60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

東日本縦断 北部 2019( 3 )

2020年01月29日 | 北日本
 9/03 7:05出発、晴。
 昨夜は21時頃から雨が降り始め断続的に未明まで降る、5時にテントを出る
と濃い霧が立ち込めている、テントは濡れたままパッキングするしかない。霧の
中を出発、コースの予定は変更して蘭越から日本海側に出るつもり、d97に乗り
少し走ると霧は薄くなり羊蹄山が見えてくる、濃霧が流れているのは東山麓の京
極付近だけのようだ、真狩に到ると羊蹄山は全貌を現すが逆光。

京極付近


京極付近


 d66に乗り継ぎ西に向かうと右前方にアンヌプリが美しい、空は快晴、諦めて
いたパノラマラインに向かうことにする。ニセコからの登りは交通量が少なく昆
布温泉からは完全に独走、湯本温泉を通過するとすぐにd58が右に分岐する、
ここから小カーブとヘアピンを繰り返し勾配を上る。昨夜の雨で空気が澄み山も
木々も鮮やか、上空は文句無しの快晴、午前もまだ早い時間で靄も無くダケカン
バの木肌の白が美しい、ライダーをやっていて良かったと思えるツーリング日和。
神仙沼の駐車場には工事関係車両が2台と観光客らしい乗用車が1台。共和町の
下りで地元№の車数台と出会い札幌№のバイク2台に追い越され小カーブを
繰り返して下る、積丹半島は靄で不鮮明、泊の原発は鮮明に見える。

パノラマライン


パノラマライン


泊方面


岩内方面


 岩内に下りR229に乗る、岩内町内では若干交通量が有るが雷電のトンネルを
抜けるとほとんど無くなる。右手の青い海原を眺めながらひたすら走る、路面状
態が悪いのには閉口する。寿都の道の駅で休憩して島牧を経て瀬棚で給油、瀬棚
を出て少し走るとd740に乗り太櫓・太田と海沿いを行く、しかし靄が広がり
海は不鮮明、更に海岸沿いを走り熊石で幕営。

鷹ノ巣岬附近


水垂岬附近


太田


 9/04 6:55出発、晴。
 今日も快晴、出発準備をしていると顔の周囲に蚊が集まり閉口する、何か所も
目の周りを刺されて終日見え辛かった。昨夕も蚊が多かったがこのキャンプ場は
これほど蚊が多かったかなと思う。キャンプ場から下ると目の前に日本海が
広がる、今日の海も穏やかで真っ青、ここの短い下りは好きな眺めの一つ、海岸
に下りR229に乗る。もちろんR229はほとんど交通量が無く快走、乙部でR227
と合流する、今日はそれほど交通量は増えなく快走して江差に到る。江差からも
快走して上ノ国に到る、市街地に入るとd5との交差点でガードマンが交通整理
をしている、工事かと思っていると交差点は新しくロータリーになっていた、完
成して間もないらしく戸惑う車両の整理でガードマンが立っているようだ。上ノ
国からお馴染みのコースを快走、木ノ子に到るが少し靄が懸かっているようで遠
望は駄目、小砂子に寄った後更に快走して松前に到る、道の駅で休憩。

木ノ子附近


小砂子


小砂子


小砂子


小砂子


 松前からはヤバイコース、法定速度を守り我慢の走行。好天なのでトラピスト
に寄る、観光客が20名余りいる、平日なのにこの人数かと思う、50年前に来訪
した時は観光地になっていなくて他に誰もいなかったのに。

当別附近


トラピスト


トラピスト


トラピスト


トラピスト


 ガスのリザーブ切り替え時期を過ぎているようなのでチェックする、ほとんど
ゼロを指している、前日の給油でコックを切り替え忘れていた、大変なことに
なるところだった。当別にGSが在ると思い込んでいたが間違い、冷や汗もので
茂辺地まで走り給油。七重のFTで明日のフェリーを予約して東大沼に到り設営、
このキャンプ場は今日も利用者が多いがサイトはかなり傷んできたように
思える、マナーも悪くなったのかも、好きなキャンプ場だが他を要検討かも。

大沼


大沼


大沼


大沼


大沼



東日本縦断 北部 2019( 2 )

2020年01月26日 | 北日本
 8/30 7:05出発、曇。
 予報では晴れそうだ、内陸コースで岡島に向かうことにしてR239に乗る、工
事現場に向かう車両がかなりの速度で追い越して行く。上興部で前方の天北峠を
見ると雲が垂れ込めている、内陸コースは雨具が必要なようだ、今日は珍しく
早々に引き返した。海岸方向に向かうと青空も覗いている、20分程ロスしたが
その後は快調に走る。宇津からd883に乗る、ガスが不安だが沢木には十分と
思う、丘陵地の牧草地を行く快走路だが雲が垂れ込めていて景観は今一つ、交
通量はほとんど皆無でアップダウンもあまり気にならない。沢木でR238に出
合い給油して北上、R238の交通量は少ないが大型車も乗用車も80km以上を
出しているので油断しているとすぐに後ろに付かれる、数分ミラーをチェック
していないと猛スピードで追い越されて驚くこともある。右手のオホーツク上に
は青空も見えるが前方には雲が広がる、風は弱いがかなり寒い、ジャケットの
インナーを持って来るのを忘れた、対向するライダーの多くは雨具を着用して
いる。少し北上すると枝幸付近には青空が見える、青空に向かいひたすら走り岡
島地区に到ると弱いが日差しを浴びる、岡島からの帰路は雨具の上着を着用。
R238をしばらく南下して幌内川を渡るとすぐに右折して農免道路に乗る、少し
西に走ると左折して更に進むが案内も人影も無い。しばらく進むと十字路に出
合うが進行方向が不明、左の道路の遥か先にライトが見える、近づいて来たのは
地元の軽四で合図すると止まってくれる、中年の二人連れで丁寧に教示してくれ
る。しかし熊が出没しているから行かないほうが良い、地元の人はほとんど行か
ない、今までのコースを南下して突き当りで右折すると行ける、突き当りに農家
が在るからそこで情報を得てから行くようにとのこと。教示に従い突き当りを右
折したが農家には人影が無い、農家からすぐにダートになり1.5車線コースは両
側から背の高い草が覆い被さる、前方の山には雲が垂れ込めている、躊躇せず
引き返す。雄武西方の丘陵地に広がる牧場地帯をアップダウンの繰り返しで快走、
何時も国道を通過しておりその横にこんなに広々とした景観が存在するとは予
想も出来なかった、天気の良い日にもう一度走りたい。南下する農道を少し走る
と共栄小学校近くでd49に出合う、天気が良くないため内陸はパスして左折して
海岸に向かう。雄武の少し南からからR23に乗り換え海岸沿いをしばらく南下
して沢木から往路を走り西興部に戻る。


