずつやって来るだけ、しかし左端の路面はかなり酷くバランスを崩す
ことも有る、後続はどれもかなり速度を出しているので気は抜けない。前方の
阿寒の山並みはかなり鮮明に見えている。道東道阿寒ICを通過して阿寒市街
に入る手前で雄別の案内に従いd222に直進、畑地を直線に北上する、工事用
ダンプが行き来するだけで交通量の少ないフラット快走路。牧草地か原野かと
思う地帯を走り布伏内の小集落に到る、小学校は廃校となっており住民の気配
は感じない、庭先に乗用車が停まっている家が有るので人が少しは住んでいる
のかと思う。山際に牧場が点在する地域を通過して山間に入る、工事用車両も
走らず独走、2車線のコースだが周囲に人の気配は無い。少し走ると廃屋と
思える数軒の小集落に到る、通過して再び山間に入ると目の前の林間に煙突が
立っている、ここが雄別で煙突は雄別炭鉱跡のようだ。コースは1.5車線の
ダートとなる、左右の林に目を凝らすが他に炭鉱跡らしきものは見当たらない、
案内板も無い、じっくりと探せば何らかの痕跡は見つかるだろうが、一人で
ウロウロしたい場所では無い。堅いダートで浮き石は少ないが20km以下の
速度で慎重に走る、川沿いに2km程進むとd667右の案内表示。右折して舗装
道に乗り舌辛川を渡る、すぐに小カーブの連続で8~10%の勾配を上る、深緑
は美しいが景観はあまり良くない、若い林間を進み小さな峠を越えると牧草地
に下る。コースは広くなり牧場地帯を東進して中徹別で再びR240に乗る。
雄別経由は距離的には少し長くなるが時間的には余りロスしていないようだ、
結構スリリングなコースで国道と並走しているとは思えない。R240を進むと
正面に雌阿寒岳と阿寒富士が鮮やかに見える、急いでオンネト―に向かうべく
走る、交通量は少し増加したようで乗用車やライダーグループに追い越される。

雄別炭鉱趾


R240



 雌阿寒岳や阿寒富士をこの方向から見るのは初めてのようだ、何時もは
鶴居村を走るd53を行き来している、まりも国道で阿寒に向かうのは初めてだ、
逆行は一度走っているが。阿寒湖畔で給油してオンネト―に急ぐ、双湖台や
双岳台も魅力的だが好天のオンネト―に出会いたい、オンネト―の撮影
チャンスは午後、今日のような天候は稀。R241に乗り足寄峠を越えて少し
下るとオンネト―へのd949、今日は結構車両が出入りしている、野中温泉の
駐車場はほぼ満車、ほとんどが道内№だ。オンネト―にも何組かの行楽客が
居る、折悪しく上空には雲が流れ込み今一つの眺め、30分程待てば好条件も
訪れるかもしれないが待つ気は無い。

オンネト―


オンネト―


オンネト―


オンネト―


オンネト―


オンネト―



 R241に戻ると螺湾・足寄と快走して本別に戻る。サイトには大型テントが
林立して我テントの両隣にも迫っている。

,20 東日本縦断 北海道 ( 3 )

2021年02月24日 | 北日本


 6/09 8:15出発、晴。
 今日は休息日、晴天だが山沿いは雲が多い、旭岳は明日にして今日は周辺
散策。R38を西進して茂尻からd227に乗り換え赤平市街に、赤平炭鉱遺産
施設に寄るが閉館日。再びd227に乗る、空知川に沿って交通量の少ない
コースを快走、滝川南郊でR451に乗り石狩川を渡り新十津川に向かう、
R38を行くより遥かに交通量は少ない。新十津川市街南郊から先日廃線に
なった札沼線の新十津川駅に寄った後、往路を戻りR12に乗り少し南下、すぐ
に左折して並走するd1130に乗り南下、結構交通量の有るコース。

赤平炭鉱遺産施設


旧新十津川駅



 砂川からd115に乗り東進、穏やかな勾配を上るとすぐに上砂川市街に入る、
市街地を進むとほとんどの商店はシャッターを下ろし、炭鉱施設も閉鎖して
かなりの年月が立っているようだ、夕張よりも深刻な状況かも。d114に乗り
歌志内に到りチロルの湯に寄る、午前中なのに駐車場はほぼ満杯、人気の温泉
かと思うと本日は料金半額の日。芦別で食料を調達してサイトに戻る。

