60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,19 平戸・馬渡島( 3 )

2019年12月29日 | 九州


 04/04 7:25出発、晴。
 今日は馬渡島に渡る、気温が上がるようだが北風が強くオーバーズボンを着用
して出発。k23からk340で呼子に向かう、k23は通勤時間帯で交通量は多く、
コースは狭く路肩に余裕はない、流れに乗って進む。k340に乗り継ぐと後続車
は皆無に近い、ほとんどの車両はk23で名護屋方面に向かった、k47とR204を
少し走り呼子港に到る。市営駐車場の係員に乗船場を尋ねて対岸の浮き桟橋に
向かう、桟橋に到ると前方から昨日の白い船体がやって来る、バイクを後部甲板
に積込み出航を待つ。定刻に出航する、他の乗客は電気工事人風の中年男性1人、
晴天で穏やかな海が広がっているため後部甲板で風景を眺めて行くことにする。

呼子大橋


郵正丸


 名護屋に寄港すると4人の若い釣り人と中年の検査員風男性、竹杖を突いた老
人が乗り込む。名護屋出航後少し走ると突然速度が上がる、30ノットぐらい
出ているかと思ったが船員に確認すると20ノットに届くかどうかとのこと、海
面が近いため物凄い速度に感じるようだ。そして外海に出ると大きなうねりと
波に翻弄される、小さな船は船首が持ち上がり飛跳ねながら航行しているようだ、
ピッチングはそれほどではないがローリングは激しく立ち上がると海に放り
出されそう、流石に荒海の玄海灘、波頭は白くなっている。船酔いを案じて遠景
を眺めながら大人しく座って行く、こんなことは久し振りだ。名護屋から25分
の航海で馬渡島、上陸しても案内板も無くどちらに行けばよいか不明、時計回り
に走ることにして先ずは防寒具を脱いで出発。港から出た処に古く判読困難な案
内図が有る、酒屋や漁協事務所が有り案内図では郵便局や駐在所も有り此処が
島の中心らしい。案内図に従い軽自動車が精一杯の狭い坂道で小中学校方向に
向かう、学校から反時計回りで教会を目指す。コースは当然狭く林の中を行く
ため景観は悪い、案内表示は無く人家も稀、とにかく上に向かうコースを選び
しばらく走ると十字路に出合う、さあ困ったと周囲を見回すと幸運にも同年輩の
男性が右手から歩いて来る。教会は左折して少し上に進むと右手に在るとのこと、
教示に従い左折して上るとすぐに林は途切れ右手に教会が見える、御堂教会は
旧紐差教会を移築した明治の建造物。

御堂天主堂


御堂天主堂


御堂天主堂


 教会から元の道に戻ると更に勾配を上る、この付近は集落のようで林の中に民
家が点在している、少し進み下りに掛かると右手に海岸沿いを下る道路が分岐、
あまり利用されていない様子だが一車線半で海岸沿いを時計回りで行くコース
のようだ、右折して崖の壁面に付けられたコースだが海は見えない、その上右手
の崖から多数の石が落ちている、こぶし大から中には子供の頭大まで散乱して
いる、とても避け切れたものではない、しかも左右から灌木の枝が覆い被さり
走る気が失せる、教会近くの十字路に出そうなのを確認して引き返す。元の道路
に戻ると再び上りとなる、少し上ると番所の辻との古い案内板に従い右折して細
道を上る、先程では無いが走り辛いコース、この島のコースは不思議と海は
見えない。しばらく上ると小さな駐車場に出る、頂上までのコースもバイクで
上れそうなので乗り入れる。頂上が番所の辻で素晴らしい景観で全周が見渡せる、
先程上陸した港も見下ろせる、しかし靄で遠望が利かず残念。

番所の辻から


 往路を戻ると元の道を進む、今度は下りとなりキャンプ場への入り口を探して
慎重に進む、馬渡館前を通過して下ると民家が点在して更に進むと海岸に下り郵
便局前を通過して港に戻る。島内はバイクだとゆっくりと回っても1時間半程度、
しかし徒歩ではかなり厳しい、教会と番所の辻を廻ると3時間以上は掛かりそう。
キャンプ場が不明だったのでコースを逆走する、上り勾配を進み馬渡館前を通過
すると少し上に古びた案内板を発見、軽でぎりぎりのコースに乗り落石の多い山
腹の急勾配を上る、少し進むと海側に出て今度は急勾配の崖を小さなヘアピンの
連続で下るコース、もちろん落石は更に多くなっている、遥か下方にキャンプ場
が見えている、この急勾配の難路を上る困難さを考えると二つ目のヘアピンで
断念。このキャンプ場を利用するには相当の覚悟が必要だ、徒歩なら60分は
掛かりそうだし車でも大変そう。港に戻り13:00の出航を待つ、郵正丸は昼前に
戻り乗組員は昼食で自宅に戻って行ったようだ。帰路の船は往路の中年の検査員
風男性、竹杖を突いた老人の他に老婦人と同年輩の釣り師そして工事人風の4人
組。同年輩の釣り師と話す、沢山のキャンプ装備を積んだ台車を引いている、昨
日から5人で釣りに来ていた、幕営は防波堤の一部で可能とのこと。