 8/31 7:50出発、晴。
 今日は雨の予報で停滞することにした、しかし夜明けから結構青空が広がって
いる、かなり不満。西や南の空は雲が重いがすぐに降りそうもない、池田氏は
少し枝沢を探ってみるとのこと、雨はすぐに降りそうもないのでサンルダムまで
走ることにする。R239に乗り西進、昨日引き返した上興部を通過して天北峠の
登りに掛かる、霧が懸っているかと思ったが濡れずに峠を越える、土曜日で数台
の乗用車と出会う、下川へ下ると青空が広がる。下川からd60に乗り北上、d60
の入口は市街地の小路で分かりにくいがすぐに広くなる、交通量のほとんど無い
穏やかな勾配とカーブを快走してダムに上る。工事開始当初から進行を見ていた
ダムは満水状態、昨年訪問できず貯水過程が見られなかったのは残念、曇天で
ダム湖の眺めは今一つ。

サンルダム


サンルダム


 下川に戻ると天候は更に良くなり最早晴天、このまま引き返すのはもったい
ない、岩尾内湖を廻って帰ることにする。下川で給油してd101に乗り南下、牧
草地で交通量の少ない快走路、久しぶりのコースをしばらく楽しむとd61に出
合い左折。岩尾内ダムの下流には蕎麦畑が広がり今花盛り、急勾配でダムに上る
とダム上を進み対岸の展望台に向かう、ダムを渡り切ったすぐ横に階段が有る、
展望台は利用者が少ないようで草に覆われている、周囲も小灌木が茂り見晴らし
は今一つ。ダムが湖畔を走り上紋峠を越え南札久留に下りd137に乗り換え西興
部に戻る。午後は時折強い雨が降る、野外ステージに避難して寛ぐ。

岩尾内ダム附近


岩尾内ダム


岩尾内ダムより


岩尾内ダムより


 9/01 7:00出発、晴。
 夜明けから晴天、昨夜は早立ちに備えてステージに設営、夜間の雨からは
救われたがコンクリートの床は冷えよく眠れなかった、二者択一、出発作業は
日が差し汗を掻く。ジャケットのインナーを外してR239に乗る、背中に日差し
を受けかなり暑い、シールドを上げジャケットのファスナーを開く、道の駅を通
過して天北峠の上りに掛かる。今日も雲が垂れ込めている、昨日同様に峠の
向こうは晴れていると信じて進む、しかし峠を下る頃から雨がパラつき始め前方
の空は暗い、少し下ると本格的に降り出したので雨具着用。下川市街では雨脚が
強くなるが市街地を抜けると空が明るくなる、このまま晴れるのかと思ったが名
寄を経て風連から朱鞠内湖に向かうと雨は再び強くなる。今日は日曜日なのに
d729は少し交通量が有る、R275と合流して湖畔を進む、雨は一時的に上がった
が周囲には黒雲が広がっている、地元№の乗用車が結構追い越して行く、日曜日
で旭川へショッピングに向かう人々かも。朱鞠内・添牛内と通過して南下、再び
雨脚が強くなり雨具の上からでも身体に霰か雹かと思う衝撃を受ける。不思議と
今日は後続車が多く、凄い速度で追い越して行く、ミラーチェックを怠らず
ひたすら前を睨み直進する。幌加内市街に入ると何かイベントが有るようで人が
大勢集まっている、市街を出ると後続車は何時も通りの頻度になる、しかし今度
は対向車がかなり多くなり10数台ずつが連なってやって来る、やはりイベント
参加者なのだろう。雨は小康状態となる、しかし幌加内峠附近から再び強く降り
出す、その後も雨は続き強弱を繰り返す、沼田へ数km附近から雨雲は途切れて
すぐに青空の下に出る。色付き始めた稲田の中を走り秩父別への農道に乗る、秩
父別から妹背牛に到りd47からd94に乗り南下。d94は主要道らしく地元車が
行き交う、少し走るとR12に出合い乗り換えて西進、5km程進むと道の駅東隣
からd564に乗り換える。d564は丘陵地を越える穏やかな勾配で登りより下りが
長い、交通量は少なく広く走り易いコース。R38に出合うと直進して空知川を
渡りd227に乗る、広い道々で交通量は少なく走り易い。少し進むと赤平市街西
端を山沿いに走り、赤平炭鉱遺産施設に寄る。

赤平炭鉱遺産施設


 d227を更に走り茂尻からR38に乗り少し東進して芦別に到り道の駅で休憩、
今日の道の駅は日曜日の昼時だからか混み合っている、駐車場はほぼ満杯でライ
ダーグループも多い。道の駅からスーパーを探して市街地に入る、すぐにマック
スバリューが見つかり食料購入、給油してR38を少し進むと上芦別公園の案内
に従い左折、d365からd567と上芦別市街地を走り抜け上芦別公園に到る。公園
には二組の家族が野外ステージでバーベキューをしているのみ、日差しが強く
暑い、朝の天気は何だったのか、設営後日陰で寛ぐ。今日の幕営は一人だけ、駐
車場に車中泊の軽が一台。上芦別公園は芝の広い快適サイト、富良野へ60分と
立地も良い、買物も山部に比べると便利だし旭岳や十勝岳へも近い、今後はここ
をもっと活用したい。