 6/10 6:25出発、晴。
 夜明け直後には青空が広がっていたが、出発時には薄雲が広がり今一の天候、
駄目元で旭岳に向かう。R38に乗り南下、早朝で交通量は少ないがどの車両も
100km超で追い越して行く。石見橋を渡った処でラベンダー園の案内に従い
農道に左折、畑地を走りd759に乗り換え北上、少し走るとd581に出合う、
景観に期待出来ないから千望峠はパスしてd581を北上、d70に乗り継ぎ更に
北上。丘陵地の麦畑を走り美馬牛に到り、美馬牛からは農道を快走して美瑛に
に到る。

美馬牛


 美瑛からはd213に乗り北美瑛を経て旭岳温泉を目指す、何時もは北美瑛
から東進すると正面に大雪山系の山が美しく見えるが今日は薄いシルエット。
田植え直後の水田を進み、小さな峠を北に越えて志比内に下ると再び東進、
すぐに忠別ダムに上る。此処からは湖水越しの旭岳が美しいが今日は駄目、
引き返すかとも思うが湿原の花を見るつもりで更に前進。旭岳温泉の観光客は
極僅か、山はベールに包まれダメ、湧駒湿原は水芭蕉が終盤だがエゾノリュウ
キンカは最盛期。

湧駒湿原


湧駒湿原


湧駒湿原


湧駒湿原



 往路を戻り旭岳源水から忠別湖北岸を走る、若干の車両が行き交う、中程の
トンネル手前からd1116に乗り北上するつもりだったが、土砂災害の危険有り
でゲートは閉鎖されている。そのまま湖畔道を進みd1160に乗り換えると北上、
東川町中心からd611に右折、少し直進するとキトウシ森林公園、キャンプ場
は開設している。森林公園北側の道路を走り小さな丘陵を越えるとd295に
出合う、左に少し進むと旭山動物園に到るが直進する。広域農道で丘陵地を
走り水田地帯に下ると桜岡駅、踏切を渡るとd140に出合い右折、線路沿いに
進むとすぐに当麻に到りd486に左折、少し北上して道の駅で休憩。この先は
幌加内に向かうことにして少し北上してR40に乗る、R40は意外と交通量が
少ない、断続的に数台ずつが追い越して行くが大型車は少なく走り易い、
しかし暑さには参る。塩狩峠を越えて和寒に下る、幌加内へは此処からd48に
乗り換えて向かうが、断念してd99で旭川に戻ることにする。d99は水田を
走り丘陵のような山間に向かう、信号は無いが一時停止が3ヶ所有り必ず停止
しなければならないのは辛い。山間に入ると適度なワインディングを繰り返す、
コースは広く勾配は緩やか、カーブの見通しは良好で交通量の少ない林間快走
路、これは良いコースに出会えてラッキー。山間を下り水田地帯を進み鷹栖に
到る、市街地の少し北部の水田を直進するとd72に出合う、右は幌加内、直進
するとすぐに左カーブで旭川に向かう。少し南下した北野で給油、更に南下
すると春光台公園の横を通過してR12に乗る。R12の交通量は多くも無く
少なくも無いが大型車は結構走る、しばらく流れに従い走る、神居古潭を
通過するとすぐに案内に従いd4に左折。d4は広く走り易いコース、水田や
畑地をほぼ直線フラットで南下、丘陵に入ると穏やかな勾配で進み新城峠に
到る。展望台が有る、南方には波打つ丘陵地に畑が広がる、パッチワークには
少し時期が早いが、もう少しすれば美瑛のような風景が見られそう、これも
良いコースに出会えた。新城市街を通過して再び林間コースを行くとd224と
出合う、左折すると少しで芦別市街、食料を購入して上芦別で寛ぐ。