馬渡島


 名護屋でほとんどが下船して呼子では私と老婦人のみ、帰路の航海の揺れは
穏やか。呼子からR204に乗り名護屋を経て鷹島を目指す、取り敢えずは鷹島
入り口まで走り余裕が有れば鷹島を走るつもり。気温は温かく交通量の少ない
コースを快走して鷹島入り口の古保志気交差点に到る、k217に乗り丘陵地を北
西に走る、交通量の少ない快走路をしばらく走ると左手に鷹島が見えて来て鷹島
肥前大橋展望台が在る、鷹島や大橋を見下ろす絶景スポット、しかし靄が広がり
景観は期待できないのでパスして大橋に下る。橋を渡るとk109で脊梁に上り
k158に出合い左折。k158で島の南端を目指すがk158は島の中央部を走るため
海の眺めはほとんど望めない、南端に到るとすぐ目の前に松浦の街並みが見える、
此処からかなりの勾配を大小のカーブを描き海岸に下ると船唐津の小漁村。靄が
広がり眺めが今一つのため早々に往路を戻る、今回は北部の阿翁に向かうのは
パスして大橋に戻る。橋を渡りk217からR204に乗り継ぎしばらく東に走ると
k33に乗り換え唐津に戻る。


,19 平戸・馬渡島( 2 )

2019年12月25日 | 九州


 04/03 7:30出発、晴。
 天気は良好だが北風が強く冷たい、オーバーズボンを着用して出発。天気が
良いため今日は大碆鼻岬まで走ることにしてk19に乗り西に向かう。通勤時間帯
で交通量は多い、平戸からすぐの小丘陵を越えると内陸部の農地を走る、後続車
両は徐々に減少して行き対向車も少なくなって来る、主師トンネル附近から海岸
段丘上を行く、海岸線は美しく海は鮮やか。

主師トンネル附近


生月島


 崖上を走ると右手前方に生月大橋が見えて来る、若干靄が懸かり始めている。
k42に乗り継ぎ崖から下るとかなりの北風を受けながら生月大橋を渡る、生月島
を走りだすとすぐに前方の家並み越しに魚藍観音が見て来る。山田の集落に入る
と左手を注意しながら進み山田教会の案内に従い左折、すぐに丘陵に上ると畑地
を進み教会の案内に従い左折して集落に入る、細道を少し進むと山田教会。

山田教会


山田教会


 教会から集落内を下り観音の傍からk42に乗る、出発時の晴れ間は何処に
行ったのか教会を見学している間に雲が広がる、大碆鼻岬の眺めは期待出来ない
ためパスして往路を戻る。生月大橋を渡ると丘陵に上り春日集落の案内に従い
k19に右折、少し急勾配を上ると春日集落、棚田はまだ田起こし前のようだ。集
落を通過して山間を走り師子に下る、案内に従いk60に乗り換え穏やかな山間を
走り紐差の田園に下る、R383に左折するとすぐに紐差教会、白亜の教会も曇天
では今一つ。

紐差教会


 再びR383に乗り宝亀教会に向かう、ここも曇天では煉瓦も漆喰も映えない。
R383に戻りしばらく北上して平戸大橋を渡る、平戸口からR204に乗り少し
走ると信号の次の細道に右折、k221で丘陵の畑地を行くと前方に教会が見えて
来る、やたら車が駐車しているようで不安。駐車場に入るとほぼ満車、全て地元
№の車両で軽トラも多い、案内所を訪れると地元の集会をしており内部見学は不
可とのこと。今回の目的は内部見学よりも海岸へのコースを確認したかった、案
内人に正面からの細道で海岸に下れるか尋ねると廃道で全く通行不可とのこと、
かつては教会礼拝者の主要道だった筈、世界遺産になったのを機会に復活させて
ほしいものだ、長崎の教会はほとんどが海に向かって建てられているのだから。