 9/02 7:00出発、晴。
 夜明けから好天、R38に乗り芦別を経て茂尻からd114に乗り換える、すぐに
丘陵を越える長い登りが始まる。勾配は厳しくないがフル装備の愛車には辛い、
交通量は対向車が若干有るが少ない、峠のトンネルを抜けると歌志内に入り
d114は下りとなる。緩やかな勾配を下ると市街地に入る、瀟洒な別荘地のよう
な街並だが人気は無い、通勤通学の時間だが行き交う車はほとんど無く通学の
小学生の姿も無い、さすが日本一人口が少ない市と納得。市街地を抜けるとd114
は左折して南下、すぐに丘陵になり長い登りで峠を越えると上砂川町に入る、
少し下りd115と合流して上砂川の市街に到る。歌志内同様に静かな街並み、郊
外の炭鉱資料館や地下無重力実験施設跡前を通過してd114は南下、丘陵地の林
間を行くコースは広く勾配は穏やか、心地良いカーブで行く林間には時々小さな
牧草地が現れるだけ。交通量はほとんど皆無で独走、エンジン音が申し訳ない
ほど静かな林間快走路、もう少し勾配が大きければエンジンを切って走れるの
だが、新緑の頃にもう一度走って見たいコース。奈井江町に入り丘陵地を下り道
央道の高架を潜るとd1130に左折して乗り換える、d1130は稲田の中のフラット
をほぼ直線に南下する、交通量はかなり少なく信号は無いが数ヶ所の一時停止に
は参る、快走して美唄からR12に乗る。R12は予想に反して交通量は少ない、
大型車はほとんど無く20台程の車列が追い越すとしばらく独走、路肩の余裕は
充分で走り易い、しかし市街を繋いで走るため信号が多い。三笠・岩見沢と通過
して江別に到る、バイク屋が見つかったので少し早い目だがオイル交換と空気圧
のチェック。江別から交通量は少し増えたがまだ走り易い、札幌に入り厚別に
到ると交通量も増えるが信号が増えたのは辛い、我慢でR12を進み大谷地から
市道に乗り換え札幌ドームを目印に走る、二人の人にコースを尋ねて迷走する
ことなく無事真駒内に到る。R230に交通量は中心街と同様で結構有り信号も
多い、定山渓付近で信号は減るが交通量は変わらない、温泉街を通過した後は
ヤバイコースなので慎重に走る、やはりネズミ捕りに出会う。中山峠の道の駅で
休憩、羊蹄山は雲が懸かり駄目、このコースは午前の早い時間に走るのが美しい
景観に出会える。


東日本縦断 北部 2019( 1 )

2020年01月22日 | 北日本

 8/25 13:40出発、晴。
 舞鶴定番コースに乗る、バイクの調子を確認しながら走る、久し振りのフル装
備なのでブレーキの利き具合を慎重にチェック、まだ感覚が戻っていないため
下りでは押さえ気味の速度で走る。バイクは5月の九州以後週に数キロ程度しか
走らせていない、バッテリーが上がりかけているが今のところ快調に走っている、
6月の北海道出発に備えて万全のメンテナンスをしていたから当然か。天候は良
好だが雲が多く日差しを遮ってくれる、気温は三田付近で27℃、綾部附近の山
間部では24℃と快適。日曜日の午後だが今日はR173も府道f1も対向車が多い
ような気がする、海水浴帰りの乗用車が多いのかも、快走して東舞鶴に到り
フェリーターミナルに到る。乗船手続きを済ませる、部屋はA15だからかなり
混み合っているようだ。19:00にバイクを待機場所に運ぶ、防府№のカブ110の
ライダーと話す、少し年下のようだがかなりのベテランだ。22:55「アカシア」
乗船、車約80台バイク40台程、乗船したが船室への通路が解放されず10分
ほど待たされライダーの列が出来る、こんなのは初めて。船室は6人。
23:50定刻出航。

 8/26 晴。
 終日穏やかな航海が続く、船内はかなり混み合っている。20:25ロビーに行く
とすぐに車両甲板への案内、バイクが先頭で下船、防府のライダーと一緒に下船、
彼はライダーハウスに泊まるらしい。気温は17℃とのことだが蒸暑い。

 8/27 7:00出発、晴。
 天気良好、港湾道を走りFT・築港駅前を通過してR5に乗る、交通量は
何時もより若干少ないようだが速度は出している、後方チェックを怠らないよう
に走る。やはりバッテリーの調子が悪い、慎重に走らせる。銭函を通過して交通
量はさほど減らない、R337は大型車も多くミラーチェックは頻繁に行う。花畔
ICからR231に乗り換えるがやはり交通量は減らない、むしろ札幌方面からの
車両が加わり多くなった、信号では石狩新港の職場に向かう車で渋滞している、
車列の左をすり抜けて前進、この道路では初めての経験。石狩川を渡るとさすが
に交通量は少なくなる、八幡・望来と通過して海岸線を厚田に向かう、左手には
石狩湾越しに積丹半島が美しい。