 6/11 6:00出発、曇。
 全天に薄雲が広がり気温は高く遠望は不鮮明、昨日と同じ天候で景観は全く
期待出来ない、雨の予報が出ているので出発を早める。R38に乗り南下、
早朝で交通量は少ないがどの車両もかなりの速度を出しているのは昨日と同じ、
ミラーチェックを怠れない。穏やかな下りの快走路だが谷間のコースで景観は
全く駄目。富良野を通過して更に南下、交通量は増加して工事用大型車も
多くなる。ドライブチェーンの具合が悪いため交通量の少ない金山湖経由で
行くことにする、東大演習林からR237で南下して金山からd465に乗る、
交差点に在ったGSは閉鎖している、大将は私より少し年長かと思ったがまだ
元気そうだったが。d465の交通量は工事用車両と乗用車一台ずつに追い
越されたのみ、気温は快適でツーリング日和、しかし今日は景観が駄目、快走
して南富良野で休憩。南富良野からR38で穏やかな勾配を行く、落合を通過
すると勾配は少し厳しくなるがコースは広く交通量も少なく走り易い。しかし
ドライブチェーンの具合が悪い、チェーンカバーは出発前に外しているので
騒音は無いが、緩んだチェーンとギャーの噛み合わせが悪く登りになると強い
ショックが有る、騙しだまし上る、狩勝峠を越せるか不安。何とか峠を越えて
交通量の無いコースを快調に下る、二合目に下ると屈足エリアの案内に従い
何時もの農道に乗り換える、いよいよチェーンの調子は悪く少しの登りでも
ショックが有る、宥めながら走らせ瓜幕で休憩。瓜幕からR274に乗り東進、
士幌を通過してd134に乗り継ぎ更に東進、d134は定番コースだが今日は結構
交通量が有る、快走して本別に到り太田モータースに直行、友人のS氏が居る。
メンテの相談、タイヤは大丈夫と出発したが3000kmの走行で完全に摩耗、
ドライブチェーンは伸び切り、ギャーは前後ともかなり摩耗、全て交換して
オイルも交換、かなりの出費になりそう。部品の取り寄せで修理は来週の火曜
日になりそう、日程的に問題は無い、変形したチェーンカバーと緩んだ
チェーンを調整してもらい静山Cに向かう。調整で走行は快調、途中で食料を
購入してキャンプ場に到り寛ぐ。キャンプ場は1日から開設とのこと、コロナ
の影響で本別温泉は廃業したそうで、先年の本別湯に次いで遂に本別では入浴
出来なくなった、足寄温泉も廃業したため近隣で入浴できるのは道の駅士幌
温泉でかなりの距離が有る。今日のキャンプ場は他に3張り、奥の第二には
車両が一台向かったようだ。


,20 東日本縦断 北海道 ( 2 )

2021年02月21日 | 北日本


 06/07 7:05出発、晴。
 天気良好、青い日本海を左に見て走る、朝日を背に受けて快走して長磯岬で
右にカーブすると北上、すぐに母子熊の奇岩を見て更に北上、交通量は少し
有る。道の駅大成を通過するとd740に乗り海岸線を行く、久遠の市街を通過
して太田に到り休憩、気温が低く空気が澄み海岸線の景観が美しい。

R229大成附近


太田


太櫓付近


 太田から長いトンネルを抜けて日中戸岬に到る、風が冷たく我慢の限界、
停止してインナーを着用、道端に群れ咲くエゾカンゾウの黄色が美しい。再び
走るとすぐに水垂岬、此処からコースは1.5車線になる、左手は岩場の海岸が
続く。太櫓の集落を走り抜け鷹ノ巣岬を通過すると砂浜が続く、その先遥かに
瀬棚の風車群が見える。何時もはほとんど交通量の無いコースだが、好天の
日曜日のせいか若干の交通量が有りライダー二人とも出会う。瀬棚を通過して
更に北上、北風が冷たくインナーを着用していても寒い、瀬棚からは雲が
広がり日差しが無くなり更に寒い、鼻水を啜りながらの走行で島牧に到り休憩。
島牧附近からは雲が懸かるが残雪の狩場山が美しい、残雪の季節に道南を走る
のは初めてだ。

R229島歌附近


島牧より


江ノ島海岸より



 島牧から更に海沿いに北上、あまりに北風が冷たく本目から内陸に向かうか
と思うが、東には青空が広がっておりそのままR229を進む、弁慶岬を経て
寿都に到ると薄日が差し、道の駅港からd229に乗ると青空が広がる。左手に
残雪の雷電山塊を見て快走、何時もは地元の軽四が若干のこのコースだが今日
は数組のライダーグループと何台かの乗用車に出会う。ペンケ目国内川を渡り
丘陵を越えると羊蹄山が見えて来る、蘭越の尻別川橋上からはアンヌプリと
羊蹄山が並ぶ姿が美しい、最良のコース選択と自賛。R5に乗り正面に羊蹄山を
見て東進、交通量はかなり少なく快走、昆布駅前で昆布温泉の案内に従いd207
に乗る。すぐに地元の乗用車数台がニセコの案内に従い右折する、後に続くと
尻別川に沿ったd343を行く、交通量は若干有るが右手に羊蹄山を眺めて走る
絶景コース。黄金温泉を通過すると尻別川と別れ山間に入る、少し上ると
左前方にはアンヌプリが見え、更に少し上ると畑地に出て右手に羊蹄山が
見える。