田平教会


田平教会


 再びk221で丘陵の畑地を行きR204に乗る、丘陵地から海岸に下り江迎の集
落を通過してしばらく山間を走る、交通量はそれほど多くはないが狭い国道で後
方チェックは怠れない、吉井に到りk40新道を通過してk40旧道に乗り集落に
下ると佐々川を渡りk54に乗る。川沿いに穏やかな勾配を行く、交通量は少ない
快走路で小集落を繋いで走る、左右の山肌には満開の桜が点在する、しばらく
走りを楽しむと世知原の集落。バイパスは昨年走ったので今回は集落内を行く、
予想以上に大きな街だ、炭鉱資料館や石橋などゆっくり散策出来そうだ。世知原
からは急勾配で小塚岳の山腹を上る、カーブを繰り返してしばらく行くと小塚岳
トンネル、1.5km程の緩く下るトンネルを抜けると潜木の集落でR498に乗る。
上り勾配を少し進むと国見トンネルで佐賀県に入る、有田方面の景観が素晴ら
しいコース、しかし靄が広がり残念、右手に続く広大な棚田も田起こし前、水が
張られた時期に訪れたいものだ。カーブを繰り返し国見山の山腹を下る、交通量
は少なく走り易いコースで伊万里市街に入る。R202に乗り継ぎ少し東に進むと
案内に従いR204に左折して市街地を北上、市街を抜けるとバイパスに乗り継ぎ
更に北上、丘陵地をしばらく進むとR204に出合い乗り換えるとすぐに伊万里湾
大橋への入り口。更にR204を北上、交通量はかなり少なくなる、しばらく山間
を北上して福島への入り口に到る。左折してk103に乗り福島大橋を渡る、島に
入るとすぐに海の駅が在る、小さな駐車場に案内図が有りコースを確認。時計
回りに走ることにして出発、椿の時季は既に終わっているようだ、k103の交通
量は少なく走り易いコース。快走して塩浜に到ると石油ガス備蓄基地の案内に
従い左折、波打ち際を走るコースで対岸の伊万里方面の眺めが良好、しかし靄で
不鮮明。備蓄基地前を過ぎオートキャンプ場を通過すると工事による通行止め、
往路を戻り再びk103に乗り土谷棚田の案内に従い北上。少し内陸の山裾を
アップダウンの繰り返しで走る、左手は鷹島が見えたりして海の眺めが素晴らし
い、コースは狭い二車線だが交通量は少なく走り易い。しばらく走ると土谷棚田
に到る、田起こしが始まり一部には水も張られている、海岸まで続く棚田は夕陽
の絶景スポットとの案内。

土谷棚田


土谷棚田


 棚田から更に少し北上して鍋串の漁村を通過すると半島への上りとなる、
コースは更に狭くなり交通量は皆無、初崎展望公園への案内を通過して更に行く
とコースは狭く厳しくなる。初崎海水浴場で行き止まり、分岐に引き返し初崎展
望公園へ向かう、島を周回する県道の筈だがかなり急勾配の一車線、まるで林道。
前途不安に感じながら上るとすぐに公園、公園横のコースは桜の古木並木を行く、
立派な桜だが訪れる人が少ないようで手入れが悪いのは残念。

初崎展望公園


 桜並木を通過するとコースは益々怪しくなる、部分的には二車線になるが一車
線ギリギリでアップダウンして林間に入ると苔も付いている。原の集落では
かなり狭いコースで点在する人家を繋いで行く、案内表示は無く何度か民家に
行き当たりコースを探すのに苦労する。福島東岸ではk103は幹線では無く、
メインルートはどの集落からも福島漁港に出て西岸を利用するようだ、漁港への
コースの方が立派で案内も充実している。里集落では多数の小島が浮かぶ入り江
が広がり水を張った棚田と桜が美しい、大山の蛙鼻公園は満開の桜に包まれて
いるが車両乗り入れ禁止でパス。

里附近


 里からコースは海沿いで時折二車線になるが基本一車線半、端の集落に到るが
ここも福島漁港へのコースが立派。k103は再び山間コースとなる、暗い杉林の
細道をカーブを繰り返し進む、もちろんセンターには苔も付いている、県道表示
は全く無いためコースに不安を感じて進む。再び海岸に出るが狭路は変わらない、
おまけに路面は荒れており行き止まりにならないか不安。少し海岸を走ると再び
内陸に向かう、小道が分岐する処に小さな板に手書きで福島大橋の案内、案内に
従い農地を少し進むと海の駅のすぐ傍に出る。大橋を渡り再びR204に乗る、内
陸部の山間を走り鷹島への案内でk342に左折、琵琶の果樹園や棚田を眺め
ながら北上して再びR204に戻ると山間を快走。

琵琶畑k342


 今日も鷹島をパスしてR204で仮屋湾に下る、満開の桜と海の青のコントラス
トが美しいコース、玄海町に入ると海岸沿いを行く、交通量は少なく快走する。
仮屋湾から再び山間に入ると浜野浦の棚田、海まで続く棚田は土谷棚田より規模
は小さいがここも夕陽の絶景スポットの案内が有る、水が張られた時期にまた
訪れたい。