望来


 厚田市街地の入り口で給油、市街地を走り抜けて道の駅で休憩、開店前だが利
用者は多い、フェリーで一緒だったらしいライダーも何人かいる。天気良好で気
温は20℃ぐらい、しかしさすがに北海道、長時間の走行で体が冷えている、
ジャケットのインナーを装着して出発。市街地に戻りd11に乗り換え東に向かう、
少し農地を行くと山間に入る。勾配は意外と穏やか、コースは広くカーブは
緩やかな快走路、今日は平日なのに対向車が結構有る。昨年走った時は一台しか
出会わなかったが、今日は数台の乗用車と若いライダー数人と出会う、どれも札
幌№だから好天に誘われて出かけて来た地元の人のようだ、こんなコースを走る
よそ者は珍しいのか追い越すライダーは挨拶を送ってくる。勾配が少し強くなり
カーブが小さくなると稜線に出る、厚田側から走るとどうも景観が良くない、
逆行のほうが断然良かった。市境を越えると少しきつい勾配を小カーブの連続で
一息に下る、対向車が有るので慎重に下り青山中央に。d28に左折して北上、
何時もは工事関係の車両が少し走るだけだが今日は乗用車やバイクが少し
混ざる、マイペースで快走。四番川からR451に乗り換える、国道を少し上ると
青山トンネルで町境を越えて長い下りを走る、交通量はほとんど無い。しばらく
下ると吉野の小集落、まったく人気の無い集落を走り抜けると田園地帯を快走、
学園の小集落を抜け里見峠を越えると少しでR275に出合う。右折して乗り換え
るとすぐにR451に出合い左折して石狩川を渡り滝川市街に入る、市街地を東進
して郊外に到るとR38に直進。滝川からはd227で空知川左岸を赤平に向かう
つもりだったが、気付いた時には東滝川を通過していた、引き返すよりも赤平の
方が近い、少し国道を進むとd224に乗り換え赤平市街に入る。閑散とした市街
をd114で走り抜け茂尻から再びR38に乗る、少し東進して芦別市外に到ると
道の駅で休憩。道の駅から富良野に向かい南下、R8でも結構ライダーに出会う。
快走して富良野に到ると食料を購入してd985で山部に向かう。キャンプ場には
多くのテントが建っている、設営して寛いでいると近くに若い男性が大型テント
を設営する、苫小牧の人で、バーベキューセットなどかなり大がかり、グループ
の先遣用員のようだ。蚊が多くなってきたので蚊取り線香を探すが忘れて来た。

 8/28 7:25出発、曇。
 今日は昼前後から雨の予報、降り出す前に本別に到着して設営できるかが問題。
曇天だが雲はまだ高い、晴れ間も一部に見える、急げば雨に合う事はないだろう。
山部駅前からR38に乗る、交通量はかなり有り工事関係など大型車両も多い、
樹海峠を越えるのは走り辛いようだ、金山湖から南富良野に向かうことにする。
演習林からR237に右折、交通量はほとんど無くなる、金山からd466に左折、
すぐに踏切を渡り金山ダムへの勾配を上る、工事用トラックに追い越されたのみ
で快走して南富良野に到りR38に乗る。空模様が怪しいので道の駅はパスして
先を急ぐ、幾寅駅前を通過すると何時もの通り交通量は少なくなり走り易くなる。
しかし雨がパラつく、周囲の山の頂上付近は雲が架かるが雲はまだ高い。畑地の
フラットを走り山間に入ると穏やかな勾配で落合に上る、落合を通過すると霧雨
となる、水滴は小さく峠を越えれば晴れるだろうと走り続ける。コースは広く勾
配は穏やかで交通量も少ない快走路、しかし霧は増々濃くなり水滴は大きくなり
周囲の景色は見えなくなる。高度を上げると更に霧は酷くなりそう、路肩に停止
して雨具を着用、再び上りだすとすぐに本格的な雨になる、そのうえ霧は更に
濃くなり視界はかなり悪くなる、交通量は少ないが路面に水が浮き出している、
急激な運転操作は危険、ひたすら路面を睨み速度を抑えて左端を直進する。
シールドを拭いながら峠に到ると視界は10m程度しかない、徐行で峠を越え覆
道に入る、しかし覆道内にも霧が流れ込み視界は50mも無い、速度を抑えて慎
重に下る。覆道を出るとしばらく小さなカーブが続く、急激な操作にならない
ように速度を落とし30kmを超えないように注意する。慎重に下り五合目付近に
到ると霧雨になる、視界も良くなって来てこのまま下ると霧は晴れると期待を
持ったが、二合目まで下っても霧は晴れない。屈足方面への林道に乗り換えると
霧は薄くなる、雨は強くはないが降り続く、d593に乗り換え屈足温泉を経て岩
松から東進して道の駅瓜幕で休憩。新調した雨具と靴のおかげでほとんど濡れて
いない、以前なら既に下着まで浸み込み靴の内部もずぶ濡れだったのを思うと、
かなりの出費だったが効果は有った。道の駅からR274を東進、このままでは本
別で設営できるのかと不安を感じる、前方の空には明るい部分も有るが南からは
黒雲が流れて来る。士幌市街西端まで雨は降っていたが、市街地を通過して東端
に到ると雨は降っておらず路面も濡れていない、R274を渡りd134に乗り継ぎ
東進。雨がパラつくこともあるが降られることはなく本別に到る、静山は昨年
一緒だったマイクロバスの団体が設営しているのみ、翌朝その中の一人で同年配
男性から「去年も居たよね」と声を掛けられる。雨が降る前にと急いで設営。食
料購入を兼ねて太田モータースに出かける、バッテリーがダメになりウインカー
が点滅しなくなっている、バッテリー交換。寛いでいると夕方から降り出した雨
の中を友人のS氏が訪ねて来る。

 8/29 7:25出発、曇。
 予備日に当てていたが天気は不良、周辺を走るにしても面白くない、移動日に
する。昨夕到着した八王子№大型スクーターの同年配男性と話しながら撤収作業、
ほとんど濡れたままでパッキング。周辺の山には雲が垂れ込め多分に不安を
感じるが出発、コースは単純にR242を北上とする、足寄までは現場に向かう
らしい車両が多く緊張する。足寄から交通量は激減するがどの車も80km以上で
迫って来るので後方チェックは怠れない、天気不良で景観を楽しめずひたすら
前方を睨みながら走り陸別で給油。