蘭越附近尻別川より


d207d343分岐附近より


d343より


d343より



 畑地に出るとすぐにd66に出合う、乗り換えて下り勾配を進む、交通量は
多い。ニセコで給油後、左に羊蹄山を見ながら快走、真狩でd97に乗り継ぎ
反時計回りに行く、時々停車して撮影しながら京極に到る。やはりキャンプ場
は閉鎖している、思案に暮れるが昨日一緒になったI夫妻から聞いた真狩の
羊蹄山Cを思い出す、往路を戻り真狩を通過すると自然公園の案内に従い右折
して勾配を上る、開設していたが1600円は辛い、一泊にする。

d343d66出合い附近より


d66より


d97より


d97より


d97より


d97より



 受付からを少し上ったサイトは羊蹄山麓、羊蹄山はあまりにも大き過ぎる、
何組ものオートキャンパーが設営している、施設も良好で快適サイト。真狩村
で食料調達してサイトで寛ぐ、キャンプ場を求めて彷徨うことなく今寛いで
いられるのはI夫妻のお陰、感謝。食後、炊事棟で函館の同年輩キャンパーと
話す、ベテランで北海道のキャンプ場情報に詳しい、色々な情報を教示して
もらう。ニセコや洞爺近辺のキャンプ場はほとんど閉鎖中のようなので早く
道東へ向かうことにする。

 06/08 7:10出発、曇。
 羊蹄山は雲に包まれている、出発準備が整い積込開始と思うと雨が降り出す、
雨音の聞こえる降り方、起床時も小雨が降ったがすぐに上がった、しかし今回
は周囲の山が見えない、炊事棟に装備を運び込む。雨でも此処に連泊する
つもりは無い、20分程で雨は上がり雨具着用で出発。d66からd97に乗り
東進、路面が濡れているため慎重に走る、通勤時間帯で交通量は多くどの車も
かなり速度を出している。景色の良いコースだが雲が低く垂れ込め全く駄目、
羊蹄山は中腹の一部が見えるのみ。喜茂別町に入るとすぐに喜茂別の案内に
従い農道に右折、大半の車両が右折する、すぐにR276を渡りd696に乗り
継ぎ喜茂別市街に入る。R230に乗り中山峠に向かう、交通量はかなり有るが
コースは広く走り易い。中山峠に上ると羊蹄山が見え中腹に朝日が当たるが
曇天下では今一つ。

中山峠より



 峠を越えると空は明るくなり一部には青空も見える、定山渓で雨具を脱ぐ。
再び走り出すが雨具無しではかなり寒い、鼻水を啜りながらの走行、定山渓
からは広く走り易いが取締りが頻繁なコース、慎重に走る、周囲も制限速度で
流れている。真駒内附近に到ると要所要所でコースを尋ねながら走る、地下鉄
真駒内駅から札幌ドームを目指し、ドームからは江別方面を目指す、地図で
悪戦苦闘するより信号待ちで隣の車をノックする方が確実で早い。比較的順調
に走り、ドームからすぐにR36を渡ると少し北上して大谷地の少し西でR12
に乗る。R12は広く走り易い国道、マイペースで法定速度を維持して進む、
気分的にはイライラするが取締りも有る、我慢の走行。今日の幕営地を考え
ながら走る、上芦別が駄目なら新十津川か上富良野か、どちらも駄目なら
どうするのかと不安は大きい。天候は雲が垂れ込め、前方では雨が降っている
ようだ、江別・岩見沢と通過して美唄で給油。美唄からd135に右折、すぐに
国道と並走するd1130に左折して北上、d1130は交通量が少なく信号も無い、
しかし一時停止が三ヶ所有り確実に停止させられる。奈井江からはd114に
乗り換え東進、交通量の少ない山間を走り上砂川・歌志内を経て茂尻に到る、
R38に乗り芦別を経て上芦別公園に到る、閉鎖の案内は無いので荷物を下ろす。
林間のサイトに在った水場が無くなっている、この公園もキャンプが出来なく
なるのかも知れない、何時もの場所に設営、3泊程するつもり。芦別へ食料購
入に出掛けてサイトで寛いでいると小雨が降り出す。