浜野浦の棚田


 更に山間の小さなアップダウンを繰り返すと玄海原発前を通過、すぐに名護屋
に到り名護屋大橋の手前で左折して漁港に下る、丁度白い船が接岸しようとして
いる。船腹には郵正丸の船名、馬渡島への渡船だ、接岸したので船員にバイクの
積み込みを確認、原付ならOKで510円、バイクの乗船は呼子からとのこと。

名護屋港郵正丸


 馬渡島へ向かう郵正丸を見送ると名護屋大橋を渡り唐津に向かう、この付近で
は国道や県道は複雑なカーブを描いて走る、案内に従いショートカットする地方
道を行く方が走り易い、k340からk23に乗るとすぐに唐津市街。


,19 平戸・馬渡島( 1 )

2019年12月22日 | 九州


 04/01 15:25出発、晴。
 晴天だが黒雲の塊が次々と流れ込む、北風は強く冷たい、朝から何度も強い
通り雨が降る、出発準備点検を始めるためバイクを引き出すと強い雨が降り出し
出発を躊躇う天候。防寒対策は一時間程度の走行なので上半身のみで出発、今回
も宿泊で回る予定のため装備は何時もの半分以下。六甲の登りはアイドリング
不足でパワーが上がらない、今日の裏六甲は珍しく交通量が多い、対向車ばかり
ではなく後続車も多く油断できない。例年なら桜の美しい時期だが山頂付近では
雪が舞う、グローブの指先がしびれ始める。表六甲の下りは交通量が少ないが
路面が濡れているため慎重に走る、ループ橋の下は昨年から通行止めのまま、
ループ橋に迂回する。ケーブル下から県道(k95)に乗り市街地を下る、案外順調
に走り六甲大橋を渡る。アイランドに到ると飲み物を購入のためダイエーに寄る、
店から出ると凄い雨が降っている、しばらく様子を見た後小康状態になって走り
出す、しかし再び風雨が強くなり五分ほどの走行でずぶ濡れとなる。フェリー
ターミナルに飛び込み乗船手続き後二階の待合室に上がる。しばらくすると日が
差し始めたのでバイクに戻る、地元西宮山口の中年ライダー二人がいる、挨拶を
交わし互いの予定を話す、彼らは阿蘇から長崎方面を走るようだ。しばらくする
と乗船開始、山口のライダーともう一人と同室、「つくし」は定刻に出航。

 04/02 7:15出発、晴。
 定刻に入港、7:00に車両甲板へ下る。7:15にトラックに続いて下船すると
そのまま出発、晴天で今日は快走かと心も軽く走り出す。しかしk25に乗る頃
から雨が降り出す、雨粒が見えるほどの降り方、昨日のことも有るのでk25新道
に乗ると商店の駐車場で雨具を着用。しかし再び走り出すと雨は小康状態、空は
明るくなるが前方には雲の塊が垂れ込め、北風は強く冷たい、防寒具を兼ねて雨
具着用のまま走る。下曽根の陸橋を渡りk25新道を西に向かう、何時もは走り
辛い旧道を順調に走って来たが今日のk25新道は交通量が多く走り辛い、R10
を渡っても交通量は減らずR322を渡るまで走り辛いまま。R322を渡りk269
からk61に乗る、k261は狭い田舎道だが何時も通り対向車がしばしばやって
来る、停車の必要はないが徐行は強いられ速度は出せない。k61は二車線の県道
で交通量は少なく走り易い、少し走ると合馬の集落に到る、筍の産地だが収穫時
期を既に過ぎたのか静まり返っている。合馬から竹林の山腹を上る、急勾配を
ヘアピンの繰り返しで上る。交通量は少ないが路面が濡れているため無理は出来
ない。峠を越えると小さなヘアピンを繰り返して下る、勾配が穏やかになると
畑ダムを通過してすぐにR200に出合い左折、R200は交通量が多いがバイパス
と交差するとほとんどがバイパスに流れる。直線フラットの国道をゆっくりと
走り直方市街に入る。駅前から更に市街を南下して再びR200に戻り、遠賀川
左岸堤防上の見晴らし良好のコース、交通量も少なく快走する。飯塚市街北郊で
バイパスに乗り換えると市街地を西に迂回する、八木山バイパス入口横からk60
に二段右折。k60の交通量は結構有る、しかし少し走ると大半が福岡方面の地方
道へ流れて行きほとんど皆無となる。九郎原とショーゲ越えの二つの峠を越える
と急勾配をヘアピンで下る、厳しい勾配で上りにはかなり苦労する、しかしこの
季節の山腹はサクラで美しい、小カープの連続では脇見もままならないが。須恵
町の小さな公園で休憩、駐車場やトイレも有りサクラが美しい。