陸別


陸別


 再びR242を北上し池北峠を越えて置戸に下る、置戸から丘陵の畑地を走り
留辺蘂に到る、留辺蘂からも交通量は少なく余裕で走る、生田原を経て遠軽に
到る。R333に乗り換え西進、大型バスや工事用大型車など交通量は多い、瀬戸
瀬からは旭川紋別道が無料開放でR333はほとんど独走状態になる。丸瀬布では
周囲の山に雲が垂れ込め雨がパラつき出す、d305に右折した処で停止して雨具
を着用、金八トンネルを抜けて紋別に下ると前方は雲の海、空の一部には青空も
見えるが不安。d137に左折して峠に上ると雨が大粒になり前途不安、峠を下り
中立牛を経て滝上に到る、雨は上がり路面は乾いている、しかし北方の空には黒
雲が広がっている。ここで幕営するかと思ったがまだ時間は早い、西興部に
向かうことにしてd61に乗る、滝上市街を抜けるとかなり強い雨が降り出す。
南札久留からd137に乗り換え札久留峠を越える、峠から雨が上がり雲は高く
空も明るくなる、快走して西興部に到る。

西興部


 キャンプ場には昨年一緒になった旭川の釣り師I氏が設営している、挨拶
して隣に設営。他にソロテントが二張り建っている、I氏によるとライダー
らしい。夕方戻ってきたのはどちらも中年ライダーでオフロードを走っている
ようだ。

,19 九州 北部( データ )

2020年01月19日 | 九州

 日程 2019.5.08-14

05/08(水) 15:30出発―買物(15M)―16:35六甲アイランドFT(29193.1)
   晴  17:10乗船「やまと」―18:30出航
         走行時間50M 走行距離24.5㎞ 
05/09(木) 7:00甲板へ―7:10下船 出(29217.6)―8:55直方(29263.1)―
   曇  9:30飯塚(29279.7)―10:35南福岡(29308.3)―
      12:00二丈(29345.6)12:15ー2:55唐津(29367.8)―
      14:00名護屋 給油(29401.3)―波戸岬C(29406.7)14:25―
      浜野浦棚田―大浦棚田―16:00唐津(29447.4) 泊
         走行時間8H25M 走行距離229.8㎞ 
05/10(金) 7:15出発(29447.4)―7:40大浦棚田(29460.7)7:50―
   晴  8:25土谷棚田(29479.8)8:35―9:10伊万里(29500.1)―
      10:40平戸口(29551.2)10:55―田平教会―
      12:25佐世保 給油(29596.7)―13:50小迎(29636.5)14:10―
      14:40伊佐ノ浦C(29648.1) 泊
         走行時間6H30M 走行距離200.7㎞ 
05/11(土) 7:20出発(29648.1)―8:45琴海R206出合(29695.4)―
   晴  9:05長与(29705.1)―9:40矢上R251出合(29721.5)―10:40小浜―
      11:20口之津―11:45フェリー12:15鬼池12:20―
      13:15南下田 給油(29810.0)―13:35大江教会(29820.4)13:45―
      崎津教会―14:40福連木C(29849.2) 泊
         走行時間6H10M 走行距離201.1㎞ 
05/12(日) 7:20出発(29849.2)―7:45本渡(29869.7)―8:45松島(29901.9)―
   晴  9:15三角―9:50道の駅不知火(29939.2)9:55―
      10:40美里町 給油(29959.6)―11:50内大臣橋―
      13:10服掛松C(30027.1) 泊―(15M)買物往復(30036.7)
         走行時間6H00M 走行距離187.5㎞ 
05/13(月) 7:05出発(30036.7)―8:30 k213出合(30085.1)―
  曇―晴 9:35小国(30122.8)―10:30日田 給油(30154.6)10:40―
      12:05道の駅英彦山(30198.1)12:30 買物(30M)―
      14:40門司FT(30252.0) 17:40乗船「やまと」―18:40出航
         走行時間6H40M 走行距離215.3㎞ 
05/14(火) 7:05甲板へ―7:20下船 出(30252.0)―8:20帰宅(30275.4)
         走行時間 60M 走行距離23.4㎞ 

 全走行時間 35H 35M

 全走行距離 1,082.3㎞  

 消費ガス  18.98ℓ   燃費57.02km /ℓ

浜野浦棚田


大浦棚田


大浦棚田


土谷棚田


土谷棚田



 費用    38,649円

05/08日 8,685円
    食料 905円(発泡酒1p 948)、
    フェリー 7,780円(人5,180、バイク2,600)
05/09日 7,389円
    ガス 3.74ℓ 583円、食料 1,106円(発泡酒2×175、アジ刺身258、
    弁当398、税80)、泊 5,700円
05/10日 4,565円
    ガス 3.32ℓ 478円、食料1,127円(発泡酒3×162、納豆85、ハム278、
    ベーコン116、オニギリ3p 162)、土産1,780円、泊 1,180円
05/11日 3,272円
    ガス 3.50ℓ 564円、食料 768円(発泡酒3×190、魚ソーセージ198)、
    フェリー 940円(人390、バイク550)、泊 1,000円
05/12日 3,408円
    ガス 2.45ℓ 360円、食料 2,008円(発泡酒2×153、焼酎900m 819、
    納豆78、カニカマ78、ベーコン198、巻き寿司380、税149)、
    シャワー 100円、泊 940円
05/13日 10,943円
    ガス 3.37ℓ 525円、食料 1,558円(発泡酒3×178、ベーコン298、
    コロッケ2p 105、オニギリ3p 200、100、108、カップみそ汁98、
    税115)、土産 1,080円、フェリー 7,780円(人5,180、バイク2,600)
05/14日 387円
    ガス 2.56ℓ 387円、


