10/06 9:05出発、曇。
朝から曇天、風が冷たいが湿度は高い、服装に困る気候。夏装備で出発、定番
の舞鶴コースを走る、秋の行楽日和でそこそこの交通量、R173も乗用車や
ライダーグループが走る、道の駅瑞穂で休憩、ライダーグループが多い、ライ
ダーの大半が同年代の爺さん。綾部からR27・f1と乗り継ぐ、今日のf1は休日
のためか何時もより交通量が多くライダーグループ数組とも出会う。f1は快走路
で緩い勾配で県境の峠に上る、京都側からは気付かぬ内に峠に到り大飯町の表示
で気付く、峠から急勾配を小カーブで繰り返し下る、今日は対向車が来るので慎
重に走る。峠を下ると田園地帯をほぼ直線に走る、交通量は若干有るが快走して
本郷に到る、本郷駅からR27に乗る。山間では曇天で雨がパラつく気候だった
が海沿いに到ると晴天となる、R27は乗用車やライダーグループは多いが大型車
は少ない、青い海を眺めながら快走する。敦賀市街に入りk104に乗り北上、気
比の松原から港湾道を走り敦賀FTに到る、明日の乗船券の手続きする、今夜の
直行便は運休、台風の影響で到着便が明朝になるからとのこと。市街に戻り駅前
に宿泊。
10/07 8:45出発、曇。
ホテル前で積み込み作業をしながら隣の山口№大型バイクの同年代ライダー
と話す、昨日R27で追い越したそうだ、彼も秋田で下船とのこと。交通量も
人の気配も少ない市街地を走りFTに到る、4輪は満車との案内だがバイクは
10数台が駐車している。行き先ステッカー受領のためカウンターに並んでいる
と、9:00にバイクの乗船案内、駐車場に戻ると数台のバイクしか残っていない、
慌てて乗船、秋田行きのツーリストBの部屋は半数のベッドが埋まっている、
週一の寄港便だから仕方が無いか。21:00新潟入港、予定より一時間以上早い、
夜中に騒がしいよりは良いが。秋田には予定より20分程度早く入港するとの
案内。
10/08 5:25出発、雨。
4:30起床、すぐに秋田入港は予定より20分早い5:20との案内放送、急いで
下船準備と朝食。5:00にロビーに行く、外の様子を見ると雨が降っている。
5:05車両甲板に下る、出発準備で雨対策を施し雨具を着用、準備が終わるとすぐ
に下船の指示。下船すると雨はかなり降っている、しかも早く入港したため外は
真っ暗闇、以前の記憶を頼りに走り港湾道からk51に乗り北上、交通量は少ない
が雨で視界が悪く後方が不安だ、左端にはかなり水が溜まっており深い部分に
入ると急ブレーキをかけたように減速する。同じフェリーから下船したバイクが
次々と合図をして追い越して行く。道の駅天王で軒下に停車して地図でコースの
確認、大潟方面への右折ポイントはまだ先のようだ。R101に乗り継ぎ更に進む、
交通量はまだ少ないが左端は轍にかなり水が溜まり我車では走行不能、車線の中
央寄りを走行するため後方チェックが大変、雨で視界が悪く緊張して走る。k42
の表示に従い右折、コースは狭い、そしてやはり左端には水が溜まり走行不能、
更に工事用大型車が走り始め頻繁に迫って来る。日が昇ったようで若干明るく
なったが雨が強く視界はそれほど改善されない、ひたすら前を睨み走り続け
道の駅を通過して更に北上しR7に出合う、左折して乗り換え能代に向かう。交
通量はk42と大差はない、しかし雨は強い、能代市街を走り抜け米代川を渡って
すぐのマックスバリューで休憩、気温は15℃、雨具をチェックすると密着した
部分ではやはり水分が浸み込んでいる。能代からR101を北上、交通量は少ない
がその半数は工事用大型車、路面状況は良好で走り易いがコースは狭い。八峰町
に入ると雨は小康状態になる、八森を過ぎるとコースは海岸沿いを行く、アップ
ダウンは少なく勾配も穏やか、好天なら素晴らしい景観が広がるのに残念。県境
を越えると交通量は激減して独走状態が多い、その分どの車両もかなりの速度で
追い越して行く。深浦・鰺ヶ沢と通過する毎に交通量は増加、市境から広域農道
メロンロードに左折、コース状況も交通量もR101とほとんど変わらない、油断
しているとすぐ後ろに大型車が迫っている。車力の案内に従い農道に右折、少し
東に走ると車力、k12を渡り直進してk43に乗り継ぎ東進。岩木川に出合うと
橋が無い、南下するk43と別れ農道に乗り北上。4km程稲田を進みk189に
ぶつかり右折、津軽大橋で岩木川を渡るとk189は大きく北に迂回してR339に
出合う。地図で確認すると金木へは10km超を南下しなければ、先程のk43を
進むのが正解だった、R339で中里を通過して金木に到る。給油してキャンプ場
に向かうと雨が強くなる、しばらく様子を見ているがサイトには水が浮き設営は
困難、BHをチェックして青森に向かう。金木からk2に乗り東進、山間部に
差し掛かると叩き付けるような雨が降る、雨具やジャケットを通して雨は肌を
打つ。山越えの最中では雨宿りの場所も無い、速度を押さえて慎重に走る、陸奥