須恵町の小さな公園


 再びk60を進むとすぐに宇美に到る、幾つもの道路が交差して交通量は急激に
 増加、流れに乗り西進、九州道の高架を潜るとバイパスを走りR2を渡り南福岡
駅東方でk49に右折、西鉄・JRと踏切を二つ渡り市街地を西に向かう。今日は
比較的交通量が少ないようだが右左折の地元車と信号が多くやはり走り辛い、最
初は大人しく我慢の走行だったが苛立ちが募り二度ほど車列横をすり抜ける。
R202を渡り福岡大横で再びR202を跨ぐと西に向かう、交通量は少なくなり
野芥でR263を渡る。少し西に進みk558と合流して南下、次の信号で再び西に
向かう、すぐに日向峠への上りに掛かる、大小のカーブで峠を越えると晴れ間が
広がり伊都の国は春爛漫、さすがに雨具は不要。伊都の国は桜が見頃で山肌に
里にピンクの塊が美しい、見通しは良く交通量の少ない快走路、左右の花を
楽しみながらのんびり走り二丈のスーパーで休憩して雨具を脱ぐ。二丈から海岸
沿いの快走路R202を走る、今日は珍しく交通量が若干多いようだ、フラットで
穏やかなカーブを繰り返す海岸コース、晴天で海は美しいが靄で遠望が利かない
のは残念。浜玉からk347に乗り虹の松原を走り唐津市街に入る、城の前の通り
は桜並木で今見頃、見とれながら走り西唐津で給油、k23に乗り換え唐津駅前に
引き返しk33に乗り継ぐ。すぐにだらだらの長い登りとなり山間に入る、久し
振りに走るコース、交通量は少なくコースは広く良好、峠でR204に合流して棚
田の中を緩やかなカーブを繰り返し下る、左右の山裾には満開の桜が点在する。

唐津R204


長閑な春のツーリングを満喫して福島大橋入口から国道は南に向かう、少し
南下すると伊万里湾大橋の案内に従い右折、最近の大橋は交通量が多くなった
ように思える、最初に渡った頃はほとんど他の車両に出会わず不安を感じて
走ったものだが。大橋を渡り再びR204に乗り海沿いを行く。長閑な春の海を
眺めながら快走、しばらく北上すると県境の手前で松浦鉄道の浦の崎駅、桜で
有名な駅で今が最盛期、駅周辺には観光客が溢れ観光バスも停車している。

松浦鉄道の浦の崎駅


福崎教会


 撮影後県境を越え今福を通過してしばらく走り松浦市街東部から海沿いの
バイパスに乗り換え道の駅で休憩。再びR204に乗り御厨を通過して東田平附近
に到ると右手に教会が見える、福崎教会のようなので立ち寄る。再び国道を走る
とすぐに田平市街、またも右手に教会が見えるがパスして平戸瀬戸市場に寄る。
田平教会は明日訪れることにして平戸大橋を渡り平戸のホテルに宿泊。

,18 長崎・平戸 教会巡礼(データ)

2019年12月18日 | 九州


 日程 2018.11.05-10
11/05(月) 15:25出発(27268.3)―16:35六甲アイランドFT(27293.8)
   晴  17:25乗船「やまと」―18:30出航
         走行時間1H10M 走行距離25.5㎞
11/06(火) 7:00車両甲板―7:05下船・7:15出発(27293.8)―9:05飯塚(27349.3)―
   晴  10:10永吉(27383.2)―10:45吉野ヶ里(27400.1)11:45―
      13:25道の駅鹿島(27451.0)13:35―14:20堤防道入口(27477.8)―
      14:50愛野教会(27491.9)14:55―15:20諫早給油―
      15:35グリーンH(27506.4) 泊
         走行時間7H20M 走行距離212.6㎞
11/07(水) 6:55出発(27506.4)―8:00長崎(27531.7)―8:40馬込教会(27550.2)9:00
   晴  10:40道の駅外海(27600.4)10:55―11:20大瀬戸(27615.3)―
      12:15早岐(27649.3)―12:30有田(27658.1)12:40―
      13:00伊万里(27669.1)―14:30唐津給油(27707.1) 泊
         走行時間6H50M 走行距離200.7㎞
11/08(木) 7:10出発(27707.1)―8:20伊万里(27743.6)―9:10吉井(27771.2)―
   曇  9:40田平教会(27789.5)10:00―10:05平戸口10:30―
      11:00道の駅松浦(27809.0)11:10―13:10唐津給油(27879.8) 泊
         走行時間5H05M 走行距離 172.7㎞
11/09(金) 7:15出発(27879.8)―加布里(27907.7)―9:30今宿(27949.0)―
   曇  10:35香椎大社(27971.7)10:50―12:30 R495出合(28011.0)―
      13:10若戸大橋(28032.6)―13:45門司(28043.7)―
      14:05新門司FT (28051.2)19:15乗船「つくし」―20:00出航
         走行時間6H35M 走行距離171.4㎞
11/10(土) 8:20車両甲板―8:45下船(28051.2)―10:00帰宅(28094.7)
         走行時間1H15M 走行距離43.45㎞