田平教会


口之津港


大江教会


大江教会


大江教会



 コース(計画)

08日 出発―k95―裏六甲―表六甲―k95―六甲大橋―六甲アイランド
09日 新門司港―カニ・カキ街道―恒見―k25―下曽根―k25―k269―k61―
   R211―直方―R211―飯塚―R200―k60―宇美―南福岡駅―k49―野芥―
   福岡外環状線―k49―二丈―R202―k347―唐津―k320―農道―k340―
   k47―名護屋―R204―k301―R204―浜野浦棚田―大浦棚田―R204―
   k33―唐津
10日 唐津―k33―R204―大浦棚田―k342―R204―福島大橋―k103―
   土谷棚田―k103―福島大橋―R204―伊万里―R498―k54―k11―
   北松やまびこロード―農道―西木場―R204―平戸口―k221―田平教会―
   R204―江迎―k18―佐々―k139―k11―佐世保駅前―R35―R205―
   R202―小迎―k43―西海オレンジロード―農道―伊佐ノ浦C
11日 伊佐ノ浦C―広域農道―k57―k204―R206―時津―長与―k45―k33―
   k45―R34―矢上―R251―小浜―口之津―フェリー―鬼池―R324―
   苓北―R389―大江教会―崎津教会―k35―福連木C
12日 福連木C―k24―R266―本渡―R266―オレンジライン―草積峠―
   R324―松島―R266―天草五橋―三角―道の駅不知火―R266―k181―
   宇城―R218―砥用―k153―大福橋―農道―内大臣橋―k153―
   鮎の瀬橋―農道―k219―R218―馬見原―服掛松
13日 服掛松―R218―馬見原―R265―高森峠―箱石峠―坂梨―k213―k11―
   k45―R212―豊後三好―R386―日田―R212―k671―R211―k52―
   道の駅英彦山―k52―香春―R322―k25―下曽根―k25―k25旧道―
   カニ・カキロード―k71―恒見―カニ・カキロード―新門司FT
14日 六甲アイランド―六甲大橋―k95―表六甲―裏六甲―k95―帰宅


内大臣橋


阿蘇



,19 九州 北部( 2 )

2020年01月15日 | 九州
 05/11 7:20出発、晴。
 長崎はパスして天草に向かうつもり、キャンプ場を南に出て急勾配を喘ぎ上り
広域農道に出る、案内は無いが南下は右折のようなので右に下る、広いコースで
アップダウンは大きい、稜線付近を走り右手遥かに海が見える。交通量は皆無で
案内表示は右手のR202方面と直進の長崎のみ、現在の位置確認は出来ない。
途中で地図を確認すべきだったが、交差点の全てで前進に長崎の表示が有り無
条件で従ってしまう、しかしこのコースは東西南北に大きなカーブを描き
300m程のアップダウンも有る、どう考えてもコースや時間の短縮にはなって
いないと感じる、しかも半島の西側を進んでいるようだ。南下するに従い切り
通しが多くカーブは小さくなり前方は見えない、雪浦ダムへのコースと交差する
と前方長崎の表示は有るが道路の幅は二車線ギリギリになる。直進してすぐに
厳しい勾配が始まると、「この道路は林道、注意して走れ」の警告案内板、
コースは林間や切り通しで景観は全く駄目。かなりの勾配の長い登りで山腹を
巻いて走る、下りになるとカーブを繰り返す、ブラインドカーブのため速度は
出せない。苛立つコースにうんざりした頃、県民の森ゲートと朽ちかけた看板、
神浦からの横断道が近付いたようだ。しかし更に小さなカーブとアップダウンを
繰り返す、その上大きく左廻りに巻いて走らされる、途中で若いライダーと
すれ違う、走る人もいるんだと変に納得、しばらく走り広くなった谷間に下る
と停車中の同年輩ライダーを追い越しk57に出合う。ここも直進は長崎の表示、
しかしこれ以上のアップダウンは辞退したい、k57に左折するとすぐに神浦ダム
に上る。ダム湖に沿ってダラダラの長い登りをしばらく走ると県民の森の入り口
ここからk57は狭くなる、勾配はかなり厳しく小さなカーブが続く、時折対向車
が下って来るため速度は出せない、センターに膨らまないように慎重に走り
しばらく上ると交差点。R206に下るつもりだったが直進するk57の荒れた感じ
ではやはり下る気はしない、右折してk204に乗る、k204は稜線を穏やかな勾配
でカーブを繰り返して下る。左手の海は余り見えないが交通量はかなり少ない
快走路、しばらく走り砂利採取場が現れるとすぐに交通量の多い市道に出合う、
左折するとすぐR206に乗る。国道は狭いが交通量は多い、時津町に入り
しばらく進むと片側二車線になり走り易くなる、しかし信号も多い。時津市街を
通過してR207に乗り少し東に走り長与町に入るとすぐにT字交差点、左折は
R207で海沿いに多良見に向かうがコースは狭く遠回り、右折してk45を南下
するとすぐに長与町の中心。長与駅前からk33に乗り継ぎ東進、交通量の多い
県道を少し走ると再びk45に右折して南下。急勾配で山間を行く、交通量は多く
勾配はかなり厳しい、しばらく走ると長崎バイパスにぶつかる。大半の車両は
右折して長崎市街に向かう、左折してバイパスに沿ってk45を東に向かう、
かなりの勾配を大きなアップダウンと小さなカーブで進む、交通量は少ない。
峠を越えて大きく下りバイパスを跨ぎ南下する、間ノ瀬ICを降りた車両が
加わり交通量が一気に増加、流れに従い更に下るとR34に出合い右折して乗り
換える。R34の流れは悪いがすぐに矢上に到りR251に乗り換える。左折すると
すぐに急勾配を上り峠を越えて戸石町に下る、ここでR251バイパスと合流して
交通量が多くなる。段丘上の田畑を東進、小さなアップダウンを繰り返し進む、
交通量が多く脇見は出来ないが海もほとんど見えない。しばらく海岸沿いを
走ったり内陸に入ったりしながら行くと、R57と合流して南下する、かなりの
勾配を狭いコースで小カーブを繰り返し下ると海岸沿いに出てすぐに小浜市街
に到る。大半の車がR57で雲仙方面に向かうためR251は交通量がかなり少なく
なる、海に沿ったフラットを海岸の曲線に従う大小のカーブで快走、右手に続く
海は靄が広がり長崎方面は薄いシルエット。しばらく快走して東向きにコースを
変える、右手に天草のシルエットを眺め更に快走、口ノ津に到る。土曜日の
せいかフェリー乗り場には観光客の車両が結構駐車している、20分程度待って
乗船、バイクは1台だが車は満車、30分の船旅は穏やかだが遠望は利かない。
鬼池に上陸するとすぐにR324で下島を反時計廻りに走る、海に沿ったフラット
で交通量は少ない、穏やかなカーブの快走路。気温は高く暑いくらい、苓北から
南に向かう、ガスが気になるが下田温泉までは充分のはず。快走して下田温泉に
到るがGSは国道沿いに無い、温泉街には有るかもしれないがパスして更に南下、
鬼海ヶ浦トンネルを抜けて下った下田南にJASSが有り給油、職員に訊くと下田
温泉街にやはりGSは有るとのこと。下田南からすぐに高浜に到り国道は内陸に
向かう、少し走り大江トンネルを抜けると右手下に大江教会が見える、大江の集
落に下り丘の上の教会に寄る。