湾側に下ると雨が上がり空は明るくなる。R280に乗り南下して青森市街に入り
BHに泊、濡れた装備や服を部屋中に広げて乾かす。夜のニュースで八甲田の黄
葉が見頃とのこと、しかし天候は余り良好ではないようだ、明日はどう走るか
悩ましい。
10/09 7:40出発、曇。
夜明けには青空が広がっていたが出発準備を始めると雨がパラつき強い風が
吹く、どのコースを走るか迷うが午後から回復するとの予報を信じて八甲田・
十和田を走ることにして出発、気温は14℃でかなり寒い。先月はk40を走って
いるので今日はR103を走ることにする、市街を東に進み広い道路に出合うと右
折して南下、R4と交差して更に進むとk120の道路表示が有る。R103と思い
込んでいたが東に進み過ぎたと錯覚、R7に出合うと右折してR103を探し西進。
すぐに出合うと思ったが5km以上走っても出合わず山内丸山遺跡付近まで走り
新幹線の高架を見て間違いに気付く。地図を確認して引き返す、k120に戻り
再び南下しk44に乗り継ぎ新幹線の高架でk44は左折して東進。すぐにR103
に出合う。R103は広く交通量は少なく勾配は緩い快走路、しかし天候は悪く正
面の八甲田には雲が垂れ込めている、右手西方からは黒雲が流れて来る、県立大
を通過すると交通量はほとんど無くなる。ナラやブナの林を行く快走路、黄葉に
は10日以上早い、穏やかな勾配をカーブを描いて行くと神戸№の中型バイクに
追い越される。雨の心配は無くなったが風はかなり強い、コーナリングを楽しみ
ながらしばらく上ると勾配が少し厳しくなる、その勾配を乗り越えると萱野高原。
広々とした草原の彼方に八甲田の全貌が美しい、黄葉が始まると素晴らしい景観
が広がるのだろう、田代高原より素晴らしい景観と思う。萱野高原から少しブナ
林を上るとk40の分岐、天候不良で城ヶ倉の景観は期待出来ない、R103はここ
からが急勾配になり愛車にはかなりの負担、距離は少し長くなるが勾配の緩い田
代高原経由を行くことにする。k40は少し勾配を進むと銅像、更に林間の勾配を
上り田代高原に向かう、交通量は少ない。高原に上がると青空が広がる、しかし
八甲田には雲が架かり強い風が吹く。高原を快走してR394に出合うと乗り換え
て南下、勾配と強い向かい風で苦労して上る、何時もなら難なく走っている
コースだが。谷地からR103でブナ林を下る、木漏れ日が光り路面が見辛い、
大小の枝切れが散乱して危険、速度を落とし慎重に走る。行き交う乗用車も速度
は40km程度で時々ブレーキランプが点灯する、倒木がコースの半ばを塞いで
いたりでカーブは慎重に進まねばならない。蔦温泉に到ると駐車場はほぼ満杯、
珍しいことも有ると思いながら通過するとすぐに車列が停車している、バスの
運転手らしい男性が、倒木で通行不能、Uターンするようにと説明してくれる。
すぐに引き返すと蔦トンネル少し北方で湯ノ台方面への林道に地元№が数台
乗り入れる、コースは二車線で路面状況も悪くない、後に続いてブナ林を少し
下ると広々とした高原に出る、周囲の景観は素晴らしく八甲田も全貌が見える。
湯ノ台高原を快走してT字路に出合うと先行車に従い右折、ブナ林を進むとすぐ
にこのコースも倒木による通行止め、車列から先行車が引き返して教えてくれる。
後に従い先程のT字路の左折コースに進む、かなりの急勾配を下ると十和田湖温
泉スキー場の一画を通過、更に灌木内の13~15%勾配をエンジンブレーキを
利かせて下る、コースは狭くカーブは小さく路面は悪く速度は出せない、地元先
行車を懸命に追って来たが此処で引き離される。更に下るとまたもT字路、
どちらに行くか分からない、左折して下るとすぐにR102に出合う、右折は十和
田湖温泉からR102に出たようだ。R102に乗るとすぐに焼山、気温は13℃を
表示、奥入瀬を走ると石ヶ戸手前で倒木による通行止め、駐在や業者が倒木処理
に当たっているのでそこに留まり様子を見る。10分程で片側通行出来るように
なる、散乱する落ち枝を避けながら慎重に走り子ノ口に到る。子ノ口からR103
で十和田湖畔を行く、湖面には白波が立ち西方からの横風が強い、車体をかなり
倒していないと風に流される。不安定な走行を続けて行く、後続車には停止して
コースを譲りながら進む、苦戦を続け湖畔から発荷峠に上る。駐車場でサイド
スタンドを立てて離れようとすると、バイクは強風でスタンドの反対側に押し
倒されかける、慌てて全身で車体を支える。建物の陰に移動させてやっとトイレ
休憩、かなりの強風は何度か経験したがバイクが倒されるのは初めて。
発荷峠から
発荷峠からR103を走り大湯温泉で給油、先月走ったk66に乗り花輪に到ると
道の駅で休憩、気温は16℃に上がっている。往路を戻りストーンサークルを
経てR103に戻ると大舘に向かう、しばらく快走して大舘バイパスの東大館IC
から市道に乗り市街に入る、R7に出合うと左折して西郊のイオンで食料を購入。
R7で市街に戻りBHで寛ぐ。