全走行時間 28H 15M
全走行距離 812.9㎞
消費ガス  12.73ℓ   燃費63.85km /ℓ

吉野ヶ里


吉野ヶ里


吉野ヶ里


吉野ヶ里


吉野ヶ里


 費用    47,922円
11/05日 8,978円
    食料 948円(発泡酒 948)、フェリー 8,030円(人5,350、バイク2,680)
11/06日 7,176円
    ガス 3.24ℓ 531円、食料 973円(発泡酒203、牛乳500m 157、納豆78、
    オニギリ2×100、2×110、115)、吉野ヶ里公園(シルバー割200、駐車料100)、
    泊 6,500円(泊6000、駐車料500)
11/07日 15,077円
    ガス 3.30ℓ 548円、食料 2,431円(発泡酒1p 980、焼酎900m 928、
    弁当380)、女神大橋10円、みやげ1,188円、泊 10,900円(2×5700-500)
11/08日 5,590円
    ガス 2.59ℓ 422円、食料 948円(ブリ握り580、イサキ刺身298)、
    みやげ1,920円、みやげ2,300円、泊 0円
11/09日 9,411円
    食料 1,331円(発泡酒3×178、オニギリセット298、オニギリ2×100、
    コロッケ2p 105、カップみそ汁96)、フェリー 8,030円(人5,350、
    バイク2,680)
11/10日 562円
    ガス 3.60ℓ 562円

 コース
05日 出発―k95―裏六甲―表六甲―k95―六甲大橋―六甲アイランド
06日 新門司港―カニ・カキ街道―k25旧道―下曽根―k25―小倉南IC―R322―
   香春―R201―道の駅糸田―R201―飯塚―k473―R200―原田―R3―
   永吉―R34―鳥栖―吉野ヶ里公園―R34―佐賀―山口―R207―
   道の駅鹿島―湯江―堤防道―R251―愛野教会―R57―諫早
07日 諫早―R207―R57―R34―日見峠―R34―長崎―R499―k29―k118―
   馬込教会―k118―R499―女神大橋―R202―道の駅外海―大瀬戸―k12―
   k205―小迎―R202―西海橋―早岐―R35―伊万里口―R202―伊万里―
   R498―k26―k251―大川内山―k251―k26―R498―R202―R204―唐津
08日 唐津―R204―R202―R498―伊万里―R498―k54―世知原―吉井―
   R204―江迎―k221―田平教会―平戸口―R204―道の駅松浦―R204―
   伊万里湾大橋―R204―k342―玄海町―k292―k23―唐津
09日 唐津―k347―R202―二丈―加布里―k571―k54―地道―福の浦―林道―
   芥屋―k604―k54―今宿―市道―福岡市街―R3―k24―香椎大社―k24―
   市道―R495―福間―k97―k69―赤間―R3―市道―k287―R495―芦屋―
   k26―R199―若戸大橋―小倉―門司―k71―カニ・カキ街道―新門司港
10日 六甲アイランド―六甲大橋―市道―R2―市道―山手幹線―夙川―k82―
   k16―船坂―k51―有馬―帰宅

馬込教会


馬込教会


馬込教会


馬込教会


黒崎教会


黒崎教会


三重町附近



,18 長崎・平戸 教会巡礼( 3 )