大江教会


大江教会


 再びR324に戻り東に走るとすぐに崎津集落、道の駅から教会へ向けて多くの
観光客が国道を渡って行く、教会に行くと敷地内には観光客が一杯、見学は
パスして国道に戻る。国道を少し走ると案内に従い左折、国道と変わらぬ規格の
県道、フラット直線で小集落を繋いで田園を北上、このままの道路状況なら山間
部でも楽勝と快走して山際に到る。突然コースが狭くなり1.5車線で急勾配と
なる、交通量は皆無だが小カーブを繰り返して上り速度は出せない、左右から
山が迫り案内は無くかなり不安になる。小カーブとヘアピンで急勾配を上り続け
ると峠で広域農道と交差、そこからは急勾配の下り、コースは狭いままで小
カープの連続で下り、谷が広がり勾配が緩くなった処に福連木のキャンプ場。
キャンプ場は芝の快適サイト、集落は更に少し下ったk24との出合、Aコープと
JASSが有る。しかし弁当・おにぎりは無い、下田温泉まで下れば入手できそう
だが往復30分は面倒、飲み物のみ購入してサイトに戻り寛ぐ。千葉№の少し
年少のライダーと二人、オートサイトには3組程の家族連れ、今夜は長袖
Tシャツと靴下を追加して寝る、快眠。

福連木のキャンプ場


 05/12 7:20出発、晴。
 k35からk24に乗り福連木トンネルを抜けてR266に乗る、日曜日のためか
交通量は少ない。R266を緩い下りで北上、田園地帯に出て本渡市街を走り抜け
瀬戸大橋を渡り、R266に右折して少し走ると案内に従い広域農道オレンジ
ロードに乗る。上島中央部の稜線を走る農道でコースは広く交通量はほとんど
無い、カーブは穏やかで勾配の緩い大きなアップダウンで行く、もちろん信号は
無く快走路、しかしGSはおろか人家も無い、はたして携帯の電波は届いている
のだろうか。快走路だが海は余り見えない、脊梁を快走して知十に下りR324に
乗る。少し交通量が有る国道を走り合津・松島を経て天草五橋を渡る、交通量
はかなり多く大矢野島では右左折車と信号で走り辛くなる。三角に渡ると
R266に右折して三角市街を通過、R266の交通量はR57に比較して遥かに
少ない、右手に八代湾を眺めながら海岸フラットを快走。速度オーバーと後方
チェックに注意してしばらく快走すると道の駅不知火で休憩、温泉施設の開館を
待つ人達で駐車場はほぼ満杯。再びR266に乗り東進、少し進むと新幹線の高架
を潜り鹿児島本線を跨ぎ宇城市街に入る、少し迷走して道の駅宇城前でR3を
渡りR218に乗る。R218は走り易いコースで今日は日曜日のためか交通量は
少ない、田園地帯を東に快走して美里町に入る。日曜日でガスが心配なので早め
に給油、しかしその後数キロごとにGSが開いており杞憂だった。給油後更に
東進して山間に入り穏やかな勾配を進む、しばらく走ると砥用に到りk153に
右折して乗り換える。田園地帯を少し走ると山際のコースとなり緑川ダム湖に
沿って小カーブを繰り返し走る、以前に比べてかなりコースが荒れているようだ、
交通量はほとんど皆無。

k153


 厳しいアップダウンを繰り返し幾つも沢を渡り進む、久し振りに走るコース
なのにコースチェックを怠っていた、道なりに進みダム湖畔に下り大福橋に出る。
引き返すのはかなり大変このまま右岸から内大臣橋に向かうことにする、急勾配
を上り山腹の水田地帯に到る、大井早の集落らしい。田起こしをしている男性に
コースを尋ねる、この道路は旧県道でバイクなら5分程で橋に到るとのこと。
山腹を東にしばらく走ると右手遥か下に内大臣橋が見える、更に少し進むと右手
に下る道路に内大臣橋の案内板、案内に従い小カーブを繰り返し薄暗い林間を
下る、案内板が無ければコースは見落としていたかも。橋に下り左岸に渡る、
緑川に下ると再び右岸に渡り津留の集落に到る、水田の一部しか水が張られて
いない、やはり此処も少し早過ぎたようだ。緑川を遡り鮎ノ瀬大橋に向かう、
この付近でもk153はかなり荒れており落石も有る、工事個所を迂回して鮎ノ瀬
大橋に上る。