,20 東日本縦断 北海道 ( 1 )

2021年02月17日 | 北日本

 06/06 4:50出発、晴。
 昨夜はかなり寒い、以前のシュラフだったら良く眠れなかったかもと思う、
今日は大間7時のフェリーに乗る、5時出発を目指して準備を急ぐ。k4に乗る
と朝日に向かって走るので前方が見辛い、大畑でR279に乗り換えるが交差点
の信号は全く見えない、気温は8℃で寒い。R279は土曜日の早朝だが数台に
追い越される、右手の津軽海峡は靄が広がり北海道は見えない、海岸近くには
白い漁船がたくさん浮かんでいる、ウニ漁のようだ。快走するが寒い、日差し
の当たる処は13℃程を表示しているが風が冷たく日陰に入ると寒い、インナー
を着用して来て正解だった。大間に到ると駐輪場にキャンプ装備の所沢№
オフロードが駐車、大間は重い雲が広がり吹き晒しの駐車場は風が冷たい、
乗船手続きをしてターミナルで用意の朝食を摂る。6:30、案内に従い乗船、
所沢№は中年の男性、乗船客は少ない。

大間港


 7:00出航、津軽海峡に出ると晴天となり海はベタ凪、函館山は良く見えるが
函館市街はやや不鮮明。函館山を廻り込むと駒ヶ岳が見えて来るが薄い
シルエット、内陸部は雲が広がっている。8:20、車両甲板に降りるとバイク
2台と車両8台で甲板は三分の一も埋まっていない、8:30下船。船で函館に
上陸して北海道を廻るのは、札幌五輪前年の冬に青函連絡船で上陸した時以来
約50年ぶりだ。取り敢えず幕営地を確定すべく東大沼に向かう、R227からd96
とお馴染みのコースを北上、交通量はかなり多い、晴天で気温は高く蒸暑い。
七飯を通過してR5に乗り換える、交通量は意外に少なく順調にd338に右折、
小沼越しの駒ヶ岳は少し雲が懸かるが美しい。後続が有るので停止は出来なく
流れのままに進み大沼駅に到る、しかし周囲に活気が無い、不安になりながら
更に進むが、サイクリングやジョギングをする人影が見当たらない。

大沼


大沼



 東大沼野営場はコロナで閉鎖中、元北川商店の後に入っているカフェの
オーナーと話す、コロナだけでなく管理受託している財団内のトラブルで
今シーズンの開設は困難かもとのこと。彼は他のキャンプ場を検索してくれた
が恵山など近辺は閉鎖しているようだ、最近開設して今も営業している
キャンプ場を彼が教えてくれる。大沼公園駅近くのキャンプ場を訪れる、
サイトは幕営に適しているとは思えない、しかも料金2400円は無い、大沼や
道南は諦めて日本海側のキャンプ場を探すことにする。往路を戻りd96から
R227に乗り西進、特に景観の良いコースでは無いのでひたすら走る、交通量
はやや多いが大型車は少ない。中山峠を越えて少し下ると鶉ダムオートCの案
内、寄って見ると芝の快適サイトでフリーは1600円、しかし受付は13時から。
R227に戻り更に西進、鶉市街を通過して厚沢部に到る、道の駅の横からレク
の森Cを訪れると開設している、林間のサイトで快適そう。道の駅で休憩、熊
石Cを検索するがHPの更新が古く開設状況不明、駄目なら戻ってくれば良い
と出発。動き出した途端、数人の警察官に取り囲まれる、エッと驚きどんな違
反が有ったかと考えていると、バイク事故防止キャンペーンへの協力を依頼
され写真撮影を求められる、断るのも面倒なので受ける。受け取ったチラシを
見ると「カーブでは原則して」だって???。日本海沿いに出て北上、交通量は
ほとんど無く青い日本海を眺めながら快走、気温が低く空気が澄み遠望も
鮮やか、函館付近とは大違い。

元和台附近


熊石青少年旅行村



 熊石に到り青少年旅行村に到り幕営、土曜日で地元の家族連れ等のグループ
で賑わっている、何時もの場所には大型テントが立っておりその近くに設営。
隣は函館から来た若いIさん一家、設営後しばらく話す。