2019年12月15日 | 九州


 11/08 7:10出発、曇。
 唐津市街からの脱出に手間取りR204に乗ると通勤の流れに飲み込まれる、
慣れた街でも事前のコースチェックは必要と大いに反省。流れに従い伊万里に
到るとR498を直進して国見道に向かう、今日はしっかりとコース案内を見て事前
に三車線の中央を走り交差点を通過、少し田園地帯を走ると山際に到る。かなり
厳しい勾配をカーブを描きながら上る、交通量は少なく路面状況は良好で走り
易い、左手の斜面には広大な棚田風景が続きその先には有田の町並みまで見える
景観良好なコース、今日はあまり天気が良くないので再度好条件下を走りたい。
国見山の山腹を巻いて走り国見トンネルで長崎県に入る、トンネルを抜けると
高原状の農地が広がる、少し快走すると世知原温泉の案内に従いk54に右折。
k54は国道よりも整備された県道、広く路面状況良好で交通量も少ない快走路。
少し進むと約2kmの小塚岳トンネル、中程から下っているため出口が見えない、
上って来る対向車のライトで走り辛く緊張する。トンネルを抜けると林間の下り
となる、右手には国見山の斜面が広がるが天候不良で山は見えない。アップ
ダウンとカーブを繰り返し川沿いに下る、川に沿って更に下り谷が広くなって
来ると世知原の集落、案内に従い集落南部の迂回路を走ると集落西部で再び
k54に出合う、交差点の信号で停車すると直進はk11で平戸・松浦の案内、しかし
全面通行止めの案内板、この案内板が無ければ躊躇せず直進して道の駅松浦に
到っていた筈、ラッキー。左折してk54に乗る、民家の続く穏やかで長い下りを
快走して吉井の集落に到る、k40で集落を抜けてR204に乗り北上。R204は少し
交通量が有るがマイペースを維持できる、狭い国道を松浦鉄道と並走して江迎川
の谷間を行く、しかし北上すると空模様が怪しくなる、しばらく走ると江迎の
市街。江迎湾から台地に上り道の駅の手前からk221に乗り換え田平天主堂に
向かう、田園地帯を走ると雨がパラつき平戸島には薄いベールが懸かる。田平
教会には韓国からの団体がいて騒がしい、しばらく様子を見て退去を待っている
と入れ替わりに次の団体がやって来る、諦めて退散する、これも世界遺産登録の
影響か。

田平天主堂


 小雨の中平戸口に向かい物産館で休憩。雨が強くなりそうなので平戸の教会は
パスして雨具を着用して帰路に着く。R204はいつも通りで交通量は多くない、東
田平付近まで走ると雨は上がり空が明るくなる、どうやら雨は平戸附近だけの
ようだ、雨具が不快なため停車して脱ぐ。慣れたコースを快走して道の駅松浦で
休憩、雨の心配は無いようなので伊万里からR204で海岸沿いを走ることにして
出発。道の駅から海沿いをしばらく走り伊万里大橋で伊万里市街をパスする。
R204に戻り少し北上してk297が内陸に別れて行くとコースは独走状態になる、
少し内陸を走り福島大橋前を通過して内陸を少し北上すると鷹島大橋の案内、
k342に乗り換え更に北上。k342は狭い県道でアップダウンと小カープが続く、
交通量は少し有るので油断出来ない、少し進むと左手に棚田とその先の入り江が
見える、大浦棚田の傍で天気が良ければ素晴らしい眺めのようだ。

大浦棚田附近


 再びR204に出合い乗り換えると今度は西進、空が暗くなり雨がバラつく、鷹島
への交差点で鷹島は断念、R204をそのまま走り唐津に直行することに、この付近
の棚田や小さな半島は時間をかけて次回に巡る。R204で山間を抜けて仮屋湾に
下ると湾沿いを北上、玄海町で唐津の案内に従いk292に右折、農地を走り玄海町
役場前を通過して山間をしばらく東に進むとk23に出合う。k23に乗り換えて海岸
に下ると唐津は目前、市街地を走りホテルに戻る、小雨は続いている。

唐津市街


 11/09 7:10出発、曇。
 雨は夜半で上がっているが空模様はまだ不安定、予報では午後から好転する
らしい、門司に直行すると昼前に到着してしまう、ゆっくりと玄界灘沿いを行く
ことにする。市街からk347に乗り虹の松原を経てR202に乗る。R202はやはり
交通量皆無、空は暗いが海は穏やか、二車線一杯を使って走りたくなるが極稀に
対向車や後続が有るので自重、快走して二丈深江を通過し加布里でk571に左折
して北上、深江から交通量は増加しk571へも多くが左折する、k571を行くと
すぐにk54に出合い左折して乗り換える、大半の車両は右折して行く、k54は
フラットで走り易い。岐志の集落でk54は右手の山間に別れて行く、海沿いを
走るべく左折して地道に乗る、海抜2m程の波打ち際を進み福の浦に到る、この先
通行止めの案内板。犬の散歩の中年女性に確認すると岬を回ることは出来ない
とのこと、少し戻り芥屋の案内に従い狭い林道に乗る。急勾配の狭く小カーブの
続く林道は濡れておりパワー全開は不安、回転を落としてカーブをこなし峠を
越えるのに四苦八苦、景観は全く駄目。峠を越えて芥屋に下るとシーズンオフで
閑散としている、k604を少し南下すると再びk54に乗り海沿いに走る。松林を
走り抜け野北で交差点に出合う、直進は福岡の案内が有り広く立派なコース、
右はk85、k54は左折する。k54を少し走ると再び交差点に出合う、直進は此処も
立派なコースで案内は福岡・今宿とある、左折の案内は二見ヶ浦、停車して地図
で確認、左折がk54のようだ。左折するとすぐに海沿いに到る、北風の強い海岸
を走り二見ヶ浦を通過するとk54は南下する。砂浜の続く海岸を快走して今津橋
を渡ると今宿、再びR202に出合うがここで南下する国道に乗らず左折して市道に
乗る、交通量の多い市道で海沿いを進み福岡市街地に入る。コースは広くなる、
福岡市街は大都市のわりに走り易い、中心街を通過してR3に乗り香椎に向かう。
中心街を抜けると道路状況は悪くなる、その上交通量は多く走り辛い、香椎参道
口の信号からk24に乗り換え香椎大社に向かう、k24は乗るとすぐに踏切が2ヶ所
在りもの凄く渋滞している、車列のすり抜けも困難な狭いコース、苦労して香椎
大社に参る。