内大臣橋


内大臣橋


内大臣橋


鮎ノ瀬大橋


 橋を渡り農道を北上、左右に続く棚田は田起こし前で残念、ここは2週間以上
早過ぎたようだ。山都町の中心でR218に乗り東に向かう、交通量は少なく走り
易いが物凄く暑い、馬見原を経て服掛松Cに到る、久し振りだがやはり心安らぐ
キャンプ場。大宰府のピンク№の若いライダーと一緒、かなり慣れたキャンパー
らしい。寝入り端にバイクの音と数人の話声が聞こえる、近所の若者が来た
ようなので無視して寝る。

 05/13 7:05出発、晴。
 昨夜は長袖Tシャツと靴下着用で寝たが寒さで未明に目覚める、内陸の山間で
は不十分だった。炊事棟に行くと大型バイクが2台駐車している、更にベンチに
は二人が寝袋で寝ている、昨夜やって来たのは彼らだったのかと納得。鹿児島№
の中年ライダー、一人は大阪からの転勤者で関西弁が懐かしいのかしきりに話し
かけられる。今日は高千穂から大分に向かう予定だったが、変更して日田で郷土
食材のタラオサを探すことにする、コースは何度も走っており走り易いコースで
問題はない。馬見原からR265に乗り北上、交通量は少なく若干速度オーバー
気味になる、快走していると後方からライトが迫って来る。左端に寄りペースを
維持して走っていると山都№の原チャが追い越して行く、南阿蘇の高校生の
ようだ、そこそこの速度の私を置き去りにして行く、すぐに姿は見えなくなる。
高森峠を越えるとヘアピンと小カーブで下る、前方には阿蘇が見えるがこの時間
から既に靄が広がり不鮮明。高森に下ると西方にR325が分かれて行く、
R265は阿蘇東山麓を北上する、交通量は少なく勾配も穏やかで左手に根子岳を
眺めて行く快走路。しばらく快走して箱石峠に到る、草原の彼方に阿蘇高岳が
聳える、阿蘇で最も好きな眺め。

根子岳


阿蘇


箱石峠


箱石峠


箱石峠


 小カーブとヘアピンで峠を下り草原を少し北上して坂梨でR57に出合う、国
道を渡りk213に直進。k213はほとんど狭く軽トラが精一杯の農道並みのコース、
小集落を繋ぎ山際の水田を行く、拡張工事を行なっているが完成まで程遠い
ようだ。山裾でk11に出合い乗り換える、交通量はまだかなり少ない、小カーブ
とヘアピンで急勾配を上ると城山展望台に到る、岐阜№の若いライダーがいる。
展望台からの眺めは靄が広がり不鮮明、眼下には水が張られた水田が広がり
美しい時期なのに残念。

城山展望台より


 再びk11に乗り穏やかなアップダウンで草原を走る、すぐに大観峰の案内に
従いk45に左折、草原をしばらく西進する、大観峰は眺めが期待できないため
パスしてR212に乗り北上。緩やかな下りを快走、交通量は少し多くなって来た
ようだが気になるほどではない。南小国・小国と快走して杖突川沿いに谷間を
北上、松本ダムからは大山川に沿ったコース、狭い国道でカーブも多く交通量は
少ないが流れは良くない。道の駅大山を通過してしばらく走ると日田市街の案内
に従い右折する、ほとんどの車両が右折して来る、少し北上すると豊後三芳駅前
でR210に出合う。左折してR210を進むとすぐに日田市街に入る、駅前の観光
案内所で郷土食材タラオサの入手方法を尋ねるが今の季節では無理とのこと。
市街を西に少し走ると給油してR212に乗る、北上して大分道の高架を潜ると
すぐにk671、左折して山麓を西進。少し農地を進むと厳しい勾配で峠を越えて
大鶴に下りR211に乗り換え北上、すぐに福岡県に入り宝珠山でk52に乗り
換える、時間的には国道を走る方が早いが途中の棚田が楽しみ。穏やかな勾配の
広い県道を快走するが親水公園から狭くなる、1.5車線で進むと岩屋から勾配が
厳しくなる、棚田の中を小さなヘアピンで上る県道は以前より荒れた感じ、交通
量は少ないが走り辛い。棚田は田起こしが終わったところで田植えにはまだ日数
が有りそう。棚田の竹地区を過ぎると杉林の急勾配となりヘアピンを繰り返し
薄暗い林間を上る、もちろん交通量は皆無、砥石峠付近では部分的にコースは
広くなるがやはり荒れた印象が強い、一昨年の豪雨の影響が残っているようで
JRは不通のままだし棚田も傷んでいる。再び1.5車線になると小カーブを繰り
返し急勾配の杉林を下る、深倉川に下り少し北上してR500に出合う、国道を
少し東に進み再びk52を北上。k52は狭いが二車線となり交通量も有る、麦秋の
田園地帯をほぼ直線に北上して道の駅ひこさんで休憩。道の駅からk52で大塔・
香春を経て新門司への定番コースを北上、新門司FTは予定よりかなり早く到着、
待合室で寛ぐ。17:40乗船、今日も二等は左舷の4室、相部屋は五島に里帰り
した同年配の夫婦、バイクは3台。

 05/14 7:20出発、曇。
 7:05車両甲板へ。下船して六甲大橋を渡る、何時もながら大型トラックに
囲まれて走るのは緊張する、久し振りに平日の帰宅で表六甲を走る。海抜ゼロ
メートルから標高差750mを上るのはかなり厳しい、海岸からすぐに上りが
始まりエンジンが温まる余裕が無いまま急勾配に掛かる、喘ぐように上り裏六甲
を下り帰宅。