香椎大社


香椎大社


 往路を引き返すがやはり遅々として進まない、参道口の交差点に戻るとR3を
越えて北上、海沿いに到ると市街地を迷走して何とかR495に乗り北上。R495は
住宅地の狭い国道、交通量も信号も多く地元車が頻繁に右左折して走り辛い、R3
よりは走り易い筈と我慢の走行。少し交通量が減り信号も順調に通過するように
なる、流れのままに変わらぬ風景を漠然と眺めながら走り続けると左折R3バイ
パス・直進k97宗像大社の案内、慌てて地図で確認、福間で左折するR495の案内
を見落としk97に直進して東福間の北方に来ていた。約5kmを引き返すよりも
このままk97を進み続けることにする、宗像大社最寄りの東郷駅前を通過し赤間
市街地を走り抜ける、コースは狭く市街地を進むため地元車が多い、右左折する
車両で走り辛い、我慢の走行を続けてR3に乗る。国道に乗るとすぐに岡垣市街の
案内に従い側道に下る、鹿児島本線と並走してk287に乗り継ぐとすぐに海老津駅
前、駅前から岡垣市街を走り抜けると郊外の信号で大型車が何台も左折する、R3
に乗る車両かと思いながら直進、しかし直進がR3に乗るコースだった。信号が
青だったのでR3を渡り住宅地から高台を下るコースを適当に走り再びk287に
乗る、田園地帯を少し北上してR495に出合い乗り換える。R495の交通量は
かなり少なくなっており走り易い、芦屋に入り競艇場前を通過するとR495は左折
するが直進してk26に乗り継ぐ。遠賀川を渡ると若松区を走りR199に乗り継ぎ若
戸大橋を渡る、戸畑区に渡ると高架下を苦労ながら走る、出来るだけ流れに乗る
ように努力して大型車に挟まれて進む、左手の海を眺める余裕も無くひたすら前
進を続け小倉駅前を通過して門司に向かう。門司駅とk71新門司港の案内に従い
k71に右折、k71も狭く渋滞している、大型車に挟まれ信号も確認出来ない。大型
車に続いて行くと自動車道の高架を潜る、この付近から信号も少なくなり流れは
良くなる、しかし交通量はまだかなり多い。山間をしばらく進むと海岸に下る、
k25出合の交差点で右左折する車両が大混乱、交差点を直進して集落の細道を
抜けカニ・カキロードに乗り新門司FTに到る。今日は週末ダイヤで出航が通常
よりも80分遅く乗船までの時間潰しに苦労する。19:15乗船、バイクは10台で
大半が福岡№のライダーグル―プ、船室は5人。

 11/10 8:45下船、出発、晴。
 8:30入港して車両甲板に下る、福岡№のライダーグル―プが早くからエンジン
を吹かし騒音が不快、トラックが多く下船に時間が掛かる、中央列のトラックが
下船してやっと順番が来る。8:45下船、今日は土曜日で裏六甲は走れない、船坂
経由の帰路となる。到着が遅く港湾道は混雑しており大型車に挟まれ六甲大橋を
渡る、橋を下ると市道を北上、R43は大型車で混み合っているので更に北上して
R2に乗り東進。R2はかなりの交通量だが予想通り大型車はほとんど無し、流れ
も好調ですぐに本山南部に到り市道に左折して北上、JRの線路を潜ると山手幹線
に乗り換え東進。山手幹線の交通量はそれほど多くないが地元週末ドライバーが
右左折して煩わしい、芦屋駅前を通過して西宮に入ると夙川駅から川沿いを北上。
少し走るとk82に乗り継ぎ六甲山地を目指す、k82は急勾配の狭い県道で信号も
多く交通量も多い、十数台前にトラックがいて車列は遅々として進まない、この
勾配でマイペースが維持できないと低速ギア―で思い切り吹かすしかない、
バイクに申し訳ない。住宅地を抜けて山間部に差し掛かるとk82は広くなりマイ
ペースで走る、交通量は結構有るが比較的走り易く快走して船坂に到る、数年
走っていないうちに六甲越えの盤滝トンネルは無料になっていた。船坂からk51
に乗り換え有馬温泉を経て帰宅。